私を知るひと

カズロウ 作
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「明日、ウチにおいでよ」
そのセリフが頭に残って離れず、はるひは全然眠れなかった。
胸は落ち着く事がなく、寝るまでずっと120cmを保っていた。

そして翌日。
なんとか90cmまでにおさめた胸をブカブカな服を着て隠し、小林の家に向かった。
小さな病院…とはいえ、それなりにもうかるらしく、家は大きかった。
チャイムの代わりにケータイでワン切りする。
仕事にいってるとは思うが、一応家の人には内緒なのだ。
「やぁはるちゃん、いらっしゃい」
「おじゃま…します」
はるひは案内されるまま歩いた。
小林に会えただけで胸がまた膨らんだから、けっこう服がやばい状態になっている。
「あれ、今日はいきなり大きいね」
小林がいきなりはるひの胸を指差し言うので、おどろいてさらに膨らませてしまった。
服が引っ張られてシワをつくる。
「や…やめてよ」
「何もしてないじゃん」
そしてはるひはある部屋に案内された。
どうやら小林の部屋らしい。
「ちょっとまってて。お菓子もってくるね」
「え、いいよ、おかまいなく…」
「いいからいいから」
小林は断るすきを与えずに取りに行ってしまったので、はるひは一人になってしまった。
(あれ…。そういえば私、来るの楽しみだったけど、何をしにきたんだろう…)
勉強のわけがないし、男子と女子が二人でできるような遊びなんて思い付かない。
(二人…。そっか、二人っきりなんだ……)
ムク…ムク…
(二人っきり…。またおっぱい触ってほしいなあ。って、私何考えてるの?!)
ムク、ムク、ムク…
無意識のうちに考えていた事に自分で動揺してしまった。
「あ、ダメ…ダメェ」
必死に服の上から胸をおさえるはるひ。
だが、気分の高まりがさらに動揺を生み、どんどん胸が大きくなっていく。
ミシミシミシ…プチプチッ…
ついに服の繊維が裁たれていく。
「ダメなのお!ダメなのにぃ!」
かわいそうな事にはるひの意思に逆らって胸はどんどん大きくなっていく。
それをはるひは必死に腕でかかえこむ。
すでに150cmはあるかもしれない。
(どうしよう…はやく元に戻さないと、かえって来ちゃう!恥ずかしいところを見られちゃう…!)
「おまた…せ…」
思った通り、小林が戻って来てしまった。
そして、膨らんだその胸をばっちりと見られてしまった。
「………!!!」
たぶん一般的なリアクションをするとしたら叫ぶところなのだろうが…少々シャイなはるひは下を向いて顔を、体を、真っ赤にそめた。
その仕草は大変かわいいものだった。
胸はかつてないほどに膨らんでいる。いや、膨らみ続けている。
「もう、はるちゃんはやいんだからー。おっぱい搾りは最後にしようと思ったのにな。まあいっか」
小林ははるひの前に立った。
「今日の課題はねぇ…いいって言うまで発射禁止だよ」
「えぇ」
「だってはるちゃん、この間先に勝手に気絶しちゃったじゃんか。特訓しないとだめだぞー」
そう言うと小林は、いきなり両手で左右の乳首をむんずと掴む。
「アアアァアァアッ」
ドクンドクン…
「おっと!」
小林が握る手にさらに力を込める。発射しかけた母乳が、乳首でとめられる。
「アア、出して!出して!!出たいの!!出して!!出させてよお!!!アアァんんんん…出るの!!
おっぱい出るの!出るの!!!出るのお!!アゥゥウアアンッ!!」
「はるちゃん、かわいいなあ」
ドクドクドクドクンドクン……
胸は母乳を噴出させる事ができずに、ただただ大きさを増していった。
150…160…170…180…190…200…
それでもとまらない。
250…260…
「すごいよ、我慢すればこんなに大きくなるんだね!」
「もももももももももうダメーーーーーッッッ!!!」
「…っうわっ!」
母乳の圧力はものすごいものになっていた。
限界に達したそれは、小林の握力をものともせず噴出した。
ドキュッ…ドキュッ…
母乳はリズムを持って射出されているが、通常のそれとは桁違いだった。
母乳は部屋を一面真っ白にしていく。
理性を失ったはるひは(おそらく胸に刺激を与えたいが為に)小林に突進し、谷間で彼を飲み込んだ。
「………ッ!」
谷間に埋まった小林は声をあげる事ができなかった。
息を吸う事すら危うい。
はるひは大きくなった胸のせいでバランスを崩し、前に倒れた。
なんとあまりの母乳の勢いで、ホバリング…!というのはさすがに冗談だ。

それから何分…何時間かたち、はるひが目覚めると、
そこに広がっていたのは床上浸水(浸乳?)した部屋と、
少し落ち着いたもののまだまだ150cmはある胸と、
その谷間に頭がはさまっている小林の姿だった。
おそらくそれが全て自分のせいだろうと思うと、急にまた恥ずかしくなってきて、また胸が大きくなってきた。
そして中の小林は助かる機会を失った…。