豆乳少女

ハリナ 作
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今井美子の実家は豆腐屋を営んでいた。
なかなかおいしいと評判ではあったが、余り繁盛しているとは言えず、お客は昔からの常連ばかり。
全然人が来ないなんていうのも日常茶飯事だった。
しかしそれが大繁盛になってしまう出来事があった。お店ではなく、美子にだったが。



4時をまわったころ、ぐぐぅ〜と美子の腹の虫がなった。
店にある商品を食べるわけにはいかない。かといって食べれるものは、
「豆腐しかないなんて」
いくらなんでもおかしいとは思ったが、気軽に食べられそうなものが今なぜか豆腐しかなかったのだ。
「こんなに豆腐ばっか食べてたら、体まで豆腐になっちゃうよ」
食卓に並ぶものは豆料理ばっかり。もちろん残りでまかなわれる弁当もだ。
他に何かないかとがさごそと棚を探る美子は、奥に木で出来た箱があることに気付いた。
「これなんだろ?」
気になってあけるとそれは、
「……また豆腐」
しかしそれは何かが違った。
売り物のようなパックなどではなく、なんとなく高級そうな入れ物に収められていた。
中に入っている豆腐も、つやつやとしていて、瑞々しさが伝わってきて、妖しい魅力があった。
妙にそそられる気持ちが抑えられない。
――なんでだろう。食べたい。今、食べたい。
その欲を我慢することが出来なかった。それが美子の運命を変えてしまうことになるとも知らずに。
封を開いて、勢いよく皿に載せる。
豆腐はぷるんぷるんと何度も揺れるが、型崩れすることは無かった。
スプーンで掬い、口まで運ぶ。
「これは……」
口の中でとろけて、ちゅるんっと透き通るように喉を流れ落ちた。
あまりの心地よさに、スプーンを持った腕は止まることはない。
最後の一口が喉元を過ぎたと思ったとき、
ビクンッ!!
「ひゃあ」
異変は突然訪れた。
体に、いや胸に冷たい電撃が奔った。
――冷たい!
と思うのも束の間、胸に何かが流れ込んできた。
「でも、胸がひんやりして気持ちいいぃぃぃ」
Aカップの胸がグググともたげ、
むぐむぐ……ぐむむむむむむぅ!!
いきなり膨らみ始めた。
「ひぃぃぃっ。おっぱいおおきくなっちゃってぇ」
ムクムクムク!
B、C、Dとドンドン膨れ上がっていく。
ググググンッ!!!
伸び上がるようにグイっと前に向かって育つそれは、服の中で必死にもがいている。
そして邪魔だといわんばかりに、小さく可愛らしいブラのホックをブチッと壊した。
服の中に肌色が溢れていき、押し込まれているおっぱいはせめぎあってカップサイズが上がっていく。
膨らんだおっぱいは胸元のボタンをバツンと吹き飛ばし、そこに開いた隙間からぐいぐいと迫り出していた。
吐き捨てるようにブラが落ち、だっぽんだっぽんと重い音を立てて自己主張している。
グググ……ドックンッ!!! 
とおっぱいに稲妻が迸ったかのように脈を打つ。
「あひいいいいいいいっ!」
艶のある声を漏らす。同時に歪んだおっぱいがばるんと弾けた。
「んあ? なに? なんなのぉ!?」
肌色が、つま先、そして爪先から白くなっていく。
そして最後に、
「ひいいいいいいっ」
快感を迸らせておっぱいが白く染まる。
その肌の色は白人のそれだった。いや、おっぱいに至ってはそれ以上かもしれない。
たっぽんたっぽん! たっぽんっ!
「あああぁんっ。んっ、おっぱい」
自らをひっぱり上げながら、おっぱいは意識をもったようにぶるると跳ねた。
そして芯から何かがうねりだし内側から押し広げられられている感覚。
そう、おっぱいが変わる感覚だ。
「なかからきてぇ!」
そのでかぱいの変化は、大きさを変えるものではなく、形だけが変わっていく。
表面が歪んで、グニグニと内側から不自然に持ち上げられ、さらに内部からうごめいるおっぱい。異様なデコボコが何度も浮き沈みしていた。
「なに!? やめて!」
そしてそれはグググググと上下左右前後と押さえ込まれ、形が整われていく。
乳首がグッと押さえられる。それどころかおっぱいが胸の中へと押し込まれていった。
潰されてぺったんこになりながらも、おっぱいは生まれ変わっていく。
「いやああああああっ」
「うるさいぞ。なんかあったのか……って!?」
今帰ってきたのか、兄である翔が部屋に入って来るなり、目を見開いた。
美子の存在しなかったおっぱいがいきなり、グンッ! と飛び出したからだ。
しかもそれだけではない。
美子の乳房は大きく美麗なものになっていた。
お椀形とかロケット形のようなレベルではない。
