3 不思議な国の…デブネコ
ふと目を覚ます。背中がごつごつと痛し、そのせいなのか身体の疲れが取れない。
「あれ?侯爵夫人??」
見渡しても誰もいないどころか、不気味な森の中に一人残されている感じだ。
ふと、手元に何かあるのに気付くが下を見てもやっぱりおっぱい。
でも今はそれどころではない。手元に当たるものを掴み、正面に持ってくる。
「…手紙?…何々、『未咲、目が覚めたかな?破裂しそうなお腹は平気?なんかとっても苦しそうだったから侯爵夫人には悪いけど、抜け出してきちゃった。ホントは一緒にこの世界を巡りたいんだけど、私もいろいろとね、あるから今は我慢して先に進んでね。この森は優しい動物たちが暮らす森。だけど、たまに嫌らしいというか厭らしいというかクイズが好きなのがいるから気をつけてね。』
…それってチシャネコのこと?絵本に出てくるのは紫と桃色の縞模様のデブ猫、なぞなぞに答えられれば道を教えてくれるっていう…。」
「誰がデブだって??」
正面に見える木の枝から絵本で見たとおりの縞模様が尻尾を垂らしている。
立ち上がって、その樹の下まで寄ってみる。
おっぱいの先がスウスウして変な感じ。少し歩くだけで上下に揺れて身体の重心が定まらない。振動で制服がじわじわと脱げていくのが感覚でわかる。
「初めて見る顔だね。ボクはチシャ。キミは?」
「私は、未咲。」
「ふーん、未咲はなんでこの世界にいるわけ?」
「え?それがなぞなぞ??」
「違うわぃ、気になっただけ〜」
すぅっと溶けるように消えたチシャは今度は後ろの遠い木の上にいる。
「この森を抜け出したければ、ボクの問いかけに応えることだね。でなければ一生彷徨うことになるよ。」
そういうとまた消えてしまった。
慌てて周りを見渡したけど、チシャはどこにもいない。それどころか自分の膨らんだおっぱいが重くて仕方がない。
両手で抱えることができない程に大きく実ったおっぱいは雑誌の表紙を飾るグラビアのように大きかった。
なんでおっぱいが大きくなったんだろう。でも嬉しいな。
そんなこと考えながら少し森の中を突き進む。
どんなに先に進んでも同じ風景。光が少ししか差し込まない森は薄暗く、不気味さに拍車をかけている。
「この切り株、さっきも見た気がするわ…。」
ふぅーと大きくため息をつく。
「チシャ…どこにいるの??」
自分のおっぱいを枕のようにして顔を埋めてみる。女の子独特の甘い香りが顔を覆う。
「お嬢さん、お嬢さん助けてくれないかな??」
ふと声がして顔を上げるが、誰の声なのかが分からない。
「ここだよ。」
頭を斜め下に向ける。そこには1匹のシマリスがいた。
「すまんな、休憩中のところ。そのクッションのどかしてくれないかな。その切り株はワシの見渡し台なのだよ。」
クッション…。あぁ私のおっぱいかと納得して切り株を前に体育座りをする。おっぱいが腿、膝に潰されてひんやりする。
「これは君の乳房か…たまげた。ワシはてっきり愛用の抱き枕かと思ったわい。」
シマリスはよくみると顎から体毛と同じ色の髭をのばした高齢のリスのようだった。
「ふむ…歳はアリスくん位かな。乳房は…アリスくん程ではないにしろ立派なこったな…さて、君に頼みがあるんだが、ワシはこの通り歳でな、ドングリを探すのを手伝ってほしいんじゃ。
上手く探せたら、そうじゃなチシャの居所を教えてやろう。」
私はその言葉を聞いて、やる気が出た。
「うん。任せて。」
そういうと、辺りの木の元を探す。ブルンブルンと揺れるおっぱいはちょっと鬱陶しかったけどそれくらい我慢した。
私は再びドングリを探し始める。時には四つん這いになって探す。おっぱいが重力に沿って垂れる。制服がおっぱいに伸ばされるも耐えている。
てか、よく見ればドングリは探さずともたくさん落ちている。もしかしたらリスさんは探す気がないのではないだろうか。ふと切り株の方へ視線をやる。
「ちょ…w」
リスさんは目をこれでもかというくらい広げて私のおっぱいを見ていた。顔はにやけている。変態オヤジかと突っ込みをいれたくなったけど、相手は小動物。
仮におっぱいで挟んだりでもしたら死んでしまうかもしれない。まぁここは我慢だ。
スカートのポケットにドングリを入れていく。
両方のポケットがいっぱいになったので切り株に戻り、リスさんの目の前に出す。
その行為だけでも揺れるおっぱいに目が釘付けなリスさんはドングリなど視界にすらはいっていない。
「お嬢さんの乳房は、重そうだのう。どれ、ここに置いて見せてはくれんか。」
ちょっと戸惑っていると、チシャの場所を教えんぞといってくる始末。渋々、リスさんを潰さないようにおっぱいを切り株に乗せていく。
切り株に接するや否や、バラバラと集めたドングリが地に落としながら乳肉が一面に広がっていく。
リスさんは目の前に迫るおっぱいに口が塞がらない様子で、後ずさりし、これ以上退けないところまできて見上げる。
めいいっぱい広がっているはずのおっぱいは完全には乗せていない。だって完全に脱力したら溢れてしまうからだ。
