トールファミリー
「こりゃあ懐かしいものを見つけた!この写真や映像ソフトは、リサとの結婚式の時の物じゃないか!!大分前に紛失して諦めてたが、こんな所に眠ってたか…」
ここはリサとの最初の再開から20年以上の歳月が流れたオーストラリアのリサ…と、透の邸宅。
リサの体格に合わせてだろうか?現在は改築され、重機や運搬物の格納庫の様に天井が高く、広々とした屋内と大きなシャッター式の出入り口が目立つ。
…この長い間にいくつかの出来事が起きたのだ。
その1…透とリサの結婚
リサと透、相思相愛の2人は結婚し、夫婦になった。
掃除で発見したその代物たちを見つめながら、当時を思い返して懐かしんでいた。
(そうそう…ここに住み始めて、一年もしない内に式を挙げたんだよな。早かったなぁ… 世界一のノミの夫婦誕生!とか旦那が日本列島なら花嫁はオーストラリア大陸のような体格差カップルとか言われたりもしたなぁ。)
国際結婚なので国籍とかいろいろ複雑そうだが、透が婿入りをした。以前からの仕事の活躍も認められ永住権を獲得し、豪州へ帰化したのだ。
結婚式は、リサが入れるほど天井の高い大きな式場で世界最大のウェディングドレスを着たリサをしゃがませながら、ベールを捲ってからの誓いのキス、ケーキ入刀も彼女が透の高さに合わせながら行うなど、全てが従来のそれとは違い過ぎる光景の数々…
リサがお姫様抱っこされたいという要求で透が抱き上げ、周囲に驚愕の声も上がる中、ドシッと重量感のある足音をあげながら数歩前進した彼だが、余りの体格差で心配した周りに止められ、結局は逆に透がリサにヒョイっと軽々しく持ち上げられ抱えられる始末。
透自身にはリサの大重量の巨体を抱える事は造作もなかったが、リサの豪乳と包容力のある巨体に抱かれたくもなりあっさり切り替えたのだ。満更ではなかったようで映像のお互いの顔は幸せ一杯の笑顔である。
これが世界中に流れたのを思い出し、彼は恥ずかしくなった。それと連想的に数々の事を思い出してた。
(リサがもう少し軽かったら俺が最後までお姫様抱っこ出来たんだけどな…でも、リサが成長し過ぎたのは嬉しい誤算だったな。
…確かこの頃にはもうあの凄かった成長も止まって、身長はこの時と変わらず今でも345cmだったはず、じゃなきゃ特注ドレスなんて頼まないだろうし…)
その2…リサの身長
リサの背丈の成長は身長345cmで終止符が打たれた。バストは384cm、ウエストは128cm、ヒップは321cm(結婚当時)
身長180cmの透の2倍近い11頭身以上ある長身巨体へと成長を遂げたリサ。彼女が腰を下ろして座ると、直立の透との目線が合う高さになってる写真があり、彼女が如何に大きく育ったのかはその体格差が物語っている。
彼女の前例のない成長と規格外過ぎる巨体は世界的にも大々的に取り上げられ一躍、時の人となったくらいだ。
とある学者は、リサが一般人の2倍もある巨体になったのは、生物には子孫繁栄の為に雌の身体が雄より大きい個体に育つ種がいくつも存在するので、彼女は人でありながらそういった異例の進化的成長を遂げたのでは…と、推測している人もいる。
(新婚旅行先や俺と日本に帰った時も行く先々でリサが窮屈そうだったけど、楽しそうでもあったなぁ)彼は色々な過去の映像を見返す。
身長は人の2倍だが、どっしりとした彼女の豪尻は横幅だけで3人か4人分はありそうだ。それを支える脚も一層逞しくなり、太腿の周囲を測ると2m近い、一般的な200リットルのドラム缶よりも一回り大きな極太の太腿が2つ並んでるのだから驚きだ。
脚長も高く、透より小柄な人や物を楽々と跨げる長さを誇る。そんな健脚は丈夫の領域を越えており、彼女が自慢の豪乳で足元が死角になりがちで躓き、膝から転倒をしても赤く腫れるだけで擦り傷もないのだ・・・。
