「ひいぃらっしゃゐませえ゙えぇえェェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
この日、NYシティの一日はこの怪獣の咆哮とおぼしき一番鶏で幕を開けました。
ここは街の一角にある喫茶店「SWEET MILK」。城八木さんは生活費を稼ぐ為、ここでバイトしてるのです。
そして、魔力が足りなくて魔界に帰れない(と本人は思い込んでいる)ベスさんも今日からここでバイトすることになりました。
制服を着て乳目を隠し、頭にもバンダナを巻いて額の目を隠せば普通の人間ですし、オッドアイは…まあ、そこまで見ないでしょ…ベスさんは今、接客の練習をしているのですが…
「ゐら゙っしゃいま゙せゑ゙えぇェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
壮絶な形相で接客しますね…そんなじゃお客さん逃げていきません?
「表情がカタイネ、もっとリラックスする!」
ベスさんに指示してるのはこの店に住むアメリアさん。この店は家族で経営しているのですが、今日はアメリアさん、バイトの教育担当をまかされてるんですねぇ〜。
「すみません、アメリアさん…無理頼んだりして…」
「いいっていいって、お店の人は多い方が助かるネ〜♪店員としての素質は…期待できそうにないケド…」
確かに…ちょっと無理がありますねえ…
「じゃあ次、お皿運ぶ練習しようカ。お客さんが帰った後のお皿をチューボーに持っていくネ〜」
「それなら簡単そう♪まかせて」
ベスさんはそういうとテーブルの上のお皿の前で手をかざしました。お皿がUFOのように浮き上がります。まさか、魔法で厨房に運ぶつもりじゃないでしょうね…
「ちゅ〜ぼぉに向かって飛んでけ」
ベスさんが厨房を指差すとお皿は厨房めがけて飛んでいきました。そして、壁にぶち当たって粉々になりました…
「こらぁ〜!お店で魔法使っちゃ駄目でしょぉ〜!危ないじゃないですかあ!!」
「え!?今の、いけないこと…??」
「おまけに店のお皿駄目にしたネ〜、給料からテン引きネ〜」
お店が開いた後もベスさんの働きっぷりは散々なものでした。
日本語以外の言葉が分からないので運ぶ料理は間違えるし、人間界の文字の読み書きができないので伝票を書かせると判読不能な文字がびっしり、ましてやお客さんが下心でお尻を触ろうものなら強力呪文のサービスが…
…先が思いやられます………
さて、この店の奥には何やらカーテンで仕切られたお部屋があります。あれは一体何の部屋でしょうか…?
「ああ、あの部屋は当店自慢のスペシャルメニューを召し上がって頂くお部屋なんです」
おや、城八木さん。なぜ、スペシャルメニューだけあの部屋で召し上がるんでしょうか?
「このお店は小さなお子様からご年配の方まで多くの年齢層が訪れるので、それを考えるとスペシャルメニューはこちらのお部屋で召し上がって頂いた方がよろしいかと思いまして…」
…どういう意味なんでしょう?まあ、とにかく食べてみれば分かると思うのでまずは頼んでみましょう。すみませんが、私にもそのスペシャルメニュー…いいッスか?
「はい、料金は前払いで($にして4ケタ)になりますけど、よろしいですか?」
え゙!!?ああ、いえ…けっこうです………でも、そんな高いメニュー頼むお客さんてホントにいるんでしょうかねえ…
「オフコースね〜♪あのメニューは城八木サンが独自に考えたモノデ〜ッス。あれをメニューに加えたらお客サン大勢くるようになったヨ。それまでウチの店カッコウノトリだったケド今では大ハンキョーね〜♪」
…それを言うなら「閑古鳥」に「大繁盛」じゃないスカ?アメリアさん……でも、そういわれたら益々気になってきました。一体なんなんでしょうか…あ、ちょうどそのメニューをオーダーする客が現れたようです。文章では分からないと思いますが、ほら、あそこで札束をヒラヒラさせてる人、あの人そうなんじゃないでしょうか?
