私、膨乳します!(リメイク版) 第10話「超々乳な日常〜美里の場合〜」

原作・シリーズ構成 baku
演出・脚本 ハリナ
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「ただいまー」

ある日の夕方、美里が学校からアパートの自室に帰ってきた。
大学一年生の美里は親元を離れて一人暮らしをしているが、子供のときからの習慣でつい「ただいま」と言ってしまう。

「今日も一日色々なことがあって疲れたけど、ここなら好きなだけ超々乳化して癒し放題だわー。それ、ビー・ギガンティック」

美里は荷物を片付けるやいなや、カーテンを閉め、上半身裸になって周りの部屋に聞こえないように小声でささやいた。
平らだった胸に膨らみが現れ、ググググンと膨れ上がる。

「んーきもちいー」

あっという間に自分より大きくなった乳によって身体が持ち上げられる。
乳は風呂釜に注がれる水のように四方の壁を伝い部屋に溢れていく。
決して広いとは言えない部屋であるが、超々乳化するために綺麗に片付けられている六畳間が超々乳で満たされた。
天井ぎりぎりまでせりあがり、もはや乳の上に人が一人寝れるだけの隙間しかない。
10tほどの超々乳の重さで床がミシミシと音を立てている。

「床の強度が少し気になるけど、1階だからたぶん大丈夫ね」

こう美里は気楽に思っていたが、アパートもかなり頑丈に作られていなければ大惨事になっているほどの質量である。
そんないっぱいの超々乳の感触を、しばらくの間美里は本体の全身で堪能していた。
もにゅんもにゅんと体が乳の一部に埋まり、乳が変形する。押せば柔らかくも力強く押し返してくる、その相互作用。
そのツヤツヤでスベスベの自分の胸に沈み、全身に伝わってくる柔らかさと体温が気持ち良い。
それにも増して、超々乳が常に生み出す快感が最高の御褒美だ。
美里は初めて膨乳できたあの日以来、自室でできるだけ長い間超々乳でいることがもはや日常の一部といっていいほどすっかり習慣になってしまっていた。
そして、自室で超々乳化してただぼんやりと過ごすこの時間が何よりも大好きだ。
あるときは、直立して超々乳にもたれかかるのもいい。
またあるときは、うつ伏せで超々乳をベッドにするのもいい。
またまたあるときは、超々乳の間に挟まれておしくらまんじゅう状態になるのもいい。
そして、フル・ブレスト・モードに変身して超々乳の感覚だけに集中するのもいい。
何をやっても最高だったが、仰向けだけは身体の本体が潰されてしまうので止めておこうと思った。

「さて今日は……チェンジ、フル・ブレスト・モード」

すると美里の身体がブルルと波立った乳の海に引きずり込まれ、沈んでいく。
完全に飲み込まれると、乳と融合した。

『融合完了っと……あっ服を脱ぐの忘れてた』

胸の中に残る違和感。
まるで喉がつっかえているような感覚だ。
突然、谷間がもぞもぞと動き始めた。

『んぅっ……』

超々乳の防衛本能が衣類を異物だと判断し、谷間から吐きだした。
それはすぐに天井に当たって、ぱさりと乳の上に乗った。

『ふう、すっきりした』

乳そのものになった美里にはもはや身体の感覚は残っておらず、超々乳の感覚しか感じられない。
その何とも言えない感覚に全身で浸る。

『あーおっぱいだけっていうのもいいわぁ』

日常生活に支障がきたさなければずっと乳のままがいいと考え始めているほど、もはや人間であることを捨て始めている美里だった。

『けどやっぱり狭いわね』

部屋いっぱいのおっぱいは窮屈感を感じさせた。
ちょっとでも人間における腕や足のように乳を動かそうものならば、壁はすぐにでも壊れてしまいそうだ。
しかし四方詰め込まれている感覚、それすらも快感へと変わる。
しばらくフル・ブレスト・モードを堪能すると、