寧ろ、ぶつかったアスファルトやコンクリートが割れるといった具合に恐ろしい凶器と化すのだ…もし転んでも豪乳がエアバッグ代わりになったり、一般人の体並に太い剛腕で受け身が可能。全身が丈夫過ぎて尚更凄い…。そんな描写も流れていた。
しかし、この転倒の巻き添えや踏まれたりでもしたら透並の頑強な超人でなければ間違いなく圧倒的な体格差と重量差で押し潰されて無事ではないだろう…
体重は秘密にしてるが、170cmの一般人体重が70キロくらいだと想定する。その約2倍の背丈なので単純に見積もっても重量がその3乗で8倍の560kg…
だが、計算以上に体積と重量感がある巨大な豪乳を持つ、象並の逞しい巨体なので1tを越えてるのは予想がついてしまう。BMI値や体脂肪率などがおかしな事になるが…超人的身体へと成長を遂げたリサにはそんな理屈は最早どうでもいいだろう。
年明けに更に一回り大きくなった後で、ピタリと彼女の背が伸びるのは止まったそうだ。透は若干残念そうだったが、内心はホッと安堵もしていた。リサも透の2倍以上に身体が大きくなったら色々と困ると考え、心身にブレーキがかかったのだろう。
最初に再開した頃が230cmなので、そこから更に身体のもうハーフサイズ伸びた感じだろうか?…いづれにせよ尋常ではない成長だ。
その3…リサの妊娠と出産
挙式の後、新婚旅行に行った先でも2人は激しく互いの愛を確かめ合った。その時の宿泊先は晩に地震が起きたかのように建物全体がしばらく揺れたと言う逸話がある…
(新婚旅行でもお互い熱くなりすぎたな…帰った後、リサのお腹にまさか3つ子を身籠もるとか思いもしなかったよ…)
この時かそれ以前かは定かではないが…旅行から帰った翌日、リサのオメデタが確認されたのだ…!それも三卵性の3つ子であった。
この子達への出産にエネルギーが回り、リサの成長がピタリと止まったのでは?と言った学者の見解もあった。
映像の中に、出産が近づいた頃だろうか…巨体のリサの引き締まってたお腹がポッコリと膨らんでいた。
そして、出産になるのだが、身体の大きさ故か、安産型を通り過ぎたその巨体は陣痛も大した事がなく、キツめの腹痛程度であっさり済んでしまったと言う話だ。
(おぉ…子供達が出産した時の報道映像とかも残されてるな。あとで皆にも見せるかぁ)
そして、産まれた子供たちは男の子が1人で女の子が2人だった。長男はジャック、長女がマリア、次女がサリアと名付けられた。
その4…桃の大農園
(まあ、そのうち農園の見回りから帰ってくるだろうし、その際にコレをまずは、リサに見せるか…)
リサが最初に植えた種から20年の歳月で桃源郷の桃は荒野でも育ち大量に増え、広範囲の大農園となった。初めはリサの自宅周辺の数本程度だった頃から嘘のようだ。
(しかし、まさかこんなにデカい農園になるなんてな…)
事の発端はリサの体調管理の為に定期検診に来ていた学者が、桃の実を食べて飼育されていた鶏が七面鳥の様に肥大化してるのを発見したのが始まりである。
リサの巨大化的成長もコレにあるのでは?と桃に着眼し、何を考えたのか…一種の生物実験だが、巨大な古代生物・絶滅した巨鳥、ジャイアントモアを現代に蘇らせたいという名目で、近い種族であるエミューやヒクイドリの若鳥が数匹飼われる事になった。
ジャイアントモアとは、かつてニュージーランドに生息していた飛べない鳥で雄は2mを越すほどだが、雌は更に大きく、リサに匹敵するような巨大な飛ばない鳥類である。それに近付けるための進化を試すというのだが…
桃源郷の桃の効果は尋常ではなかった・・・!
