愛美の娘たちの恋アナザー

ガラシア 作
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懐かしの母校と悪魔編その10<超絶可愛い女の子と最大の壁>

「はぁ…はぁ…」

「デリア…もう休んだら?…お腹もすっごく大きくなってるし…」

「ミカ…あなたも同じですわよ?…しかも私よりも多い200つ子を妊娠しているのに私の事を…」

「ルシファーを倒すにはもっと修行しないと…魔法封印で物理攻撃しかできないから…んっ…はぁああああああああああああああああああああああああ!!」

「む?…おお…」

むにゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!

サタンが作った柔らかい防御壁がミカの胸の張りと重さで歪む…ミカの胸が防御壁にぶつかって大きく変形する…サタンですら惚れ惚れする強烈な打撃である…

びきっ!ばりぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいん!

ひびが入って押し返す力がより強くなる…しかしその力すら突き破って防御壁を粉砕する程ミカの打撃技は強化されていた…

「はぁ…はぁ…やっと割れた…」

「やるな…ついに堅牢な防御壁を胸で破壊したか…では次は同じ事を蹴りでやってもらおう…」

「いいわ…簡単に割ってあげ…る!」

むちぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!ばりぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいん!

ミカの肉付きがいい太腿から繰り出される強烈な蹴りは簡単に防御壁を粉々にする…

「このくらい朝飯前のようだな…今度は尻だ…」

「お尻で破壊するのは私がやりますわ…これくらい簡単に突き破ってみせますわ…ヒップストライク!」

むにゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!ばりぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいん!

デリアは大きなお尻を後方にジャンプしながら突き出してとても威力が高い打撃を繰り出す…デリアのとても大きなお尻から繰り出されるヒップストライクはミカのブレストフルスイングとほぼ同じくらいの威力を持つ…

「有言実行とは…いいヒップストライクだ…」

「692cmの破壊力は抜群ですわね…」

「もう700cm以上あるぞ…尻が大きくなるのは出産の準備に加えて修行の成果が出ているからだな…」

「あらいつの間に…お腹もお尻も大きくなって着々と出産の準備が進んでいますわ…もうすぐですわね…」

「ああ…もう15ヶ月だ…そろそろ陣痛が…」

「うっ…お腹が…」

「陣痛が来たか…さて…最大の壁を越える時が来たぞ…」

「私もなんだかお腹が痛い…」

「産まれるの?…2人同時に見るのはきついから手伝ってくれる?」

「もちろんだ…」

「ベラ…ありがと…うっ…」

「お礼は産んでから聞くわ…今は静かにしてて…産道はまだ全開じゃないけど開いてるわね…今も開きつつあるわ…」

「ぐっ…出産ってこんなに痛かったかな…」

「子宮が大きい分収縮できる面積が多くて…痛みも以前の出産より強いの…ここを乗り切れば産まれるわ…」

「それにしても…異常なくらい…痛いんだけど…」

「まさか…はぁ…やっぱり…」

「え?…どうしたの?」

「子宮の耐久力が下がって破裂しそうだわ…しかもレッドゾーン…早急に出産を終わらせないとまずいわ…」

「でもまだ完全に開いていない…でしょ?…」

「過度な圧力を加えて押し出すしかないわ…ルナかステラかアネットがいれば…」

「ん?…よん…うわっ…でっか…」

「ルナ…いいところに来たわね…ミカのお腹の上に収乳解除した胸を乗せてくれる?」

「うん…いいけど…赤ちゃんは大丈夫なの?」

「心配いらないわ…思いっきりどすんと乗せてかまわないわ…」

「そう…なら遠慮なく…えいっ!」

どすううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううん!

