スライム・パニック

ハリナ 作
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クラスの掃除も終わりこの学校の数学教師、宮子は自分以外は誰もいない廊下憂心を抱きながら歩いていた。


「これからどうしましょ……」


とはいっても普通に仕事をしなければならないのだが。


だが宮子は今、職務を全うする気分ではなかった。


なぜなら胸のざわめき、胸騒ぎがしていたからだ。


「なんだろう……なんか変な雰囲気……」


確信は無いが、これから何かが起きるのではないかと不安になってしまう。


とりあえず特に膨らみも見られない自分の胸に手を当て、深呼吸する。


胸に手を置いたせいで、つかみどころの無い自分のバストの小ささを思い知らされ、さらに今年の身体測定で生徒に胸囲で負けていることも思い出して、嫌な気分になってしまった。


「はぁ……。考えすぎかな……」


学生にも負けるバストと自分の不安心に、自然と溜息が漏れてしまう。


そのとき足元にうごめく影に気づいた。


それは球体。大きさからして、バレーボールだろうか。


色が変色しているのだろうか。あまり見たことのない色だった。


「もう。誰がもってきたのかしら」


宮子がそのバレーボールを拾い上げようとする。


しかしそれはただのバレーボールではなかった。なぜなら勝手に動いていたからだ。


「え?」


宮子がただのボールではないと悟ったときにはすでに遅かった。


丸い塊が宮子めがけて真っ直ぐに飛び掛る。


「な、なに!? きゃあああぁぁぁ!!」


飛びついてきた謎の物体に驚きを隠せない。


むにょん!


「はう!?」


それはとても柔らかかった。


しかしその柔らかい触覚が別のものへと変化していく。


「んっ、むねにっ、はいってぇ……んんぅっ!」


もはや触覚ではなかった。一体化していく感覚。


塊が胸に入り込んでいき、スポンと平坦な胸に吸収された。


「はぅっ……ああ、ん……」


胸に入り込んだ塊の影響か、胸の奥底が火照り始める。


「あああん! むね、がぁ……!」


胸がどんどん熱くなっていく。


そしてその熱はエネルギーと変わる。


ムク……!


「ひゃん……な、なにぃんぁ」


そう、胸が膨らますエネルギーへと。


そのエネルギーによって、胸が外側に押し出されていく。


「あああああああああぁぁぁんッ!」


ムクッムクッムクッ!!!


脈動ごとに快感を感じさせながら一回りずつ大きくなっていく宮子の胸。


数分前とは、見違えるほどむっちりと肉をつけた胸。そこには深い谷間が出来上がっていた。


「む、むねがっ……んっ……くるっ!!」


ドクンッ!!!


「いやぁあああああぁぁんッ!!!」


一際大きい鼓動が胸に響いたかと思うと、バチっと胸の中にさらなるエネルギーが迸り、丸い膨らみがさらにググンッと盛り上がる。


その膨張1回でバストが一気に20cmも大きくなってしまった。


それを最後に胸の膨張は止まった。


内側から押し出される異常な感覚は消えたが、胸の違和感は消えない。


その胸は服にぎゅむっと詰め込まれている。


「ん……ぁん……きついぃ……」


快感を感じ続け、艶のある声が漏れ出す。


フラフラとたちながら、胸の重さでバランスが崩れそうになる。


下を見ても丸く盛り上がった膨らみで足元が見えない。


彼女の膨らみが服の中で所狭しともがいている。


胸はぐいぐいと服をひっぱり、服はぎゅうぎゅうと胸を締め付けているのだ。


そのせいで服はみちみちと音を立て、胸はグニッと変形している。


手で触れなくても、凄く柔らかいのがわかった。


宮子の胸はバスケットボールを仕込んでいるのではないかと思わせるほどに大きくなった。しかも勝手に動いてる気もする。


それが大きさ以外に感じている違和感だった。


「んぁ……なんか変……」


動いてる気ではない。胸は実際にプルプルと震えていた。


すると優しい丸みを帯びた宮子の胸が、ぷるんぷるんと縦に揺れた。


「ほふぅ!!」


宮子以上に敏感に震える胸。


そのロケットのようにとびだされたおっぱいが、ぶるんぶるんと服の中でバウンドする。


揺れは激しくなり、ぶるんぶるんとかき回される宮子の胸。


「は、ふああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」


元気に弾みながら、ぶるぶると震える乳房。


先ほど感じていた胸騒ぎが、物理的に本当の事となった。


なにしろ胸がぶるぶるとざわめき、ぶるんぶるんと騒いで止まらないのだから。


胸の内からわきあがる激しい快感に耐えられず、意識が遠くなる。


そのまま立つ気力も失い、慣れない胸の重さで前にふらつく。


さらに弾けるおっぱいに引っ張られ、胸から倒れるように崩れ落ちた。


むにゅうぅっと柔らかく床に押し付けられた胸は、なおももぞもぞと床を擦り、ひとりでにうごめいていた。