けんさ、きらい

カズロウ 作
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「まだ?」
「ま、待ってぇ」

「まだぁ?」
「もうちょっと…」
それは、トイレのドアごしの会話。外で待っているのは姉の京子。高校2年生で、
部活をやっているためであろう、スタイルはよい。待たせているのは小学6年生の妹のみち子。
父親も母親も働いていて昼はいないので、京子はみち子の母親のような存在だった。
今はトイレの中にいる。が、みち子は一般的なトイレの体勢とは違う体勢だった。
トイレの方に向かって立っていて、少々前屈みになっている。トイレの中を見ると……
中は真っ白だった(よくみるとほんのりと黄色みがかかってはいたが)。その正体はみち子の母乳だった。
みち子はトイレで母乳を搾っていたのだ。みち子の胸のサイズはとにかく大きく、
なんと228cmもあり、胸以外は普通の小学生の体なので、体よりも胸が大きい。
そして、定期的に母乳を搾らないとたまってしまうのだ。
この狭いトイレでは、みち子の左右の胸が壁につぶされていてきついようだ。
「ん…ん…」
ようやく母乳がとまってきた。
―ちょろちょろちょろ
……ポタ、ポタ…
やっと母乳がとまると、みち子は胸のブラをつけ、胸の上までまくりあげていた服を元に戻した
(要するに胸にかぶせた)
「ごめんー」
「もう、30分も待たせて…。ほら、すぐ出かけるんだから用意して」
「うん」
そう言ってみち子は廊下の両壁に胸をこすらせながら部屋にむかった。みち子がポーチを持ってくると、
2人は家を出た。出掛ける時はあまりせまい道は危険なので通らない。歩道がある道を選んでいく。
みち子は胸を京子に押し付けながら京子の後ろを歩く。胸の重みを少し軽くしてもらっているのだ。
ちなみに、京子は止まる時に合図し忘れると、突き飛ばされる事が多々あった。
今日はそういった事故もなく無事に病院についた。
「丑久保みち子さん、診察室へどうぞ」
今日はみち子の胸の検査がある日だ。だが、検査してもこの大きな胸がなんとかなるというわけでもなく、
ただみち子の体の変化を観察し、もし急激な変化が起こった場合のために検査しておくという程度のものだった。
「こんにちは」
みち子はまた体を横にしてドアを通る。先生は女性だ。いい先生だとは思うのだが、
検査がつらいのでみち子はあまりいいイメージを持っていないようだ。先生はみち子を椅子に座らせると、
カルテを見ながら質問する。
「おっぱいの出るペースはかわってない?」
「はい、3日に一度くらいです…」
「量は?」
「ちょっと多くなりました…」
先生はカルテに書き込んでいる。
「じゃあ、胸囲をはかってついでに消毒しましょうね。服を脱いでくれるかな」
ここでは、3人の看護婦が脱いだりするのを手伝ってくれる。みち子はあっという間に裸にさせられ、
美しい胸をさらけ出されてしまう。そして、2人がかりで胸囲をはかり、一人は消毒係だ。
「えー、バストは228cmです」
「えーと…あら、また大きくなったのね」
そして一人の看護婦が、大きめの綿棒を取り出す。
「先生、消毒はやらなくちゃいけないんですか」
「そうよ。消毒しなくちゃみち子ちゃんのおっぱいは栄養がたっぷりだし、みち子ちゃんの乳首の穴は大きいし、
基本的に洗いにくいから、ばい菌がたまりやすいのよ」
「アアッ」
みち子は体と胸をブルッと震わせる。看護婦の綿棒が乳首の穴にそっと触れた。
消毒液のひんやりがたまらない刺激になる。そして、それを優しく、コチョコチョ…と動かす。
「…………」
みち子は声を出さないで必死にこらえる。京子の手を握る手に力がこもる。
「はい、おわりましたよー」
みち子は顔と胸を赤らめ、息が乱れている。しかし、実は検査はこれからなのだ。
「では、お薬飲みましょう」
みち子は渡された白い粒を嫌そうに見つめる。そして、意を決して水で流し込む。
「では、効き目が現れるまで30分ほど隣の部屋にいてください」
この部屋は椅子と机があるだけで、後は冷房がきいているだけだった。みち子は椅子に座り、怯えていた。
「こわいよ…お姉ちゃん…」
「がんばって、これをやればきっとよくなるんだから」
「うん……でも、ビリビリは嫌なの…」
よくなる、というのは嘘だ。だが、これだけ辛い思いをするのに、ただの検査だけ、とは言えなかった。
何の検査かというと、京子も詳しくは知らないのだが、胸が普通よりもかなり大きいので、
血液の循環がどうとか…というものらしい。そして、その検査をするために、
血圧を高くする効果のある薬を飲むのだが、副作用として、
一時的なものではあるが胸の感度が異常にたかまってしまうらしい。みち子はずっと京子の手を握っている。
そして、だんだんみち子の手があつくなり、薬がきいているのがわかる。胸にも変化があらわれる。
いつもはみち子の体に合わせてユッサユッサと揺れているのだが、やがてそれがユサ、ユサになり、
ブルンブルン、になる。胸がパンパンにはりつめ、柔らかさを失うのだ。
「ぅぅ…ぅ…」
20分ぐらいして、薬の効果が本格的に現れてくる。胸がドクンドクンと、みち子の鼓動に合わせて上下する。
手からも鼓動が伝わってくる。
「おねえ…ちゃん…」
「がんばって…!」
そして30分がたち、先生がやってくる。
「じゃあ、こちらに来て下さい」
また椅子に座らせる。わずかな振動でもつらい今のみち子にとってはただそれだけで困難な作業である。
「どれどれ…」
ピクンピクンと震えている胸に、先生は聴診器をあてるピクビクンッみち子の体が跳ねる。
それを、何回も繰り返す。
「うう…おねえちゃん…」
手を握る力が増す。京子はその手を両手で包んでやる。何もしてやれないのが悔しかった。
できる事なら変わってやりたい…(というか胸がほしい…)と思った。
「じゃあ次はこっちね。後少しがんばってね」
先生は2本の長いコードを引っ張ってきて、テープでペタッとそれぞれの胸につけた。
その衝撃でもみち子は跳ね上がる。それは、普通の人間には感じられない程度の微電流が流れるはずなのだが…
みち子の数十倍に鋭くなった胸の感度は、それにすら反応してしまうのだ。
「あああ、アアッ、ももももうダメーーー!!!」
ピッ、ピュピュッ、プシャアアッ
なんと、さっき出し終えたはずの母乳が再び出て来たのだ。しかもその勢いは通常のそれ以上だった。
「ああ、まずい!」
先生は叫んだが、遅かった。母乳が電流を流す機械にかかってしまったのだ。そして、それがショートし、
過電流が流れる…。
「ぁアァあアア、おねえちゃーーーーーン!!」
その瞬間、みち子の叫び声と同時にとてつもない量の母乳が発射された。
京子はとっさに胸についているコードを引きはがす。
「大丈夫?全部出しちゃいな、楽になるから」
京子は、みち子のパンパンに膨らんだおっぱいを、ぎゅうと潰してやる。ブアッと母乳が出る。
京子は続けてリズムをつけて揉みほぐす。姉妹だからこそわかる、最高のリズムで。
――おねえちゃんすごい
微かに残った理性で、なんとかその言葉を発した。京子はありがとうと言う代わりに、胸をさらに強く抱きしめた。

二人は気付かなかったのだが、先生も母乳のシャワーを浴びて、待っていたこの時を楽しんだようだ。