配達人

カズロウ(物語)・たまねぎ(挿し絵) 作
Copyright 2004 by Kazurou (story)
Copyright 2004 by Tamanegi (picture)

バイトの定番っていったら、牛乳配達かな。そんな適当な気持ちで応募したところ、
なんと採用されてしまった。
「では、明日から早速やってもらいますんで、早いですががんばってください」
あの…やり方とかの研修は?
「二人一組でやってもらいますから、もう一人に教えてもらってください」
牛乳配達が二人一組だとは知らなかった。
…で、次の日の早朝、来たわけなのだが…
「おはようございます…」
「ああ、昨日の君か、はじめまして。
じゃあ、早速…君のパートナーはもう自転車置き場にいってるから、
仕事とかは全部きいてくれい」
いまだに自転車なのか…とか思いつつ、言われた場所へ行った。だが、
そんな考えは俺のパートナーであるらしい彼女を見て、一瞬で吹っ飛んだ。
「あ、あなたが橋本くん?私がパートナーの増田です」
「は……ハジメマシテ……」
最初、増田先輩は顔と脚しか見えなかった。なぜなら、体をはるかに凌ぐ大きさの胸があったからだ。
そのバストは2m…いや、3mあるだろうか。大きすぎて見当もつかない。
それに、着ている服(?)が薄くて、谷間やらさきっぽのピンクやらがまる見えだった。
「えっと…じゃあ出発する前に軽くやりかた教えるね。まず、配る家と地図はこれ」
先輩は壁にはってある地図を指差した。
「これが私たちのルートだよ」
指をさして説明してくれているので、先輩の巨大な胸は壁に押し付けられて変形している。
「あの…俺たちのペアだけやけに配る数が多くないですか?」
隣の表を見ると、ざっと他の人の2倍はある。
「それはね、私がたくさん配れるからですよ。これでも配達の量と胸の大きさは一番なんです♪」
「ハハ…(この大きさで一番じゃなかったらどうなっちゃうのさ)。でも、俺なんかとペアで、
今までのペースで配れますかね…。あんまり自信ないですよ」
「大丈夫大丈夫、コツ教えるからぁ」
「そうですか…」
「じゃ、あとは配る時に教えるからいこうか。瓶はそこにあるケースに入ってるから、
自転車にのっけといて」
「はい」
俺は言われたケースをチャリに積んだ。が、牛乳が入っているにしてはやけに軽かった。

瓶は全て俺が運ぶらしい。なんか不公平な気もしたが、俺は新入りだし、先輩は女性だし、
何より牛乳よりも重そうなものをぶら下げてるし、文句などとても言えなかった。
そんな感じでまだ薄暗い町へ出発したのだが、先輩の胸のせいで目のやり場に困った。
道を俺はまだ覚えてないので先輩の後ろについていく。
先輩の胸は真後ろから見ても体の両脇にはるかにはみ出ているので見えてしまう。
その胸はハンドルに乗せてある、ていうか乗っちゃってる、ていうか食い込んでて、
普通なら後輪に体重がかかるものだが先輩のチャリは前輪のタイヤが潰れていた。
こんな事を言うのも悪いが、俺にはとてもこの先輩が人の2倍も配ってしまうような、
配達の達人には思えなかった。見た感じどうもマイペースだし、重たそうだし。
そして、二人一組でやる意味もわからなかった。しかし、その本当の意味がわかる時がきた。
「ここが最初の家ですよ」
先輩はチャリをおりた。俺もチャリからおりて、一番上のケースのふたを開ける。
そして驚愕した。なんと、中はみな空の瓶だったのだ。
「せ、先輩!これ…全部空です!」
何というミスをしてしまったのだろう。瓶を積むとき、
軽かった事に気付きながらもなぜ確かめなかったのだろう。しかし先輩は
「当たり前じゃない。えっと、2つとってくれる?」
「え…??」
わけがわからなかった。先輩の言葉の理解もできていないのに、さらに信じられない事が起こった。
「よいしょ」
なんて言いながら、先輩は服をめくって胸をあらわにしたのだ。
「………」
なんて立派な…
「ちょっとー、見てないで早くしてよー」
そんな事言われましても。
「今からおっぱい出すから、ちゃんと入れてよ?」
そう…、これは牛乳配達ではなく、母乳配達だったのだ。
そして、先輩が人の2倍配れるというのは時間の事ではなく、量の事だったのだ。
「うーん、今の気分は右だなぁ。こっちお願い」
先輩は右の胸を差し出してきた。俺が瓶で受け止めろという事らしい。
「はい…」
俺は震える手で瓶をもつと、普通の女性の乳房ほどもある先輩の乳首に近づけた。
「瓶はぴたっとくっつけて。そんで、待ってないで揉んでよ」
あの…いろいろ問題があると思うんですが…という質問は口に出さなかった。
こんなすばらしい機会など他にあるまい。
「こう、おっぱいを集めるように…だんだん外へ…」
先輩は自分で見本をみせてくれた。手がくいこんで、胸がやわらかく変形する。

