裏-5話 恒常
次の日、私は家を早めに出て、執事にリムジンで送ってもらった。
広いリムジンでも私の身体には狭く、おっぱいが後部座席いっぱいになってしまい、前の座席の助手席にまで届いてしまうほどだった。
学校の校門で降ろしてもらって、一人廊下を歩いていると信弥の教室には既に登校していた生徒がいた。
「伊達さん?」
「あら、木下さん、おはよう。早いのね。それにその身体…あなたもおっぱいが急成長したの?」
「えぇ…まぁ。伊達さんも立派なの持っているのね。」
伊達さんが教室の奥から廊下に出てきた。
おっぱいが揺れないように静かに歩いて来はするものの、どんなにゆっくり歩いてもその巨大な乳房の先端は上下に揺さぶられる。
おっぱいが揺らぐたびに伊達さんの表情が赤くなる。
それにしても、彼女のおっぱいも私ほどではないにしろ常人を逸したおっぱいだわ。
「伊達さんのおっぱい、サイズはどれくらい?」
伊達さんの身体を眺め向かい合う。おっぱいの先っぽに熱が伝わってくる。私と伊達さんの間には2mほど距離が開いているはずなのに先端同士がぶつかり合い互いのおっぱいはつぶれているみたいだった。
「そういう、木下さんのおっぱいは私より大きいみたいだけど、サイズはどれくらいなの?」
「私は、もうサイズなんてわからないわ。だって今も成長し続けているですもの。伊達さんはこんな朝早くから何をしていたのかしら?」
もしかして、この子も信弥の匂いを探しに学校へ早く来ていたのかしら…
「私は、自己を磨くために朝早くから来ているの。それに私だって昨日の今日でこんなにおっぱいが大きくなったのよ。昨日なんて信弥くんにおっぱい触ってもらってからどんどん大きくなっているの。信弥くんも大きなおっぱい好きみたいだから…ってなんだか、信弥くんのこと口に発すると身体が疼いて来ちゃった。」
そんなこと言われても、私だって昨日の夜から信弥が欲しいのに…伊達さんも信弥を狙っているなんて…もっともっと大きくしないといけないわけ?
なんだか、どんどんおっぱいの中がカラカラになっていく気がする。それに伊達さんのおっぱいも私欲しいわ。
「ねぇ伊達さん、あなたのその超乳、私よりも小さいけど、それで信弥をモノにできるのかしら?よかったら信弥が来たらどちらが先にモノにできるか勝負してみない?」
「あら…奇遇ね。私も同じことを考えていたわ。なんだか、あなたといると私のおっぱいが小さく見えて苛々するのよね。」
「わかったわ。この話は成立と言うことで、信弥を賭けて…。」
なんかよくわからないけど、信弥を賭けてバトルすることになってしまったけど、バトルって何やればいいのかしら。
とりあえず、信弥をモノにすればいいのだから、信弥をこのおっぱいで挟んであげて…信弥の匂いを私は思う存分吸収すればいいわけね。そうすれば伊達綾乃はこれ以上邪魔はしてこないだろうし…
私は考え事をしながら、生徒会室に向かった。
自分のクラスには信弥の匂いの欠片すらない。それならば生徒会室で時間をつぶした方が落ち着く。
前の方から段々一般生徒が歩いてくる。みんな私の曝け出されたおっぱいを見つめてくる。そりゃそうよ。4m近いおっぱいなんてなかなか見れるもんじゃないわ。廊下も半分以上私のおっぱいで占めているし、乳首もさっきから床に当たって固くなっているのがわかる。きっと周りから見たら私の表情は色気を出していて、おっぱいは化け物のように大きく、乳首も大変なことになっているんだろうな。
超乳になってから初めて教室で授業を受ける。
周りの視線、特に男子からの視線が突き刺さる。っま、無理もないだろう。おっぱいが大きすぎて机に乗りきらず、先端が前の座席の男子に突き当たっている。ちょっと身体を前に出しただけで、その男子生徒は私の乳房に押し込まれた感じになる。
授業中も教師の視線が私の肌蹴たおっぱいに当たる。途中で当てられ、黒板に答えを書かされたが、私は特に気にすることなく黒板まで行き、答えを書いた。
振り向いた際に教師におっぱいビンタ喰らわしたり、自分が書いた場所より下に書いてあった解説はおっぱいが擦れて読めなくなっていた。
