愛美の娘たちの恋アナザー

ガラシア 作
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魅惑の島の冒険編その1<超乳魅惑の島へ行く>

「私は杖を買い換えようかな…ドラグリスは…って鎌を使うの!?」

「うん…ちょっと重いけど…威力は抜群だよ!」

「私は双剣を新しく買い換えて…」

「私は大剣が好みですわ!…こう見えて力持ちですから…ふふっ…」

「皆武器は決めたな…行くか…」

「ちょっと待って…」

「ベラ?…何ですの?」

「皆の武器…私に見せてくれる?…」

「何ですの?…改造でもするつもりですの?」

「そうよ…私…実は武器の眠っている本当の性能を引き出せる武器職人で…こっちが本業なの…」

「失敗した事はありませんの?」

「ないわ…これまで100%成功させてきたの…」

「そうですか…ならばどれ程の腕か…見せてもらいますわ…」

「剣の改造は簡単なのよ…はい叩いて研いで完了…」

「これだけですの?…見た目はあまり変わってませんね…」

「今の改造で切れ味が3倍くらいよくなったわ…そこの訓練用木人で試せば一目瞭然よ…」

「ではお言葉に甘えて…はぁああああああっ!」

ずばっ!…ぷるん!

デリアの大きな胸が攻撃に合わせて重そうに揺れる…カイはあまりの凛々しさにデリアに一目惚れした…

「ああん…深く斬ったのに手応えが軽いですわ…さすがベラ…気持ちいい切れ味です事…」

「ありがとう…皆の武器も改造させて…弓は照準器をいじって弦の素材を変えて張り替えて…杖は込められた魔力を増幅して出力を高めてダブルキャストができるように詠唱の仕組みをいじって…鎌は剣と同じように叩いて研いで杖と同じように魔力を増幅して…はい完了よ…」

「ダブルキャスト?…何それ?」

「2つの魔法を同時に詠唱する事…弓もダブルショットで矢が2本同時に発射ができるようになってるからその応用ね…」

「なるほど…私は魔術より剣術の方が得意ですの…衝撃波を飛ばすくらいはできましてよ?…ふふっ…」

「ねえミカ…そこにいるのはもしかして…」

「ルナお姉様にミカお姉様!?…お久しぶりです〜!…デリアの事…覚えていいますか?」

むにゅうううううううううううう!揉み揉み揉み揉み揉み揉み!

「ああん…デリアは相変わらず背後から胸を揉むのが好きね…おてんばな妹の事を忘れるわけないじゃん…くすぐったいよ…」

「私の胸揉みは気持ちいいですか…お姉様?」

「気持ちいいけど…くすぐったいし…背中に柔らかいものが当たってる…見ない間に大きくなったね…」

「当然ですわ…2年ぶりですから…」

「ルナとミカ…本土にいたはずじゃないの?」

「ウテラス島に行くって聞いたから先回りしたの…デリア…やめ…くふふ…いい加減にしないと腹パンするけど?」

「やってご覧なさいお姉様…全て防いで差し上げますわ!」

「隙あり!」

「見切りましてよ…ミカお姉様は元々はお兄様でしたのに…この可愛さは反則ですわ…」

「デリアだって超可愛いじゃん!」

「え!?…この私が可愛いですって…」

「隙あり!」

「しまっ…ぐふう!?…げほげほっ!」

「お姉ちゃんなめると痛い目見るよ…私たちも仲間に入れて?」

「もちろん…よろしくてよ?…」

「私は片手杖と盾を愛用だけど…拳銃が2つ?…これ使ってみたいなぁ…」

「私はパンチが得意だからナックルかな…」

「ダブルハンドガンね…威力より手数で攻めるには最適よ…マニュアル式だけど…セミオート式に改造してあげる…リロード以外は全部自動よ」

「弾がないけど…どうやって撃つの?」

「魔力が弾なの…魔力でできた弾を銃にかちゃっと装填するイメージで…やってみて」

「その間にナックルの改造をお願い…」

「いいわ…ナックルは鋲を硬い素材と交換して…素材は軽くて硬いから速度と威力が両立できるわ…ナックルを着けて腹パンはしないでね…内臓が破裂する危険性があるから…」

「うん…実戦で試してみるよ…」

かちゃ!

