ハルキング・ホルモン その2

ハリナ 作
Copyright 2015 by Harina All rights reserved.

晴天の空の下を歩く美女は、誰もが振り返ってしまうほどの美貌を持っていた。
太陽の光がきらびやかな肌を輝かせ、爽やかな風が髪をなびかせていた。
調った顔つきに切れ長の瞳。
そして引っ込むべきところは引っ込み、出るところが非常によく出た体型で、特に服の中に無理やり押し込まれたような、突き破りそうなほどガツンと飛び出した胸が強烈に自己主張していた。
その部分を見ると豊満さを感じさせるが、しなやかで細いシルエットは確かにスレンダーな神秘的なボディ。
すらっと伸びた足が交差するたびに、たわわに実ったおっぱいがゆさゆさと揺れる。
そんな彼女を誰もが初めて見るようで、あの美女はだれだと大学内で瞬く間に広まっていた。
そして今その美女はというと、
「ただいまぁ」
研究室の扉が開かれて、胸をたゆんと弾ませ現れた。
「よかったエミー。帰ってきて。先生を呼んだよ」
アランが迎えたのは、姿が変わったエミーだった。
エミーは今の体型に合った服に着替え、大学を歩き回っていた。
扉を閉めた彼女は胸を揺らしながら、研究机の前まで来て、椅子に座った。
その際、ぽよんとおっぱいが宙に舞う。
「一時間もどこにいってた?」
「歩いてただけよ。でも、凄いわ。みんな私のことを見て来るもの。しかも、走ると胸が痛くて」
ふるふると揺れる胸を撫で擦る。
すると、ドクンッ!!
「うっ」
と何かが胸に奔った。
「エミー!? 大丈夫かい?」
ビクンッと体を震わせるエミー。
「な、なんでもないわ」
乳房の脈動がドクンドクンと響き、プルプルと震える。
手で抱えるように抑えるが、振動は止まらない。
一瞬何かが胸に駆け巡り、
「ひぅっ!」
おっぱいが広がって、ぐにゅりと抱える腕を押し上げた。
「今、また胸が大きくならなかった」
「そ、そんなこと……」
必死に否定しようとするが、
「んぁ!?」
ドクンッ! ドクンッ!
激しく鳴動するおっぱい。
「な、なにっ!?」
ぎゅうううと胸に何かが詰まってる感覚。
「お、おいエミー!」
何が勢いよくおっぱいに詰まっていく。
「んんぅぅっ きた、なにかきたぁ!!」
パンパンになったおっぱいがグニグニと外に向かって変形を始めた。
「だめぇ!だ、だめぇ!」
そして突然、おっぱいに稲妻が奔った。
「きゃぁっ! あ、あっあああぁぁぁぁぁっ!」
飛び出しているおっぱいが激しく歪み弾む。
そしてボヨンと跳ねたおっぱいは、グググと持ち上がり、内側からせりあがるように湧き上がっていく。
暴走したホルモンは止まることなくおっぱいを脈打ちながら発達させ、乳房を押し広げていく。
「ああああああああああああああああんんぁっ!!!」
溢れ出したおっぱいはロケットのように前に飛び出し服を突き破る。
ぶりゅんと揺れたおっぱいの成長は衰えず、とめどなく膨れ上がっていく。
一メートル以上前に突き出た巨大なボールと化していた。
あふれ出していくおっぱいはだっぷんだっぷんと揺れている。
エミーのおっぱいが、苦しげにじんじんと赤らんでいた。
「はぁ……はぁああ……こんなに、おっぱ……い」
成長が止まったかと思うと、再び何かが渦巻いて、胸に詰まっていく感覚。
「またっ、んっ……んぅう……ああっ!」
ぐいんと上方向へ持ち上がり、
「おっぱいぃぃ、どっくんっどっくんっいってるよぉ」
パンパンに満たされていく感覚。
おっぱいの脈動に、耐え切れなくなったとき、成長ホルモンのアクセルが踏み込まれた。
「んひぃいいいいいいいいいいいいっ!!!!!」
ズドンッ!!!!!