飼われた鳥達の一部で身体が大きくなり始めた個体が現れたのだ。だがすぐには目標には届かず、世代が変わるごとにどんどんと巨大化して行き、10年後にはメスの個体がリサの背丈並に大きい巨鳥が数匹も大農園を歩き廻るようになった。実験は成功したのだ。
他にもヒクイドリが大繁殖した。この鳥は高い戦闘能力を持っていながら、絶滅危惧種であり、世界一危ない鳥と呼ばれる鳥だが、今ではこの農園で多く飼われている…
彼らが食べ、排出した桃の種はすぐに発芽し、一気に成長し、農園拡大の一因にもなっている。農園の用心棒でもあり、桃農園に泥棒が入った者に重症を負わせたなんて話もある。
生態系が乱れ兼ねないので、泥棒避けと外部逃走防止も兼ねての丈夫で巨大な塀と柵が荒野を延々と囲っている。
巨鳥はネオ・ジャイアントモアと名付けられるのだが、原種と何が違うのかというと怒らせると危ない…エミューだけではなく、ヒクイドリの血も混じったので戦闘能力がかなり高いのだ。
巨体を支える健脚と鋭い爪は殺人的凶器と化し、リサ達のトールファミリーでない一般人には捕獲は至難を極める巨獣だ。
現代に蘇った巨鳥は世界各国が欲しがり、レンタルで行き渡っている餌は桃がなければ尋常ではない食費になるため、まともに買い取れるのは富豪くらいだ。
さらには、それ以前に透とリサが農園のゴミを埋める大きな穴を掘った際に、なんと2人は温泉を掘り当てたのである!
桃源郷の仙人の力添えなのだろうか…リサ達の記憶にはないが、かつての行った桃源郷に大農園が近似してきている。温泉と巨鳥と桃の楽園と化した大農園はリサ達でも裕福な暮らしを与える豊かな場となった。
特に初期に植えた桃の木たちは桃源郷の桃にかなり近い品種となり、生命に凄まじいパワーを与えるということで、(旧約聖書のアダムとイブが口にした知恵の林檎の様な) 禁断の果実と見なされてる・・・
果物にしてはとてつない額の高級品として世にごく一部が出回る事になる。だが、荒野に近い外側の品種はムラが激しく、商売向けではない・・・それでも畑泥棒が食べて激太りしたり、栄養過多の摂取で気持ち悪くなり倒れたなどの効果が見られてる。
この外側の品種は主にリサ達ファミリーの腹を満たすデザートや巨鳥達の生活のエネルギー源なので無理もない。超人達が営む特殊過ぎる農場なので被害はあっても毛ほど程度だ。透とリサの夫婦は大農園の責任者でもある。
透は格闘家はセミリタイアし、息子のジャックが継いでいる。たまにリングに呼ばれ、無敵の身体と派手なヤラれ方の健在ぶりを見せ、当時のファンを喜ばせてるそうだ…閑話休題。
(掃除の後は温泉でひとっ風呂入ろっかな〜。でも、リサも入るだろうしタイミングが難しいかな)
ついつい掃除で見つけたものに夢中になってしまいがちな透。
…ドッドッドッドッドッドッドッドッ! ファーーン!ファーン!
