ピュア その5

カズロウ(物語)・埴輪(挿し絵) 作
Copyright 2005 by Kazurou (story)
Copyright 2005 by Haniwa (picture)

丸山は正直に早石に話した。丸山の顔には涙が流れていた。
「それに…」
丸山は上着を脱いだ。早石を見て、胸が勝手に…先っぽが、べっとりと濡れていた。
「もう、私、自分の体が言うことをきかなくて…私…」
たら…たらり。涙と母乳が滴り落ちる。
「とりあえず、脱いでみな」
丸山はブラまで外した。
「さっきの質問の答えだけどね。お薬で、確かに抑えることもできるんだけど…
君のはいろんな病気が混じってて、ひとつだけ抑えても無理なんだ」
早石は丸山の、140cmになろうとしているおっぱいを撫でた。
「それと、今、おっぱいが言うことをきかないって言ったね」
丸山はうなずいた。胸も自然と動いた。
「そりゃあ、言うことをきかせるなんて無理だよ。だってこのおっぱいちゃん、こんなに大きいんだもん。
支配なんかできない。逆に、友達のようになればいいんだ」
「??」
「おっぱいちゃんがミルク出したいって言ったら出してあげる。おっぱいちゃんが大きくなったらほめてあげる」
「そんなの、無理ですよ」
「いいかい、この病気はストレスや欲求不満になると悪化しやすいんだ。全て受け入れてやらないと」
「でも…」
早石は力を入れた。
むきゅ
ぷぴゅっ
「ほら、気持ちいいでしょ。おっぱいちゃんは、いっしょに気持ち良くなりたがってるんだよ。もっとかわいがってあげなさい」
ぎゅ
しゅわあ…
「どうだい?」
「もっと…いっぱい搾ってほしいです」
「うん」
どくんどくんどくん
「私、先生以外の人に…例え自分でも…搾るのはいやなんです」
「おっぱいを搾ることぐらいで、僕が嫌がると思うかい。僕はそんなに小さな人じゃないぞ」
「そうですね。心配かけてすみません。これからは自分でもやりますから」
「うん」
ぎゅぎゅぅ
しゅぶっ、しゅわぁ…
「でも、いつでもおいで」
「もちろんです」

それから数ヵ月後。
丸山は大学生になった。今はもう、時々数cm大きくなるぐらいで、ほとんど成長はとまった。
母乳が出ること以外はほぼ正常に戻ったと言えるだろう。
丸山のバストは2mをこえ、210cmになっていたが、気持ちを切り替えた丸山にとってそれは苦ではない。
キャンパスを歩く彼女の存在はあっという間に有名になり、サークルに入ってもいないのに友達も増えた。
「ごめん、ちょっと搾ってくるね」
そう言っては狭そうにトイレの個室に入り、服からばよんと乳房を出して片方ずつ搾る。
これは狭い個室の中でうまく搾るために最近会得した技だ。
「ぅ…ふぅ…」
声はどうしても出てしまう。
しゅばああぁ…しょわああぁぁぁああ…
もちろん勢いは以前とは比べものにならない。時間も片方ずつのため2倍かかってしまう。

「搾ってみたいなー」
「飲んでみたい」
そんなことを言われても、気分次第ではやらせてあげることもある。
「ほんとにいいの?」
友達の家に遊びにいった時。
「うん」
「ほんと、おっきいね…」
いざやらせてあげると、けっこう戸惑う人が多い。
「ほら、早く〜」
体を左右に揺らして、胸をぼいんぼいん揺らす。
「こ、こう?」
ぐぐ。
「違う違う、それじゃ手が減り込むだけだよ。こうやって、外へ…」
「うわ…」
びゅっ
「出た!」
「まだまだだよー。はい、繰り返して」
ぐい、ぐい…
びゅ、しゅぅっ
「なんか私がのみこまれて遊ばれてるような…」
しゅぅ、ぷしゅう…
「その調子〜」

服は…お金なら余ってる、といって早石が用意してくれていた。丸山にぴったりで、似合う服ばかりだ。
そのうえ胸がいつでも出せるようにもなっている。早石の援助がなかったら丸山は大学へいけなかったかもしれない。
丸山は、早石の病院で働くために、自分の体のことも含め、その分野の勉強をしていた。
時間はかかるだろう。それでもいいと思っていた。
丸山はアルバイトをはじめた。早石の病院で。
病院はそれほど大きくなく、従業員や他の先生も含めて10人程度で、みな丸山のことは以前から知っていたのですぐに打ち解けることができた。
「丸山さん、今日もがんばってね」
「はい、がんばらなくても出ちゃいますから」
「あら、そう?」
ハハハと笑いがおこる。丸山の仕事は、赤ちゃんに自分のミルクをあげることだった。
「先生、ずいぶんお若いんですね」
バイトの身で先生と呼ばれるには抵抗があったが、この仕事をしてるかぎりしょうがないだろう。
「え、ええ…」
「私ももう少し出ればいいんだけど…」
なんともコメントしづらい。
「では…」
哺乳瓶を持ってもらい、胸をさする。
びゅっ、しゅわあああ…
すぐに瓶はいっぱいになる。
「ほんとは赤ちゃんに直接あげたいんですけど…」
彼女の乳首は、赤ちゃんには大きすぎた。
「ありがとうございます」
母乳は鮮度が大切なので、その場で赤ちゃんに飲んでもらう。逆に、搾るところも見てもらうのだ。
「またきてくださいね」

「丸山さん、どうぞ」
「失礼します」
その日の早石の最後の患者は、必ず丸山だった。
「もう、完全に大丈夫だね」
「お蔭さまで…」
じわり。
「おっとまだ1つ治療が必要だったね」
「いまさら何を言ってるんですかー」
「はは」
仕事の後にもかかわらず出てくるミルクをリフレッシュするのだった。