今日の特集

カズロウ 作
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都内には超乳病専門の研究センターがある。ここでは超乳病に関するデータを集め、
病気の原因の解明や治療法の開発をするほか、超乳病患者の相談を受け付けたりカウンセリングを行っている。
センターに務める松長友江さんは、元々心理カウンセラーだった。
しかし、近所の子が超乳病になり、困っていたのを目にして、この病気について調べ、
センターに務めるようになったという。
「この病気は心のケアがとても重要なので、すぐに私もカウンセラーになることができました。
しかし、この病気のカウンセリングは話すだけじゃないので、そのテクニックというか、
やり方を覚えるのは大変でした」
ではここで、松長さんの実際のカウンセリングの様子をご覧いただこう。

かすみさん(仮名)(18歳)は超乳病が発病してから5日目。超乳病になり、
なにもかも不安になり、相談を受けに来た。
「はじめまして…」
「はじめまして、かすみさん。あら、いいバストですね〜」
いきなりの「バスト」という言葉に戸惑うかすみさん。だが、カウンセリングの第一の目的は、
現実を見て、自分の超乳を認めさせることであり、松長さんは胸のことを積極的にきいたり、
ほめるようにしている。
かすみさんはこのセンターで無料で貸し出ししている超乳用の服を着ている。
これは発病したばかりの人が困らないようにするためのサービスだ。
だが、かすみさんの胸はセンターが予測したよりも大きく膨らんだらしく、その服もきつそうだ。
「じゃあ、服を脱いでもらおっかな」
服を脱ぐのもこの胸では容易ではなく、慣れないのもあって、時間がかかってしまった。
しかし松長さんは手伝おうとしない。これもこれからの生活で大切なことなので、練習の意味もあるのだ。
「お疲れ様」
服の下はマスクと呼ばれる一次膨乳期の子がつける、
柔らかい素材でできたブラの代わりのものがつけてあった(ある程度伸縮できるため便利)。
「では、それもとっちゃってください」
「……」
やはりかなり恥ずかしいらしく、顔を真っ赤にして、ほんとにはずすんですか?
という視線を松長さんに向けながらはずしはじめた。ガパッという、その大きさ故に低く重い音をたて、
マスクがはずされた。
「まあ…素敵」
今まで外の光とは無縁であっただろう胸が、こんなにも大きく変わり果てた姿になり、
人前にさらされよう日がくるとはかすみさんも思いもよらなかっただろう。
「こんなに大きいんだよ。ほら、よく見てみなさい」
松長さんはカウンセリング室の壁にある大きな(彼女たちの全身もうつるような)鏡を指差し、
自分でよく見てみるように言った。
「ね、体よりずっと大きいでしょ?触ってみなさい。どうせ、ちっとも触ったことないんでしょ?」
たいていの膨乳病者は、自分の胸を見るというエッチな行動、ましてや触るなんてことはしないのだ。
しかし、患者にはそれらの行為が必要なものであると説明しなければならない。
かすみさんは恐る恐る自分の胸に触ってみた。
フワリ
初めての感触に対する驚き、いけないことをしてしまったような後悔、そしてなによりも…快感。
この3つの感情の複雑な気持ちから、かすみさんは口を少しあけて、ふるふるとしながら鏡にうつる潰れた胸を見ていた。
「どう?おっぱいも…いいでしょ?」
何回かぎゅぅと胸を潰すのを試していたかすみさんはハッと我にかえり、顔を隠すように下を向いた。
「ところでかすみさん、胸の大きさはかってみた?」
「いいえ…」
「じゃあはかってみよう。何cmくらいだろうね?このセンターで貸してた服は200cm用だったから…もっと…」
松長さんはメジャーで、本人に手伝ってもらいつつ慣れた手つきで一周する。
かすみさんは、はだかの胸を他人に触られることにびくびくしていた。
「230cm。ちょっと大きい方ね」
かすみさんは顔を真っ赤にしている。
「そうだ、かすみさんは一日にどれくらいおっぱい出してる?」
かすみさんはさらに顔を赤くしながら答えた。
「出したこと…ないです…」
「こ、こら、この病気の子がおっぱい出さなかったらどうなるかわかってるでしょう?」
「ごめんなさい…でも、一人でおっぱいに触るのが恐かったんです」
「じゃあ、教えてあげるね。まずは…」

