表-4話 裏目
やっと家に着いた。
「ただいまぁ〜」
「おかえりー。」
奥の方で母さんの声がする。俺は誰かに…特に佳奈に会う前に洗面所へ行き、マスクをとると顔に装着した。これである程度は緩和できるはずだ。
リビングに移動して俺は我が目を疑った。
リビングから食卓やソファなど場所をとる家具が隣の部屋に移動されていたからだ。
「母さーん!なんで家具ないのー?」
「ちょっと待って…」
さらに奥にある台所から擦れる音が近づいてくる。台所とリビングを分ける暖簾が左右に分かれると顔を出したのは巨大な尻。
「へ?尻??」
「ちょっと母さん、朝から身体が熟れてたでしょ?なんか止まらなくて、やっと止まったかと思ったら、少し身体ずらしただけで壁にお尻が当たっちゃうのよ。それに腿もいっぱいお肉がついちゃって…」
朝よりも何倍にも巨大化したお尻に、肉がブルルンブルルンと波打つ太ももから姿を現した母親。
「なんで、後ろ向きなんだよ?」
「おかえりなさい。」
「ただいま。それより…」
「さっきまでは前向きに入ってもちゃんとできたのよ。でももう無理みたい。」
「無理…って、まさか…母さんもおっぱいが…?」
「あら…よくわかったわね…そうなのよ。おっぱいがね…」
そういうと擦れた音を再びたてながら上半身から飛び出したその物体を台所への通路から抜き取り、身体を俺の方へ向けた。
母さんのおっぱいは両房ともに床に到達し、上半身よりも片房の方が大きくなったおっぱいだった。
「どうかしら…?」
「どうって…大きすぎて言葉にならない。裸だし…」
「もっといいほめ言葉はないのかしら。この身体で入る服なんてありゃしないわよ。…あら、風邪でもひいたの?」
「いや…これは…」
「まぁいいわ。信弥と話をするとこの熟れすぎた身体が疼くのよね。お父さんも出張で帰ってこないし、佳奈も部屋に閉じこもったきり出てこないのよ。今は信弥と二人っきりなんだから、もっと母さんに甘えてもいいのよ。」
(おい、甘えるってどういうことだよ。マスクしないとその身体が熟れるのに、母さんのおっぱいを触ったらどっちも歯止めが利かなくなりそうだ…。)
「ちょっと、学校の宿題やるから、後でな…。」
「えぇ〜素直じゃないなぁ。」
慌てて2階の部屋に戻り、椿姫に電話した。
『あ、信弥…?』
『…あ、椿姫?なんか家に帰ったら、母さんの身体が今朝以上に熟れて厭らしいんだが…それに帰宅中、俺の傍にいた女はガキでも大人でも関係なしにおっぱいが膨らんだんだ。時間が解決してくれるなら、いつ解決するんだ?』
『…』
『なんだ、どうして黙ってるんだ?』
『あのね、さっき学校で私、信弥の目の前でおっぱい大きくなったでしょ?それに押し倒しちゃって、信弥が失神しちゃったけど、私も少しの間意識が飛んでるの。で、起きたら意識失う前の比じゃないくらい大きくなってて、びっくりして先に帰ってすぐ薬の効果を調べたの。それに時間で切れるって24時間で効果がなくなるの。』
『なんだ、24時間か…じゃぁ明日の放課後には薬の効果はなくなるんだな。』
『うん。ただ…』
『ただ…?』
『ただ、効果が切れる前に2回目の投薬をして2倍の効果を得ようと思ったら2倍じゃなくて2乗倍で、個人差ではそれ以上の効果が発揮されるから絶対に効果が切れる前には服用するなって書いてあった。』
『ということは?どういうことなんだ?』
『私は、信弥に効果が切れる前にもう1回投薬したから、2乗倍以上の効果が周りで発生してしまうわ。』
『あぁ…そういうことね…どうしようもねぇじゃん、ところで椿姫、おまえはどれくらいになったんだ?』
『え…?恥ずかしいよ。』
『よく、言えるな。裸体を俺はもう見てるんだぞ。』
『そうだけど…まぁ、さっき測った値だから今はもっと大きいと思うんだけど…驚かないでね。』
『あぁ…でも、まだ大きくなってるのか?』
『うん。余韻があるみたい…』
『で?』
『…389cm』
『ふぅ〜』
ピッ。
俺は椿姫のサイズを聞くだけ聞いてケータイを閉じた。
なんてこった389cm?3mと89cmだと…?あと11cmで4m突破じゃねぇか。いや、いま大事なのはそこじゃない。なんなんだよ。400cm弱のおっぱいって俺の好きなアイドルは顔も可愛いし胸も大きい115cmKカップだってのに、椿姫は389cmだと?
