同じクラスの、学校一の巨乳の佐々木さん。
佐々木さんは1年の頃からその巨乳は噂になっていて、入学当時ですら余裕でバスト100cmはあったという。
違うクラスだったので直接関わる機会はなかったが、学内で佐々木さんのきつそうな上半身をおがむことはよくあった。
廊下ですれちがう度、その揺れる胸に視線がいってしまう。
ブラウスも1番大きいサイズなのであろう。
それでも胸のボタンは不自然に力がかかっている。
そしてサイズが合っていないからであろうが細い腕に余った長さを腕まくりをいつもしているのが印象的だ。
やはりイベントでも注目される存在である。
体育祭ではじめてまともに佐々木さんの体育着姿を見た。
衝撃だった。
佐々木自身はいたって細身で、本当に胸だけが超えている。
120cmはあると思われた胸は、まるで体操着はその2つの球体をしまう袋かのように見せた。
佐々木さん自身はもちろんそんな胸に対して不測の事態がないように注意しているが、乳房の左と右が服の胸囲を稼ぐために上下にバランス悪くわかれてしまうのは防げないようだった。
高校の体育祭は種目の参加が任意なため、そんなに佐々木(の胸)のアクションを見ることはできなかったが、全員参加の短距離巣では暴れることとなった。
真面目な佐々木さんは胸のために走りをおろそかにするということはなく、強烈に胸をばむばむさせながら走りのけたのだ。
約30cmのハンデがあったにも関わらず、残念だが最下位だった。
そして、2年になって、佐々木さんと同じクラスになった。
既に人間の限界だと思われていたその胸は、さらに大きくなっていった。
それどころか、成長のスピードはむしろはやくなった。
2年になった時点で、もう佐々木さんの胸は自分の手で囲い込めるかどうかギリギリの大きさになっていた。
今ではもうひと回りもふたまわりも大きくなって、バスト2mくらいあるんじゃなかろうか。
なんていうか、とてもこの学校の制服を着てるっていう感じではなかった。
佐々木さん用に作られたブラウスは、「球」を形作るために胸の下あたりに変な繋ぎ目があるし、ボタンの数もやたら多い。
胸ポケットはついていない。
上着はもう胸を覆うようにはできていなく、胸のわきを通って胸の下でボタンがとめられているだけだ。
そんな佐々木さんは今俺の右隣の席に座っている。
机から胸がはみ出ているのは、さすがとしかいいようがない。
佐々木さん用の2つめの机を体の右に置いてノートをとっている。
つまり、胸はこっちを向いている。
近い。
1mないのだ。
手を横にのばせば届く。
教科書をたて、顔をふせる。
寝ている、ふりだ。
顔を右に向け、佐々木さんの胸を見る。
ああ、迫力。見上げるその塊は、やわらかくて重いんだろう。
今まさにこの瞬間にも、じわりじわりと成長しているんだろうな。
チャイムがなる。
放科だ。
今日も佐々木さんはでかい胸を持ち上げて帰っていく。
今日もこの学校は平和だ…。