愛美の娘たちの恋アナザーエピソード2

ガラシア 作
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過去と未来編その10前編<絡み合う運命>

「お帰りなさいませ!…お嬢様!」

「あっ!…マリアちゃんだ!…サキュバスになっても可愛いね!…」

「えっ?…誰?…」

「知り合いなの?…」

「うん…同級生だったマリアちゃん…」

「私を知ってるみたいだけど…ごめんね…」

「えっ?…忘れちゃったの?…」

「あら!…キャロルにクラリスじゃない…」

「あっ!…ニーナおばさん!…」

「えっ…親戚!?…ってキャロル?…こんな可愛い女の子が…」

「そうよ…キャロルは私のはとこなの…郊外に住むアントニオの甥っ子だったわ…相変わらずクラリスちゃんの胸ばっかり見てるわね…」

「っ…///」

「う〜ん…あっ!…思い出した!…私が話しかけても無視してた失礼な子…」

「うっ…それは…その…ごめんなさい…」

「いいのよ…今ではクラリスちゃんに負けないくらい胸が大きくなってるから…」

「そういえば…小等部の頃からクラリスちゃんの胸は大人並みに大きかったものね…」

「そうよ…あの時と同じように私だけを見ていればいいのよ…」

「むぐぅ…ふぁい…」

(あの事は内緒よ…)

(もちろん…誰にも言わないよ…)

「仲良しだね…私もルシファーと…むふふ…///」

「そのむふふには深入りしないでおくわ…」

「そうだね…コーヒー2つお願いね…」

「は〜い!…コーヒー2つね…」

「ほらよ…話は聞かせてもらった…後で部屋に来い…」

「うん…待ってて…」

(マリアちゃんの胸…すっごい大きくなってた…)

(当たり前でしょ…10年も昔の事だから…胸が大きくなるのは普通よ…)

(それにお腹も膨らんでた…妊娠してるのかな?…)

(あの腰幅よりお腹の横幅が狭い膨らみ方は妊娠しかあり得ないわ…)

(そうなんだ…もう臨月なのかな…)

(違うわ…あれで1週間くらいね…)

(1週間!?…何人孕まされたんだろう…)

(サキュバスの妊娠は人間ではあり得ない人数なの…正確な予測はできないけど…20000人は確実ね…)

(そんなに妊娠するんだ…すごいね…)

「お待たせ…コーヒー2つです!…ミルクは入れる?…」

「うん…コーヒーにミルクは当たり前だから…」

「私がやる?…搾ってもいいよ…」

「その豊満な胸を搾らせて…」

「うん…いいよ…んっ!…ふう…」

「大きいだけじゃない…乳腺が極限まで発達している乳腺質の胸なのに脂肪質のように柔らかい…最高の揉み心地ね…」

サキュバスは妊娠していても搾乳ができる…普通なら乳首を刺激すると子宮が収縮して流産してしまうが…サキュバスの子宮は人間の何万倍も大きくて耐久力が高いために収縮がほとんど起こらない…

「ふふっ…ありがと…後は2人でごゆっくり…」

「そうね…ゆっくりさせてもらうわ…」

「はぁ…」(ついにこの時が来ちゃった…)

「っ…」(ついに来てしまったわ…)

(ねえキャロル…あの事だけど…もう準備できてる?…)

(あの事って…もうやるの?…まだ心の準備ができてないよ…)

(情けないわね…あんたの姉さんはもう付き合ってくれたわ…)

(エルザ姉が何に付き合ったの?…)

(私と子作りできるかどうかの実験よ…結果はたった3分で出産…ものすごい速度でお腹が膨らんだと思ったら…その直後に破水して…ちなみに出産開始までが3分よ…)

(3分で出産って…早すぎない?…約153600倍の速度でお腹が膨らむんだよ?…そんな事は絶対あり得ないよ…)

(私だって信じたくない光景だったわ…一瞬であそこにいるマリアちゃんのお腹と同じくらいの大きさなって…あっという間に陣痛が来て破水したの…)

(そうなんだ…やればわかるよね…)

(そうね…今夜やるから…)

