クリスが魔法使いの暴力的とも言えるおっぱいに包まれたのと時を同じくして、
「はうっ!」
―――――――――ズドンッ!!!
都のお城の中で、地震にも似た振動が響きました。
振動の発生源である謁見の間には、見上げるほど大きな山脈がそびえたっていました。
それは双つの真丸な球体が織り成す、吸い込まれそうなほど深く美麗な渓谷。
全体を包み込む最高級の布地の間から覗かせる柔らかくつややかな肌色。
まさしくおっぱい。世界一の大きさを持つ乳房でした。
そして弾むおっぱいという山並みの向こうに、この世界の主である女王がいました。
すらっとした長く美しい脚や細くくびれたウエストを持つその容姿はとても若く見え、世界の主たる女王とは到底思えません。
しかしおっぱいこそが世界の全て。
そう、世界を統べる女王は、神にも等しいおっぱいを持っていました。
体がくっついているだけとも言えるような超弩級おっぱいが全てを物語っています。この世界の覇者であることを。
そして今、この世に並ぶ者のいない大きさを誇る超弩級おっぱい、神乳が激しく揺れ弾んで、地鳴りを起こしていました。
―――――――――ドスンッ! ドスンッ!! ズドンッ!!!
おっぱいが暴れることによって、女王用に仕立てられた巨大なドレスが胸元から裂け、ブラジャーに収められた肌色が、ドカンッ! と飛び出します。
グワンッと辺りをなぎ払うように振り回されるおっぱい。
そして上に持ち上がったおっぱいが床に叩きつけられ、振動と共に轟音が響き渡ります。
「志穂様ぁぁ!?」
女王の側――おっぱいの揺れに巻き込まれない程度の距離にいた二人の女性が、片乳だけでベッドを超えるほどの、これまた巨大なおっぱいを揺らしながら驚きます。
そしてその二人が動いたことにより、彼女達のおっぱいを支える多くの『乳支え係』の人並みはずれたおっぱいもボムゥンと振り回されることになりました。
二人のおっぱいは女王ほどではありませんが、かなりの大きさでした。
「あっ、はぁんっ」
―――――――――ボムンッ! ボムンッ! バルンッ!
しかしその二人のおっぱいを合わしても足りないほどの大きさを持つ女王のおっぱいが小刻みに、しかしその大きさによってそれはもう激しく弾みました。
「ひああああぁぁぁぁっっ!!!! あぁ、ふうううぅぅ……」
地が割れそうな振動を引き起こした後、おっぱいの動きは収まりを見せ、ゆっくりと落ち着きを取り戻していきました。
ズドンとそびえたつビッグバンおっぱいは、動きを止めても空間を支配するほどの圧倒的な威圧感で、広大な謁見の間を窮屈に感じさせていました。
「だ、大丈夫ですか!?」
「え、ええ」
あまりの心配でおっぱいがぶるんぶるん揺れ弾んでしまっています。
「志穂様。一体どうなされたのですか?」
「それはね。かなり遠くのほうだけど……大きなおっぱいの波動を感じたの」
女王が女王足り得る超弩級なおっぱいの表面がザワっと波立ち、ビクンビクンと震えています。
「おっぱいの……波動?」
聞きなれない単語にぷるると震える二人のおっぱい。
「おっぱいから溢れる力。わかっているでしょう?」
「え……ええ」
女王はおっぱいから出る力をティアラで増幅、制御し、使いこなしています。
この大きさなのですから、尋常ではないほどの――世界を統べるほどのエネルギーに満ち溢れていました。
そしてその溢れる力が、遠くのおっぱいから出る力を感じ取ることが出来るようになったのです。
「あの遠さでこの感覚……かなり凄いおっぱいよ」
言葉を紡ぐ度にぷるぷると震える女王の巨大なおっぱい。
そして女王が動きを見せるたびおっぱいがさらに揺れ動き、激しい振動が引き起こされます。
「私のおっぱい、ビンビンに感じちゃってるわ」
ビクビクとひくつきながら、ドクンッドクンッとおっぱいが激しく脈打っていました。
「しかし……志穂様より大きい胸なんて……」
「志穂様あ……」
不安が形作るようにプルプルと震える二人のおっぱい。
「大丈夫よ。だけど私の胸も……もっと……もっと……」
女王の体が起こす小さな振動が、大きすぎるおっぱいによって増幅されてこの場に響きます。
おっぱいが揺れ続けた少しの沈黙の後、
「……杏奈。ちょっといらっしゃい」
二人のうち、杏奈と呼ばれた大臣のおっぱいが、主の言葉に反応したかのようにプルッと震えました。
「は、はい」
自らの乳支え係さえも女王に近づくことを許さない杏奈は、乳支え係からおっぱいを降ろし、女王の巨大なおっぱいの周りを沿って胸元、つまり女王の側まで向かいます。
体というよりも、おっぱいが女王に近づきます。
「杏奈。ちょっと胸を出してもらえるかしら?」
「え? も、もちろんですが」
みっともない真似は出来ないと思いつつ、最愛の女王の目の前で自らの乳をさらけ出しました。
恥じらいながらプルンッと直接出された歪むことのない美麗な上乳。
「志穂様?」
すると女王はいきなり杏奈のおっぱいにその手を押し込み、揉み始めました。
「あ……ああ……あぁぁ……!」
恥じらいに染まった杏奈の顔は、見る見るうちに紅潮していきます。
―――――――――グニッ! グニッ! グニィッ!!!