※ここからはテレビ放送では過激なのでカットされた

友江(松長)は香住の背中へ回り込むと、香住の両手をとり、自分の胸へ触れさせた。
「まずは準備運動〜」
胸全体を、軽く揉んでいく。胸がそれに合わせてぶるんぶるんと揺れる。
「どお?段々あったまってきたでしょ?」
香住はコクっとうなずいた。
「じゃあ、次はゆっくり搾っていくよー。こうやって、自分の方から先っぽに向かって…」
「…!」
香住は動揺していた。揉み方を変えるだけで、こんなに感覚が違うとは思っていなかったようだ。
友江は香住の手を動かし、自分で胸を揉ませていく。初めてなので緊張しているその手は、
時々強く押しすぎたりして自分を驚かせてしまった。
最初は自分側。そこから、中身を押し出すようにムニュッと潰していく。潰された胸は柔らかく変形し、
既に大きな谷間をさらに広げる。
(ハァ…ハァァ…)
こんなエッチな息を先生に聞かれたくないという思いで、香住はじっと耐えていた。
「こら、我慢しないの」
友江は香住の表情を見て注意した。
「おっぱいを出すのは、おもいっきり楽しい時じゃないとだめなんだよ」
ゾクゾクゾク…
来た。ここ3日くらい我慢していたものが、湧いて来た感じ。アツイ。まるでマグマのようだ。
「ぅ…あ…」
その感覚が始まるとすぐに、友江はまた揉み方を変えた。
今度は香住の前にたって先っぽに近い部分を中心に揉み始めた。
(なんでわかるんだろう)
「おっぱいは正直なんですよ」
「…!」
香住はまた恥ずかしくなってきた。全て友江はおみとおしなのだ。
しかし…逆に、なんでもわかってもらえる。恥ずかしいなんて思うのは変な気がしてきた。
「大分よくなってきたよー。さあ、もうすぐ出るよ」
友江は、先端のあの部分を触らずに手でまわりをまわっている。アツイモノは、もう、すぐそこまで来ていた。

――だが突然、香住は緊張と恐怖に襲われた。
本当にこんなことをしていいのだろうか?
今までの、真面目だった自分が全て否定されてしまうのではないだろうか?
キュッ
「…?香住さん…」
もう、すぐそこまで来ているのに。香住は反射的に乳首の穴を閉じてしまった。
「香住さん、どうしたの?ほら、大丈夫だよ?」
「……」
香住は目をつむって動かない。
「大丈夫、ちょっとピクッてするだけだから、ね」
香住は力んだままだ。しかし、マグマは湧いて来て、奥ではつくられ続けている。
行き場を失ったマグマは、胸全体にジワジワと逆流していく…。
「ぁ…あぁ…?!」
「香住さん!」
胸が、体が…。
胸があまりにも熱くて、まるで発光してるかのような錯覚までした。
そして…
ムク、ムク…
「いけない、香住さん!おっぱい出さなきゃ!」
「……」
香住にその声は届いていなかった。香住はもはや胸に支配されていた。ただ、膨らむ胸を見ていた。
「香住さん、しっかりして!」
友江は香住の方へまわると、顔を揺らした。だが、香住はかわいた視線で胸を見つめるだけだった。
ドクン、ドクン
ゾクゾクゾク…
胸は目に見える速さで膨らんできた。
「しょうがない、本当は本人の意思で出してほしかったんだけどな…」
友江はまた胸側へまわった。
「ごめんね香住さん」
友江は、今まで封印していた乳首への攻撃を開始した。
びくん
乳首を触った瞬間、大きな胸と小さな体が跳ねた。
「ここからは手加減できないの」
香住は乳首をぐいぐいと引っ張る。
「あっ!いや、ああっ!」
涙がでた。それは、痛みからではない。しかし、自分が崩れてしまうという恐怖からでもなかった。
ただ純粋に、気持ちよかったのだ。
「えい」
実に、見事に、ツボを着いた攻撃。
《わあぁああぁ》
声でない声と共に、初乳らしい、濃い液体が噴出した。乳首は目にもとまらぬ速さでビクビクビクビクと鼓動を続ける。
シュワア…
「開通おめでとう、香住さん。これからは一人でできるね?」
友江はびしょぬれになりながら両手を広げて胸に抱き着いた。
香住は、「はい」という意をこめて、笑顔をつくった。