魅惑の島の冒険編その3<淫魔との因縁の対決(中)>
(さて…2対2の乱闘にどうやって介入するかだけど…ミカは私の敵のふりをして私を助けてね…)
(うん…銃弾が厄介かも…ルナお姉ちゃんをなんとかしないと…)
4人の8つの胸が縦横無尽に揺れまくる…サラとミカは1つ作戦を思い付いたようだ…まずルナを撃破して遠距離攻撃を防ぎ…次にドラグリスを撃破して長いリーチの鎌を使えなくする…そしてベラを撃破できれば作戦完了である…後はゆっくりデリアだけを相手にする事ができる…
(これで行くわ!…作戦開始よ!)
「はぁああああああっ!」(うん!)
「速い!…ルナ…ごめんね…ちょっと隠れさせて…」
「ん?…っ!?…」
どごおおおおおおおお!ぶしゃああああああああ!
「ぐふううううううっ!…げほげほ!…」
ミカはルナの股間に潜り込み…強化薬を口移しでルナに飲ませた…
「んっ…あれ?…なんで味方と戦ってるの?」
「アスモデウスのチャームのせいだよ…痛くしてごめんね…ルナお姉ちゃん…」
「え?…痛くないけど…」
「強化薬は万能飲み薬なの…私が動けたのもそのおかげ…」
「なるほどね…次はドラグリスよ…リーチの長い鎌が厄介ね…」
「私に任せて…リカバリーバレットで胃の中に直接撃ち込むわ…」
かちゃっ!ばばん!…ぶちっ!
「うっ…なんで防御できないの?…まさか…貫通弾…」
「そうだよ…リカバリーバレットは防御を貫通する特殊弾の1種…胃の中に直接撃ち込んだよ…」
「胃の中に…」
リカバリーバレットとは特殊弾の1種で武器による防御と体の表面を貫通する弾丸である…体の奥深くまで届き…状態異常を解除して体力を回復する…撃ち込む時にグロい音がするのはご愛嬌…
「あれ?…痛みが消えていく…なんで味方と戦ってたんだろ?」
「アスモデウスのチャームのせいだよ…」
「やっぱり…仲間割れさせるつもりだったのね…」
「ふん…今更気づいても遅いのよ…このアスモデウスが直接手を出すまでもないわね…」
「むかつく悪魔ね!…首洗って待ってなさいよ!」
「本当に私を倒せるか…楽しみね…ゆっくり待つ事にするわね…」
「アスモデウス…久しぶりだな…」
「リヴァイアサン!…使い魔に成り下がった悪魔もどきが何の用?」
「悪魔もどきとはずいぶんな言い様だな…特に用はない…アスモデウス…1つ警告しておく…無駄な足掻きはやめておくんだな…」
「どういう意味よ?」
「その意味はいずれ知る事になる…ここで言う必要はない…」
「何よ…以前はその海竜のような姿から海王と恐れられたあなたが人間の味方をするなんて…」
「人間も悪魔も色々あるんだよ…ここで燻ってる場合じゃないぞ…」
かちゃっ!ばばばばん!…ぶちぶちっ!
「黙りなさい!」
「うっ…アスモデウス…あなたこそ黙りなさい…よくも私たちを仲間割れさせましたわね!…この痛みはこの剣で返しますわ!」
「うっ…デリアだけにいい思いはさせない…私もこの痛みはこの剣で!」
「先程はよくもやってくれましたわね…アスモデウス…諦めて私たちに味方をすれば許してあげてもよろしくてよ?」
「ふん…誰が味方するものですか…古代より悪魔と人間は争いを続けてきた不仲の種族…今更味方なんて…」
「それでも味方になっていただきますわ!」
「ふん…無駄な足掻きはやめなさい…」
「では…実力行使ですわ!…皆よろしくて?…ミルク…エクスプロージョン!」
ぶっしゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!…
「ああん!…やっぱり噴乳は気持ちいいですわぁ…」
「ええ…デリアの言う通り…噴乳はとても気持ちいいわ…」
「んぐ!…んぐ!…んぐ!」
6人がかりの超大噴乳…噴き出る大量の母乳をアスモデウスは飲む事しかできない…6人全員の武器に込められた魔力を搾乳魔法に使う事で噴き出る母乳の量が増幅され…
「ものすごい飲んでるね…そんなに美味しいの?」
アスモデウスは首を縦に振りながら母乳を飲み続ける…6人の極上ブレンドミルクはレベル7のアストラルミルクに相当する質であり…アストラルミルク1リットルはわずか1ナノリットルの血液から作られる…
レベルが上がると質だけではなく量も増えるため…飲む以外にも様々な用途に使う事ができるようになる…
飲む…魔力に変換する…料理に使う…攻撃に使う…浴びる…浸かる…6つの用途に使う場合がほとんどである…
「すっごいお腹膨らんでる…ここに腹パンしたらどうなるかな…」
「たぶん…ミカの予想通りになるかも…」
アスモデウスのお腹はサラがバクブレ島で見たアグネスのお腹よりも大きく膨らんでいる…
「やってみていい?」
「どうぞご自由に…ですわ…ミルクストップ!」
「はぁあああああああああああああああああ!…くらえ!」
どごおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!…ぼちゃんっ!
全体重とブーストダッシュでパンチの威力は普通のパンチと比べると1万倍に跳ね上がる…アスモデウスの胃の中の母乳が水音を響かせた…
「ぐふうううううううう!…うえええええええ!」
ミカの予想通りアスモデウスは未消化の大量の母乳を嘔吐した…腹パンの打撃による肉体的ダメージよりも上質な母乳を嘔吐する事による精神的ダメージの方がアスモデウスにとっては大きかった…
そしてカイは肉槍を勃起させながらこれまでの一部始終を見ていた…
「デリア…」(お前が好きだ…お前と結婚したい…)
「っ!?…カイ?…」(私が好きですの?…嬉しいですわ!…実は私…婚約者がまだおりませんの…父上もそろそろ…)
(よかった…俺を勃起させた女は初めてだ…王女様…)
(はい!…私はモブモット王国の王女…デリアですわ!)
(それと…ベラをお前の護衛につける…何かあった時に俺だけで対処するのは難しい…いいな?)
(もちろんよろしくてよ?…女同士積もる話もありますし…血縁関係の相手の方が気が楽ですわ!)
(ありがとう…アスモデウスに勝って仲間になってもらおう…)
「げほっ!…せっかく飲ませた母乳を吐かせるなんてどういう事?…もったいないじゃない!…返還を要求するわ!」
「心配しなくても大丈夫…これから好きなだけ飲ませてあげる…」
「ふん!…さっき飲んだ量よりも大量の母乳を飲ませて頂戴!…それができたら仲間になってあげる」
「本当に?…やったぁ!」
「本当よ…早くしなさい…」
「もう少しお待ちになって…美味しい母乳がたくさん飲めてアスモデウスは幸せです事…」
「そうね…カイ?…何してるの?」
「カイ?…私のここが気になりますの?…ベラなら使わせてくれますわ!」
「ちょっとデリア!…まあ…カイがどうしても使いたいって言うなら…いいけど…」
「どうしても使わせて欲しい…」
「やっぱりそう言うと思ったわ…どうぞ…」
デリアはベラの純潔を自身の純潔の身代わりにした…その事にカイは気づいていない…アスモデウスとの最終決戦が始まろうとしていた…
続く。