高校2年年の春、親の都合で引っ越した。
俺は、ここで新しい出会いに期待した。
両親は共働きでほとんど家には居らず、またこの街で働いているわけでもない為、家に帰ってくるのは夜遅く、家を出るのは朝早かった。
一人暮らしにほど近いこの環境。俺一人で片づけるには広すぎるこの家は段ボールの山がまだいくつか残り荷解きもなかなか進まない。
ちょっと散歩して探索したいし、前に住んでいた町にあった系列の店があればいいけども、まだネット環境も整っていない。
とりあえず、隣の人には挨拶しておく必要がある。
息抜きも兼ねて家をでて、隣の家のベルを鳴らす。なんど鳴らせど気配がなく、留守のようだった。
仕方ないので迷子も覚悟して町内を軽く練り歩くことにした。
この街の中心だろうか、商店街に着いた。
商店街は個人経営の店が多く、おじちゃんおばちゃんが営んでいた。
「いらっしゃい。見かけない顔だな…。そうか、最近引っ越してきたのか。この商店街は何でも揃うから便利だぞ。え?どんな街かって?そうだな、周りを見渡せばなんとなくわかるだろうけどこの街は男性の数が少ないんだ。女性は男性の倍以上いてだな、みんな美人だな。おまえさんは……たぶん大丈夫そうだな。」
何が大丈夫なのだろうか。それは男性が少ない理由と何か関係があるのだろうか…。
ひとまず、必要になりそうな雑貨を買い店主にあいさつをした。
次に入った惣菜屋さんには優しそうなおばちゃんがいた。
「おやまぁ、可愛らしいお兄さんだこと。ここは初めてかい?そうかい今日引っ越してきたんだね?不安も多いだろうけど、大丈夫さね。これはサービスだよ。」
夕飯に食べようとした金平ごぼうが無料になった。
商店街だけではないが、道を歩くと確かに男性の数が女性に比べて圧倒的に少ない。そして雑貨屋の店主が言っていたように女性はみんな美人だった。
この街に住む女性は前に住んでいた女性たちとさして変わらない気がしたが、新参者だからなのか注目の的だった。
道行く人、店の中、信号待ちで反対側にいた人もみんな自分のことを物珍しそうに見てきた。
新しい街での未知なる暮らしに不安もあったが、街の女性たちにじろじろ見られたことや商店街の店主に言われたことに一抹の不安もあった。
新学期、転入した高校は偏差値も人気も平均的だったが、男女比は1:5という共学にしては極端な数であり、この街ではそれが普通だった。
ひとクラスは30人前後のクラスに男子はたったの5人、あとは全員女子だった。
女子もこれといった特徴もなくどこにでもいるような子が多いようだった。
自己紹介も済ませ、自分の席に座ると隣の女子に言われた。
「…あなたとは相性が合わないわ。」
相 性 ?
たったその一言だけ言うとそっぽ向いてしまった。
まだ、初対面なのになんなんだろうか…この人は…
休み時間になると他のクラスからも女子たちが俺の様子を見に来るほど転校生が珍しかったようだ。
男子の友達も作りたかったが周りを見ても男子の周りには俺と同じように女子に囲まれて楽しそうに話していて話を割れそうにもなかった。
放課後、やっとクラスの男子と一緒に話すことができ、メアドも交換することができた。
「どうだ?この学校の女子は?南高生と張り合えるぐらい普通だろ(笑)でも、おまえは勝ち組だよ。この街ににこれてな…」
最初の1週間は怒涛の毎日が過ぎ、慣れるのに一苦労だったし、1学年6クラスあるぶん他クラスからくる女子の対応もまた忙しかった。
2週間も過ぎて学校の帰り道、商店街の雑貨屋に寄った。
「おぅ、いらっしゃい、兄ちゃん北高生だったのか…ほほう、だいぶこの街の色に染まってきたな。まぁこの街の食材を食べればすぐに染まるからなぁ…」
食材に何か混ざっているのだろうか…なんのことかさっぱりわからない。
「ちょっと種明かしするが、この街に男性が少ないのはこの街の食材に身体が合わないと拒絶反応を起こす輩がいるからなんだ。引っ越してきてもすぐにまたこの街から出て行ってしまうんだな…でも兄ちゃんはこの街で暮らしていける素質があるってことだ。改めて歓迎するよ。ようこそ恋するニュータウンへ。」
“恋するニュータウン”って言われているのか…確かにこれだけの美人さんが多ければ、片想いする回数も半端ないよなぁ。
マンションの階段を上り、自宅へ向かうとちょうど、自分の部屋の隣の家の人が出てきた。
「あら?あなたもしかして…最近越してきた?そう…よろしくね!」