そこに大型車の鈍重なエンジン音とクラクションが近づいて来た。
「お?!リサが帰って来たようだ!丁度いいこの掘り出し物をみせてあげよう!!」
透が高さ5mはある大きなシャッターの出入り口に向かい、昇降装置を作動させ開放する。シャッターが上がってゆくにつれ、そこにはトラック…
いや、トラックのように巨大な三輪駆動のモンスターバイクに乗ったリサが桃を沢山積んだ荷台を牽引させ、透の元へ帰って来たのだ。
このバイクは特注品でリサのような巨体の持ち主で無ければ作動や操縦すら不可能な特殊な仕組みだ。超重量級で戦車のように頑強さと超馬力を兼ね備えた巨大バイク。どちらというとトラクターやコンバインに近い。
「ただいまダーリン!農園の大収穫もここで一区切り出来たわ。」
ようやく、ここでリサのお出ましだ。彼女は身の丈に迫る3mはある巨大な荷箱を容易に下ろす。箱には無数の籠があり、桃がぎっしりだ。現在の彼女は身長は変わらず345cmだが、
自慢のバストは333cm、ウエストは128cm、ヒップは321cmと若い頃に比べて細くなって身体が変化してるが、違う魅力がある。そしてその超人ぶりは健在だ。この身体は歳とかダイエットで痩せたと思う事だろう…だが大きな要因はというと…
「リサ…アリシアはどうしたんだい?一緒に行ったんだろ?」
「桃の収穫してた途中にネオ・モアちゃん達と戯れ始めちゃってね…」
アリシアとは誰だろうか従業員なのか? すると…
ズッズッズッズッズッズッ…重量のある速めの足音が外から近づいて来る。ネオ・ジャイアントモアだろうか
「パパ〜!ママ〜!ただいま!!」
シャッターの向こうから声がする
「あら、噂をすれば丁度、帰って来たわね」
するとリサが手足を伸ばしてやっと届く5mはある高さのシャッターに、肘を曲げても手が届くような…リサよりも圧倒的な巨体の美少女が屋内に入ってきた!
「お帰り〜遅かったねアリシア」
彼女はアリシア。透とリサの間に生まれた4人目の末っ子、3兄妹出産の3年後に生まれたのだが…それはこの後、リサの痩せた件も込みでお伝えします。
「モアちゃん達に懐かれちゃって、何頭かここまでついて来ちゃって遅くなったの」
懐いて近くにいる巨鳥モアですら彼女の前ではダチョウに見えるその全貌とは…?
その5…子供たちの現在とリサの全盛期
成長期を終えたリサの身長は変動はなかったのだが、出産の際に身体に大きな変動があったのだ。3兄妹を産んだ頃の彼女はただでさえ豊満だった身体が日に日に膨らみ、B:432cm、W:150cm、H:333cmと身体が一回り太くなってしまったのだ。
本人は幸せ太りだと思ってたが、透はムチムチした母性の象徴みたいなリサの身体に割と好意的だった。
3人もの子育てに勤しむリサの身体は次第に痩せてきたのだが、4人目のアリシアの出産の頃にリバウンドが起き、B:456cm、170cm、H:345cmと更に膨れ上がってしまった。
透は当時のリサを全盛期と呼んで、母性の塊と化した彼女にメロメロとなっていた。当人はそんな彼に満更でもなかったが、パンパンに豪乳や全身が膨れ、肥満気味な動き辛くて重たい身体にはやはり抵抗感があった。
一部の学者には子供を育てる為に身体に蓄積されたエネルギーが表面化され身体に表れたのでは?と見解する人もいた。
実際、超人から生まれた並外れた子供達4人の教育に注いだパワーは半端ではなかったようで、リサは歳月と共に膨れ上がった身体が絞られて痩せて行き、結婚した頃よりも細くなってしまったわけだ。
透は大層残念がったそうだ…現在はアリシアの成長を見守るのが楽しみで仕方ないらしいが…
巨体のリサから注いだ大きな愛情に比例したのだろうか…子供達の成長は凄く、全員大きく育ってしまった。ジャックは透より大きいが現在のリサほどではない、身長234cmと十分巨体で透よりも頑強な超人となっている。
今は透の格闘家稼業を継ぎ、2代目アイアン空手と名乗って団体を結成し頑張っている。透よりも背丈小さい170cmの幼馴染の一般女子と付き合ってたのだが、その子が桃でも食べたのだろうか・・・?