「できた!…リロードさえ覚えたら…後は実戦あるのみだね…」

「そうだ…弓も使わないとな…行くぞ!」(ルナとミカとサラとドラグリスは経産婦か…亭主がいる女には手出しできないな…)

7人は魅惑の洞窟に入った…魅惑の洞窟とはウテラス島のダンジョンであり…魅惑の洞窟の最奥までたどり着いて帰ってきた者はいないという危険な洞窟である…

(魅惑の洞窟に入ってくるなんてね…死にたいのかい?)

(私のやるべき事はあなたを倒す事…)

(小娘が…最奥まで来れたら返り討ちにしてやるわ…)

「ふふっ…7名様ご案内…こっちだよ♪」

「本物のサキュバス…フィリアで見慣れてるはずなのに…」

「ほえ?…フィリアちゃん?…まさか…あなたたちは…あわわ…」

「え?…どうしたの?」

「ど…どうしよう…血族が敵だなんて聞いてないよ…」

「え?…血族?…どういう事?…詳しく教えて!」

「教えてくれないなら…力で言わせるまで!…はぁああああああああ!」

ぼこおおおおおおおおおおおおお!

「え?…ちょっとまっ…ぐふううう!?…げほげほ!…うええええ…」

「まあ…1撃でやられるなんて…弱いですわね…さあ…教えてもらいますわ…私たちが血族とはどういう事ですの?」

「げほっ!…そのままの…意味だよ…見た目は人間でも…あなたたちには淫魔の血が流れてる…過去の大戦争の時の淫魔の生き残りは…まだここに…力は主が…」

「気絶したみたいですわ…先に進みましょう…」

「ええ…このサキュバスが言っていた事がよくわからないけど…奥に行くしかないみたい…」

「ふむ…そもそも淫魔って何ですの?」

「淫魔は男性型のインキュバスと女性型のサキュバスの総称だ…夢魔とも呼ばれている…基礎知識だぞ?…」

「まあ…私たちはその淫魔の子孫であるという事ですの?…」

「そうだ…この奥にあるのは淫魔の力を復活させるものだろう…皆はこの力が欲しいか?」

「欲しいですわ…国中の男たちを私の肉奴隷にして差し上げますわ…ふふっ…」

「うん…あれば護身術の代わりにはなるかもね…」

「そうだね…ある方がいいかも…楽しそう…」

(デリアだけとても欲しがっているな…)

「ん?…あれは…何かの足みたいですわ…ベラ…持ち帰りますわよ?」

「うん…魔力変換して持ち帰るわ…再利用できそうだし…」

「こっちに腕があるよ?」

「それは私が持ち帰りますわ!…ベラ1人では持てそうにありませんし…」

「待ちなさい!…その腕と足は私たちのものです…勝手に持っていかないで!」

「では1つお尋ねしますわ…許可をとったら持ち帰らせてくれる保証はありまして?」

「ない…さっさと元に戻しなさい!」

「では力ずくでも持ち帰らせていただきますわ!…はぁああああああっ!」

べしっ!…べしっ!…どごおおおお!…ぐちゅうう!

剣の柄でマン的を2回…腹パンを1回…素手でマン的を1回…

「4人がかりなのに弱すぎですわ…」(男女関係なく股間は弱点ですわね…)

「くうう…無念…」

「私たちは先に進みますわ…ごきげんよう…」

そして広い部屋に一同は到着した…

「ここは?…誰かいますわ…もしかしてここが…」

「そう…最奥よ…まさか本当に来るなんて…小娘…もう命乞いは無駄よ?」

「お前がアスモデウスか?…思ってたより醜い見た目だな…」

「なんですって?…私が醜い?…聞き間違いだったら嬉しいのだけど…」

「事実を言ったまでですわ…カイ…そうでしょう?」

「ああ…もちろんだ…お前を倒して仲間になってもらう…」

「ふん!…リヴァイアサンを倒したくらいで調子に乗らないで…私に刃を向けた罰…受けてもらうわ!」

ついにアスモデウスとの戦闘が始まる…7人の戦士はどうなるのか…

続く。