あいさつした相手は、隣に住む若奥様でこれまた美人さんだった。身長も胸も平均的で、後から娘さんが出てきた。
「ほら、挨拶しなさい。」
「……はじめまして、…杜 美里……16歳です。」
笑顔であいさつし返すと、美里ちゃんは照れてまた、隠れてしまった。
「ごめんなさいね。ちょっと人見知りが激しくて……あら?あなた、私とは相性合わないわ、残念ね…相性って言っても性格の話じゃないから安心してね。」
次の日、学校に向かおうと家を出ると、ちょうど美里ちゃんも学校へ行くところだった。優しく話しかけ、最初はぎこちなかったが、段々と打ち解けていくことができた。こっちも余裕ができたので美里ちゃんの容姿を伺う。
昨日は気付かなかったけど、けっこう肉つきがいいことがわかった。奥さんは華奢な体つきで美里ちゃんと正反対だった。美里ちゃんは自分の視線に恥ずかしさを感じたのか胸元やスカートの辺りに腕を持ってきて身体を寄せてきた。
「そんな目で見ないでください…せっかくお兄ちゃんとは相性が合いそうなのに…」
内気なのに大胆に身体を擦りつけてくる。お兄ちゃんとはいえ1歳しか歳が変わらない、美里ちゃんは南高校の1年生らしい。
俺の腕に美里ちゃんのおっぱいが当たる。柔らかい…さっき見た時以上に胸が腕を挟めてくる。……あれ?ブラつけてない??
「…うん。今日はつけてないの。お兄ちゃん北高で女の子の友達はいるの?」
まだ、いないと答える。彼女もいないし、好きな人もいないと伝えておいた。
「…やった♪じゃぁ私はお兄ちゃんのファーストレディだね。」
ファーストレディって大統領夫人みたいな?それか愛人的な意味か?…美里ちゃんは上機嫌にバスを降りて行き、南高校の門をくぐっていった。自分も北高へと向かう。
教室内でのこと。
「おまえ、恋してるか?」
なんだよ、急に…まだ引っ越してきて2週間とちょっとだぞ。
「それくらい経ってたら、そろそろ恋に巻き込まれ始めるな。さておまえさんはどんな女の子が囲むんだろうな…ちなみに俺は痩せてる女の子が多いな、みんな俺のために理想の身体を目指してダイエットして綺麗になってるんだ。」
校舎内に入ると確かに…友人の周りには華奢な女子たちが囲み始める。女子たちは頬を赤くし、友人に陶酔しているようだった。俺は蚊帳の外からその様子を見ていた。俺だってこんなにモテたことはないが、理想の女子とお付き合いはしてみたい。
「じゃ、ちょっとこの子たちの相手しなきゃならんからまた後でな。」
そう言って俺は廊下にポツンと残された。
次の講義も結局一人で受けて、休憩時間に教室の外に出た。廊下で一人の女学生とぶつかってしまった。
「ご、ごめんなさい。」
見ると、友人を取り囲んでいそうな華奢な女子だった。俺の顔を見るなり顔を赤らめてそそくさと立ち去ってしまった。
休憩時間中、男子学生は本当に数が少ない、なかなかすれ違わないのだ。廊下ですれ違う学生のほとんどはやっぱり女子学生で、中にはさっきぶつかった学生みたいに視線が合うと照れている学生もいた。
そして昼休み、学生食堂に行くと妙な光景を目の当たりにした。
テーブルにはいくつかのグループが座っているのだが、そのすべてが男子1人にたいして何人もの女子が取り囲んでいた。男子を取り囲む女子はみんな同じような系統で、ぽっちゃり体型が集まっているところに華奢な女子はいないのだ。
不思議に思いながらも一人で昼食をとっていると、さっきぶつかった女子がやってきて正面に座った。
「ここ、いいかな?」
軽く頷くと喜んで席に着いた。
「さっきはごめんね。私、狩野なつき、よろしく〜。」
なつきは他の女子みたいに男子を取り囲まないのかと訊いてみると、「相性が合わない」とだけ言った。
昼飯を食べ、午後の講義へと向かう。なつきも同じ授業を受けていたが、講義中は教授の話をそっちのけで俺の方ばっかり気にしていたようだった。俺も北高で、初めての女友達ができてよかった。
放課後。友人は結局、放課後まで大勢の女生徒を相手にしていたらしい。
「お、おまえも女友達ができたって?それはよかった。よく、その女生徒を観察しとけ!おまえを好む女性がどんなのかがわかるようになるからな…理解に苦しむ顔してるけどまぁ…今にわかる事さ。」
友人と別れると、美里ちゃんと会った。
「あ、お兄ちゃん♪一緒に帰ろうよ。」
相変わらず…相変わらずといっても昨日の今朝の話だがなつきに比べて肉つきがいい身体をしている。豊満な太ももがプリプリしたお尻から伸び、お臍周りは引き締まっている。そして年齢の割に膨らんだ胸。あれ?
