ハイパーブレスト大戦T

ガンガン 作
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序章

20XX年…ある出来事を発端にいくつもの次元が混沌の渦に飲み込まれ一つの宇宙空間になった…!
その多元宇宙が混じり合ったパラレルワールドでは歪な超常現象の影響を受け、異常な光景が垣間見れるようになった。
まずは空…東から昇り西へ沈む太陽と闇夜を照らす月…ここまではごく普通だ
しかし、もう一つ不可思議なものが天空に存在する…なんと女性の乳房であろう巨大な物体が見えるのだ…
ちゃんと左右二つに並んでるが本来あるはずの人の身体らしき物が確認出来ない故、尚更に不可思議なのである…しかも太陽がその前を横切るのでかなりの大きさがあること...更に遠く遥か彼方にある事くらいしか判明してない。
天文学的なその途方もない未知の物体が存在するだけでこの世界が如何に異常かが伝わったであろうか…
そしてその世界の住人も異常が…大きな放射能物質である太陽が地球に光や熱の放射線を与えるようにその巨大な物体は地球の人々…特に女性に様々な影響を与えている…
個人差はあるが、一部の女性が人並み外れた体格に成長するのだ。背丈が伸び、長身や巨人になる女性もいるが、豊満な身体になる人が沢山いるのである…特に胸の発育が顕著だ。
学者などがこの世界の異常な出来事の究明に向け日々、調査や研究をしている。
特務機関も作られているほどだ…
その名はB.A.K.U...Beauty(美貌).Abnormal (異常).Knowledge(知識).Unverse(宇宙).の略称で人類の英智や"知識"を以って、この世界や"宇宙"の"異常"なるものと影響する"美貌"を調査する組織で、主に女性で構成された特務機関である。

とある早朝の町外れの山…
BAKUの女性学者の1人が調査に来ている。その身体は理系な白衣姿とは不釣り合いで、遠目で見ても視認が出来るほど大きく膨らんだ胸。それを物ともせずに山中を身軽に歩き回るセクシーな爆乳インテリ美女だ。
そこは少し前に隕石が落下し、一般人はみな避難して人気がまるでなく、静かな山の森林だ。隕石落下地点で調査している彼女は、隕石から何かを引き摺った後を見つけどこかに向かった様子があり、それを追っているのだ。