「はい、やってみて」
ドキ、ドキ。女性の肌に触れる機会もあまりない俺は、胸…しかも、こんな特大の…
に対する免疫などあるわけもなく、その場で倒れそうだった。腹を決め、
おにくの海に我が左手を飛び込ませる。
―――――ぁぁ。なんて素晴らしいのだろう。手をつつむ感触、押し返す弾力、
ぬくもり、溢れる胸の肉の様子、におい……この状況における全ての要素が、
俺が…いや、おとこが求める全てを満たしている気がした。このままでは先輩より先に××…
「そうそう…いいですね。あ、瓶がいっぱいになったら乳首をちょんと叩いて合図してくださいね。
…いきま…す…」
ピクッ と胸が震動したかと思うと、右手に持っていた瓶の中に白い液体が流れて…
いや、飛び込んできた。しかし、いまさらながら先輩の巨大さを感じる。
乳首が牛乳瓶(母乳入れてるけど)よりもでかいのだから。
そんな事を思ってる間に瓶はいっぱいになり、溢れてしまった。
「あ…わっ」
「きゃ、橋本くん…!」
慌てて先輩が母乳をとめる。母乳が胸を伝って滴り落ちる。
「ちゃんと合図してよ〜」
「すいません、思ってたよりずっと早くて…」
「次から気をつけてね。はい、ふたをしめたらもう一本。今度は左〜」
俺は右手と左手の役目を交換して、また搾った。そして、母乳が出てくる。
ジョオオ…とあっという間に溜まり、俺は合図をする。乳首を、ちょん…。ああ、これもまた最高だ。
触ったのは一瞬だったが、ぷりっとした元気さが伝わってくる。
触った瞬間、先輩はピクッとして、母乳をとめる。
「ちょっと多いかなぁ。ま、合格かな。じゃあ、箱に入れておいてくれる?」
朝からなんてハードな仕事なんだ…と俺は思いつつ、次の家へ向かうのであった。

俺はチャリで次の場所へ向かう途中、先輩からいろんな事をきいた。
「先輩はここにきて長いんですか?」
「うーん、1年ちょっとだよ」
「へぇ…。俺なんて昨日電話したらもう今日からって感じで、まだここの事全然わかんないんですよ」
「男子はすぐ働けるからねー。出す方の人は面接とかテストとか研修とかあるんだよ」
「そうなんですか」
「うん。まず面接で胸をはかって150cm以上が合格で、テストで母乳の検査して、
受かったら質のいいおっぱいのだし方とかいろいろ研修で習うの」
「わぁ…大変ですね。先輩はどうして大変なのに受けたんですか?」
「私の場合は、なんか中学の時から勧誘がきてて…。私中1の頃から154cmあったから。
高校に入ったらここに来たんだけど、一応バイトなんだけどもうほとんど正社員みたいな感じ」
「中1で154cmですか?!」
「うん、苦労するよーいろいろ」
「プールとかですか?」
「そうそう。スクール水着だからさぁ、こう、ボーンッて。体のラインがよく見えちゃうからさぁ。
ピチピチだったから、いつも破けそうだったよ」
俺は全力で妄想した。
「他に困った事とかは?」
「そうだなぁ、毎日困ってたけど、やっぱり体育とか、体動かす事だね。ブラ持ってなかったから、
ボインボイン揺れるんだよね」
ぼいんぼいん…。
「あと、体操着だけじゃないけど、服はみんな特注だったんだよね。
1年で50cmくらい胸が大きくなるから、それもすぐだめになっちゃうし」
「50cmって…。そういえば、先輩今何cmなんですか?」
けっこうな質問をしていたのだが、俺の感覚はとうに麻痺していた。
「360cmかな…」
「オオオォォ…」

