裏-3話 種明かし
放課後のチャイムが鳴る。
結局、屋上で気が済むまでおっぱいを一人弄り時間を費やした。
放課後になるころには、通常通りにまで落ち着いていた。
改めて、自分のおっぱいを襟口を広げて覗きこむ。何もしなくても谷間が出来上がっている。それに襟口を前に引っ張って制服の中に空間を作ってもおっぱいがその空間を埋め尽くし、制服を押し広げる。
ブラウスが不自然なほど前に飛び出して、裾が浮き上がっている。
屋上に誰もいないことを確認すると、ブラウスさえも脱ぎ、上半身裸になった。
臍周りには無駄な肉がついておらず、くびれている。
その臍をも隠しそうなまでに膨らんだおっぱいが身体から飛び出し、垂れることなく突き出ている。上半身の幅よりも少しあり、ひとつの房が頭ほどある。
乳首は小さいままでピンク色。それがよりおっぱいを大きく見せていた。
自分のケータイでやや上から写真を撮る。
顔とおっぱいしか写らないことに満足し、再びブラウスを着る。
ブラウスの第1ボタンと第2ボタンを開け、谷間を他の生徒に見せつける。
恥ずかしくなんてない。乳首が透けようが、おっぱいが揺れようがなんてことはなかった。
だってこれから信弥の元に行って、もっともっとおっぱいを大きくするんだから。
今の私は通過点に過ぎないということ。
生徒たちや男性教諭の視線を浴びながら、生徒会室に向かう。
そして、教室の前に着くと中から信弥の気配を感じ取った。
「あぁ…なんか緊張するな。よしっ。入るよ。」
ガラガラ
教室に一歩入ると昼休みに感じた教室の匂いに加え、信弥の体臭という匂いが充満していた。
身体に電撃走ったかのような感覚に襲われるも、我慢して平然とする。
肝心の信弥は何やら、ニヤニヤして笑っている。
「何気持ち悪い笑いしてんのよ。」
ビクッとして信弥が振り返る。その空気の移動でさえ快感に感じる。これはヤバい。
「俺声に出してた?」
「えぇ、とても気味悪いわw、お茶淹れようか?コーヒーにする?」
「じゃぁとびっきりのコーヒーで。」
教室の端にあるポットに向かう、ノーブラのおっぱいが盛大に揺れる。
「あれ…椿姫…。」
「ん?何??」
信弥の目つきが真剣になったけど、すぐにいつもどおりになった。
「いや、なんでもない。いや…やっぱり変だ。」
やっと後ろの方で信弥が気付いたみたい。
でも、私の方も限界が近い。おっぱいがさっきからブラウスを押し広げているのがわかる。ブレザーのボタンも自然と押し広げられる。
今も大きくなっているのだろう。
あぁおっぱい揉みたい。信弥に揉まれたい。
気持ちを抑えるためにおっぱいをわざと大きく揺らす。
ブラウスに擦れるのが何とも言えない。
でもコーヒーをこぼすわけにはいかない。今日は、効き目をもっと効果良く出させるためにもう1回投薬しているのだから。
フフ。
レトルトのコーヒーを淹れ、信弥に向かってそぉっと歩いてくる。それだけ静かに歩いているのにも関わらずだ、椿姫のおっぱいが揺れている。
ブレザーの中でパツパツのブラウスがあって、その中でまんまるな乳肉がはっきりと上下に揺れる。おっぱいが上下に揺れるたびに首元のリボンが頷くように動くし、上下の運動についてこれなくなりそうなほどボタン周りが弛んだり、引っ張られたりしている。そのたびに厭らしい気持ちがわいてきて変な気持になっちゃう。
「何?私のおっぱいが気になる?」
一瞬目をそらされたが、すぐにまた私のおっぱいを見つめたままコーヒーを一気に飲み干した。
「やっと信弥が私のおっぱいに気を留めてくれたのね。…でも、ちょっと遅すぎじゃない?」
「いや、こんなに見つめてしまってちょっと恥ずかしいけど、椿姫の、こんなだっけ??」
私は信弥の目を見つめながら、近づいた。まぁスレスレまで近づくのはいつものことだけど、その発育した胸が信弥の身体の傍にあるとこっちまでちょっと緊張してしまう。
「そんな緊張しなくてもいいんじゃない?ほら、深呼吸して。ふふ。」
「すぅー…ふぅ〜。」
俺が素直に深呼吸すると、俺の息が椿姫の顔面にあたり、彼女が目を瞑る。
「素直じゃないw」
そう言ってたのも束の間。
「くっ…はぁん…、限界。」
「え?」
ぐぐ…
ンブッツン…ブツッ、ブツッ
顔の下を見ると先ほどまでブラウスの中に納まっていたおっぱいがブラウスの戒めを解いて肌色を見せていた。
信弥を前にもう何も邪魔する人はない。汗がにじんでちょっと赤面して、顔も熱が帯びているのが分かる。
「ぃや、強烈ぅ。」
どんどんブラウスのボタンが外れ、乳房のあたる部分はすべて外れて広く開いた襟もとにはギュウギュウに詰まった乳肉と谷間。
自分でも厭らしく、おかしくなっていくのが分かる。