「ぐふっ…ううっ…はぁ…はぁ…」

「出てきたわね…しばらくこの状態を維持して…」

「うん!」

「子宮が破裂する前に急いで出産させないと…間に合うか心配だわ…」

………………………………………………

一方デリアは…

「んんっ…」

「いいぞ…もっと押し出せ!」

「なかなか…出ませんわ…」

「15ヶ月も妊娠したんだ…赤ちゃんが成長しすぎているな…これは上から押しつぶすしかないな…」

「駄目…ですわ…そんな事をしたら子宮が…」

「子宮の限界も近い…お願いだ…王が頭を下げる事はないと思ったが…この際仕方ない…」

「そこまでされたら…いいですわ…私のお腹を押しつぶしても…構いませんわ…」

「では行くぞ…」

「ぐうっ…はぁ…はぁ…」

「ミカの方はもう出産が始まっている…こちらも急がなければな…」

その後…無事ミカのお腹からは203人の赤ちゃんが産まれた…デリアのお腹からもサタンの助けによって157人の赤ちゃんが産まれた…

「ミカの出産は無事終わったわ…破裂する前に終わってよかったわ…もう少し遅ければ命の危険もあったし…これで大丈夫…203人の超々多胎妊娠は無事出産成功に終わったわ…」

「デリアの出産も無事終わったぞ…15ヶ月の妊娠だからか…赤ちゃんの体重は平均4000グラムだったぞ…こんな巨大児を157人も産むとは大したものだ…」

「これで無事1000人以上の妊娠にも耐えられるようになったわね…」

「ああ…だがこれは始まりに過ぎない…2人よりもさらに大きいお腹が見れるんだ…」

「はぁ…えっちな悪魔ね…さすが王様だわ…」

「ちっ…遅かったか…すでに出産が終わっているとは…」

「誰だ?」

「怠惰のベルフェゴールだ…全く…ここまで来たのに…無駄足だったか…めんどくせぇ…」

「誰の差し金だ?…ルシファーだろう?」

「ああ…あいつには借りがあるんでね…出産を邪魔しろと言われたんだが…すでに遅かったか…めんどくせぇが…赤ちゃんたちは皆殺しにさせてもらうぜ?」

「させませんわ…出産して身軽になった今なら…」

「駄目だ…病人は寝てな…」

かきんっ!

ベルフェゴールの攻撃を剣1本で受け止めたデリア…しかし防御を崩され…体制を立て直すのがやっとであった…

「くっ…そう簡単に引き下がると思ったら大間違いですわよ?」

「ほう?…久々に本気を出さないといけないらしいな…全く…めんどくせぇな…これでもくらいな…」

がきんっ!どごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!ぶっしゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

「きゃっ!…ぐふぅうううううううううううううっ!?…はぁ…はぁ…ぐっ…うっ…」

1撃目を防御はしたものの…体制を崩されたデリアのお腹にベルフェゴールの2撃目の強烈な1撃が直撃する…デリアの股間から超大量の透明な液体が噴き出る…お腹の痛みと恥ずかしさに耐えながら必死に股間を隠すが…徒労であった…大量に噴き出る強化薬でデリアの両手にはかつてない程の魔力が溜まっていく…

しかし…デリアもベルフェゴールもその事に気づいていない…

「おもらしか?…全く…いやらしい女だな…俺の1撃がそんなに気持ちよかったかよ…」

「ふっ…ふふっ…もちろん…最高に痛気持ちよかったですわ…おかげで絶好調ですわ…」

「おもらしで調子上がるとかありえないだろ…全く…めんどくせぇな…今度は3連撃するぞ…耐えてみな…」

さっ!きんっ!がきん!

1撃目を華麗に回避…2撃目を剣先で受け流し…3撃目を受け止めた後…

「なっ!?…」

「奥義!…アルティメットカウンター…ですわ!」

ずばぁああああああああああっ!

「ぐふぁああああああああああああああああああああああああああ!?…畜生…」

「もう終わりですの?…」

「終わりじゃねぇよばぁか!」

「見切りましてよ?…えいっ!」

むにゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!