それも大事だけど、もっと大事なのは…よく考えてみろ。椿姫だけじゃねぇ。母さんや綾乃だっておっぱいが大きくなってるじゃねぇか。佳奈もだろうけどまだ桁違いの大きさではないはずだ。
まだ大きくなっているということは明日学校へ行ったら400cmは楽に超えるんだろうな…行ったら…行かなければ椿姫や綾乃のおっぱいはこれ以上大きくなるのを止めることができる。けど、家にいれば母さんの熟れた身体がより豊満になって何をされるか解ったものじゃない。
だからといって学校をサボっては解決しないしなぁ…
コンコン
「…ん?今、宿題中〜。」
「お兄ちゃん?」
だから、宿題中だってば、って言っても妹は通用しない。通用したことがない。
ドアから妹の顔がいつも覗いてくるが、今日は違った。
少し開いたドアから最初に見えたのは学校で見たアレと同じだった。そう椿姫の巨大な乳首。
「な、なんだ?」
「お兄ちゃん…会いたかった。今日一日ね、ずっと家にいたんだけど…どんどんおっぱいが大きくなったの。」
佳奈のおっぱいは、朝よりも大きくはなっているものの臍を隠す程度だった。それでも頭4個分で充分すぎる大きさだが…
「佳奈、入ってくるな。」
「えぇなんで?佳奈はお兄ちゃんに会いたいの。この身体を感じさせたいだけなのに?」
だって俺の部屋は家の中で一番俺の匂いがきついところだから誰も入れることはできないんだよ。。
「ちょっと待って。俺がいく。」
「うん。うん?お兄ちゃん風邪ひいたの?」
「まぁ…な。」
そうか、母さんも佳奈も俺の息、匂いでおっぱいが大きくなるということに自覚がない。そんなもんか。
俺から見ると本当に佳奈のおっぱいは運動会で見かける大玉転がしの大玉をより大きくしたような大きさだ。
「ただいま。」
「おかえり、お兄ちゃん。今日ね、さわちゃんたちがお見舞いに来てくれたの。さわちゃんも佳奈のおっぱいにはびっくりしてたけど、すぐに好きになってくれたみたい。」
「そっか…他に変化はなかった?」
「うーん。その後さわちゃんもおっぱいが少し大きくなったよ。佳奈ほどじゃないけど、朝の佳奈よりはたぶん大きかったかな?」
な、なんだと?
まぁいいや。今はそれどころじゃない。
「他に変わったことは無かったか?」
「うーん。無性にお兄ちゃんが恋しかったから、ずっとお兄ちゃんの洗濯物の匂い嗅いでた。ハハ…あ、お母さんも一緒にだよ?お母さんも一緒ってところがなんかおかしいよね。今はお兄ちゃんが隣にいるからなんでもないけどその時は、お兄ちゃんの洗濯物もなかったらお兄ちゃんのところまで行ってたかも。それぐらい心が?身体が?物足りなかったの。」
「そうか…」
これはけっこう大事な情報かもしれない。
母さんみたいに身体の倍以上におっぱいが大きくなったらどういうわけか俺を欲して暴走気味になるのかもしれない。その鎮静剤として俺の洗濯物か。
「信弥ー。佳奈ー。ごはんよー。」
「「はーい。」」
居間に行くと床に広げられた晩御飯。家の中でピックニックか?それともインドの家庭か?