爆発じみた熱量で、おっぱいが押し出される。
リミッターが解除され、暴走したおっぱい。
グンッ!!!!! グンッ!!!!! グンッ!!!!!
一回ずつの大きな膨張を何度も繰り返して、圧倒的に体積を増やしていく。
そしてその周期は速まっていき、息つく間もなく溢れてくる。
加速し続ける膨張スピード。
気付けばおっぱいが自分の身体を超えていき、
ぐりゅりゅりゅりゅっ!!!
立体的に押し広げられるおっぱい。
それは研究机を乗り越え、飲み込んでいく。
ドクン! ドクン! ドクン!
「これは……まずいぞ」
大きくなりすぎたおっぱいの脈動を、アランは脈動を体で感じていた。
増殖し続ける乳は見る見るうちにに部屋の高さに達し、部屋を埋め尽くし始めた。
壁いっぱいに広がったおっぱいは、さらなる空間を求め、反対側に侵食していく。
「うむににゅううううううぅううっ!!」
止まることの無い膨張によってエミーの体は自らのおっぱいにめり込んでいき、沈んでいく。
それでも止まることは無く、乳房の大洪水はアランにも迫る。
肌色の海がずももももと襲ってくるこの状況に恐怖を感じざるをえなかった。
「くっ……やばい!」
迫りくる乳房の壁から逃げるため部屋から飛び出し、扉を閉めた。
しかしおっぱいがその質量によって扉を押し壊そうとしていた。
「ええい」
アランは部屋の前にある緊急用のシャッターを下ろした。
「ふぅ、これでどうするか」
すると、がしゃんと何かが壊れたような音。
そしてシャッターが中から押し出されるがごとく、ぐしゃっと変形を始めた。
「くそぉ!」
まずいと思って、階段に向かってひたすら走った。
部屋の中は容量いっぱい、ギチギチに押しこまれているおっぱい。
おっぱいは部屋によって締め付けられているような状態にあった。
外から見ると、窓には押し付けられたような肌色しか映っていなかった。
体積を増し続けるおっぱいによって圧力が高まっていき、強化ガラスがバリンと割れ、そこからおっぱいがブリュンと飛び出した。
多少の逃げ場を得たおっぱいだったが、それでも部屋の中で大きくなり続けたため、建物の方が限界に来ていた。
ズッッガシャァアアアアアンッ!!!!!!!!
おっぱいが迫り出すのも限界になってきたとき、押し込まれた反動か、爆発じみた膨張で、轟音を立てて研究室を突き破った。
「うわあああっ!」
「な、なにあれ!」
「怪獣!?」
いきなりの轟音と肌色の物体の出現で大学中にパニックが広がる。
茫然と立ち尽くす者もいれば、あわてて騒ぐ者も、反応は様々だった。
そして勢いよく飛びだした肌色の山は、さらにホルモンによって異常な発達を遂げる。
もはや成長というレベルではない。進化そのものだった。
山と化したおっぱいはぐむっぐむっと押し合いながら、ダムゥゥゥン、ドムゥゥゥンとと重々しく揺れる。
研究棟の上に丸くそびえたった巨大な肌色の双子山が蠢き、そしてその先端がもごもごと震えている。
すると巨大なおっぱいに反して全く大きくならずに、小指ほどのサイズで沈んでいた乳首が天に向かって迫り出し始めた。
それに合わせてぐにゅっと広がり始める乳輪。
見えない力によって、むにゅうぅぅぅと押し出されてゆっくり大きくなる乳首は、巨大な乳房に見合った大きさになった。
迫り出し、グンとそそり立つそれはまるで巨大砲塔だった。
風によってグワンゴウンと大きく振るわされる乳房はビクンッと震え、限界まで張り詰めていた。
まるで湧き溢れる何かがおっぱいの中で渦巻き、暴れているようだ。
何か塊のようなものを形作り、先端目掛けなだれ込もうとしている。
それを必死に堪え、胸全体がぶるっ!ぶるっ!と悶えている。
しかし胸の中で溜まりに溜まった物は、出口を求めて一気に先端の方まで流れて、内側からこじ開けようとする。
そこで、おっぱいが芯から震え、衝撃が奔った。
パンパンに詰め込まれたおっぱいによって、塊じみたそれは閉ざされている砲塔に強引に叩き込まれ、
ビクンッッッ!!!
