俺と妹

カズロウ 作
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ウチはお母さんがいない。俺の2つ下の直子を産んだ翌年、事故で死んでしまったらし い。だから、家事は直子と分担している。俺は主に洗濯と食器洗いを担当。で、最近思っ た事がある。直子の胸、でかくなったなぁ、と。洗濯物をほすときにブラを見るわけだ が、それがマジででかい。中学校に入学してブラをつけはじめた時は、手の平程度のサイ ズしかなかったのだが、中2の終わり頃になると、月に一度は新しいブラになっていた。 最初の頃は特に気にもしなかったが、やがて本人の胸の膨らみも目立つようになってき た。ABCDEFG…とあっという間にブラのサイズは大きくなっていき、今に至っては 特注なのか、サイズも書いていない。お父さんは「母に似てきた」という。確かに、お母 さんの数少ない貴重な写真では、お母さんの胸は大きかったような。でも、直子ほどでは ないような気がする。
「ただいまー」
ドアをあけた音がすると、2階のこの部屋に近づいてくる音がする。直子の部屋は隣なの だ。ガチャと部屋のドアをあける音がしたので、行ってみる事にした。高校の制服の上着 はボタンをとめていない。いや、正確にはとめられないのかもしれない。いつもはおって いるだけの上着を脱ぐと、今度はセーターだ。伸縮性に富むセーターは、胸の膨らみを見 事にあらわしている。横を向いたので、ぼこっとそこだけ飛び出しているのが見えた。 セーターはただの一色なのだが、逆にそのおかげで影が目立ち、立体感を際立たせてい る。
「よいしょ…」
胸がひっかかって、セーターを脱ぐのも一苦労のようだ。そして、やっとセーターから解 放される。すると、脱ぐ時に上に引っ張られていたそれが、今度は重力によって引き戻さ れるため、ユッサユッサと反動をつくった。その揺れは、なんとか生き延びていたブラウ スの1つのボタンをついに飛ばしてしまった。しかし直子は気付いていないようだ。うう む、さすがにここまでになると、兄の俺でもたまらない。そして、ブラウスを脱いでいく …。後ろをむいてしまったので、胸が見えない…と思いきや、その2つの大きさは直子の 体の幅よりはるかにはみ出ているので、揺れているのが確認できる。はやくこっちを向か ないかなーと思っていると、
「お兄ちゃん、入ってきてもいいよ」
どうやらバレていたらしい。まあ、そんな気はしてたんだけどさ。俺は素直に入っていく 事にした。妹は後ろを向いたままである。
「お兄ちゃん、私…きれいになったかなぁ?」
「うん、素敵じゃないか」
「ありがとう…。お兄ちゃん、実はね、私…好きな人ができて…」
「えっ?!」
「冗談よ」
「あ…あはは、はは…」
「お兄ちゃん…私、急にさみしくなっちゃった」
直子は泣き声でそういった。俺はびっくりした。直子が泣いたのを聞くのなんて、小学校 低学年以来だった。しっかり者の直子が泣く事なんて、滅多になかったのだ。
「今日は…甘えさせてほしいの」
直子が振り向いた。直子の胸は、大変な事になっていた。普通の人には十分巨大なブラを つけているにもかかわらず、ブラの縁という縁からおにくがはみ出していて、胸の体積の 1/3はおさまっていない。
「ちょっと、ブラ、きついんじゃな…」
といいかけたとたん、バチッと妙な音がしたと思ったら、そのきついブラが宙を舞ってい た。そして、胸は元の形へ戻ろうとして、ボヨヨンと暴れた。そして一番驚いたのは…直 子の涙だった。
「あのね…このブラ、お父さんからもらったお母さんの最後のブラなの」
そうか、それで無理していままで使ってたのか。
「私…お母さんの事なにもしらないし、わかんないから、せめてこれだけでもって思って たのに…。もう、お母さんより、大きいんだ」
以前にブラのサイズははかった事があり、120cmだった。しかし、直子の胸はそんな ものではないようだ。
「今…何cmあるの」
「知らない…150、60かな…」
それによくおさめていたものだ。それだけ胸がやわらかいのかもしれない。
「直子…いつも無理させちゃって、ごめんね。直子には甘えさせた事がなかったよね」
俺は直子をぎゅうっと抱きしめ…たかったのだが、胸が邪魔をしそうさせてくれなかっ た。でもとりあえずがんばると、俺の体を包み込むように直子の胸の肉が潰れた。
「お兄ちゃん、私…」
「そうだ直子、お母さんの気持ちをもっと知りたいかい?」
直子はこくりとうなずいた。
「じゃあ、お母さんが俺にやってくれた事、してみない…?」
「やってくれた事ってなに?……きゃ!」
俺は、直子の胸のマッサージをはじめた。
「授乳さ。出るんでしょ?おっぱい」
「どうしてそれを…あひっ」
俺は何度か直子の洗う前のブラに、トロッとしたものと、母乳特有の優しい匂いを感じた 事があるのだ。マッサージをしてやると、変な声をあげる直子は、いかにも慣れていない という感じで、俺はひそかに安心した。
「わカった、やってみイるからっ、自分でヤアるから、はなしてアッ!お兄ちゃん、強す ぎイイイ!」
俺の手に合わせて時々裏返った声を出しながら俺になにか言ったようだが、気にしない。 しかし、直子が敏感だからいいものの、大きすぎて大変だ。とりあえず乳首以外の部分を ひたすら撫で回し、時々テンポよく揉む。俺だって人の乳なんて搾った事などないが、本 能に任せる。
「ヤメェ、アッ、きた!これ、きたのっ」
直子が叫ぶと同時に、胸の感触が変わった。今まではただ柔らかいだけだったのだが、少 しだけかたくなり、何やらポンプのような動きをしているような気がした。
「そうか…じゃあ、そろそろいこうかな」
俺は、本来赤ん坊がくわえるべき部分を口にした。ただ、直子のそれは赤ん坊には大きす ぎるだろう。くわえた瞬間、直子はア゛と声を出しながらビクンとのけ反り…ついに、そ の液が出てきた。
「ヒッ、ヒッ、ヒッ、…………」
今が最高に気分が高まっている瞬間だろう。母乳と一緒に涙を流す直子は、声が声でなく なった。母乳は最初はピュッ、ピュッと規則正しく、だが次第にピュウゥピュウゥピュ ウゥとなり、最終的にはシュウウゥゥゥと、連続的な溢れ方になった。
「ぁああ、もおおおぉぉ!!」
訳のわからぬ叫びをあげると、口の中に飛び出すペースが倍増し、ついに俺にはついてい けるスピードではなくなり、むせてしまった。その間にも容赦なく出てくる母乳を、俺は 顔から浴びてしまった。さらに、何もしていなかったもう片方からも飛び出てきた。も う、俺にできる事はないかもしれない。
「ありがとう、お兄ちゃん」
後で、俺はお礼を言われた。むしろ、こっちが言いたいくらいだったが。
「今回は子供としてお兄ちゃんに甘えちゃったけど…ほんとに気持ち良かったから、今度 は大人として…お兄ちゃんに頼んじゃうかも♪」