「聞こえますか桜子さん?こちら大谷茉都香…某日に隕石が落下した山の調査をしたところ…痕跡を発見!例のヤツで間違いないわ!」
彼女は特務機関に報告している。
「了解です。大谷博士 応援も呼んだから大丈夫よー引き続きお願いね」
そうして大谷茉都香博士という女性は即座に特務の者との連絡を終え、次の行動に移る。
(この近くにはソーラー発電所があったわよね…急がないと!)
急ぐ大谷博士は発電所に到着した。引き摺られた後もこの近くまで来ている…
すると茂みから物音が…彼女が追っているヤツなのだろうか?彼女は用心しながらそこへ向かうと…
「お待たせしました大谷博士!」
「キャア!びっくりしたじゃないですか!?地球外知的生命体のビーネさん!」
人のようで人でない姿で言葉を交わせる声の主は確かに地球外知的生命体…宇宙人だ
「その前半の呼び方はやめていただきたい…後半のビーネって名前だけで呼んでくださいね」
このビーネは先ほどの連絡で応援に来た助っ人の宇宙人だ。
「すみませんビーネさん…宇宙生物学者をしていると呼び方にも変な癖が付くみたいで…」
「それよりも博士。今は宇宙危険生命体ですよ。この中に膨乳生命体のパスタリアンがいるんですか?」
「おそらくあなたの言うバスタリアンとは今回は違います…危険な膨乳生命体までは同じですが私はヤツをプルンガと呼んでいます。ちなみに応援はあなただけなんですか?特務のエージョントの方々は…」
「彼女達は緊急出動になって私が行く事になったんです。」
「そうでしたか…今回は結構危ないと思ってるので」
「私を強い味方だと思って任せて下さい!」
「分かりました では参りましょう…!」
広めのソーラー発電所だが入ってすぐにソーラーパネルに張り付く奇妙な影を2人は確認し宇宙危険生命体のプルンガを見つける事が出来た。
「いたわ…プルンガよ!まだひ弱な形態だわ!」
「アレがプルンガ…確かに私の知ってるバスタリアンではない…」
痩せ細りミイラのような干からびた体、そして長髪の女性みたいな姿をしている。頭や手足から髪や指の様になってる無数の触手をソーラーパネルへ伸ばし電力と光や熱を餌にして食べているようだ。
「大きくなるつもりだろうけど思惑通りにはならないわよ…!」
するとプルンガに変化が現れ、痩せ細った身体が健康的な豊かな体に…いや、全身が大きく膨らんでいく。特にミイラのように痩せて平べったかった胸が大谷博士を上回る爆乳へと膨れ上がる…だが人の2倍ほどの大きさに急成長を終えた段階で勢いが一気に鈍ってしまった…。
「…グ…グガァ……?」
言葉にもならない声で困惑するプルンガ。
「巨大化がいきなり鈍ったけどコレは…?」
「太陽光発電の供給量は少ないから当然よ。ましてや発電所の稼働を止めたから尚更!仕留めるなら今しかないわ…!」
「そうだね!他の所に逃げてコレ以上大きくなる前に…!」
フワー   フワーッ
すると…どこからか飛来してきた左右の乳房だけの未確認物体がやってきた。
「何かしらあのHな形のUFOは?空の彼方にある超巨大おっぱいに似てるわね…」
「?!…大谷博士!それから離れて!!それが私の知ってるものだったら非常に危険だ!!」
大谷博士はビーネの後ろに回り、おっぱいUFOから距離を置く。
しかし、浮遊する物体は飢える怪物プルンガの大きな胸に突進し接触した!
「あ!?プルンガに衝突したわ!どうなっちゃうの?!」
「恐らく今のはバスタリアン…私が追っている宇宙危険生命体!奴に寄生された生物がどうなるかはすぐに分かる…」
バスタリアンに寄生されたプルンガはすぐさま異変を起こす…巨大な爆乳が更に爆発したように膨れ上がった。その勢いに巻き込まれる大谷博士とビーネが跳ね飛ばされた。
「痛たた…ビーネさんご無事ですか?」
「大谷博士こそ…アレ?その胸はどうしたんです!?まさか!バスタリアンに寄生された…?!」
大谷博士の爆乳は上半身が覆われて見えなくなるほど膨れ上がっていた!
「あぁ…私のコレは体質なんです。ショックで膨らんでしまうんですよ。でも後でちゃんと元のサイズになりますから…」
「それなら良かった…ところで大谷博士!バスタリアンが入ったプルンガは…?!」
「何故か身体の巨大化はせずにおっぱいがとてつもない超乳へ肥大化してプルンガ本体と発電所があのおっぱいに埋め尽くされました…」
「なるほど…由々しき事態です。プルンガの膨乳願望にヤツが反応したのでしょう…」
「こんなプルンガは初めて見ます…どうしたらいいんでしょう?」
「大丈夫です!バスタリアン相手にはバスタリアンバスターズを呼ぶのが一番!」
「バスタリアンバスターズ?」
「私が以前にいた別世界で共闘したパートナーを呼びます!この宇宙危険生命体なら彼女たちの力を借りるのが得策…!頼むから…来るんだ…!……美里…柔華…!!」
強く想いを念じ、遠くを見る様に祈るビーネ

すると…目の前から眩いばかりの閃光が走る
「「ブレスト・テレポーション!!」」
そして誰かの掛け声が響き、突如として新たに巨大なおっぱいが目の前に現れる…今度は手足と頭が見えて人だと分かるが身の丈を超える4つのスーパーサイズな2人分の乳房がある…
「美里!柔華!来てくれたんだね!!」
2人の姿を確認に嬉しく叫ぶビーネ。
「ビーネ!また会えて嬉しいよ!!」
「どこからかあなたの呼ぶ声が聞こえたから2人で力を合わせて全力で飛んできたの!」
「ここがどこかは知らないけどそちらの知らない博士のような方は後ほどご挨拶します…」
「それよりも向こうには会いたくなかった見覚えのある奴もいるわね!」

「2人とも話は後だ!!今は目の前にいるバスタリアン撃退が最優先だ!」
「うん!そうだねビーネ!秒殺しちゃお柔華!!」
「その通り!すぐ片付けるわよ美里!そしてゆっくりビーネと話をしましょ!!」
その勢いのままバスタリアンに寄生されたプルンガに向かっていく美里と柔華にビーネ達…それを見届ける大谷博士。
「凄いわね…ビーネさん。あんな方達とお知り合いだなんて…」