「さ、次はここだよ」
俺はチャリをとめて、瓶を取り出す。
「何本ですか?」
「3本」
先輩は服をまくって用意していた。
「この家は、濃厚3本だから、ちょっとやり方かえるよ」
「どうすればいいんですか?」
「まあ、基本的には一緒なんだけど、私がしばらく我慢するの。そうするとちょっと濃くなるから、
最初は瓶いらなくて、揉むのに専念してくれる?」
「は、はい…」
俺は瓶を置くと、両手で飛び付いた。さっきより自由度が高く、両手でなんでもできる…。
相変わらず最高の感触。しかも、今度はさっきより長くやらなくちゃいけない。もみ、もみ…。
先輩の顔がちょっと赤くなってる。…あ。胸ばっかり見てたから気付かなかったけど…、
先輩は顔もかわいいんだな。ああ、幸せ。
「ふうっ…ふうぅ…」
先輩は、こらえる呼吸をしているようだ。きいてるのだろうか。
「よーし、そろそろ瓶お願い」
「はい」
俺は瓶を片手に持つと、その時を待った。
「今度は勢い強いから…早めに…あっ」
ビュウッ
瓶の中にはねる母乳。さっきよりも早くたまってしまった。乳首をちょん…しかし、とまらなった。
「あっ、だめ、とまんない…次のもいれちゃって!」
「あわわ…」
溢れた瓶を置いておいて、空のと交換。瓶を代えるわずかなすき間に出た母乳が俺にかかってしまった。
その調子で最後の1本もいっぱいになった。
「先輩、おわりましたよ」
「う、うん……」
チョロチョロ…ポタ、ポタ…
やっと母乳がとまった。
「はぁ、はぁ…」

「おっぱいを途中でとめるのって、大変なんですか?」
「まあね、でもそれができなくちゃ大変だし」
再びチャリでの会話。
「研修で習うの」
「だったら、店で一気に出して、それを配ったらどうです?」
「何いってるの。ウチは新鮮がモットーなんだよ?」
「そっすね…」
それに、それじゃやっぱりつまんないか。
「大変だけど、習ってよかったと思ってるよ。中学の時は、いつでも勝手に出ちゃって大変だったから」
「おっぱいがですか?」
「そう。前は2日に一回くらいだったかな?でも、全部一気に出すまでとまんなかったから大変。
一回授業中に漏らしちゃってさ、制服びしょびしょ」
おっぱいでびしょびしょ…

それから俺達は順調に配達した。そして、最後の一軒にむかう。

「キャッ!」
パァン、という音の直後、先輩の体勢が傾いた。
「大丈夫ですか?!」
先輩はなんとか足をつき踏み止まった。
「平気…だけど」
パンクだった。しかも、これは何かが刺さったとかではなく、圧力がかかりすぎたからのようだ。
「どうしよう、あと一軒なのに…時間が」
「俺走りますから、このチャリ使ってください!」
「だめ…私はそれには乗れないよ。だって、それは強化してない普通の自転車だもん…。
私がのったらすぐパンクしちゃうよ」
「え…先輩のって特別だったんですか?」
それですらパンクしてしまうとは。
「しょうがない、走るよ」
先輩はチャリをおいて走り出した。巨大な肉の塊がバォンバォンと揺れる。
「はぁ、はぁ…」
この重りを持って走っているのだ、先輩はすぐに息がきれてしまった。
「て、手伝います!」
俺はチャリをその場に置き、先輩の谷間に体を少し埋めると、両手で胸を持ち上げて負担を軽くした。
しかし、すごい重さだ。
「ありがとう」
しかし、揺れるために先輩も母乳を完全に止める事ができないらしく、
時々ぴゅう、ぴゅううと出てきてしまう。俺も先輩(の胸)もびしょびしょになった。
「ここを左に曲がってすぐ…!」
「はいっ」
俺たちが走ってきたところは、母乳がとびちって跡になっていた。そしてやっと着いた。
俺はポケットに入れておいた瓶を取り出す。
「まって、いまのおっぱいはちょっと濃いから、もうちょっと出してからね」
「わかりました」
俺が搾らなくてもすでにポタポタたれている胸を、ぎゅうっと抱く。
すると、ドバッと出る量が増える。
「先輩、出しすぎですよ!」
「うん………あああんっ」
「先輩、家の人に聞こえちゃいますよ!」
「だ、だってぇぇぇぇ」
とても瓶におさめるような勢いと量ではなかった。辺りが明るくなってきて、
人目も気にしなくてはならない時間になりつつあるのに、俺たちはその快楽と母乳に浸り続けた。

「なんとか間に合いましたね」
「うん」
俺と先輩はチャリを転がしながら帰路についていた。2人ともびしょびしょで、
おっぱいの香りがぷをぷんする。
「あの、実は私達だけ残業があるんだけど」
「え…やっぱり壊しちゃったりしたからですか?」
「ううん、違う。明日新鮮なおっぱいが出るようにするの。
私…まだおっぱい全部出たわけじゃないから、全部出し切らないと…」
「わ、わかりました」
「ありがと。もったいないから、おっぱい飲んでもいいよ♪」
ううむ、ハードな仕事だ。