BB-Virus

カズロウ 作
Copyright 2004 by Kazurou All rights reserved.

Case 1

「失礼します」
彼女は片手で服の上から胸をおさえながら歩いてきた。診察のためにブラを事前にとって きてもらっているため、揺れが激しいのだろう。といっても、ブラを着けていたってその 大きさの胸の揺れをおさえるのは無理だろうが。
彼女は私の前の椅子に座った。患者を間近で見るのは久しぶりだったので、あらためてそ の迫力に圧倒された。彼女が椅子に腰掛けると、椅子がギシリと音をたてた。無理もな い、彼女たち患者は胸のせいで体重が2倍以上になってしまった者もたくさんいるのだ。 そして彼女の胸は、自身の膝につくかつかないかの微妙な位置で彼女の息に合わせて揺れ ている。それがまたエロチックだった。

「川辺真由美さんね。発病時の年齢は?」
「17です」
「今のバストは?」
「160cmくらいです」
「それじゃあ、膨らんだ時の様子を話してちょうだい」

私がなった時は、お風呂に入った時でした。入る前からちょっとだけ胸がチクッとして、 何だろう…って思ってたんですけど、気にするほどじゃないかなと思ってました。それか らお風呂に入って…私、お風呂が好きで、よく長風呂するんですが、その日はたった3分 くらいで体がドクンドクンって、のぼせたみたいになっちゃったんです。なんかへんだ なって思ったけど、とりあえず体を洗おうと思ったんですけど、体中…とくに胸がヒリヒ リ、いやピリピリして、とても無理でした。どうしちゃったのかなと思ったときに、気が ついたんです。胸が膨らんでる……。もともとブラなんかいらないのにつけてる感じだっ たんですが、その時には寄せると谷間ができるくらいにはなってました。嬉しいっていう よりもパニックで、声も出ませんでした。それからさらにドクン、ドクンと体が熱くなっ ていって、脈にあわせて胸が膨らんでいくんです。ムク、ムクって目に見える速さで。そ れで、どうにかしなきゃとは思うんですけどどうにもできなくて…そうなる事はわかって たんですけど、メロンのような大きさになりつつある胸を…ギュッと…手でやっちゃった んです。あまりの快感に私は跳びはねて…そこからよく覚えてないんですが、目が覚める と救急車の中でした。お母さんの顔と2つの布をかぶった山が見えました。

「射乳はどれくらい?」
「3日に1lくらい、一度は勝手に出ちゃいます。他には、好きな時にがんばれば…」
「そう、じゃあ今ちょっともらおうかしら」
「えっ」
「もちろん検査のためよ」
「あ、はい…」
「じゃあ、これにちょっと出してくれる?」
私は試験管を見せた。真由美は言われて服のボタンをはずしはじめた。服は病院で特別に 作ったものだから、決してきついわけではない…が、胸の前のボタンを外すのは苦労する ようなので、手伝った。ボタンが外れると、すぐに胸が出現した。実にきれいな胸だっ た。こんなに大きいのに、おっぱいのかたちをしている。ちょっと不思議な感じがした。
「ちょっと失礼します…」
真由美はそう言うと、自分の胸を揉み始めた。真由美の細い指がやわらかいそれに深くめ りこみ、さらに力を入れると指を包むようにまわりから肉がもれてくる。だが、真由美が いくらがんばっても迫力がなかった。胸が大きすぎるために、それにたいする手が小さす ぎて、胸を豪快に揉む事ができていなかった。
「もうちょっとです…」
「うーん、悪いんだけど、次の人が待ってるから、手伝っちゃうね」
「え…あっ!」
私は真由美の胸にとびついた。そして、手だけではなく、抱き着いて腕、体、頭を使って その巨大な胸に立ち向かった。
「あっ、先生!そんなにぃやるとおぉぉ」
―ピュッ
ついに出た。私は試験管を片手にもつと、もう片方の手は乳首付近を揉み続けた。
「とっとっ、とまらな…く…あっ、あっ、あっ!」
真由美の声と脈と母乳がそろってリズムを刻む。あっという間に試験管はいっぱいになっ た。
「ありがとう、もういいわよ」
「―――っ!」
真由美はすっかり快感に浸っていて、声など届いていなかった。やがて、もう片方の胸か らも母乳が勢いよく出てきた。
「しょうがないわねぇ…。後でお掃除手伝ってもらうわよ」
私は、もう一度真由美の胸にとびついた。