忘れられないあの日のできごと

ハードボイルド 作
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「ブチッ」何かが切れたような鈍い音が聞こえた
(え?なに)ナツは自分のみに何が起きたのかきずいていなかった
先ほどまでまったいらだったあの胸が急に大きくなっているのだ
すでにDカップほどはあるだろうか、とにかくクラスで一番大きいことだけは分かる大きさだ
スポンジいりの三角ビキニはむざんにもちぎれて水中にプカプカとういいている
ナツはそのまま3メートルほど泳ぎ、自分の水着がないことに気がついた
しかしナツがきずいたときにはすでに周りの人も気づいていた
となりで泳いでいた男子は鼻じを出しながら泳いでいた
「きゃああああああああああ」
ナツの悲痛な叫びがプールに響いた
ナツは無意識のうちにたってしまい、水中にはプカプカと大きくなったばかりの胸が浮かんでいた
見ていた男子は当然のごとく鼻じをふきだした
急いでクラスメイトの女子がタオルを持ち寄りナツをくるみ、血まみれのプールを後にした
「それにしてもどうしたの?その胸?」
「こないだまでえぐれてたのにー」
周りからの声はすべて胸に対する疑問だけだった
自分でもよくわからないのに他人説明できるわけもなく、かといってむしするわけにはいかない
「前から大きくなってたんだけど、さらし巻いたりきつきつブラ着てごまかしてたの!ほら、今日つけてきたぶらもAカップようのだしね」
「えーそうだったの。隠すことなかったのにー」
「うん、でもはずかしかったから・・・」
とっさにうそが出た。何とかこの場をやり過ごすためにとっさにうそ出てしまったのだ
周りから非難の声はっやまなかった
それもつらかったがなぜ急に胸がおおきくなったかのほうが気になった
しかしそんなことを考えている暇もなく現実的な問題に直面した
着れる服がないのだ
むりもない。ほんの30分ほどまえまではえぐれ胸だったのだから
見栄を張ってつけていたブラジャーもAカップそこいら
仕方なくノーブラですごすことにした
しかしTシャツもきつくパッツンパッツンだ
薄くピンクががかり丸みをおびぷっくりと膨れた乳首はくっきりとTシャツに浮き出ていた
今日は後五時間もある。しかも6時間目は委員会がある
同学年どころかたがく年も大勢くる。いっきにこの噂は広まるはずだ
そう考えたナツは早めに手を打った
「早退します」
二時間目の途中にいきなり発言した
「具合悪いのか?おい、保険委員はだれだ?保健室まで連れて行ってやれ」
「はい、ぼくです」
「よしすぐに連れて行ってやれ。」
保険委員は男子だった。安田正樹だ
体は普通、顔も普通、頭も普通とさんびょうし普通のクラスでも目立たないタイプの男子だ
「さっ清田さん保健室行こう」
「うん・・・・」
教室を出るときのみんなの視線が痛かった
自分が教室を出たとたんにざわつく教室のビジョンが脳裏をよぎった
それを考えるとだんだん顔色が悪くなった
ナツの顔色が悪いことにきずいた正樹は声をかけた
「大丈夫?顔色悪いよ?」
「え、へ、平気だよ」
ナツは驚き思わず言葉を詰まらせた
それから保健室に行くまでいやな沈黙が二人を包んだ
そして保健室についた。しかし先生はいなかった
「あれ〜先生いないな・・・しょうがないからとりあえず体温だけはかろっか?」
「うん・・・」
正樹は手際よく体温計の準備をした
「はい」
「あ、ありがとう」
それからまた沈黙が流れた
すると正樹がその沈黙をやぶった
「今日のプールの時間、俺がとなりでおよい出たんだ」
「ぇ?そうなんだ。じゃああたしのあれも見ちゃったの?」
正樹は顔を赤らめうなずいた
そしてナツも顔を赤らめた
ふと違うことを考えようとしているとナツは昨日の出来事を思い出した
そしてなぜ胸が急に大きくなったのかもなんとなく分かってきた
(きっと薬を飲んだせいだ)
ナツは薬を飲んだことの後悔にかられた
それを思い出した瞬間またナツの体に異変が起きた
さっきほどまでとは違う体全体がほてり、汗が止まらない
ドクンドクン
心臓の音がやたらと大きく聞こえた
何が起こるのかはナツにはなんとなく分かった
(ひょっとしたらまたおっぱいが大きくなるの?でも前のときは何にも感覚なかったのに・・・)
ムクムクムク
「うっ」ナツは思わず体をかがめ前かがみになり胸を隠した
「どうしたの?」
正樹がナツを心配しこえをかけた
それと共もにナツの膨乳スピードが加速した
「ビリビリ」Tシャツは破れナツの胸があらわになった
「はあはあ、安田君お願い!私のおっぱいもみくちゃにして」
「えっ?」
突然の発言をうけて驚く正樹を尻目に色っぽいオーラを出しフェロモンむんむんの汗だくオッパイを自分でいじりながらいやらしい声を出していた
「お願い!お願いよ!いじってくれないとおかしくなっちゃいそう」
ただでさえかわいいナツにくわえ胸はねんとZカップはあろうかという超乳しかも今も膨乳し続けている
正樹は理性を振り切り欲望のままに動いた
ナツの胸に飛びついた
「ああ、あん。きもちいいよ。ありがとう安田君」
とても小学6年生の声とは思えない声を張り上げていた
正樹にはナツの声は届いていない。ただ欲望のままに動いている
そして膨乳し続けた胸はついに部屋いっぱいいっぱいにまで膨らんだ
なおもさけび続けるナツを尻目に正樹は乳首に手を伸ばした
直径50センチはあるかという乳首を腕全体でしぼる
「いく。いちゃうううううううううううううう」
声とともにさらに膨乳は加速し、秒速50センチほどの速さでおおきくなり、部屋をも突き破り正樹もおしたおし3時間ほど膨乳をつづけナツはきぜつした
すでに半径7キロ範囲はナツのおっぱいでつつまれた
これは全国放送され世界中に配信された
そしてナツは人類初の世界遺産にはじめてとうろくされたという

終わり