装填されてしまった。
同時にプルプルと震えていた乳首がビシッとそそり立つ。
天に向かい一点に定めて、開いた砲門。
ブッシャアアアアアアアアアアアアアァァァァッッッ!!!!!
超弩級乳房の主砲が火を噴いた。
ズドォンッ!
その反動で、研究棟の最上階を潰して沈むおっぱい。
噴出する母乳は、
ドバババババババババババッ!
一条の光となって、虹を作った。
辺りに滝のような轟流を撒き散らす。
ブシュウウウウウウゥァアアアアアアッッ!!!
超進化した乳腺によって、壊れた蛇口と化していた。
そして噴き出すおっぱいはぶるっぶるっと震え始め、ぐわんぐわん回転を始めた。
スプリンクラーと化したおっぱいは、辺り全体に乳の豪雨を撒き降らす。
それが数分間続き、ようやく徐々に乳の噴出が弱まってくると、ぐにゅんぐにゅんとおっぱいが蠢き、弾みまわる。
おっぱいの谷間から、グググググンッ! とこれまた二つの肌色の山が飛び出てきた。
それはまさしくエミーのお尻で、ぐいっぐいっと左右に振られながらおっぱいと同じぐらいまで膨らんだ。
四つの楕円状の物体がグイグイと押し合ってせめぎ合い、バインと押し合ってたわみ弾む。
お尻である肌色の球体の谷間から、お尻の大きさに見合わないスレンダーな足がじたばたともがきながら迫り出してくる。
そして今度はおっぱいの方の谷間から、二つの腕が伸び上がっていく。
それは大玉を掴むがごとく、おっぱいをがしっと掴んだ。
表面を力強くグニグニと変形させ、掴んだおっぱいを支えにして、頭を引き上げた。
非の打ちどころのない、エミーの美しい顔が谷間という門から迫り出した。
「んんっ……んぁっ」
外に出てきながら頭が喘ぐ。
今のエミーは、四つの球体から、サイズの合わない頭と手足が伸びたおかしな状態。
しかも何故か髪の色が銀色になっていた。
「あううううううっ!」
球体が震え、まだ大きくなっているおっぱい
その巨大な質量によって、ついに耐えられなくなったのか、みしみしと潰れ始める。
止まらず膨らんでいく乳房が、研究棟を押しつぶしていき、
「ひぅッ!!!!!」
グムッ!!
一段強く膨らみ、さらに押し壊す。
「ッ!! ひあっ!」
ぐぐぐぐんっと膨らみ続けた結果。
大学中にさらに大きく響く轟音。
研究棟を潰し、
「きゃあああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!!」
瓦礫に埋まるおっぱい。
さらに、びくんっ! びくんっ! と
膨らみながらおっぱいは震え、びくびくと跳ね動いている。
「はぁ、はぁ、はぁぁぁっ、あっ!?」
お尻が持ち上がり、足が伸びる。
瓦礫を押しよけながら大きくなる身体。
身体をよじりながら、大きくなっていく全身。
動くたび地震のような振動。
気が付くと瓦礫の上に、おっぱいを挟むようにうつ伏せになっていた。
おっぱいはさらに密度を増して、内側から押し上げる。
そこでようやく全身の成長が止まった。
「ふあぁぁ……あぅ」
体を持ち上げるおっぱい。
体に潰され、ぐにゃりと変形しながらも、ドクンドクンと胎動している。
だらだら出続ける母乳が水溜りを作っていた。
その恰好は、まるで二つのバランスボールを抱えこんで倒れているかのようだ。
ただし大きさは段違い。
白銀の髪に走る赤いライン。
キラリと光る目。
「ふえぇ?」
そこにいたのは巨大な乳を巨大な体でむにゅりと潰している、巨大な美女の姿だった。