「久しぶりに見せてもらうよ2人とも!」
「「もちろん!ビー・ギガンティック!!フル・ブレスト・モード!!」
2人の巨大な乳房が更に膨れ上がり、なんと身体が埋もれるように消えて、巨大なおっぱいが4つ並ぶだけになった。
「相手は隙だらけ!まずはインバーテッド…」
ボコォッと2人の巨大なおっぱいの乳首がキレイに凹んだ
「そしてコネクトしたら トドメの…!」
そのままバスタリアンが寄生したプルンガの乳首の凸部に2人の凹部の乳首がしゃぶりつくように繋がる。そして…
「「バキューム・インフレーション!!」」
プルンガの胸がドンドンと膨らみだす。それに負けずに美里と柔華のおっぱいも猛烈な勢いで膨張する。
するとすぐに状況は変わり…プルンガの膨張が鈍くなったかと思ったら逆に萎み始め、美里と柔華がそれを吸い上げるかのように更に大きく膨れ上がって行く…最後にはバスタリアンの取り付いたプルンガ諸共飲み込まれるように2人の巨大な超乳の中に消えてしまった…
「見事だったよ!美里に柔華!」
「ビーネもどこに居ようとお変わりないみたいね」
「ところであの知的そうな爆乳美女は誰なの?」
「あぁ紹介が遅れたね…こちらでお世話になってる大谷茉都香博士だよ。バスタリアンみたいな宇宙生命体の調査を一緒にしてたんだよ。博士…こちらの2人は以前いた世界での戦友・五千美里と千代柔華です。」
「どうも初めまして私が大谷です…あの巨大なおっぱいしか見えないのでどこを見て話せば良いのか分からないのですが…?」
「あ!すみませんでした…元に戻らないと…」
「でもその前に飲み込んじゃったプルンさんをお返ししますね」
美里?…の方の巨大なおっぱいの谷間からプルンガらしきものが産み落とされるように出てきた。
「「リバース・ギガンティック!!」」

戦い終えた2人は本来の人間の姿に戻ってゆく…
("プルンガ"なんですけど、まあ良いわ。ビーネさんとお知り合いの2人…お若いのにとても不思議な力を持ってるんですね)
「あら…これがプルンガ?!」
「どうしたんですか大谷博士?」
「いえ…それがほぼ人間の姿に変貌してるんですよ!?本来はこのサイズだと全身はミイラみたいに干からびて手足が草木の枝や根っこみたいになってるはずなのに…胸が豊かな一個人の女性になってるんです!?こんなケースは初めて見ます!!」
今までになかった事態を目の当たりにした博士は興奮しやや早口に語っている…
「本当だ…さっきバスタリアンに取り憑かれる前と姿が違いますね…バスタリアンのせいかもしくは2人がバキュームした影響なのか?」
「え?プルンさんって元が人じゃないの…」
「やだな〜私達のせいになるかもって事?」
「いいえ…むしろ感謝します!捕獲が困難だったプルンガを、形はどうあれこうして獲得出来たのは私には大きな功績です!貴重な研究データになります。早速、特務機関B.A.K.U.に帰って調べなければ…!」
「特務機関…?」
「それは何です?」
「ちょうど良いや美里、柔華!そこへ一旦帰ろう。
何せB.A.K.U.には色んな人達がいるんだ。大谷博士に負けないインテリな人もいるし、私や2人のように特殊な力を持つ超人のような猛者も何人も集まってる特務機関なんだ!」
「分かった!とりあえず場所を教えてね」
「ブレスト・テレポーションで一気に行くつもりね」
皆が向かう特務機関B.A.K.U.ここには何が待ち受けているのだろうか…?


ハイブレ キャラ名鑑

*私、膨乳します!〜出典
・五泉美里
BB(バスタリアンバスターズ)の1人でビーネさんいわく、宇宙随一のとても強い膨乳願望の持ち主らしいです
身長165cm B1(フル・ブレスト・モード時の最小)〜72(通常)〜計測不能(最大) W70 H90
・千代柔華
BBの1人で美里のパートナー。膨乳により引き起こされる快感が何よりも好き。
身長155cm B1(フル・ブレスト・モード時の最小)〜100(通常)〜計測不能(最大) W80 H95
・ビーネ
球体2つのおっぱいがそのまま宙を浮いたような膨乳生命体。バスタリアンみたく危険な存在ではない。宇宙や次元を渡りはるばる地球に着いた時に美里と柔華に出逢い、2人に特別な力を与えた。
・バスタリアン
ビーネやBBの2人が討伐をしている危険な宇宙の膨乳生命体。ビーネのようにおっぱいが宙を舞うような見た目だが、膨乳願望の強い生物に寄生しそれを暴走させ胸を膨らませる。取り憑かれたその果ては生物ではなくなる恐ろしい存在。

*きょういの都市伝説〜出典
・プルンガ
宇宙から漂着してくる危険な宇宙生命体。
初めはミイラの様な姿でひ弱なのだが、高度文明のエネルギーを吸収し、ドンドン成長する。
ある程度まで巨大化すると駆除が困難になり、宇宙へ帰すような撃退出来なければ資源を食い荒らされ文明が滅亡しかねない…
この作品では似たような危険生命体のバスタリアンに寄生され何か様子がおかしい…?
・大谷茉都香
宇宙生命体を研究や調査をするインテリな爆乳博士。彼女の爆乳は様々なショックで簡単に膨らむ特異体質なのだが見た目に反して結構な軽さらしい。