大雑把と言われても仕方ないような手つきに、あまりにも美しかったおっぱいの表面が醜いと思わせるまでに激しく歪んで、思わずひくついてしまう杏奈。
加減を知らずに大胆に食い込む指に、乳の海に沈んだ手の中からバウンドし、はちきれんばかりにふくらんで、うねりだすおっぱい。
「し……志穂……さまぁ……」
乱暴に、そうでいて繊細にこねまわされ、おっぱいは赤らめながら、かなりの弾力がせめぎあって押し返そうとします
快感に留まらない感覚が渦となって溢れ出し、杏奈を支配しました。
指が食い込み、形を歪ませるたびに悦びが込み上げ、ビクンッビクンッと身体を震わします。
最愛の女王におっぱいを揉まれる最高の幸せ。
それを横目に、側にいたもう一人は嫉妬でおっぱいを激しく揺らし、顔を不機嫌そうに顰めています。
「杏奈。アレを持って来て頂戴」
女王はおっぱいをこねくり回しながら、杏奈に優しく囁きました。
「はい……わかりました。志穂様ぁ」
女王がおっぱいから手を放すと、
「お揉みしていただいたこの……」
―――――――――ボムゥゥンッ!!!
「おっぱいに誓って!」
杏奈は巨大おっぱいを大胆に揺らしてみせ、法悦な表情で返事をしました。
「ええ。お願いね」
幸せな気分で勢いよく振り返るとゴワンと振り回され暴れるおっぱい。
興奮によってボルテージが極限に高まったおっぱいの力によって、右に左に自信満々に揺れまくるおっぱい。
おっぱいの女王に揉まれた部分が未だにじんじんと疼いているように感じられました。
「志穂様の手が触れたおっぱいよ。あなた達、わかっているのでしょうね?」
杏奈は鬼気迫る表情でおっぱいを持ち上げます。
ブルルンと揺らしたおっぱいを乳支え係達にドスンと乗せ、コツコツと歩くたびに、ボォムンッ、ボムゥンッ、と自分の身体よりも大きい乳を激しく揺らしながら謁見の間を後にしました。
しかし杏奈がいなくなった後も、謁見の間でどでかいおっぱいが激しく揺れていました。
「あら?」
女王がそれに気付くと、
「ごめんなさいね。久美のおっぱいもちゃんと揉んであげるから」
嫉妬で乳支え係達に向けて、八つ当たり気味に巨大おっぱいを揺らし叩きつけていたもう一人、久美に微笑みます。
「……はいぃ! 志穂様ぁ!」
その女王の微笑みで、怒りが薄れて笑顔で返事をする久美。
しかしあまりの嬉しさで揺れるおっぱいがさらにブルブルと震えるので、乳支え係達の被害は大して変わりませんでした。
「いいかしら、久美。どんな大きなおっぱいが現れても……」
――――キイイイイイイイィィィィィィィン!!
女王が自信たっぷりに胸を張ると、頭の上に乗っているティアラが輝き、特注のブラジャーに押し込められたモチモチプリンプリンの球体が弾み、開いた谷間から覗かせる肌色が激しく押し合いせめぎ合います。
あまりの迫力で久美と乳支え係達のおっぱいはバイィンと弾かれ揺れました。
「流石です。志穂様……」
「ふふふ、世界の主は私なのよ……」
世界一を誇る超弩級おっぱいをゆったんゆったん揺らして、女王は妖しい笑みを浮かべていました。