ある時期を境に次第に彼女もグングンと育ち、リサほどではないが彼よりも大きな248cmの長身爆乳美女へと成長してしまったのだ…!責任を感じたジャックはその彼女と身を固める覚悟だそうだ。
長女と次女のマリアとサリアはリサよりも大きく育ち、身長360cmに成長する。マリアは研究所員になり、桃の品質や生産向上と生物研究に日々を過ごしてる。サリアは兄のジャックとアスリートの道を歩んで日々鍛錬だ。
マリアはリサに似て金髪と豪乳の持ち主。付き合ってる彼氏もいる。だが、かなり横にも育ってしまい家族内でかなり太め、全盛期のリサに少し近い…B:421cm、W:166cm、H:321cm。
サリアは透に似たのか黒髪で筋肉質、今の痩せたリサよりも胸が若干控えめといった感じで姉妹で1番身体の線が細め、彼氏はまだいない…B:300cm、W:133cm、H:288cm。太めの姉や全盛期の母親みたいにならないように鍛えてるそうだ。
そして、家族…いや世界一大きな人になるのが末っ子のアリシアだ。身長が456cm、B:468cm、W:170cm、H:432cmとリサの1m以上の身長差でかなり大きい女子高生だ…そう、まだ学生だ。
身長の伸びは止まったそうだが、胸の成長がまだ止まってないらしい…なんと、年上の彼氏がいる。ジャックの団体に所属する格闘家で身長224cmとアリシアにとっては彼氏はハーフサイズだが、かなりの長身の若手格闘家と仲良くしている。
アリシアの帰宅場面に戻るとしよう…
「あ、そうだ!さっき面白いのを見つけたんだ!リサ…コレを覚えてるかい?」
「わあ!!私達の結婚式のモノね!懐かしいわ」
「コレは昔の若いママ?なんか凄く太ってるのあるけど…」
「キャア!あの頃のもあるの?!コレはあなた達を生んで出産太りした頃のよ。恥ずかしいわ・・・」
「え〜?俺は全盛期のリサ大好きだよ」
「パパは今のママ好きじゃないの?」
「アリシア、違うぞ。そうじゃない・・・今のママはもっと大好きだよ・・・!」
「!?…もう!ダーリンったら!!」
ムギュううぅぅ……!!
リサは娘のアリシアの目の前で、透に猛烈なハグをする
「また、パパとママのイチャイチャが始まったわ…」
アリシアは見慣れてる辺り、今でもアツアツなようだ・・・
「ダーリン!ジャックやマリア、サリアたちも帰ってきた時にコレを見せましょうよ」
「そのつもりさ。よーし、今日は気分が良いから今晩は豪華なディナーにしよう!」
「わーい!やったー!!」
トールファミリーの平常だが異常な一日がこうして過ぎてゆく。
それを遥か彼方で見守る人影があった。2人があの時の桃源郷で会った仙人だ。
(いやぁ…あの時のお若い2人が幸せな家庭を築けて良かったのぉ…桃も現世であんなに増えて大した成果じゃの…!大きな山場は越えた…今後の展開もあの2人なら乗り切れるじゃろう…)
そう、トールファミリーの家族全員はまだ知らない…少し先の未来…!ジャックと奥さんから孫娘が生まれ、リサ並の巨体に育つ事を…!
マリアは後に彼氏と結婚し、出産後にスリムになり、サリアも似た時期に結婚し出産後、全盛期の母親やマリア並に激太りをし、姉妹の体型が逆転する事を…!
アリシアもいづれその全盛期を迎えた時にMAX8mに匹敵する超乳へと膨れ上がる事を…!そしてその娘もアリシア並の巨体に育つ事を…!
少し先の未来とはいえ、家族の誰もがそんな展開を知るわけがない・・・ただ遠くで行く末を暗示して見守る桃源郷の仙人だけが知るのみである。