古の伝承と悪魔編その9<平穏と鬼と休息>
「ここもだいぶ変わったね…大津波で新しい島ができちゃった…」
「ああ…まさか地震で海底が隆起するなんて思わなかったな…おかげで開拓飛空挺がひっきりなしに調査してる…いずれは新たな居住地になるだろうな…」
「そうなったら物資の調達がはかどるね…今は砂を魔法で固めて家にしてるけど…いつかは本物の家に住めるかも…」
「開拓飛空挺が向かったあの島は…バスバレ島と呼ばれる島だな…正面から胸の谷間を見たような形をしているからついたと言われている…」
元々バスバレ島は2つで1つの島だったが…ビリーが起こした地震で隆起して完全に1つの島となった…左右に丸い山があり…中央を谷が縦断している…地下には洞窟があるが…暗くて深いため入る事ができず…未開の場所となっていた…ちなみにバスバレ島を海から見ると側面から胸を見たような形に見える…
「それなら…このバクブレ島は背中から胸を見たような形で…ウテラス島は大きく膨らんだ子宮のような形…だね?」
バクブレ島を海から見るとうつぶせに寝転んで潰れて左右にはみ出た胸の形に見える…ウテラス島を海から見ると臨月よりも大きく膨らんだお腹のようにも見える…
「ああ…見た通りの形がそのまま名前になってるみたいだ…今後は新たな島が見つかるだろうな…」
ビリーの想像通り…新たにプッヒ島とミルキー島が見つかった…
プッヒ島はお尻のような形で…島のちょうど中央に2つの入口がある洞窟があり…ここには人魚族がたくさん住んでいた…肛門に相当する場所には一般的な人々…腟に相当する場所には王族が住んでいた…今後人魚族との交流が検討されているらしい…ちなみに人魚族の女はマーメイド…男はイクシオンと呼ばれている…
ミルキー島はバスバレ島と似た形だが…バスバレ島より大きく…ちょうど乳首の位置に間欠泉が2つある…ミルキー島の2つの間欠泉はぴったり同じ瞬間に母乳が噴き出るように水蒸気と熱湯を勢いよく噴射する…さすがにこの間欠泉程強力な噴乳は女の子たちでもできない…この間欠泉は女の子たちの新たな好敵手として注目され始めた…
「そうなんだ…新しい島が見つかるといいね…」
「ふっ…新しいものといえば…サラのお腹の中にもあるな…」
「うん…ビリーくんがくれたこの子たち…何人いるかな…だいぶ大きくなってきたけど…」
「あの時は容赦なくぶち込んだからな…たくさん産まれるぞ…」
「そうだね…あの時はもう壊れるくらいえっちしちゃったね…気づいたら臨月なんて比べ物にならない大きさになってたもん…」
「あれはな…サラの○んこが気持ちよすぎて…」
「うん…わかってる…すっごく気持ちよさそうだったもんね…」
「サラだって…すっごく気持ちよさそうにとろけてたぞ…えろすぎて止まらなかった原因の1つだ…」
「1つ?…全部でいくつあったのか教えて?」
「ふっ…たくさんあるぞ?…いくつあったか忘れたが…確実に5つはある…」
「5つね…」(なんとなく予想できるかも…このサラという女の子を見ればね…この子のお相手は幸せ者ね…)
「たぶん5つだ…」(ああ…極上の女体を好き放題できるんだ…揉んだり吸ったり孕ませたり…幸せに決まっている…)
「んんっ…うぇっ…」
「どうした!?…大丈夫か!?」
「大丈夫…ただのつわりだから…」
「よかった…しかしすごいつわりだ…大丈夫か?」
ビリーの心配は杞憂であり…全く大丈夫である…つわりが強い程元気な赤ちゃんが産まれるらしい…
「大丈夫だから…あのね…行ってみたい場所があるんだけど…」
「おう…どこに行きたいんだ?…」
「あのね…(ひそひそ話で聞き取れない)…」
「本気でそこに行くつもりか?…かなり危険だぞ?」
「大丈夫だよ…いざとなれば…ビリーくんが守ってくれるから…」
「まあな…行くか…」
「うん!」
………………………………………………
一方…同時刻の喫茶店…
「んんっ…うぇっ…」
「デリア?…大丈夫か?」
「ああ…ハムレット様…申し訳ありません…今から3ヶ月程前…」
デリアはハムレットに3ヶ月程前にあった出来事を伝えた…突然ウキュシ王国にモニカとマリーと共に誘拐され…ルシファーに孕まされた事とマリアたちに救出された事を事細やかに説明した…
「なるほど…俺がいない間にそんな事が…しかし…そのおかげで堕天使と同盟が組めたのか…」
「うん…うぇっ…」
「悪いな…大切な嫁を勝手に孕ませて…」
「いや…それよりも…この子たちは俺の子だというのは本当なのか?」
「ああ…リンクリードを利用して注がれた事がある精液を模倣した…だからデリアを妊娠させたのは俺じゃない…」
リンクとは魔力のつながりの事で…これによって映像通信や異世界の能力を使う事ができる…人と人だけでなく人と物ともリンクは起こる…このリンクを読み取る事をリンクリードと呼んでいる…
「そんな事ができるのか…堕天使の力はすごいな…」