なんか朝と比べておっぱいの大きさが一回り大きくなっている気がする。
ひとつの動作でノーブラのおっぱいが揺れる。朝の恥じらいも今はなくなり堂々と腕を掴んでむにゅっとおっぱいに挟んでくる。柔らかい。
「ふふ。美里はね、これからどんどんお兄ちゃんに相応しい身体になっていくんだよ。」
歩幅を合わせて一緒に帰路に就く。すぐ横には恋人並みに密着した美里ちゃんがいる。ちょっと上から美里ちゃんの表情を伺う。こちらの視線にすぐさま気がつき顔を赤らめる。セーラー服の襟口から16歳には不相応な爆乳がギュウギュウとせめぎ合い、深い谷間を形成していた。
その日の晩は杜家でごはんを食べ、その間も美里ちゃんは俺のすぐ横でご飯を食べていた。美里ちゃんのパパとは初対面だったのであいさつを交わす。
「どうやら、美里は君と相性が合うようだ。これから君の周りでは環境が劇的に変化するだろうけど頑張れよ。美里も他の娘に負けないようにな。」
美里ちゃんが大きく頷くと、たわわに実ったおっぱいが揺れた。
次の日
目覚まし時計よりも早い時間に玄関のチャイムが鳴る。
目をこすりながら玄関を開けると、美里ちゃんが立っていた。
おはようと言うなり、美里ちゃんは俺に抱きついてくる。俺は勢いに負けて尻もちをついてしまった。
「お兄ちゃんの寝起きかわいい〜。」
尻もち着いた俺に覆いかぶさるように乗っかる美里ちゃんは俺の目の前でパツパツになって今にも破けそうなセーラー服を見せた。
そう、美里ちゃんの身体はより成熟していたのだ。戸惑っていると、腕を身体の前でクロスさせ、セーラー服の裾を掴む。美里ちゃん自身の腕がパツパツセーラーの中でひしめき合うおっぱいで埋もれているにもかかわらず、無理やり裾をまくると中から爆乳が勢いよくブルルンと飛び出した。
「どう美里のおっぱい。お兄ちゃんの顔よりも大きいんだぞ〜…まだまだ発展途上な身体だけど期待しててね。」
俺の顔より確かに大きいおっぱいは昨日の夜の時点と比べて倍近く膨らんでいた。美里ちゃんの爆乳はひんやりしているのだが内側から暖かい体温がじわりと伝わってくる。
腹の上に乗る美里ちゃんはどんどん成熟していく。たった3日で制服を限界にまで引き延ばすほどおっぱいが大きくなった。他の部分はさして変わらないのだが…
「さ、早く準備して学校行こう。」
一通りおっぱいを俺の身体に寄せると、セーラー服を無理やり着た。
完全に上半身は巨大に膨らんだおっぱいでセーラー服が生地をとられ臍が見えていた。
今日も美里ちゃんに抱きつかれて登校していると、途中のバス停でなつきが乗ってきたが最初誰だか分らなかった。
「おはよう。…なんか太ったみたい。変じゃないかな?…大丈夫?よかった〜」
嬉しそうに言うなつきは昨日まで華奢だった身体にまんべんなく肉がついて、話によると体重が15kgも増えたらしい。
俺の左には美里ちゃんが豊満な身体を俺にくっつけ、右側では少し照れたなつきがいる。
しばらくして美里ちゃんがバスを降りていく。バスの段差を降りるたびに爆乳が揺れ後ろからでもその大きさが確認できた。
美里ちゃんがいなくなるとなつきが俺の身体に密接してきた。女性らしい華奢だった名残が残った身体はおっぱいに肉が集まっているようだった。
北高に着くと、そのまま講義を受ける。友人も相変わらず華奢な女の子に囲まれて楽しそうに時間を過ごしていた。
休憩時間の男子トイレで言われた。
「おまえ、昨日別れた後すげぇ豊満な南高生と帰っただろ?今朝の女子もあぁなるからな。」
なんでわかるんだよ?