「今日はもう帰るわ…」

「うん…今日は来てくれてありがとう…代金は…」

………………………………………………

「待ってたぞ…マリア…淫紋が出てるぞ…淫紋を出現させるにはアゲートが必要なんだが…」

「えっ?…淫紋って何?…アゲートって瑪瑙(めのう)の事でしょ…確か綺麗な模様の石があって…削ってみたんだけど…どこにしまったかな…」

「淫乱の紋章の略称だ…ついに出たか…あったか?…」

「ついに出たって…そんなに期待してたんだ…これかも…」

「それが瑪瑙だ…これで妊娠する確率が100%…確実になった…」

「最初からずっと1発だったけどね…」

「違う…運が良かっただけだ…マリアの胸の揉み心地が良い時を狙っていた…」

「それだよ…毎回毎回胸が張ってつらい時に限って張り切って…もちろん今回もそうだからね…」

「毎日胸を触らせてくれたのは…危険日を把握させるためだったのか…」

「うん…危険日と重なれば妊娠するのも当たり前でしょ…別に拒否する理由もないし…ずっと受け入れてただけだよ…」

「ふっ…さすが俺の嫁…マリアこそ俺の生涯最高の伴侶だ…」

「ぶ〜…それは私が言いたかったのに…ルシファーだって私の生涯最高の伴侶だよ…」

「本当にそう思っているのか?…俺はマリアを罠にかけて無理矢理惚れさせた悪人だぞ?…」

「うん…それでもいいの…私の体で誰かが幸せになるなら…どんなに悪い事をした相手だって許せるの…それがルシファーだっただけ…」

「そうか…本当にマリアは俺の嫁になるべき女だったな…」

「ふふっ…まだルシファーと出会う前の事だけどね…モブモット王国にいる姉と共に男性恐怖を克服しろ…って暗示が聞こえたの…」

「ああ…その暗示は俺が送った…それからパイズリのやり方を習えとか…Gスポットを自力で刺激できるようになれとか…」

「うん…全部実行して…できるようにしたよ…」

「真面目だな…無視しても良かったんだぞ…」

「やれって言われたら…とことんやりたくなるの…それで誰かが喜んでくれるんだから…」

「そうだな…その健気な働きに喜んでいた…まさか全部実行するとは思ってもいなかったがな…」

「ふふっ…全部実行しちゃった…アナルもフェラもできるようになったよ…3人同時に射精させるのはちょっと大変だったけど…」

「サキュバスは全部できて当たり前だ…複数の男が相手でも無双できる程の精力と魅力があるからな…」

「それは相手が人間だったらの話でしょ…インキュバスと堕天使相手には無理だよ…」

「それでもタイマンなら互角に渡り合えるだろ?…」

「うん…タイマンならなんとか…相討ちには持ち込めるね…」

「そうだな…他にも効果があるんだ…どんな効果があるかわかるか?…」

「羽が無くなったけど…飛行には全く影響ないね…軽量化が目的なのかも…擬態に使えるね…」

「その通りだ…尻尾もオパールという有名な宝石で擬態できる…角はオブシディアンだ…」

「オブシディアン?…何それ?…」

「黒曜石だ…知ってると思っていたが…」

「私にだって知らない事はあるよ…コーラルなら知ってるけど…」

「珊瑚(さんご)か…白い珊瑚には水中で無限に呼吸ができる効果がある…魔力が切れても溺れないのは便利だな…」

「うん…便利だね…」(珊瑚を持ってたらべリアルは溺れずに済んだのかな…)

