私、膨乳します!(リメイク版) 第6話「凸と凹」

原作・シリーズ構成 baku
演出・脚本 ハリナ
イラスト 藤原恭介
Copyright 2015 by baku and Harina (story)
Copyright 2018 by Kyosuke Fujiwara (picture)

ついに柔華の強烈な膨乳願望を開放させることができた美里。
美里は体育館の2階から柔華の超々乳の上に飛び降りた。

「おっとっと」

いまだに膨乳を続け、表面がグニグニと波打っている超々乳。
まるで遊園地にあるビニールでできたアトラクションのような足場の不安定さだ。
むにゅり、むにゅりと足を沈ませ、一歩ずつ超々乳の上を柔華のそばまで歩いて行った。

「ほら、柔華。特訓の第一段階はここまでよ。一旦膨乳解除してね」

「ふ……ふあぁい……」

超々乳が生み出す快感に溺れていた柔華は美里の言葉で我に帰ると、名残惜しそうに膨乳したいと思うのを止めた。
すると柔華の超々乳が実体を失って消滅した。

「え……きゃああああ!?」

快感の余韻に引きずられていた柔華は空中に放り出された瞬間、状況が何もわからなかった。
そのまま数メートルの高さから二人は床に置いてあった高飛び用マットの上に落下した。

「こんなこともあろうかと思って用意しておいたマットが役に立ったわね」

「このためにマットなんて引っ張り出してきたのね。でも、ここならマットを使えるから落ちても大丈夫だけど、実戦の後に膨乳解除するときはどうするのよ?」

「え? そりゃもちろん地面にぶつかる直前にもう一度膨乳して、自分の超々乳をマットの代わりにするのよ!」

(それって……)

自分の超々乳へのダイビングはどんな感触なのか、どうでもよいことを気にする柔華であった。

「大丈夫。案外気持ちいいものよ。それじゃ次! ここを借りている時間が限られているから急ぐわよ」

「……次は何をするの?」

「バスタリアンを退治する最も重要な技、バキューム・インフレーションの練習よ」

「何よそれ?」

「覚えてない? 膨乳した柔華を助けるために、その超々乳すべてを吸い取った技よ」

(そうやって助けられたんだ私……)

口には出さなかったが複雑な気持ちだった。

「でもその技の練習ということは、次は私が美里のおっぱいを吸えるの?」

「そうだけど、一方的に吸い取られるだけなのは面白くないから、私も練習に付き合ってあげるね。」

「どういうこと?」

「私も柔華も、右側だけインバーテッド・ニップル……つまり乳首を陥没させて、それで相手の反対側のおっぱいを吸うのよ。どっちが勝つか、真剣勝負よ!」

「え、それって……おっぱいを吸ったり吸われたり……」

柔華は自らの吸われるおっぱいを想像してうっとりと顔をゆがませた。

「……やったら気持ち良さそう……よし、早くやりましょう!」

もはや、判断の基準が『快感を得られるかどうか』に変わってしまっている柔華であった。

「ほんとに大丈夫かしら? まぁ、膨乳願望には違いないし」

バキューム・インフレーションの特訓が開始されることになった。




「それじゃあ行くわよ!」

「いいわ、美里!」

二人は体育館のフロアの両端まで離れて向き合うと、同時に叫んだ。

「「ビィィィィィギガンティックッッ!!!!」」

その瞬間、二人のいた位置から肌色の二つの膨らみが現れ、瞬く間に奥行35m幅23mの体育館のフロアを4つの球体が埋め尽くした。
バスタリアン・バスターズの二人が、超々乳化するタイムはわずか10秒にすぎない。
では、その膨乳プロセスをもう一度見てみよう。

「「ビィィィィィギガンティックッッ!!!!」」

胸を突き出し、膨乳が開始される。
瞬間胸が光り輝き、体積が膨れ上がる。
膨乳開始から1秒後には乳房の先端が地面まで達し、膨乳している乳房によって身体の本体が持ち上げられ始める。
4秒後には乳房自体が心臓の代わりに血液を全身に循環させるポンプとして脈動し始める。
7秒後には乳房がその場所の広さに合わせたサイズに到達し、膨乳が完了する。
そして10秒後には乳首がドラム缶サイズにまで伸びあがり、超々乳化が完了する。
こうして体育館のフロアが半分ずつ二人の超々乳で埋め尽くされた。
続けて叫ぶ二人。

「「チェンジ! インバーテッド・ニップル!」」

既に柔華も超々乳に関する技を自分のものにしていた。
一旦現れたドラム缶サイズの乳首。その右側の乳首がもたげ、根元から超々乳に飲み込まれていく。
穴として、せりあがった乳輪はグワっと開き、巨大な口のような陥没乳首と化すと、

「「ニップル・コネクト!」」

二人は互いに自分の左乳の、そり立った乳首を相手の右乳の陥没乳首に思いっきり突っ込んだ。

「「ッッッ!!!」」



それは未知の感触だった。陥没乳首に差し込まれた乳首、そして乳首を突っ込まれた陥没乳首、それぞれから伝わって来るのは相手の超々乳が発する脈動と体温。
吸っている口が女性のそれに、突っ込んだ乳首は男性のそれになっているようなものだ。
負けじと陥没乳首はまるで赤ん坊のように相手の乳首を強く吸い上げる。
相手にリードされて悶えるドラム缶乳首。
陥没乳首を突かれて気持ち良ければ反対側の乳首で突き返し、乳首を締め付けられて気持ち良ければ反対側の陥没乳首で締め付け返し、乳首を吸われて気持ち良ければ反対側の陥没乳首で吸い返す。
『合体』している自分の乳首と相手の陥没乳首が互いに蠢き刺激し合って発生する快感が徐々に二人の理性を蝕んでいった。
しまいには、乳首を勢いよく抜き差しを繰り返すピストン運動まで始まった。
ダップンダップン、ビターンビターンと繰り返し離れては激しくぶつかり合う二組の超々乳。
圧倒的な質量同士の激突により、轟音が響き、激しい地震が辺りを襲った。
まるで巨大な津波同士がせめぎあっているかのようだ。
押し合っていやらしく変形しているおっぱいは一瞬たりとも同じ形をとどめずに、生き物にも見えるように形を歪ませ続ける。