『もうそろそろ戻ろうかしら。チェンジ! ノーマル・モード!』

谷間の中から美里本体が生み出される。
乳の中からせり出していき、身体に意識が戻った瞬間、美里はぐったりと乳にうずもれた。

「ふう……気持ちいいけど、なんか疲れるのよね」

するとフル・ブレスト・モードの疲れが来たのか、グルルと腹の虫がなった。

「あー。おなかすいたぁ」

膨乳に巻き込まないため天井近くに付いた時計が目に入った。
その短針はすでに8を示していた。

「っていつの間にかもうこんな時間? ご飯作らないと。リバース・ギガンティック」

部屋いっぱいのおっぱいをすべて胸の中に格納して元の体型に戻った美里は、床に落ちた服を着ると、台所で晩御飯を作り始めた。
一人暮らしのため慣れたもので冷蔵庫にあったあり合わせのものを炒め、ささっとおかずを完成させる。
朝のうちに炊いておいたご飯をつけてお盆に乗せると、美里は部屋の真ん中に座った。

「さあて、ビー・ギガンティック」

上半身服を開き、お盆を頭の上まで持ち上げると、胸がググググンと膨らんだ。
小さめのバランスボール並に大きくなった超乳にお盆をむにゅりと載せる。
これこそ超乳机だ。安定性は良いとは言えないが、そんなことは美里にとってどうでもよかった。

「いただきます。うーん膨乳しながらご飯食べるの、最高」

食べ始めたばかりだが、物凄い空腹状態だったため美里の食事はすぐに終えることになった。

「ごちそうさまでした。ふう、リバース・ギガンティック」

胸を引っ込め、食器を片づけると、

「さあ、食後のトレーニングよ」

部屋の真ん中に立った。

「ビー・ギガンティック」

胸を一気に膨らます。
平らな胸から津波のように溢れ、一瞬で自分より一回り大きいほど超乳にすると、

「リバース・ギガンティック」

今度は縮乳を始め、あっという間に小さくなる。
そうトレーニングとはこれを繰り返すことだった。
バスタリアンと戦うため、日々膨乳の練習は欠かさない。

「んーいい汗かいたわ。遅くなっちゃったしお風呂に入らないと。リバース・ギガンティック」

トレーニングを終えると美里は元の体型に戻り、バスルームに向かった。
下半身も脱ぐと、お湯が入っていないバスタブの中に腰を下ろした。

「これも楽しみなのよね。ビー・ギガンティック」

美里がささやくと、胸から湧きだした超乳がお湯の代わりにバスタブに満たされた。
汗にまみれせめぎあっている乳の谷間に、おまけ程度の量のお湯を注ぐとすぐに満水になった。

「こうすれば最高に気持ち良いし、お湯も節約できて一石二鳥ね」

もにゅんもにゅんと押し合いながら、美里はしばらく超乳風呂を堪能していた。
そして、次は体を洗う番だ。

「リバース・ギガンティック」

美里がささやくと、バスタブ一杯の胸がまっ平らになってしまった。
ちょっとだけのお湯を残し、美里はそのまま洗い場で体を洗い始めた。

「胸を洗うときは平らの方が洗いやすいのよねー」

ごしごしと胸に泡立っていく。

「体はもちろん……ビー・ギガンティック」

泡をまとい大きくなったおっぱいで体を擦る。

「柔らかくて最高ね」

膨乳能力や縮乳能力を日常生活で最大限に活用していた。

「あー気持ちよかった」

美里は縮乳して風呂から上がると、さっそく寝る準備をしていた。
もちろん、寝るときはいつも超々乳ベッドの上だ。
超々乳ベッドには寝返りができないという唯一の欠点があるのだが、美里にとってそれは些細なことだった。
もはや、美里にとって膨乳能力なしの生活は考えられないものになっていた。

「ビー・ギガンティック。おやすみなさーい……」

美里はパジャマの前を開いて、毛布を被って部屋の真ん中でうつ伏せになってささやいた。
胸が外に広がっていき、潰れながら膨れ上がる。
すると身体が持ち上がっていき、あっという間に部屋いっぱいに広がった超々乳ベッドが完成した。
むにゅうと身体が沈むと、とくんとくんと響く自分の鼓動が心地よい。
美里が超々乳ベッドの上で見る夢はどんなものであろうか……。





続く






次回予告!
膨乳能力って本当に最高ね。少し前までは夢や妄想の中だけでやっていたことが全部現実になるなんて。
ところで、柔華も独りのときには私と同じようなことをしているのかしら?
『私、膨乳します!』
次回、「超々乳な日常〜柔華の場合〜」に
ビー・ギガンティック!