ピュア その3

カズロウ 作
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丸山はインターネットで、カルテにのっていた単語を調べた。カルテには何種類かの病気の名前が書いてあることがわかった。
それらはインターネットの検索エンジンで調べてもあまり出てこなかったが、どうやら治療方はないが、薬を飲めば抑制されるらしい。
しかし丸山は薬を処方されたことはなかった。早石に聞いてみようと思った。
次に丸山は図書館に来た。昔は毎日のように通いつめていたが、今は忙しくなってしまいあまり来ていない。
「…」
やけに丸山は視線を感じた。女子高生、いや、女性としても大きすぎる胸を揺らしているのだからそれも当然だ。
静かな図書館の中、ゆっくりな丸山の歩くペースに合わせて揺れる胸のこすれる音やはずむ音が響いてきそうだった。
昔は小説ばかり借りていて、調べ物はあまりしたことがなかった。
とりあえず関係のありそうな本を5、6冊とって読書スペースに持って行く。
…のっていなかった、が、読み出すとやめられなくて、読破してしまった。また悪い癖がでてしまった。
もう出発しなくては。本を元の場所へ戻した。
そうだ、早石先生にはただで診てもらっているんだから、せめてお礼に何か持って行った方がいいかもしれない。
先生って、何が好きなんだろう。そういえば、先生のこと何も知らないなぁ……
じわ、じわり
「…!!」
まさか。丸山は慌てて、でも揺らさないように気をつけながらトイレに向かった。
上着を脱ぐ。死角になって自分では見えないので、てっぺんを手で触る。
ヌル…
先生のことを考えたからだろうか。これ以上濡れないように、急いでブラウスを脱ぎ、ブラも外した。
トイレの中とはいえ、図書館で裸になるなんて、なんて恥ずかしいことをしているんだろう。
たら…たらり…
自分では我慢してるつもりなのに、どんどん漏れてきてしまう。どうしよう…。トイレットペーパーで先っぽを優しく拭き取る。
すぐに紙はだめになって、ぬるぬる漏れてくる。
こうすれば止まるかな、と思い、丸山は乳首をぎゅうと摘んでしまった。
「あっ…ぁぁ…」
一時的にはとまった。だが、不快とミルクがたまっていく。敏感な部分を摘まれ、刺激は内部のミルクのペースをあげる。
「ぁぅ、ぁあ…」
もうだめだ。丸山は手の力を緩めた。
ぴゅううっ
「だっ…」
だめ!と言おうとしていたが、ここは公共のトイレだということを思い出した。誰かに聞かれてしまうかもしれない。
「ん…ぅぅ…」
止めようとしているので母乳のペースはいつもに比べれば全然少ない。
それゆえ、丸山の体にはもっと出さなきゃ、という衝動が起こっていた。
でも…だめ…こんな、一人で、おっぱい搾るなんて、高校生なのに、エッチすぎる、私はそんなじゃない…最低……先生………
むにっ
理性は負けてしまった。丸山は自分で胸をつかんでいた。こんなことをするのは初めてだった。
「こんなに…大きかったんだ…私の…」
下から持ち上げようとしても指が減り込むばかり。重い…あたたかい…。
びゅうっ、びゅうっ、ぷしゅぅう…
便器の水が白く濁っていく。丸山は自分の胸に圧倒されて、うまく搾れなかったが、母乳は勝手に出てくる。
「私には…おっきすぎるよぉ…」

「もしもし」
「…あの、丸山ですけど……」
「あぁ、どうしたんだい」
「……今日は休みます」
「そっか、用事か何かかな」
「いえ…その…」
「でも、一日あけるんだったら、ちゃんと自分で搾らなきゃだめだぞ」
「…………………ごめんなさい!」
「丸……」
ツー、ツー、ツー…