私の体 その1

頭文字K 作
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「次の方どうぞ〜」
「は〜い」
とある高校の制服を着た18歳の少女・栗原未来は診察室に入っていった。
入った途端、その場にいた医師と看護師は驚いた。
その少女は、18歳という年齢にもかかわらず、身長は140cmにも満たないのである。
医「今日はどうしました?」
未「なんか風邪を引いたみたいで、熱があるんですよ」
医「じゃ、服めっくて」
少女は一瞬躊躇した。しかし、意を決して服をめくった。
その場にいた看護師は、必死で笑いをこらえていた。
彼女の胸は18歳の胸ではなかった。小学生の胸だった。
まっ平らな上に、乳首も乳輪も未発達である。
そう、彼女にはまだ二次性徴がきていない。生理もまだである。
そんな体のため、彼女は躊躇したのである。
医「それじゃ、注射だな。アレ、打っといて」
看護師は少し微笑みながら奥の部屋から普通より太い注射を持ってきた
プスッ
未「イタッ!あれ?なんかいつもと感じが違う・・・」
未来は少し違和感を感じた。
そして、未来は病院を後にした。医師は未来を見ながら笑みを浮かべていた・・・

翌日・・・・
未来の風邪はたった一晩ですかっりよくなった。
下半身に妙な不快感を持ちながら、未来はいつもどおりトイレにいった。
未来はトイレに入り、パンツをおろした、
未「な、何!これ!もしかして・・血!」
ついに未来に生理がきたのだ。しかも昨日までつるつるだった股間にもうっすら毛が生えていた。
未来は上機嫌で学校に向かった。今日が人生で最も恥ずかしい1日になるとは知らずに・・・

この日の体育は水泳であった。
未来は病み上がりであったが、単位がまずかったので仕方なく出ることにした。
更衣室に行くと未来は、真っ先に隅の方に行った。
混ざって着替えるといつも体のことを冷やかされるからである。
未来は水着に着替え、プールサイドに行った。その間ずっと考えていた。
「どうなってるの私の体!たった3,4時間で、乳首はおっきくなって、乳輪も茶色くなってるし、アソコの生えそろうなんて・・・。」
そのとき、友人が未来に声を掛けてきた。
「ねえ、未来。なんかこの前見たときよりお尻大きくなってない?
 すごい水着がピチピチだけど大丈夫?」
「うそっ!そんなはずないよ!」
「ホントだよ!見てみてよ」
未来は頭を後ろに回し見てみた。たしかに大きくなっていて水着はピチピチだった
「よかったじゃん、未来!成長してるじゃん!胸だってじきに大きくなるって!」
「うん・・。ありがと・・」
未来は急な成長にうれしさを感じていたが、同時に恐さも感じていた。
「今日は記録を採るから、全力で泳げよ!じゃ、最初石田から!」
未来は、友達としゃべりながら自分の順番を待っていた。
その時、未来は胸に熱いものを感じていた・・・

続く