「恋する女の子は相手の男の子に相応しい存在になりたいんだよ。言うだろ?恋する乙女は美しいって。」
確かに恋する女の子は美しくなるけど、何か違くないか?それは見た目の話だろ?別人じゃねぇか…
もし、それが本当ならなつきも美里ちゃんみたく爆乳になるのだろうか…
トイレから出るとなつきが待っていた。なつきの隣には別の肉厚な女の子が…
「私も………友達になっていい?」
断る理由がないので了承すると、嬉しそうにその子はその場を去って行った。
俺はなつきと次の講義を受ける。隣に座るなつきの息が荒くなってきたのでちらっとなつきを見ると朝見たときよりも身体が豊満になっていた。
おっぱいも房が確認できるくらい突き出して標準的な太さだった腿も気づけばパンパンになっていた。
「君のこと考えてたら、胸がキュンとして…ハァハァ…体中が熱い…ダメ…ハァハァ」
大丈夫?って身体に触れるとビクンっと仰け反り急になつきの力が抜けた。
俺に寄りかかる身体は時間が経つにつれて重くなるので横に寝かせた。
終了のチャイムが鳴ると、なつきはようやく目を覚まし身体を起こす。ユッサユッサ揺れるおっぱいに感嘆し俺を見るなり抱きついてきた。
「ごめんね。驚いたでしょう…でもこれは君の理想の身体になるため。違う?」
そう…俺に近づく女の子はどうやら俺の理想の女の子に近づいていくようだった。
確かに俺は巨乳な人とお付き合いがしてみたかった。
しかし、美里ちゃんといい、なつきといい理想を遥かに上回る身体つきになって俺の前に現れるのだ。
なつきの問いに対して俺は首を横に振る。違くないよと。
それを見てなつきは安心して自分の身体を確認する。その身体は昨日までの華奢とは言い難い体つきだった。
たった1日のうちに、なつきも美里のような豊満な体つきになったのだ。
昼休みになると、講義前に会った女子が、さっきよりも一回り細くなって現れた。
「一緒にごはん…いいかな…?」
頷くと嬉しそうに俺の横に座った。小太りだった女の子、早瀬杏奈はたった90分の間に無駄な肉を落とす奇跡を見せた。
太めの女の子らしく男勝りの量を食べてはいたが、胸周りに肉がついて他にはついていないようだった。
杏奈もなつきも俺といるときは恥ずかしそうに、それでいて嬉しそうに時間を過ごす。
食後にはなつきのおっぱいはテーブルに乗ってしまうほど成長し、小さくなったブラがおっぱいの上に乗り爆乳をよりアピールしていた。
講義までまだ、時間があったから養護室に行ってなつきの身体の変化具合を計測することになった。
なつきの昨晩の3サイズは88・69・85だったが、測ると121・71・90とアンバランスな体つきになっていた。
杏奈も昨晩は65kgだったが今は62kgしかない。
美里やなつきの急成長と杏奈の減量は俺との相性が良い理由で起きているようだった。
帰りに久しぶりに商店街に寄った。
「やぁいらっしゃい。兄ちゃんも立派なこの街の住人になったようだな。おめでとう。それにしてもカワイイ女の子連れて羨ましい限りだな。もう気づいているかもしれないが、この街の女の子は相性のいい男性を見つけると恋に落ちる。それは誰かれ構わず起こる事が絶対にない運命的な出来事。兄ちゃんは何もしなくても女の子たちが兄ちゃんに気にいってくれるような存在に意識するんだ。今連れている2人は違う体型をしているが、いずれは2人とも同じ体型になるからどちらかが兄ちゃんに相応しい体型なんだな……」
「お兄ちゃん!ここにいたんだ♪一緒に帰ろうよ!!」
ムニュムニュ…背中全体を柔らかくて暖かな物体があたる。下を向くと後ろからおっぱいで押されているのが分かる。後ろを見ると火照った顔した美里がいた。
「へへ…お兄ちゃんの周りに女の子が増えたみたいだね…それでなのかな…お兄ちゃんのこと考えるとどんどんおっぱいが大きくなって…身体が火照るんだ♪」