「ご注文ありがとうございます☆ベスさん、ちょっと手伝ってくれますか?」
「え?うん、いいけど…」
城八木さん、ベスさんを連れて厨房に入っていきました。そして厨房に着くなりベスさんに大きなボールを渡しました。
「はい、ベスさん。まずはこのボールにそこにある卵2個と牛乳をカップ2杯、それとと砂糖を大さじ1と半分入れて泡立てといてください」
「店の中では魔法を使うな」と城八木さんに釘を押されているので、ベスさんは言われた通りのものをボールにいれて泡立て器でかき混ぜました。でもベスさんは何か面白くありません。無理もありません、以前まで魔界の皇女であるベスさんは、身の回りの世話は使いのレッサーデーモンになんでもやらせてたのに、今はその自分が人間界のお店で、自分達魔族より位の低い人間のもとで働いてるのですから。
しばらくして隣で果物を切っていた城八木さんがベスさんに話し掛けてきました。
「ベスさん、あの…怒らないで聞いてください。実は私…あの時ベスさんが魔界に帰れなくてちょっと…『うれしいな』って、思ってたんです」
「はぁ…?いきなり何言い出すのよ!」
「私、お姉さんが欲しかったんです…私、一人っ子で…小さい頃はよくお父さんやお母さんが一緒にお風呂に入ってくれてたけど、10歳になると誰もお風呂に入ってくれなくなって…一人で淋しかった…だから、せめてベスさんがここにいる間だけでも、私のお姉さんになってくれますか…?」
それでまだ会って間も無いベスさんを自分のアパートに連れてきてたんですねえ…でも、それを聞いたベスさんもちょっと表情が和らいだようです。
「別にいいわよ?正直言うとね…アタシも、友達が欲しかったりしてたのよね。家にはオヤジと家来のレッサーデーモンがいるだけで、外に出てもアタシはヒメだってことで恐れ多くて誰にも遊んでもらえなくて、すごく淋しかった…お互い一人っ子、淋しかった者どうし、仲良くなれそうね☆」
話に花が咲いた頃にはクリームも「スペシャルメニュー」に使うトッピングも完成していました。これで何を作るつもりでしょうか…おや?城八木さん、服を降ろして胸を出しましたよ?どうしたんでしょう…
「ベスさん、ここにそのクリームを塗ってくれませんか?」
「え?胸にこのクリームを塗るの??うん、いいけど…」
ベスさんはクリームを両手にとるとその手を城八木さんの胸に乗せました。
「んあ…!?あ……っ!」
城八木さんは感電したようにびくっと反応しました。おっぱいも敏感なんでしょうか…それでもベスさんはかまわず城八木さんのおっぱいの上でクリームを塗っていきます。
「はあ…あ……ん…あは……あぁ…あ………」
あまりにも城八木さんがいい声で喘ぐのでベスさん、今度はクリームを塗りながらおっぱいを揉みしだいていきます。
「はぁ……あぁ………あ……うん、ん…んあ……あは…はぁ……ああ…いい……キモチいい……ひんやりしてて、モニモニしてて…ああ……」
おっぱいを揉みくちゃにされ、さらにクリームの冷たさでおっぱいを刺激されている城八木さんは次第に興奮してきたようです。
「もっと冷たいのいっとく?」
ベスさん、今度は冷蔵庫からアイスクリームを取り出しました。てゆーかアンタ、それがそこにあるってどこで知ったんスカ?でも、アイスは長いこと冷凍庫の中に入れられてたんでしょうか…がちがちに固まっていて鉄のスプーンで一塊をすくい取るのがやっとでした。
「これじゃあ硬くて食べられないわね…人肌でちょっと溶かせば食べやすい柔らかさになるかな?」
ベスさんはこのアイスも城八木さんのおっぱいに乗せました。
「ひゃあ…っ!?あっ…!!」
乳首の付近にアイスを乗せられたので強烈な刺激が城八木さんを襲います。城八木さんはたまらず大きくふんぞり返りました。
鉄板の上にバターをひくようにベスさんはおっぱいの上でアイスを転がします。手袋をしているのでベスさんの手がしもやけになることはありませんが、クリームの冷たさが人肌のぬくもりを遮っているのか、なかなかアイスが溶けません。でも、アイスの冷たさは城八木さんのおっぱいに伝わっているようです。
「はぁ…あ、あ…あ、ああ〜…だ…だめ!そんなの…そんなのゴシゴシしたら…あ…あいいぃぃ……はぁ…はぁ……あ、あ…ひんやりの…しょりしょりが……モニモニの…ヒクヒク、ヒクヒクで…あ……あ…あ…!ダメ、だめええぇ〜〜!!そんなのつけたら、ああぁ〜…チクビが…乳首が凍っちゃうよぉ〜〜〜〜〜!!」
城八木さんの乳輪はもう限界まで盛り上がって乳首が激しく痙攣しています。呼吸も荒くなり、おなかやおっぱいが大きく、そして激しく波打っています。体が火照ってきたのかアイスが少し柔らかくなったようです。でもベスさん、あんまり遊んでばっかいられませんよ?お客さん待ってるんですから…
「おおっと、そうだったわね。じゃあそろそろ仕上げといこうか」
ベスさんが、適当ではありますがクリームを塗ったおっぱいの上にトッピングをのせ「スペシャルメニュー」が完成しました…ところで、これは一体何なんでしょう…?
「はい…『天国のアラモード』です。女体盛りって知ってますか?私がここでバイトするようになった時、この店が閑古鳥だって聞いて打開策を考えたら何かお客さんが喜ぶことをすればと思って…それに、アメリアさんは同じ大学のお友達ですから、アメリアさんのお役に立てればそれだけで嬉しいんです」
それで値段がドルにして4ケタもあったんですか。でも、お客さんの為なら体を差し出す覚悟もいとわないなんて健気ですねえぇ〜…(感涙)でも立って歩くわけにもいかないっしょ、それだと…
「いわれてみればそんな気もするわね。しょうがない…抱えて運んであげるからじっとしてなさいよ」
「うん」
カーテンの部屋は厨房の隣だったのでたいして時間はかかりませんでしたが…重くないスカ?