そう、グンと飛び出している先には球体、ではなく4つの角があった。
四角。おっぱいが四角。
白く四角いそれはまるで、胸板に二つくっついた豆腐だった。
乳首も乳輪も姿を見せず、真四角でつややかな表面が、直角に押し合ってぷるるんと震える。
「なにこれぇっ!」
「ど、どうなってんだ?」
妹の肌が白くなり、胸からは長方形が飛び出している。
そんな状況をみて落ち着けるはずも無かった。
しかし翔は、ぷるると揺れるそのおっぱいに腕を伸ばしていた。
なにも考えることが出来なかった。無意識と言ってもいい。
そうだ。色欲というよりは、ただの好奇心。
気になって仕方なかった。
豆腐おっぱいに正面から掌が押し込まれ、
「ひうううううううううううううううううっっっ!!!!!」
とてつもない快感と共に、ぐにゅっとめり込む。
それはひんやりと冷たく、柔らかく紅葉形に沈んだ。
さらにそこからぷるぷるのおっぱいが溢れかえってくる。
(柔らかい……でもこれは、まさしく……)
そう、その柔らかさは肉感といったものではなく、まさに豆腐そのものだった。
しかしおっぱいを揉んでいるという事実は変わらない。
翔にとって最高の一時であった。
「ど、どおなってるのぉおおおおおおっ!!!」
豆腐のようにぷるると震える四角いおっぱい。
揉まれようが、絶対に型崩れのしない豆腐。
最小限の弾力は持ち合わせているが、あふれる柔らかさに指の動きがが止まらない。
そのたびにおっぱいは形をうねらせ、快感が迸る。
おっぱいは柔らかくなっただけではなかった。おっぱいには角があるのだ。
引き戻された腕が向かうのは、まさにそこだった。
丸みが無いとはいえない角に触れると、
「ふにゃあああああああああああああああああ」
ぐにゅと潰れて快感が襲い掛かる。
押し込むと、指はむにゅうと沈んでいく。
「あああっんああいいいいいいっ!!!」
手を引いたらピンっと元に戻り、ぷるるんと震え、
ドクンドクンッ!!
さらに急に大きく脈を打った。
「あ、あぅ。んぁ。お、おっぱいにぃ」
たぷたぷでぷるぷるのおっぱいから、グググと大豆のような乳首が迫り出す。
「おっぱいが、やわらかくってぇ、ぷるんぷるんで!」
ビクンビクンッ!!
内側から染み込んでいくように、おっぱいの中身が満たされていく。
「破裂しそうぅぅっ」
それはキラキラと輝くようにつややかで、プルップルで、今までのおっぱいの美しさは全て作り物だったかのように思えるほどだった。
ひんやりとしているおっぱいが、先のほうがドクドクと脈を打って熱くなっていく。
「なかから……あがってぇ」
ぐぐぐともたげ小刻みに震え始める。
ぐわんぐわんと込み上げ、パンパンに詰め込まれ、平らな表面が丸みを帯びて弧の形に膨らんでいる。
「ひぃっ! きちゃうっ! んんむにゅあああああああああああああ」
ズブッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!!!
プルンップルンッなおっぱいから一気に押し出され、部屋に白というよりはクリーム色の液体を相当な勢いでぶちまける。
あまりの激しさに翔は吹き飛ばされてしまった。
部屋中にミルクとは違う、特有の青臭さが辺りを満たしていく。
二人にとっては日常的で、よく慣れた匂い。
それはまさに豆乳。
豆乳と化した母乳が美子の豆腐おっぱいから思いっきり噴出したのだ。
プルルルルルルと震え、
ブシュ、ブシュ! ブッシャア!
動けなくなるほどの気持ちよさと共にべしゃべしゃと吐き出し続ける豆乳。
しかも水が染み込んだスポンジを絞ったかのように、おっぱいの内側から染み溢れ出てくる。
ブッシュウウウウウウウウッ!!!
ドバドバドバドバッ!!!!
部屋中をビシャビシャにして、洪水とも言える乳だまりをつくってしまった。
それでもなおおっぱいは、豆乳を吐き出し続けていた。


この後、おっぱいは落ち着きを取り戻すことになるが、この時から美子は豆腐のようなおっぱいになり、そこから豆乳が出るようになってしまった。
それはどんどんおっぱいで生産され続け、揉めば乳全体にジュクジュクと染み渡り、噴き出してしまう。
その型崩れしないのが不思議なくらいのぷるっぷるんの四角い豆腐おっぱいを揉み込んで、豆乳タンクに母乳をドバドバ流し込むのが美子の毎日の日課となった。
そしてその豆乳によって作られた豆腐は美食家さえもうならせるほど絶品で、さらに栄養価も高く、たちまち評判になったという。
「おっぱい! きもちいぃぃぃぃっ!!!」
ブッシュウウウウウウウウッ!!!!!
美子は今日もおっぱいから止まらない豆乳を出し続けるのであった。