お家デート(前半)

ハヤト 作
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今まで遠かった存在がぐんと近くなった。
そう彼女が出来たのだ。

学年の中でも派手ではなく、地味でもない割と普通。
でもある一点だけは目立つ。パッと見太ってるかと思いきや腕でお腹を押さえるとみるみるうちにへっこみぺったんこに。

「どうしたの?」
「いや、千佳が彼女になるなんて本当信じられなくて。」
「また?前もそう言ってたよ、それ。そんなこと言っておっぱいが気になるんでしょ。」

ソフトボールを2つ抱えたように盛り上がる制服を揺らしてみると俺は確かに興奮する。
肩から斜めにかかるカバンの帯が谷間に食い込みおっぱいを強調させている。ブラが浮き出てソフトボール大のおっぱいを眺めてたのはきっと間違いない。


「ねぇ、なんで私なの?確かに私もキミのこと好きだけど…美由紀でもよかったんじゃないの?美由紀もキミのこと好きだったよ、それに私よりおっぱい大きいし。」
「あぁ大きいだけじゃん。」

美由紀のおっぱいは確かに千佳より大きく、噂では300センチオーバーだとか。
本音でいうとおっぱいには興味があるが、何ていうか他もデカい。
お尻はもちろん身体がとにかくデカいのだ。美由紀の名に負けない威圧感。千佳はかわいいというが、男子の目には到底そうは見えない。
男子と女子の感覚の違いがここにも出てくる。

「俺は千佳が一番だと思うけどなー。」
「どうするの?私が美由紀みたいになったら。」
「その時は美由紀よりおっぱい大きいだろ?だから千佳がいい。」
「もう、恥ずかしいな…ほら、早くウチにいこ。」

ピョンピョン飛び跳ねるように俺の前を行く姿に、胸元の巨大な乳房が制服ごと上下に揺れる。
千佳は引っ込むべきとこは引っ込んで出るところはとことん出ている。
俺とのデートはいつも彼女宅。

「ねぇ、千佳、ちょっと寄り道しようよ。」
公園の公衆トイレを指さしながら提案するが…
「家までガマンガマン。」
軽くあしらわれてしまう。

そんなこんなで彼女宅に着く。
何ていうかちょっと古風な家、サ●エさん家の様に横にスライドさせる玄関に狸の焼き物が置いてある。

「どうぞ。」
「じゃ、遠慮なく。」


扉を閉めると中からの気配がなく、二人きりだということがわかった。

「もういいだろ?」

俺は後ろから抱きついておっぱいを鷲掴みにする。
ブラのカップを乳肉が乗り越えて手のひらに柔らかさが伝わってくる。
二人きりとはいえ、扉一枚出れば、外だ。そんな緊張感が興奮させる。

「ねぇ、ここもいいけど部屋に行こうよ。」

千佳が身体をくねらせ俺の方へ向く。
谷間が覗いてまた興奮してしまう。

「しょうがないなぁ」

掴んでいた手を放し千佳と目を合わせると千佳からキスをされた。
少し背伸びしながらのキスはおっぱいが俺の胸板に当たる形だ。
そのダブルパンチに満足して部屋へ移動する。

千佳は靴を脱ごうと前かがみになると乳房がカバンの帯から飛び出すように垂れ、釣鐘の様に谷間から広く見えたのを俺は見逃さなかった。

俺も後を追う。部屋に一歩入るとそこは別世界。女の子の空間だった。
まぁ、扉はやはり襖だったが…。

ベッドに座るとふいに千佳が話を切り出す。

「私のおっぱいまだ100センチほどだけど、美由紀よりも私のおっぱいが大きかったらどうおm…」
「最高だよ!」
「ちょっと、最後まで言ってないのに…。」
「あぁ、でもデブは興味ないなぁ、今の千佳みたいに括れがあるから男はそそるんだよ。」
「じゃ、私決めた!おっぱい大きくする!。」
「いやいや、そんなん簡単に出来たら世の女性たちは苦労しませんて…」
「私には伝手があるの。」

おっぱい周りは生地が横に伸ばされていて脇がおっぱいの球体に隠れてしまっている。広く襟元からはみっちりと乳肉が詰まっていて襟元からも肉が溢れている。
それからというもの、お家デートを積み重ねていくうちに千佳のおっぱいは成長を始めたのだ。

・・・


それからひと月が経った。
最初ソフトボール大の大きさだった乳房はみるみるうちに巨大化し、
通学用鞄の帯も谷間に食い込んでいたものが徐々に持ち上げられてバレーボールほどになった。
その後もおっぱいの形に沿うように谷間と交差するようになった。
さらに2週間経つとバスケットボールを2つ抱えらように成長した。
ブラウスだとボタンが閉まらないため、白いポロシャツを着るようになったものの、服を着れば胸元に生地を持ってかれて臍と下乳が丸見え、パイスラッシュさせると鞄の帯もおっぱいに引っ張られて、鞄が背中にぴっちり固定されていた。
俺はいつもお家デートでおっぱいを揉み顔を埋め堪能こそすれど、大きくなる秘訣については聞かないでいた。

そんなある日
「気にならない?」

キスをしながら訊いてきた。
俺の胸板を包むほどに成長したおっぱい。

「気にはなってたけど、それよりも大きくなるスピードが尋常じゃないから、成長するのが嬉しくて、つい聞かずじまいになっちゃうんだよなぁ。」
「そぅ?気持ち悪くない?一応美由紀と同等なんだけど…」
「ってことは?」
「だいたい250センチ」
「美由紀より大きく見えるね。」
「あの子はベースが大きいから。」

要はアンダーが大きいから乳房は大きくないのだ。

部屋着のタンクトップはおっぱいを隠すためだけの生地になり、下乳から乳輪の少し下の部分まで(球体が確認できるくらい)出ていた。
俺は両手で収まらないおっぱいを服の上から揉みしだいてから乳首の周りを撫でる。
どんなに乳房が大きくなっても、乳首周辺はやっぱり敏感で乳輪の周りを撫でるとびくんと身体が仰け反る。

「あ、いや、だめ、乳首だめー!」

“だめ”は弱い=気持ちいい証拠。
故に乳首は指で摘まんだり、乳輪ごと鷲掴みにする。

「ああああぁぁあ…だ、だめだってば。」

千佳はさらに喘ぐと勢いで俺を押し倒す。
俺の真上におっぱいが鎮座する。ちょっと前までは釣鐘みたいにぶら下がってたのに、今では胸板から溢れて俺を包むように着地して目の前が谷間しかない。
俺は怯まず横からおっぱいを抱く。

「あぁんいやん、気持ちいい。」

乳房の中のしこり…乳腺だろうか、そこを入念にこねくり回す。

「もっと…大きくしたいの?」

息も切れ切れに訊いてくる。

「美由紀を超えてよ。一番になってよ。」
「…はぁ、はぁ…でも…ん、み、美由紀は一番じゃないよ。」




その一言に俺の手が止まる。



「じゃ…誰なんだ。」


つづく。