「女のコにそういうこと言うもんじゃないわよ、失礼ね!!でも、結構軽かったわよ」
「た…体重のことは、ほっといてください…それよりベスさん、準備ができたのでお客さんを呼んできてくれませんか?番号札を渡してあるので『番号札のお客様』って言えばわかると思います」
お客さんを部屋に通し、厨房に戻ったベスさんはボールの中に残っているクリームに目がいきました。
まず、ちょっと指ですくってなめてみました。
「んん…?不思議な味がする…」
魔界の食べ物は…ここではちょっと形容し難い物が多く、辛いか、あるいは味が無いかのいずれかでした。魔族で甘い物を食べたのは、おそらくベスさんが初めてでしょう…
今度はベスさん、そのクリームを自分の胸に乗せてみました。
「ひいいっ…!?うっ、くぅ〜〜…」
ベスさんのおっぱいは乳首が無い分神経が人と比べてさらにに密集しているのです。だから普通の人よりおっぱいが感じやすくなっているのです。でも、ベスさんが本当に弱いのはおなかなんですけどね。え?おなかが弱い人って本当にいるのかって?いると思いますよ、多分…
ベスさんはさらにたくさんのクリームをとって自分の胸に塗っていきます。
「ああ……なんかコレ…すごく、キモチいい…いい……いい………ああ〜〜〜…ダメぇ〜…手が…止まらない…止まらないの……」
その一方で、城八木さんの方はといいますと…すでにお客さんはトッピングを全て平らげていました…て、食べるの早っ!!
「お客様…よろしければクリームの方も召し上がってください」
言われてお客さん、クリームまみれのおっぱいの上に舌を這わせます。城八木さん、ちょっとびくんときました。
「ん、ああ……はぁ、はぁ…ん、んん…あっ…」
そして、舌が乳首につくたびにさらにまたびくんと体が跳ね上がるのです。
「ひああっ!!?あっ、あ……」
次第に息が上がって興奮していき、それに伴って乳輪が盛り上がり、乳首が硬くなっていきます。お客さんがおっぱいについたクリームをなめ回していくうちに、ついにはミルクが吹き出しました。
「ああ…あーーーーーーーー!!お客様…お客様ぁ〜、ミルク………ミルクがまだ残ってますぅ〜…全部…全部なめてぇ〜…」
お客さん、今度は城八木さんのおっぱいに吸い付いてミルクを飲み始めました。舌が乳首を撫で回すので、再び強烈な刺激が襲ってきました。
「ひああああぁああぁあうっ!!!お客様あぁ〜〜…もっと…もっと強く吸ってくださいぃ〜…ミルク…いっぱい……いっぱい…ああ〜〜〜〜〜…」
お客さんがミルクを飲み干した頃には城八木さんはその体を支える事もままならないくらい全身の力が抜けてしまっていました。でも、城八木さんもバイトとはいえ商売人のはしくれ。呼吸も整わないうちにあるだけの力で体を起こすとお客さんの方お向いて一言。
「はあ…はぁ…ご利用…ありがとうございました…」
一方、ベスさんの方もクリームを塗りながら自分のおっぱいを揉みしたいていくうちに興奮してきたみたいです。
「ああ……はぁ…はぁ…んんん…んあ…はあ……あ…」
体を激しくくねらせ、おっぱいを掴む手に思わず力が入り、おっぱいはすでに原形をとどめる暇もないくらいに揉みくちゃにされています。
「あああーーーーーーー!!い…いい……痛い…でも、気持ちイイ…おめめが、おメメがつぶれちゃいそう………でも、何かコレ……いい…いい……ああ〜〜〜〜!!キモチよくて……アタマが…とろけちゃいそう…」
でも、ベスさんの快楽のひとときはそう長くは続きませんでした。けたたましく厨房の扉を叩く音でベスさんは我に返りました。ベスさんがなかなか厨房から出てこないのでじれたアメリアさんが様子を見に来たのです。
「コラー、いつまでそこにいるカ!!まだ仕事が残ってるネ!早く出て来なサーイ!!」
慌てたベスさん、胸についたクリームを水道で洗い流し、何とか事無きを得ました。
夜の9時、お店は閉店の時を迎えました。ベスさん、どうでした?バイトの方は…
「もう散々…あの後こってりしぼられてひどい目にあったわ…もうこれっきりにして欲しいわね…」
でもね、これから毎日こういう日が続くんですよ。愚痴ってばかりいられませんて…
「ええ〜!?まだやるのぉ〜?」
だって、最初の方に「今日からここでバイトすることになりました。」って書いてしまいましたし、魔界に帰れるようになるまでの間はずぅ〜っとやってもらいませんと…でも、一日目であれだけ散々なことやらかしたのに良くクビになりませんでしたね。
「今は猫の手も借りたいほど忙しいって、アメリアさん言ってました。あれでも磨けば光るかもしれないからもう少し様子を見ましょうって」
よかったですねぇ〜
「もう、いやぁ〜!」
(See You next day)