机と机の間を通り抜けるのも、簡単にはいかない。下乳は机にめり込み、居眠りをしている生徒から見れば大迫力な肉の壁だった。
こんなことになることも大体解ってたけど、当ててきた教師も教師だからしょうがない。
休み時間、何度も信弥の教室に足を運んだ。信弥の近くにいたいから。
でも信弥はいつもいなくて、その代わりに伊達さんが教室の真ん中で彼女の超乳で他の生徒と戯れていた。
私は後の授業を放っておいて屋上に上がった。
ずっとおっぱいを自分で弄って時間をつぶした。両手でおっぱいを抱えてみたり、乳首へ伸ばしてみたり、自身の身体をおっぱいに体重かけてみたり、居眠りしたり…
でも、ほとんどが私の体よりも大きくなったおっぱいに敵わず、まったく別の生物みたいに揺れて波打っていた。
放課後になる直前、私は生徒会室に移動した。
朝よりも、昼よりもおっぱいが張っている気がする。とにかく重い。身体が前のめりになるから教室にあった机を並べておっぱいに身体を預けた。楽だった。
放課後のチャイムが鳴ってしばらくすると、駆け足とともに信弥が教室に入ってきた。
「あ、やっと来た。」
「お、椿姫。お前、他と比べて冷静じゃねえか。」
「当り前よ。私を誰と勘違いしてるの?そんな大衆に見える大通り(廊下)で一人の男子をおっぱいで弄んだりなんかしないわ。」
「おいおい、事の発端人が巻き込まれた人のことをとやかく言える立場だと思うのか?」
「思うわよ。私の最高傑作で信弥をイチコロにする予定がめちゃくちゃよ。」
「最高傑作って自作だったのか?」
「闇市で買ったものに手を加えただけ、だから半分は私の作品。敢えて言うとこの人並み外れた膨乳力は私が加えた部分なんだからね。」
信弥の視線が落ちて私のおっぱいを見ている、それともこの机の数か?
まぁ数にして8つはあるんだから。それぐらいないと支えることができないんだから。昨日よりも信弥のために大きくなってんだから。
「信弥、大きなおっぱい好きなのよね?」
「あぁ…好きだよ。」
「じゃぁ、私も?」
「…あぁ。」
おっぱいにもたれていた身体を起こし、おっぱいを机から下ろす。ドスンという音とともに俺に近づいてくる。
「大丈夫か?身体、暑くならないか?」
「うん。もう大丈夫みたい。ほら…」
時計を指差したその時間は午後4時1分。
おっぱいの大きさこそは元に戻らないが、これ以上彼の息や匂いでおっぱいが大きくなることはなくなった。
信弥がマスクを外すのを確認して、私は彼を受け入れた。
途中、廊下で物音がしたがドアには鍵をしてたから気にせず、初めて男の人と交えた。それも好きな人とできて幸せだった。
まぁ早漏なのか私が強いのかはわからないけど、一瞬にして彼は搾られたわ。
それから6時くらいに二人とも落ち着いて、窓を開けたりドアを開けて空気を入れ替えた。
信弥は廊下で何かを見つけたみたい。
声がする。聞いたことのある声、…伊達綾乃か。
様子を見に行く。伊達綾乃が一人壁に寄りかかって地べたに座っている。
おっぱいはこれでもかというくらいに膨らんで、身体全体を覆っていて顔くらいしか、彼女を判別できるものがない。
「う……ん?信弥くん??私…」
「廊下で一人、他の学生にその巨大なおっぱいを見せつけて居眠りしてたのよ。」
「椿姫さん…。」
「綾乃…身体の火照りとかは、ない?」
「うん。大丈夫そう。私どうかしてたのかしら。全然記憶がない。」
私は、伊達綾乃に覆いかぶさるようにして、おっぱいを乗せた。
お互いのおっぱいはつぶれはしたが、弾きあう様にして空間を占めた。
同じ大きさくらいかしら…
「信弥、お願いがあるの。」
俺の手を引っ張ると再び生徒会室に入る。もちろん出たり入ったりするときは片房ずつ丁寧に出入りしている。
「私と伊達さんのサイズ測って。」
伊達綾乃も教室の中に入ってきた。
グランドの照明が教師の一部を明るくするが巨大な乳房のシルエットが教室を余計に暗闇にする。
私は、ふと思い出したように、教室から飛び出した。
確か体育準備室に長いメジャーがあったような気がする。
狭い廊下に巨大な乳房を無理やりに通して駆け回った。