「ごめんね…信弥。この身体だと、食卓に座れてもテーブルのごはんまで腕が届かないのよ。それに椅子も壊れそうだし。だから床で食べましょ。」
床にドスンドスンと見事な超乳が床に広がる。俺も母さんと、佳奈の間に胡坐をかいた。横には聳え立っているようにまでみえる巨大な乳房。
柔らかいから少しの動きだけでも震えている。
「いただきます。」
高く厚い乳房があるおかげで、食事中俺の息が教室で椿姫にあたったように母さんたちに当たる事は無かったから、急な膨乳は無かったが、それでも食後はさっきよりも体積が増しているように感じた。
「信弥。」
「ん?」
「お願いがあるんだけど。」
「何?俺に出来ることならなんでも言ってよ。母さんたち、その身体じゃ、自由に動けそうにないし。」
「ありがとう。それでね。今晩、一緒に寝てほしいの。信弥と母さん、それに佳奈も。3人で川の字になって寝てほしいの。」
「なんで?どうかしたの母さん、なんかおかしいよ?」
「知ってる。おかしくなったのもこんな身体になってからよ。信弥が学校に行っている間、母さん信弥に欲しくて欲しくて…我慢できなくて…」
「佳奈と俺の洗濯物の匂い嗅いでたんだってな。佳奈から聞いたよ。」
「そう…なんか変態みたいじゃない?母さんの身体、なんか醜くなってくの。信弥が欲しくてたまらないのよ。…息子に欲するなんて母親失格よね。」
母さんも佳奈と同じように俺を欲していたようだ。その自身の身体より大きくなった乳房を抱えて、それに加えて母さんの場合は下半身も豊満化している。
お尻も巨大になってスパッツが半分も履けず、太ももの肉にゴムがめり込んでいる。太もももとてつもなく太い。俺の胴体より太く肉が詰まっていてとてもムチムチだ。
伸長こそは変わっていないから、余計にムチムチに見える。そんな下半身をも隠す巨大な乳房はサイズなんていう範疇を無関係なものにしていた。
風呂に入る。俺から入らないと風呂の湯がなくなるからだ。
次に佳奈が入った。俺は歯磨きをしに脱衣兼洗面所へいくと、風呂場の扉いっぱいにおっぱいが押しあてられ、擦りガラスの扉が肌色になっていた。
最後に母さんが入る。豊満な身体に我が家の風呂場は狭く、入りきることができなかった。
どういうことかというと、おっぱいが大きすぎておっぱいだけで風呂場がいっぱいになってしまい、巨大なお尻が洗面所にはみ出てしまうのだ。逆向きも然り。おっぱいが入りきらず、扉を閉めることができない。
母さんは仕方なく、シャワーで2回にわたって身体を洗っていた。もっともおっぱいの先っぽは濡らすことしかできないようだが…。
風呂上りに2人のサイズを確認する。母さんは621cmでお尻に関しては130cmにまで達していた。
佳奈はというと、254cm。○学4年生の身体とは思えないムチムチな身体と、不釣り合いなおっぱいが身体から生えている。
あまりに大きすぎて自分のキャパが超えていた。大きすぎて驚けない。120cmを超えたグラビアアイドルは身体の前面にお尻があるように谷間が深く、臍をも隠しそうで、ビキニなんていつ切れるかわからない大きさでとても興奮するのに、この2人の大きさは…。
母さんなんて胸の大きめのグラビアと比べると、どの部位でも勝っている。
佳奈もU-15でみたら驚異的サイズに違いない。これから成長期を迎えるんだ。余計に大きくなってもおかしくないわけだ。まぢで狂ってる。クレイジーだな。。
なんて考えても無駄か…
というわけで、今日は母さんの要望により、3人居間で川の字になって寝る。
いや、そのまえに一緒になる。年の差30以上の2人の女が俺のモノを奪うのだ。内容はここでは割愛しよう。
しかし…最高に気持ち良かったが、苦しく重くもあった。どんなに抱えても抱えきれないおっぱいは俺の想像をはるかに超えたものだった。
それに母さんのお尻もムッチムチで強靭で疲れた。もうクタクタだ。
「さ、寝ましょ。母さんはまだまだいけるけど子供はもう寝る時間よ。」
時計を見ると深夜3時を回っていた。あっという間に4時間も一緒になっていたということか。俺のテントはまだまだ小さくなる予兆は見えなかったがここはもう寝よう。
俺は、布団に入る。もちろん俺が真ん中になるわけだが、なんという圧迫感。
聳え立つ乳房は、さっきの4時間よりも威圧感を増している。そのふもとで寝転がるとじわじわと迫りくるようにさえ見えてくる。
母さんも佳奈も身体を横にして自分の乳房を身体に覆いかぶさらないように寝ていた。が、意図的か、無意識かは定かではないが、俺を抱く母親。
それにつられ、佳奈も俺を挟む。俺は二人の乳房に挟まれたまま朝を迎えることになった。
つづく