身体を包んでいたおっぱいが離れると、俺の前に美里が現れて驚愕した。
朝はパツパツになったセーラー服の中に年齢不相応な爆乳がそれなりに納まっていたが、今や爆乳の下乳が見えていて、乳首が制服にひっかかる状態でなんとか着ていた。。
「お嬢ちゃん、兄ちゃんのことが好きなのかい?」
「うん!美里はね、お兄ちゃんのファーストレディなんだから♪」
「そうかい、そうかい…それじゃ影響もデカイわな、その身体と想い大切にするんだぞ!」
「もちろんです♪」
「兄ちゃん、よく聞きな。この街の食べ物は特殊な成分が入っていてなそれは人の思慮、感情と反応するんだ。特に女性の心に強く反応し、前も言ったように相性のいい男性を見つけると恋に落ちた気分になる。そしてその男性と過ごすことで感情が高まり、男性の理想的な姿により近づこうとする。その想いは強ければ強いほど女性の体は理想に近づき、時には理想を超えて新しい理想を創り出す。女性の想いは、その男性と相性がいい女性の数に比例して強く激しくなる。内気な女性も場合によっては大胆になり好きな男性に近づこうとする。この街の男性の責務は恋する女性の想いに応えることだ。3人を見る限り、よりおっぱいを大きくすることが理想のようだな。がんばれよ。」
そうは言われても、まぁ確かに俺は胸の大きな女性は好きだ。
杏奈はまだぽっちゃりさんだが、2人のようにダイナマイトボディになるのだろうか…
「さ、はやく君の家に行きたいな。」
なつきと杏奈が俺を急かす。だけど、俺は1度に3人もの女子から好まれる人生最大のモテ期が到来している。それに相手はみな自称、発展途上な爆乳娘たちだ。
俺はもう少し、街中を練り歩きたかった。爆乳を街中に見せびらかしたかったんだ。
俺の家に行く前に少しお茶しないかい?
その提案には誰も反論しなかった。
とりあえず商店街の端っこにある小さな喫茶店に入る。優しそうなマスターが迎えてくれた。
「いらっしゃい。4名様だね。ゆっくりして行ってくれよ。奏ちゃんお客様だよ。」
「はーい。」
奥からまったりした声が聞こえてくる。
俺らは適当に空いている席に腰を下ろす。
俺の正面に美里が、右隣に杏奈が、斜め向かいになつきが座った。
美里の爆乳は重々しくテーブルの上に載る形だがそれでも杏奈やなつきよりも大きかった。
なつきも爆乳なりにテーブルに下乳が当たり少し変形していた。杏奈は体型が少しずつ変わっているのだが、元が太すぎたようでそれはそれで少し窮屈そうだった。
「い、いらっしゃいませ。こちらメニューになります。。」
ありがとうと会釈をするとバイトの店員さんはそそくさと離れ、マスターの方へと行ってしまった。
ケーキセットを5つ頼むと(杏奈は2人前)しばらくして緊張したバイトの店員さんがもってきてくれた。
「と、当店お勧めのケーキセットになります。」
自家製のおススメケーキセットを食べながら、なつきと杏奈に美里を紹介させる。
「南高校1年の杜美里です。よろしくお願いします!」
俺と最初会った時の人見知りという性格は今になってはかけらも残っていないほど明るい性格になって平気におっぱいを揺らしていた。
「私は、狩野なつき。杏奈とはクラスは違うけど、学年は一緒なの。サイズはさっき測ったら、121・71・90だったけど、まだまだ大きくなりそう。。」
「あ、私は早瀬杏奈。デブだから君に相応しい身体になれるかどうかわからないけど、今は減量中。」
ある程度、減量されたら今度はおっぱいが膨らむからまた体重が増えるんだろうな…
小1時間はなして店を出ると、自宅に向かった。ここの喫茶店はコーヒーが美味しかったのでまたこようと思う。
商店街から歩いて、15分。自宅についた。