「もっと褒めてもいいんだぞ?…俺にマリアが好意を持ってくれたおかげで天使とも同盟が組めたんだ…」
「そうだね…悪魔になったかと思ったら堕天使と結婚しちゃうんだもん…人生何があるかわからないね…」
「全くだ…悪魔に喧嘩を売り続ける日々が続くかと思っていたが…同盟を組む事になるとはな…マリア…また胸が大きくなったんじゃないか?」
「あっ…わかる?…ふふっ…また胸が大きくなったよ…ついに胸囲が15000cmを突破したんだ…触ってもいいよ?…」
「私も胸囲が15000cmを突破しましたわ…触ってもよろしくてよ?…」
「「っ!?…ぶうっ!…」」
「きゃっ!?…2人共大丈夫?…すっごい鼻血だよ…」
「ううっ…本当か?…でもなんで隠して…」
「驚かせるつもりだったの…やっぱり隠すのをやめてよかったかも…」
「うっ…ありがとう…」
「それが懸命だ…少し意識が…」
「大丈夫?…いつでも飲んでいいからね?…私の母乳は誰でも飲んでいいよ…」
「本当にいいんだな?」
「っ…誰?…あっ…」
喫茶店にはビリーとサラと瓜2つの女の子が訪れていた…そして2人のサラのお腹は破裂しそうな程大きく膨らんでいる…しかし本物のサラのお腹の方が大きく…たくさんの子供が産まれそうだ…
「久しぶりだな…本物のサラ…」
「うん…久しぶり…」
「おう…お前がビリーか…サラから聞いてるぜ…」
「ところで…本物のってどういう事なの?」
「それは…こいつを見てくれ…」
「え?…あれ?…私にそっくり…」
「外側だけかと思ったら内側までそっくりでな…」
「え?…まさか…///」
「初めまして…本物のサラちゃん…そのまさか…えっちな事を色々とやりまくったよ…」
「っ!?…///」
「それでね…行くあてがないの…ビリーと2人でここに住まわせてくれないかな?…どうしても本物の家に住みたいの…」
「うっ…うん…いいけど…」
「いいけど?」
「完全にコピーしないで欲しいかな…例えば…年齢とか…ちょっとだけ違えば見分けがつくから…」
「あっ…そういう事ね…身長だけ10年前のサラちゃんをコピーしようかな…えいっ!」
「ロリ超乳のサラか…うっ…ぐうっ…」
ただでさえ破壊力抜群なサラの大きすぎる胸の破壊力が身長が低くなる事によってさらに上がる…身長が低くなると胸が大きく見える効果が最大限に有効活用されている…
「っ…破壊力が…」
「ああ…破壊力がすごすぎる…」
「ご…ごめんね…5年前にしようかな…えいっ!」
「ふっ…これくらいがちょうどいいな…これで妹として身を隠せるぞ…」
「うん…そうだね…」
「あ…ありがとう…サラちゃん…これからよろしくね…」
「こちらこそよろしく…んっ…ものすごく大きい胸だね…何cmあるの?」
「大きさはマリアに負けるけど…これでも12000cm超えてるんだから…母乳もたくさん出るよ…1週間連続で搾乳したって止まらなかったの…マリアなら1ヶ月連続で搾乳しても止まらなさそう…んんっ…うぇっ…」
「うん…本当に1ヶ月搾乳しても母乳が止まらなかったよ…逆に搾れば搾る程母乳が噴き出るから止めようとしても全然止まらなくて…最後には無理矢理止めたのを覚えてるよ…大丈夫?」
「大丈夫…はぁ…搾乳は途中で止めたの?」
「もちろん途中で止めたよ…搾乳しなくても勝手に母乳が噴き出てくるからびっくりしちゃった…」
「それは…ホワイトウォーターのせいだね…搾乳後に必ず自然噴乳させる効果があるみたいだね…搾乳だけで胸が大きくなるのはこの効果のおかげかな…」
「そうなんだ…ところで1つ心配事があるんだけど…」
「何を心配するの?…あっ…そういう事ね…食事なら私が用意するよ…」
「うん…さすがマリア…大量の食事を用意する必要がある事を見抜くなんて…今はつわりがあるからいいけど…これから大変ね…」
サラの予想は的中した…サラの食欲は止まる事を知らず…5000人分の食事を何日も食べ続けた…1日中ずっと食事しても太らず…胸と尻と腹しか大きくならない…胸は母乳を蓄えるため…尻は産道を開くため…腹は赤ちゃんの成長を阻害しないように子宮が大きくなるためである…
そんな生活が25ヶ月(2年1ヶ月)も続き…やっと出産の時がやって来た…ゆっくりじっくりと大きくなったお腹は…今にも破裂しそうな程膨らんでいる…今まで見た事もない大きさになったお腹はぼこぼこぼこぼこと何百何千回も形を変える…
「うっ…いたたっ…お腹が裂け…ぐうっ…」
「大丈夫?…そろそろ産まれそう…ベラを呼んで来るね…」
「うん…お願い…」(あっ…そろそろ産まれそう…)
ぶちっ!…ぶっしゃああああああああああああああああああああああああ!
「ぐうっ…お腹が…ベラは…まだ来ないの?…お願い…早く来て…」
サラが破水したのはその直後であった…それと同時に耐えきれない程の強烈な陣痛がやって来た…羊水の量は異常な程多く…いやらしく股間を濡らす…こんな状態で出産ができるのか…しかしサラに選択の余地はなかった…
続く。