信弥に寄りそう。おっぱいの先っぽは信弥の胸板に当たりひんやりしたのが伝わってくる。逆に自分の熱くて先端の堅い乳首がより堅くなっているくのがわかるし、その周りの肉が寸分の隙間がないにも関わらず、それでも信弥の身体にに押し付けるように体積を増していた。
今回が一番大きくなれそうな気がする。
抵抗はしない。全てを受け入れるだけ。
「どういう…ことだ、椿姫…。おまえ…もしかして…。」
「やっと気付いたんだ…はぁはぁ…だめ…気持ちよすぎる…身体が熱い…」
私は自身で立っているのもやっとなくらい身体が震え、乳房が揺れる。違うか、揺れるんじゃなくて大きくなってるから揺れているように感じているんだ。
「おい、大丈夫かよ?詳しい説明はあとでいいから、今は落ち着け。」
信弥に身体を預けると、椅子に座らせてくれた。
ひとつしかないボタンにより背広のようなブレザーも今やおっぱいが内側からせり出して、襟が乳肉に喰い込んでいて、おっぱいが縦長にロケットのように前へ前へ成長している。その球体に近いおっぱいがブレザーから半分以上が飛び出すと、ブルンと自ら飛び出たかと思うほど勢いよくボタンをその重みで外した。
視界が曖昧になり始め、信弥の姿も消えていく。
自分の声も耳に届かなくなっているようだ。
一体自分はなんて厭らしい言葉を発しているのだろうか。全然聞き取れないけど、きっと普段の私じゃ考えられないこと言ってるんだろうな。
時折、信弥が傍によっては「大丈夫か?」「何か必要か?」と病人を相手しているみたいに様子を見てくれた。
けど、信弥も私に触ってくれず、見ているだけのようだった。
それだけなのに嬉しい自分がいたのだ。
もう、どれくらいにまで大きくなったのかわからない。
信弥の吐息が聞こえる。どこに濃い息が流れているかも見える気がする。
そこに行けば、私のおっぱいはまだ大きくなれる。
そんな具合だ。
「でもなんで俺の周りで、こんなことが…?」
何時間が経ったかはわからないけど、段々落ち着きが戻ってきたというか、変態な私に慣れてしまったのか、意識が板についてきた。
「信弥…はぁはぁ…おっぱい…スキでしょ?…だ…か、ら」
私から飛び出したおっぱいは臍を隠し、股下まで大きくなっていた。身長よりも大きいのはわかった。
「だから?」
また、信弥が近くにきてくれる。
おっぱいが信弥の身体に当たる。でも私は何もしてない。寄りそってもいないのに勝手におっぱいが信弥に届いてしまう。
もう先っぽに手が届くかはわからないけど、信弥には届いてしまうのだ。
頭ほどの大きさだった乳房は今や片房でも胴体より太いし、厚い。ズンと座った乳肉はまだまだ体積を増して、太もも、膝を隠そうとしている。
「だから…ね。おっぱい大きくする薬をコーヒー混ぜたの。」
個人的にはキッと睨んだような目をしたつもりが信弥の瞳に映る自分の目は憂いの瞳。何かを欲しているようだった。
「でもよ。椿姫だけじゃないだろう?伊達さんもそう。それに佳奈や母さん、それに佳奈の友達だっておっぱい大きくなったんだぞ?混ぜたってどうやって…。」
「やっぱり伊達綾乃も大きくなったのね。でも私にじゃないわ、信弥のコーヒーに入れたの。」
まだまだ大きくなっている。一体どれくらいになったのかもうわからない。
女の子座りをしている状態に大玉のバランスボールが2つ、足の上に鎮座している。乗りきらない分は膝を包むように足からはみ出ている。
「俺のコーヒーに混ぜた?ってことは俺がその膨乳薬を飲んだのか?」
「…そう。」
私は無意識に乳首を弄りに腕を伸ばすも、片房ですら抱えないほど膨らんだので半分すら届かない。どんなに腕をのばしても自分の肉に埋まるだけで、乳首までの距離もどんどん遠ざかっていた。
「それで俺の周りの女の子はおっぱいが大きくなったってことか?」
「そう、そのはず…それも近ければ近いほど大きくなるの。」
ガタッ
「え!?」
ガタンガタン
驚いて立ったら椅子を倒してしまった。椅子の倒れる音が教室内で響く。
「あっ…きゃぁ。」
俺の驚きに驚いた椿姫がバランスを崩して椅子から落ちてしまった。
その動きに、上半身からおっぱいが完全に零れおちて床につく。大玉ほどまで大きくなったおっぱいは形をやや潰しながら椿姫を支えることができるほどにまで大きい。
きっとこの世で一番の巨乳…いや、超乳の持ち主になったんじゃないだろうか。
「大丈夫か?」
手を差し伸べて、身体を立たせてくれる。…けど、予想はしてたけど凄く重い。なかなか立てない。
私も思いっきり集中して力を入れたら自然と立ちあがる事が出来たみたいだった。
しかし、なんて大きさだろう。
直立できた私の身体を信弥は一歩下がって上から下まで舐めるように見つめてきた。