おっぱいに擦れた時の熱が伝わってきて、物凄く気持ちがいい、それになんだか中から込あがってくるような感覚さえする。
体育準備室に着くと扉を開けて中に入る。
扉は人一人分の幅しかない為、身体を横にして、片房ずつ通して中に入る。
さすが体育関係のものがたくさん揃っている。
玉入れの籠、リレーのバトン、大玉転がしの大玉、マット、跳び箱、球技用のボール各種…
どれも見慣れたものだけど、玉入れの籠は私のブラのカップにもなりそうにないくらい小さく見え、大玉も私のおっぱいの方が何倍も大玉らしい。
端の方にあった徒競走用のメジャーを1本借りると、さっきと同じように片房ずつ扉を通って、教室に戻った。幸い、その時は一般生徒や教師陣に会わなかった。
今、信弥と伊達綾乃は二人きり…何してるんだろう。もしかして信弥は野獣みたいに伊達綾乃も抱いてしまうのかな。
やだな。
そんなことを考えながら教室に戻ると、信弥は机の上に座り、伊達綾乃はその大きな乳房を利用して身体ごとおっぱいの上に乗ってうつ伏せになっていた。
私の目の高さに伊達綾乃はおっぱいのてっぺんがある。そのまま伊達綾乃がメジャーの先端を持って、信弥が私のおっぱいを測ることになった。
逆も然り。
結果、私のバストサイズは約792cm、このおっぱいはそんなにも大きいのか、自分から見たおっぱいは超乳と呼ばれるサイズだけど、自分からじゃそのサイズは正直わかりづらい。今測ったサイズが一つの目安となるのだが…大きさが大きさなだけにピンとくる指標すら頭には浮かんでこなかった。
ちなみに伊達綾乃は569cm。数値的にはかなりの差があるように見えるけど、実際の大きさも大して変わらない。強いて言うならば一回り違う様に見えるくらい。
でも500cmあればおっぱいでベッドができるんだから私のおっぱいでも出来るってことかしら。
「そうだ。信弥、せっかく一緒になったんだからこれから放課後は私のおっぱいに包まれなさいよ。」
「一緒って?」
「そうね。伊達さんは知らないだろうけど、私があなたを巻き込んでまでここまでおっぱいを膨らませたのには理由があって、信弥を私のモノにするためよ。」
「モノって…。付き合ってるってこと?」
「まぁそんなところかしらね。伊達さんは好きな方はいるのかしら…?」
「……信弥くん。」
やっぱり。
でも私のおっぱいは信弥のものだし…伊達綾乃のおっぱいは他の男子に弄ってもらえればいいんだけど…どうしたものか。でも…
「そうよね。こんなにおっぱいが大きくなるということは、薬を飲んだ信弥に興味があるということ。じゃなきゃこんな超乳を手にすることなんて無謀。街の人が膨乳したのは、薬の効果が暴走してたから、無意識に信弥を意識した人を巻き込んだ結果がそれ。伊達さんは信弥のことが好きだから、きっと私に劣らないおっぱいをてにしたの。でもこのおっぱいは薬の効果が切れて膨らむことがなくなっても信弥を抱きたい気持ちはいずれ発生するはずよ。だから伊達さん、あなたが信弥を抱くことを私が許すわ。ただし、二人で私の手を離れようなんて考えないことね。」
「椿姫、なんか怖え話をケロッとすんなよ。」
「あら、あなたの自由の時間が減るのに、余裕の表情ね。」
「もういいよ。そのおっぱい俺のモノってことだろ?」
「さぁ(笑)そういえば、校庭までの往復でさえ、かなりの体力と労力が必要だわ、この胸。今度は筋肉補強剤でも作って、これ以上おっぱいが大きくなっても平気な身体にしようかしら。」
「おいおい、やめてくれ。その人外シリーズは。よりによって強大な力が入ったら破壊行為しかできなくなるだろ!」
「フフ、冗談よ。さ、もう一度、私たちを抱いて」
私は破れ肌蹴た制服(実は一応着ていた)を完璧に脱いで上裸になった。
伊達綾乃も裸になって二人のおっぱいで信弥を前後に挟みこむ。
極楽浄土な気持ちよさに挟んだ瞬間、信弥は果ててしまう。
私のおっぱいからも一筋のミルクが出るようになったのはもう少し後の話。
毎日ね、信弥を挟んで、伊達綾乃とおっぱいを絡めると私のおっぱいはまだまだ大きくなれる気がするんです。
ようし、これからも信弥と一緒。
終わり