愛美の娘たちの恋アナザー

ガラシア 作
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魅惑の島の冒険編その2<淫魔との因縁の対決(序)>

「サキュバスといえば…チャーム!…これを看破して私を倒せたら仲間になってあげてもよくてよ?」

「体が…動かない…」

「私も…」

「駄目ね…全く動けない…ドラグリスは?」

「私も動けない…どうなってるの…」

サラとドラグリスとルナとミカは体が動かせない…一方…

「ベラとデリアで決闘しろ…勝った方は負けた方に1つ…えっちなお願いをできる権利を付与する…俺が審判のカイだ…」

「さあ…仲間割れの時間よ…好きなだけ痛めつけあいなさい…」

「ベラ…あなたに恨みにありませんが…えっちなお願いは私がして差し上げますわ!」

「私もデリアに恨みはないけど…えっちなお願いをするのは…私よ!」

「「はぁあああああ!」」

ちらっとデリアを見るカイ…その目線は胸に釘付けだった…

(カイ…私の胸が好きなのかしら…気になって決闘に集中できませんわ…)

かきいいん!…という剣のぶつかり合う音…つばぜり合いに移行するが…

「「むうううう!」」

「えいっ!」「きゃっ!」

デリアがベラを押し退けた…そして…

「ふん!」「うっ…」

クイックステップでベラの懐に飛び込んで胸同士を押しつけ合う…右ストレートで吹っ飛ばし…

「えいっ!…まだまだね…」「ぐふっ!…んっ…うっ…」

デリアはうつ伏せになったベラのお腹を思いっきり蹴り上げた…乳合わせの時に乳首同士が擦れてベラは気持ちよくなってしまった…

「ふっ…やっぱり仲間割れはいいものね…ルナとドラグリスは決闘に参加…ルナはベラに味方しなさい…ドラグリスはデリアに味方しなさい…」

「「はい…」」

((なんで参加しないと駄目なの…))

かちゃっ!ぷるん!ばばん!ぶるるん!…かきんかきん!…ずばっ!べしっ!…ぶしゃあ!

銃を構える時にルナのお尻がぷるんと揺れたが…誰も見ていなかった…銃弾は防がれ…服は一部が引き裂かれ…股間から透明な液体が漏れている…

「ぐふっ!…今のは…?」

「衝撃反射ですわ…防御を成功した時に剣を振って衝撃波を発生させるカウンターアタックの1つですわ!」

「鎌も同じ…衝撃波の代わりに魔力の塊をぶつけただけ…お腹を狙ったから強化薬が溢れてる…いやらしいね…」

「っ!?…///」

ここでアスモデウスにとっての誤算が発生した…ルナの強化薬は近くにいたミカの顔にかかり…ミカはそれを飲んでしまった…

「何これ…意外と美味しいけど…」

ミカはごくごくとルナの強化薬を飲み続ける…ミカのお腹は妊婦のように膨らんでいた…ルナの強化薬がミカの胃で消化され…別の性質を持つ強化薬に変換された…

「ミカ?…私の足下で何してるの?…足下にいたら危ないよ?」

「だってこの液体…意外と美味しくて…」

「美味しいからって飲まないで…ってそのお腹どうしたの?…なんで解除されてないのに動けるの?」

「さあ?…私にもわからないけど…」

「な…チャームは自力では解除できないはずなのに…どうやって解除を…」

強化薬は様々な状態異常を解除…さらに魔力と体力が回復し…永続的に攻撃力と防御力が上がる最強の飲み薬である…

「これで動けないのは私だけ…」

「サラお姉ちゃんにもあげる…口移しかできないけど…いいよね?」

「うん…ちょっと恥ずかしいけど…」

ごくごく…

「うん…まあまあ美味しいかも…」

「おめでとう…ボディチャームは解除完了よ…マインドチャームを解除してみせなさい!」

「マインドチャームって何なの?…教えて欲しいんだけど…」

「何を言っていますの?…私たちはチャームになんかかかってませんわ!」

「そうですね…私たちはここで決闘をするだけ…」

「アスモデウスを倒すんじゃないの?」

「いいえ!…今はアスモデウスを倒すよりもベラと決着をつける方が先ですわ!…ベラ…」

「その通り…今はアスモデウスを倒すよりもデリアとの決着をつける事の方が最も重要事項よ…」

「はぁ…付き合いきれないかも…それで私はどっちの味方?」

「ミカ…あなたはデリアの味方をしなさい…サラはベラの味方をしなさい…」

「は〜い…」(ねえミカ…)

(ん?…何?)

(あの腹パン…かなり痛かったから…あなたにもあの時の痛みを味合わせてあげる!…覚悟なさい!)

(うん!…どれくらい痛かったか教えてよ!)

「ミカ…覚悟なさい…ダークネスブラスト!」

ぼわあん!ぷるん!ぶしゃああああああああああ!

独特な爆発音が響く…ミカの胸が重そうに揺れた直後…ミカは膨らむお腹を押さえてうずくまる…同時に胸からは大量の母乳が噴き出る…股間からは大量の透明な液体が噴き出る…

「っ!?…ううっ…ぐっ…」

痛いはずなのにミカは気持ちよさそうにびくびくと体を震わせる事しかできない…痛みも快感に変えられてしまう最強のイキ殺しである…これが審判という状態異常の正体である…審判とは性的に戦闘不能にするという事である…

さらに闇属性の状態異常の審判は胸の谷間が深い程確率が上がるだけでなく…快感の強さと持続力も上がり…搾乳魔法の強化薬の効果も有効である…

胸の谷間が深い=胸が大きいという事であるため…バストが3000cm以上あるエレナやアリシアやミシェルが闇属性の魔法を使うと…サラが使っても既に最強のイキ殺しであるため…その気持ちよさは想像もつかない…

「ちょっとミカ…大丈夫?…ストップ!」

「っ!?…はぁ…はぁ…ありがとう…お姉ちゃん…」

「どういたしまして…」

(どうしよう…ミカ以外は仲間割れして勝手に戦闘してるし…)

(皆精神的に操られてる…これがマインドチャーム…)

ベラとデリアとルナとドラグリスはマインドチャームで操られて勝手に戦闘を続けている…

サラとミカはこの状況をどうやって打開するのか…

続く。