「うわぁああああああああああああああああ!…なんだこの柔らかい肌色の塊は…離せ…むぐっ…」

デリアはベルフェゴールを胸に挟み込んだ…デリアのとても大きくて柔らかな胸は挟まさているだけで天国であると同時に地獄でもある…10000cm台になって以前よりも大きさと張りを増したデリアの胸は剣よりも凶悪な武器になっていた…

「ふふっ…私が左右から胸を押しつぶすだけであなたはあの世行きですわ…嫌なら降参するべきですわね…」

「ふぉ…ふぉうはんあ…」(こ…降参だ…)

「ふふっ…お後がよろしいようで…えいっ!」

むにゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!ぐきっ!

「むぐううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!?…」

………………………………………………

「はぁ…はぁ…死ぬかと思った…全く…殺す気かよ…このボケが…あぁ…首がいてぇ…」

「怠惰のベルフェゴール…討ち取ったりですわ…これからはルシファーではなく私たちに協力してもらいますわよ…」

「ああ…わかっている…そういう決まりだもんな…全く…めんどくせぇ決まりを作りやがって…」

「この決まりのおかげで人間と悪魔の対立がなくなったんだ…悪く思うなよ…」

「サタン…てめぇ…」

「喧嘩は駄目ですわ…首が痛いのはこうすれば治りますわ…えいっ!」

むにゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!ぐきっ!

「うっ…痛みが消えた…いやらしいくせにやるな…」

「はぁ…もう1度やってもよろしくて?」

「やめろ…もう勘弁してくれ…」

「ふふっ…いやらしいのは淫魔なら当たり前ですわ…」

「サキュバスの系列か…てめぇらは意外と上位にいるんだな…だがてめぇらは転生組だろ?」

「ええ…元々は人間でしたわ…宝石の力を集めているうちにこのように角と翼と尻尾が生えて…」

「てめぇらの姿は人間の欲求と宝石の力が混ざり合った成れの果てだ…もう人間に戻る事はできねぇ…それでも前に進むって言うならこのベルフェゴール…めんどくせぇが協力してやる…」

「そう来ると思ったぞ…これからもよろしく頼むぞ…」

「堕落した王様との旅も悪くねぇな…とことん付き合ってやるが…めんどくせぇ事はごめんだぜ?」

「ルシファーへの借りはどうやって返す気だ?」

「ふん…どうせあいつのわがままだ…もう返してやる道理はねぇよ…」

………………………………………………

同時刻の喫茶店…

からんからん♪

「おかえりなさいませご主人様♪」

「はぁ…はぁ…はぁ…た…助けてくれ…追われているんだ…」

「ご主人様じゃないんだね…どうして追われているの?」

「俺は鬼人族のビリー…人間からは嫌われている種族だ…鬼は人間の苦しみの源という言い伝えがあるからな…」

「そういう言い伝えがあるんだ…ここには淫魔とその言い伝えを信じない人間しかいないから安全よ…」

「そうか…よかったら安全な場所を確保してくれないか?」

「1つだけ誰も来ない安全な場所があるよ…そこなら絶対安全だから…」

「どこだ?」

「とにかく来て…」

「どこに行くんだ…うわっ!?…」

むにゅううううううううううううううううううううううううううううう!

「バクブレ島の飛空艇停留所の反対側にある砂浜…あそこに結界を張れば大丈夫…ふふっ…本物よ…触りたい?…好きなだけどうぞ?」

「触りたいけど…そんな暇はないんだ…」

「あら残念…飛空艇に乗ると目立つから泳いでいくからね…」

「え?…泳ぐってそんな…うわぁあああああ!」

ざっばあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!

「んんっ…ん?」(あれ?…息ができる…)

(どこでもいいから捕まっててね…)

(ああ…ありがとう…)

むにゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!

(どこ触ってるの?…やっぱり触りたいんだ…触れるのも今だけだからね?)

(柔らかい…でも張りがあって乳腺がぎっしり詰まってる…たくさん母乳が出そうだ…)

(出そうじゃなくて出るの…バクブレ島に着いたら飲んでもいいよ?)

すいすいと水の中を進むサラとビリー…この冒険の先に何があるのか…

古の伝承と悪魔編へ続く!