「珊瑚は様々な種類があって…それぞれ効果があ違うらしい…」

「そうなんだ…赤い珊瑚は?」

「妊娠期間を短縮する効果がある…青い珊瑚は逆に延長する効果があるぞ…サラを2年妊娠させたのもこの青い珊瑚の効果だ…」

「やっぱり…何か企んでたんだ…」

「何も企んでなどいない…特に意味はない…俺の気まぐれだ…」

「期間はどれくらいいじれるの?…」

「赤い珊瑚で最短3分…青い珊瑚で最長3年だ…」

「すごい差だね…3分ってあっという間に産めるね…うっ…ぐうっ…まさか…」

「ああ…そのまさかだ…赤い珊瑚を使わせてもらった…さっさと俺の子を産め…じっくり鑑賞するのもいいが…帝国軍との対決が待っている…時間との勝負だからな…」

「うん…が…頑張る…」

「敵将イリスはネムカデ王国周辺の森の東にある帝国軍の要塞の奥深くにいるらしい…」

「んっ…ふう…」

「顔色が悪いな…ベラを呼ぶか…」

その後…マリアはルシファーとベラの協力のおかげで子供を産む事ができた…3分という急成長にも耐えられる頑丈な子宮には敬意すら感じる…

………………………………………………

一方クラリスとキャロルは…

「う〜ん!!!…ふう…んんんんんっ!!…」

「もっと力強く!」

「む…無理だって…全然へこまないよ…」

出産してもお腹はほとんどへこまない…ゆっくりと元の大きさに戻るのが普通である…しかしサキュバスは例外で元の大きさに戻さずに妊娠する事もできる…

「はぁ…しっかりしてよね…」

「し…仕方ないよ…女の子になるなんて思ってもいなかったし…」

「まあね…これから慣れてくれればいいわ…」

「でも本当に3分くらいで出産する事になるなんて…」

「やっと信じる気になってくれた?…」

「はぁ…信じる前からこんな速度で出産させられる身にもなってよ…やっと終わった…」

「ふふっ…女の子も慣れればいいものよ…お疲れ様…」

「貴重な体験だもんね…もう戻りたくないなぁ…」

キャロルは空っぽになったお腹を撫でながら呟いた…

「子供を産んだなら母乳を飲ませないとね…戻るなんて論外よ…お姉さん共々孕ませてあげるから…そのつもりでいてね…」

「うぅ…積極的すぎるよぉ…」

「火をつけたのはあなたよ…責任取りなさい…」

「はぁ…これからどうなるのかな…」

これから何が起こるかは彼女たち次第である…その後…2人はたくさんの子供と一緒に幸せに暮らした…喫茶店にも時々訪れて大きく膨らんだお腹を自慢しに来る事もあった…

一方女の子たちはイリスをどうやって倒すか考えていた…

「潜入部隊と突撃部隊で2方向から進撃した方がいいと思いますわ…」

「賛成…突撃部隊で錯乱している間に潜入部隊でイリスを奇襲…でしょ?…」

「そうだね…その作戦でやってみようよ…」

「私が潜入部隊を統率し…ミカが突撃部隊を統率する…でよろしくて?…」

全員が頷く…デリアとマリアとアレクサンドリアとルシファーが潜入部隊…ミカとレイアとステラとアネットが突撃部隊に編成された…

「神族がまだ足りないけどいいの?…まだラムウとシヴァとリヴァイアサンが残っているのに…」

「大丈夫だよ…ルナとティアナに任せておいたから…」

「あの2人は私たちの中でも身軽ですのよ…今は目の前の敵に集中するべきですわ…」

心配は杞憂であった…その言葉通り2人はラムウとシヴァとリヴァイアサンを倒して仲間に引き入れる事に成功している…もちろんイフリートとガルーダとタイタンのように子孫繁栄に強制的に協力させられた…

そして深夜…帝国軍の要塞は不気味な程静かだった…深奥に佇むイリスはその時を待っていた…

「早く来ないかな…お姉ちゃん…」

イリスはほとんど絶壁な胸の奥深くに隠していた言葉を呟いた…子供のような見た目だが…これでも18才である…

その証拠にお腹は細く括れていて…お尻も身長があと35cm程高ければ3桁に届くだろう…

そして遠方から聞こえてくる淫らな叫びに驚きと興奮を隠せなかった…刻一刻と激突の瞬間が近づいていた…

ついに宿敵の女の子たちがやって来た…道中の兵士は全員ルシファーに犯されて戦闘不能になっている…

「来てくれてありがとう…お姉ちゃん…むう…」

「イリス…俺への挨拶は無いのか…」

「ルシファーには来てって言ってないもん…さっさと帰って…」

「断る…この道中に何百人もの女を犯して限界なんだ…最後はお前の狭い○んこでフィニッシュさせろ…」

「なんで私が相手にならなくちゃいけないの?…連れの誰かに頼めば済むのに…」

「道中の女は射精するより早くイキやがるから欲求不満なんだよ…それは考えたが…今犯したいのはお前なんだよ…」

「だからって私に全部押し付けないでよ…皆みんな私1人に…」

「ふっ…なるほどな…それだけお前は重要な人物だって事か…」

「ふん…あなたに私の価値なんかわからない…わかってもらいたくもないわ…」

「おお…怖い怖い…せっかくの可愛い顔が台無しだ…」

「あなたね…自分がどんな状況にあるかもう1度よく考えなさい…」

「ああ…女の子に嫌われるのは慣れていてね…」

「そうじゃないわ…なんで剣を向けられて笑っていられるの…」

「ふっ…それは剣だったのか…料理用の包丁だと思っていたが…食材ならあるぞ?…」

「…そうね…ルシファーを食材にしたら美味しくなりそう…やっちゃえ!…」

「それで俺に傷を付ける気か…片腹痛いな…タイムリバース!…」

「くっ…時間を巻き戻すなんて…あなた…何者?…」

「俺はただの堕天使だ…逆に時間を進める事もできるぞ…お前を成長させたらものすごい乳になりそうだ…」

「私もお母様のように大きな胸を…って冗談じゃないわ…揺れて邪魔だし…周囲が見えないし…母乳で汚れるし…いい事なんてないわ…」

「大丈夫…私たちもそうだから…でもこの大きな胸があるから喜んでくれる人がいるの…メリットもデメリットもあるから面白いの…」

「むぐっ…」(これは…母乳だわ…飲めって言うの?…こんなに美味しい母乳が存在するなんて…奇跡に等しいわ…遠慮なく吸い尽くしてあげる…覚悟しなさいよ…)

ちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅう!ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく!…

「うっ…本当に容赦なく飲むんだね…可愛い妹のためにも頑張るよ…でもちょっと…気持ちよくなって…んんっ…はぁ…はぁ…ふ〜っ…ふ〜っ…」

イリスは大量の母乳をごくごくごくごくと飲みまくる…そして母乳を飲んだ事を後悔した…

なぜ強気なイリスが弱気になったのか…後編に続く。