3人をあがらせると、3人とも緊張した表情で部屋を進む。親がいないことを伝えた瞬間3人の表情が緩み談笑し始めた。
「もう君のお母様に会ったらなんて挨拶しようか、悩んじゃったよー」
そのようなことを言って笑い飛ばす。
そんな些細な言動を言うだけでも美里となつきのおっぱいは揺れる揺れる。どうしても視線がおっぱいへ向かってしまうために俺はお茶を淹れようと席を立った。
美里が後を追いかけて手伝ってくれるが目の前に広がる爆乳は今この時も成長しているのではないかと思うくらいに大きく、おっぱいからは女性らしいいい香りが漂ってくる。
「お兄ちゃん、今おっぱい見てたでしょ?いいんだよ。美里のおっぱいは…うぅん、おっぱいだけじゃない美里はお兄ちゃんの好きなようにしていいんだから。このおっぱいはお兄ちゃんのためだけにあるんだから。」
寄せてくる身体、甘い吐息と一緒に柔らかくて暖かい爆乳がわき腹から胸板に広がる。
「もう、お兄ちゃんといるとドキドキが止まないの。」
上目づかいで見つめてくる美里。襟もとから覗く深い谷間には汗が滲みだし、セーラー服に胸のラインが浮き出ていた。
目を瞑る美里に俺は生唾をごくりと飲み込むと、空いている手で優しくおっぱいに触れた。
ムニュ
ちょっと力を入れただけでめり込み、内側から確かな反発力があるおっぱいはエネルギーが漲っていた。少し揉むと美里は「…ん!」と感じていたが気にせず制服の上から揉み続けた。ぐにゃりぐにゃりと形を変えては元に戻る爆乳は掌に乳肉を押し広げ揉む力と反発しあう。
そのままセーラー服をまくりあげ生乳を拝もうとするが、制服におっぱいがひっかかってなかなか捲れない、揉んでいる間にもおっぱいの成長が促され制服の隙間という隙間まで乳肉が詰まっていた。
「お、お兄ちゃん…もっと美里のおっぱい大きくして…」
すごく綺麗で素敵だし、もう大きさとしては充分だよ。と囁くと、
「うぅん。違うよ。お兄ちゃんはこんな小さいおっぱいじゃ満足しない…なつきさんも杏奈さんももっともっと大きくなるし、これから先お兄ちゃんに近づく女性は増えるんだよ。みんなの巨乳になりたい想いが相乗効果で欲望、願望、希望も大きくなるんだよ…おっぱいの大きな女性…を目指して、美里はナンバー1じゃないといけないの。」
それには俺は何も言えなかった。
「お兄ちゃんはおっぱいの大きな女性と大きすぎる女性どっちがいいの?」
小さな手でスイカ並みのおっぱいを持ち上げながら問いかけてくる。
少し考えていると…
「美里は…お兄ちゃんと相性がいい人は判るの。お兄ちゃんの深層心理が本能が好きな女性がどんなのか判るの。でも具体的な大きさまでは判らないけど、まだ足りないということは判るの。巨乳、爆乳…もしかすると超乳かもしれないし、雑貨屋さんが言ってたように理想が理想を創り出してそれ以上かもしれない。それでも美里たちはお兄ちゃんを愛するの。だからお兄ちゃんは美里たちの人智を超えるかもしれないおっぱいを受け止めなきゃいけないの。」
受け止めなかったらどうなるんだって云うんだ。
「それは免れないと思う。だってもう始まってるし、女に興味のない男は男じゃない。お兄ちゃんはこの発育途上のおっぱいがどんどん好きになるんだから。」
目が合うと、急に恥ずかしそうな表情になって後ろを向いてしまった。
脇からこれからも巨大になっていくであろうまんまるな房が揺れている。
後ろから抱くと、腕がおっぱいに埋もれて内側から強く押し返されるどころか腕を乗り越えようと大きく膨らんでいた。
セーラー服から下乳がさらにはみ出し制服が縮んでいくように見えた。
一回りおっぱいが膨らんだところで成長が止んだ。
「じゃ、先に戻るね。」
おっぱいを左右に揺らしながら、スリッパをパタパタ鳴らしながら居間に戻って行った。
つづく