「なんか…恥ずかしい。」
一歩下がっているにもかかわらず、信弥の顔のすぐ下にまで私のおっぱいが上下に揺れて迫っている。その大きさは私自身わからないけど、とてつもなく大きいのは確か。乳首は鏡でも見ないと確認できないけど、きっと両手ですら掴めないほど大きいに違いない。乳輪も半端ないだろう。私の視界は乳房によって肌色の世界が見ろがっている、信弥の顎から下は床でなく私の肌だ。幅も余裕で私の身体の幅より広い。おっぱいの下に何かが落ちていたとしても確認する術がわからないほどにおっぱいで空間を占めていた。
「ど、どういうシステムだ?」
「これは、信弥の近くにいればいるほど膨乳するの。だから今の私も、昼休みの伊達さんもあなたの家の妹さんもおっぱいが大きくなったの。」
すっかり正常に戻ったように見える椿姫は語り始めた。
実際は通常ではなく、慣れてしまっているのだが…
「おま、なんで昼休みのこと…。」
「いいから。あんたと伊達さんは昼休みの終わりに信弥を見かけたのよ。渡り廊下で。それはもういいわ。要は、あんたの息を濃く吸った人ほどおっぱいが大きくなるの。信弥のお母様や妹ちゃんのが大きくなったのは、家という閉ざされた空間に漂う信弥の息や馴染んだ匂いを無意識のうちに吸い込んだせい。それらはさっきの私みたいに急激に大きくなることは無いだろうけど、塵も積もれば山となるっていうじゃない?だから結果として膨乳するのよ。それに、伊達さんはそんな事情を知らず知らず利用してたみたいで信弥に近づいていたようだけど…今となっては私より大きい女性はいないわ。ふふ。」
「ふふ。っておい。どういうことだよ。なんでそんなことしたんだ?」
「そんなの。スキだからに決まっているじゃない。」
「何が??」
「…もぉ〜!この鈍感野郎!!」
「お、おい!危ないだろう!」
私はその膨乳した巨体で信弥にのしかかる。信弥は案の定、押し倒され床に仰向けに倒れ、その上に私が覆いかぶさる。信弥の股間にお尻を当て、おっぱいを上半身に当てつけるつもりが信弥の顔までがおっぱいの下に隠れてしまった。
おっぱいにくすぐったい感触が広がる。鼻息が直に当たって本当にくすぐったい。
お尻の下に固くなったテントがあることもすぐに理解できたし、どんどん興奮してしまった。
「信弥のあそこが固くなってるお。」
「〜!!!」
超乳の下から悶える信弥の行為にただ揉まれているとしか感じない。
より体重をかけて信弥を感じようとする。
どんどん大きくなるおっぱいに信弥の愛撫も激しくなる。
でもしばらくすると揉むどころか、抵抗もなくなった。
どういうこと?
しばらく状況の理解までに時間がかかった。
まるでおっぱいに栄養が取られ頭の回転が鈍くなったようだ。
その後も、信弥の吐いた息を余すことなく身体で吸い込んで、一人自分のおっぱいを掴める範囲でオナニーして膨乳させた。
昨日までの効果が嘘のように大きくなる快感に意識が途絶えた。
目が覚めると信弥の姿がない。信弥はまだ私のおっぱいの下でのびているようだ。
身体の下に感触がある。それだけじゃない、床の冷たい感覚もある。
教室内の机や椅子の足に乳肉がめり込んでいる。先端を見ることができなく、立ってみようとしてもすぐには立てない。
神経を集中させて立ちあがるもおっぱいが大きすぎて床に着地していた。
ケータイでリムジンを呼び出している間も、意識的におっぱいを揉む。
片方の乳房を持ち上げてみると、ずっしりと重く、30秒も耐えられない。
なんとか、持ち上げてみても乳首は床についている。
乳房全体を持ち上げることができないのだ。
いったいどれくらいにまで大きくなったのだろうか。
引きずって校舎から出るも、刺激がおっぱいに直に当たるも気持ち良くなく平気でいられた。
おっぱいを愛撫している時か、信弥が近くにいないと感じることができなくなっているようだった。
リムジンに無理やりおっぱいを乗せる。片方を入れただけで車が傾く。身体全体が乗れた時、外から見ると車内は肌色でいっぱいだった。
家に着く。部屋に戻る。
豪華なダブルベッドが狭い。おっぱいが大きすぎてベッドの上にベッドが乗っているような錯覚を覚えた。
ケータイが鳴る。
信弥からだった。
『状況が悪化してるんじゃないか?これ…おい、椿姫、これはどういうことだ?おい。』
メールの内容だけではよくわからないから、闇市で購入した豊胸剤の取り扱いを読む。
ふむふむ…!!
うそ…
だから…
ちょっと反省をしながらも信弥に謝罪メールを送る。
下剤がないこと。時間で効果が切れること。
信弥からのメールひとつで気持ち良くておっぱいが反応していることは濁らせたが…まぁ大丈夫だろう。だって今幸せだもん。
つづく