「もっとぉ! もっともっとぉおおおっ!」

乳首と乳房が織りなす超々乳の快感によって、もはやバキューム・インフレーションの練習という目的は完全に忘れ去られていた。

「いぃ!? あっ……あ、あっあぁぁぁっ」

そのとき陥没乳首が乳首を吸う刺激が、乳房本来の機能を目覚めさせた。
何かが左の乳房の内側から生まれて、乳首に駆け昇っていく。

「ひぅっ!?」

差し込まれ吸われている乳首がビクンと震える。
何かが外に押し出ようとしたのか、乳首を内側からドンと叩かれる感覚だった。
無論その程度でそれを放出する超々乳ではない。
しかしその直後、温かい何かが左の乳房いっぱいに満たされてゆく。

グゴゴゴゴゴゴッゴゴゴゴゴゴゴゴッゴゴゴゴゴゴゴ!?

それは乳の中で限界まで広がり、激しく響いている。
塊のような物が暴れ、びくびくと震え立つおっぱいを熱く紅潮させていた。

「ひぃ、ひ、いいいいいいっ」

おっぱいもそろそろ限界が来たのか、パンパンに詰め込まれ轟々と蠢いていたその塊が、一斉に先端、乳首になだれ込んだ。
その圧倒的な勢いは乳首というダムを強引にこじ開けて決壊させた。

「「い、いくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」」

ブッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!

吸われている乳首から激しく母乳が噴出しはじめた。

ゴクッ! ゴクッ! ゴクッ!  ジュゴゴゴゴゴゴゴォォォォォォ!!!

突然の噴乳にもひるむことなく全てを受けとめて、乳を震わせてグイグイ飲み込こんでいく陥没乳首。
まさに『バキューム』そのものだ。
美里の左乳から噴き出した母乳は柔華の陥没乳首に流し込まれ柔華の左乳が吸収する。
柔華本体を伝って、右乳から母乳が吹き出し、美里の陥没乳首に流れて美里の右乳が吸収。
そして美里本体から左乳に吸収した母乳を送り込む。
吸収した母乳は新たに生み出される母乳と混ざり、再構築されて乳首から発射される。
二人はその噴乳と飲乳の、人間には未知の快感を同時に味わいながら、四つの乳の間で無限に循環する母乳の奔流が身体の中を貫く感覚に身を任せていた。

「あっあっあっ、んああああああっいっぐうううううううううううっっ!!!!!!」

ドバババババババババババババババババ!!!!!!

ブシュウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!

「こ、これええええ!!! でずぎいいいいいいいいいいいいいッ!!!!」

ズドドドドドドドドドドドド!!!!

様々に聞こえる轟音が二人の嬌声をかき消してしまう。
ガバガバになった蛇口のように、あふれる乳。
しかしドラム缶サイズは格が違った。
その大きさから、津波にならんとする勢いと量だ。
あまりにも圧倒的な量は『バキューム』の許容範囲を超えて、吸収が追い付かないほどになった。
それでも陥没乳首はブラックホールのように強引に吸収を続ける。

ジュゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォォォ!!!

今度はさっきとは逆に出っ張っている方が凹んでいる方を激しく責め立てている。
陥没乳首の中でありったけの母乳をぶちまける。悶えぶつかり合う二組の超々乳。
互いにせめぎあいながら、乳房はさらに大きくなり、天井までに大きくなっている。
しかしその快感は収まることなど無く、母乳を無理にでも飲み込んだおっぱいは暴れだし、強引に乳首の中に吐き出す。
すると右乳から左乳へと橋渡しをしている身体が悲鳴をあげ、ついに乳房との境界線が歪み始めた。
全身の超々乳化が始まったのだ。
超々乳は理性をコントロールできず快感に溺れる二人を、自らと同じ肉塊であると認識し同化する。
身体は超々乳と融合を始め、溶け合い表面からずぶずぶ飲み込まれていく。
そして循環する乳の激流の中、完全に『乳房そのもの』になったとき二人の意識はプツンと途切れた。






気が付くと、超乳の二人が乳ベッドに沈みながら、体育館の真ん中にぐったりと倒れていた。

「ン……何が起こったの……?」

「ニップルコネクトをして……いつの間にか……よく覚えていないけど、なんだか夢を見てたみたい」

「でも……気持ちよかったぁ」

超乳の上でもぞもぞと体を揺らす。
ふと時計を見ると、体育館を借りていられる時間が終わりに近づいていた。

「ふぅ……もう時間切れだから、今日は終わりにしましょう」

「うん。こんなに気持ち良いなら、またやろうね。何度でも!」

「もう、そういう目的の特訓じゃないから!!」

「何よ。美里だって、快感にどっぷりと浸かっていたでしょ?」

(うぅ、何も言い返せない……)

いろんな意味で不安の解消には程遠い美里であった。






続く






次回予告!
柔華も自由に膨乳できるようになって、これでいつでもバスタリアンと戦えるわね!
でも、バスタリアンが現れた場所に野次馬がいっぱいいるなんて、みんなに見られながら膨乳して戦わなければならないの?
『私、膨乳します!』
次回、「初出動! バスタリアン・バスターズ」に
ビー・ギガンティック!