リスさんは興味津々な目つきで乳輪と乳首を突く。
尖った爪にびっくりするが我慢する。段々とおっぱいが熱くなっていくのが分かった。
「おぉう。乳房の先っぽが固くなってきたぞ。しかし、いっぱいドングリを探してきてくれたようじゃな。100個はかたいな…これはワシからのほんのお礼じゃ。受け取ってくれ。」
そういうと拾い集めたドングリが宙に浮き一粒一粒が輝いてその光が私の身体を包み込んだ。
自然とチシャの居場所が分かったが、他にも何かくれたようだった。
その瞬間、胸が熱く、制服が苦しくなった。
胸を抱えてしゃがむと内側からムクムクとおっぱいが大きくなってきていた。
「え?な、なんでおっぱいが??」
「ほっほ。お嬢さんはわしにドングリを100個近くも持ってきてくれたじゃろ?だからじゃ。」
「だって、ドングリ拾わないと、チシャネコの居場所教えてくれないって言ったじゃない。」
「あぁ、言ったとも。別に1粒でも教えたがな…はっはっは。ワシはその若い子の戸惑う顔が好きじゃ。」
制服は破けることもなく肌蹴ることもなかったが、膨らんだおっぱいを締め付けておっぱいの1/3、下乳部分が
収まりきれず、段差をつけてはみ出ている。
「っさ、お嬢さん、膨乳は終わったからチシャネコのもとへお行き。」手を振って未咲を見送る。
未咲は片腕でおっぱいを抑えつけて、さっき脳内に送られてきたチシャネコの居場所へと足を進めた。
おっぱいをどんなに抑えつけても内側からの反発力が尋常じゃなく弾かれそうになる。
一歩、また一歩進むたびにおっぱいは上下左右に揺れて制服をじわじわと肌蹴けさそうとするが懸命に制服も抑えつけた。
たどり着いたのは森の泉。その真ん中の中州にチシャネコはいた。
「チシャ!」
「あ…未咲、やっと来てくれたんだ。ふ〜ん…ドングリいっぱい拾ったんだね。」
「まぁね。」
「今の未咲は最初に会った時よりも自信に溢れてる。きっとこれならこの先も大丈夫かな??」
言われてみると、おっぱいが巨大になったことへの羞恥心よりも先に進みたい気持ちの方が大きいからか
迷いや不安が感じられなかった。
「早く、次に進ませて。」
「じゃ、これ…なぁんだ??」
「…え?」
チシャネコが持っているものは誰もが見たこともあるカッププリン
「プリン??」
「ん、惜しいな。正解とまではいかないけれど、まぁいいや。これを食べれば次へ進めるよ。どうする??」
「ちょうだい!!」
すると中州にいたチシャネコが消え、目の前に現れた。
「ふーん。まだまだだなぁ…」
「え?」
ふいにチシャネコが未咲のおっぱいに手を当てる。
暖かい温もりと、その内側に秘めた力が渦巻いているのが感じられたようだ。
「さ、食べなよ。焼きプリン。」
「焼き?プリンなの?」
「そ、焼きプリン。」
「…どうしよう。私、焼きプリンはダメなの。苦味がどうも…」
「でも食べないと、先に進めないよ。」
「う〜。」
未咲はチシャから焼きプリンをもらうと一気に食べ尽くした。
「思ってたよりは美味しいかも!?」
「でしょ?美味しいでしょ?…でも早く食べすぎ…ま、進みたいなら泉の中洲へ行くんだね。」
中州…さっきまでチシャネコがいた場所。未咲は言われた通り泉の中に足を入れ前に進む。思った以上に浅くてよかった。
でもやっぱり泉は泉。先に進めばどんどん深くなる。膝まで浸かったかと思ったら、一気にスカートの裾まで濡れてしまった。
仕方がないので泳ぐ。運動は苦手だけど、わたしのおっぱいが浮き輪代わりになって楽々中州にたどり着いた。
まだ、膝上まで水面が来てるようだったけど、立って歩んだ。おっぱいの下に水が当たる。しばらく進むと水面が踝までになった。
振り向くとチシャネコは尻尾を振っていた。私も手を振ってまた歩き出す。
「未咲、またおっぱい大きくなったな。10秒以内に食べるんだもんな…もっと味わえばよりデカくなれたのに…残念。」
手を振っていた未咲は、おっぱいが倍近く膨らみ、半分がセーラー服からはみ出ていた。
また、歩み始めた未咲は中州に辿り着いた途端、姿を消した。
「っま、1秒×10cmだから10秒以内は一律100cm。未咲は200cm越えた位か。おかしいな…もっと大きく見えるんだがな…。」
「どうしたのチシャネコさん。」
「なんだ、アリスか…ほっほぅ…いいおっぱいだねぇ。また大きくなったねぇ…。」
「まぁね。でどうしたの?」
「あぁ未咲はプリンを10秒以内で食べたんだ。だからだいたい200cmくらいのはずなのにもっとデカく見えるのさ。俺は大きいほうが好きだけど…。」
チシャの横に座るアリス。座っているにもかかわらずアリスの乳房は自身よりも大きく、一人では抱えることもままならない。
そんなおっぱいにもたれながらチシャネコを誘う。
「そりゃそうよ。未咲は暖炉の部屋で私の母乳を飲んでいるんだから。」
チシャはアリスの超乳の上に現れて驚く。
「アリスの母乳!?そんなの聞いてないぞ!なんてこった。。」
続く。