ハイスクールファンタジー

カズロウ 作
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なんだか、おかしいのだ。
一月前にこの高校のこのクラスに転校してきた京子さん。みんな、普通に接しているけど、彼女……巨乳だ。
おかしいのは、みんなだよな?巨乳っていったってだって、そんじょそこらの巨乳とはわけが違うのだ。
例えばこう、歩くだけでも、何か行動するだけで揺れる。
いやそれだけじゃない。例えばこう、京子さんを後ろから見ただけで、胸がはみ出て見える。
いやそれだけじゃない。例えばこう、椅子に座ると机に座る胸。
いやそれだけじゃない。
例えばこう、整列すると前の人を押している。
いやそれだけじゃない。例えばこう、教室の入り口にひっかかる胸。
いやそれだけじゃない。例えばこう、机に乗り切らずはみ出る双房。
いやそれだけじゃない。例えばこう、廊下の横幅8割をふさぐ胸。

身長約150cm、顔は小さくて目がくりっとしていてかわいい、髪は健康的な黒髪が肩まで。体型は胸以外細身で、胸は3m…いや4mか…。確かに歪んではいるけど正しい制服を着こなしている。けど、全くもってノータッチというのは、あまりにも不自然じゃないか。
まわりの人に胸がむにっとぶつかっても、京子さんが胸をつぶしながらドアを通っても、誰も何も言わないのだ。例え体育の時でも。例え胸を横に向かせて授業を横向きで受けていても。例えブラの肩紐がはずれてぶるんっとなっても。例え服のボタンに手が届かなくてこまっていても。
俺はいつも冷静な方だが、これは耐え切れなくなってきた。そして、誰も何も言わないことをいいことにか、最近京子さんの身振りも大胆になってきて、胸をばるんばるんいわせている。

日直が一緒になった。放課後二人で教室掃除だから、ちょっときいてみよう。
「その胸、大変そうだよね」
ぴく、と京子さんの動きが止まった。やっぱりタブーだった…のか?
やけに静かになった。部活の音とかがきこえていたはずなのに。あいていると思っていたドアもしまっていた。
「……あの」
「見えてたんだ」
「…?」
「一月もただ見てた、あなたの目的は何?」
「俺は…別に、みんなが…」
「私はあなたに気付かなかった……!」
その瞬間、
「…?!」
京子さんの髪(と胸)がふわりとなったと思ったら、なんだかぞくっとした。大きな叫び声がきこえたような気分だった。
「……?」
だが次は、京子さんがうかない顔になっていた。
「…ごめんなさい…。私は……あなたの相手になるような力はなかった…」
「な、何…?」
よくわからない。だが、他人がここに入ってこれないような状況になっているような事はわかった。
京子さんはその場にしゃがみこみ、涙を流しはじめた。
「ちょっと、…ねえ」
慌ててかけよる。しゃがむと、自身の胸に隠れてしまいそうな京子さん。本当に身体の何倍もあるなぁと実感する。
「お、俺はみんなには言わないよ」
肩に手をかけようとしたら、胸に触れてしまった。
「あっ!!?」
ビクッとはねる京子さん。それを見た俺は…冷静ではいられなかった。
「でっかいよねぇ…なんて素敵なんだ」
京子さんの肩に右手をおきながら、左手で胸をなでる。
びくっびくんっびくっ
「あうっ、あぁ、やめ…て…」
胸を撫でているだけなのに、こんなに反応するなんて。
「やだ、だめ、あんっ、やだぁ、とけちゃうぅ」
びくっびくっびくっ
今度は京子さんの全身が変化をはじめた。ず、ず、ず……と、胸が大きくなりはじめた。ぎゅ、ぎゅうと、お尻も膨らみはじめた。さら、さらりと髪が長くなっていく。少し脚も長くなって、ももにお肉がついた気がする。
「いやぁ、見ないで…やだ、はしたないかっこ…」
ぴく、ぴく、と京子さんはゆっくりと変身していった。
ぐぐっぐっ…ぷちっぷちぷちんっ…
胸のボタンが壊れていき、谷間が開いた。ブラからはみ出るように成長していて、身体を締め付けるそれが痛そうだった。
「外してあげるよ」
残りのボタンも外し、ブラも外した。ブラのフロントはホックではなく、とても頑丈そうなチャックでとめられていた…。
ぷるんとついに外の空気を吸う胸。体を寝かせた京子さんの上に広がる2つの塊。自重によって中華まんのように潰れている。つやつやの髪の毛はぱさぁっと広がり、お尻も大きくなり、一層グラマラスになっている。
片方の乳房に抱き着いた。それこそ普通の女性の乳房より大きい乳首に顔をそえる。ぴっくんぴっくんしていて、あつい。
「すごいや、京子さんて…でっかくって、きれいで…」
びくっびくっ
「…敏感で…あったかくて…」
びくっびくっびくっ
「あっつくって、気持ち良くて…」
びくっびくっびくっびくっ―――

いつもに戻った。相変わらず京子さんの胸に対して誰からも指摘がない。
「上級人でもない。悪意があるわけでもない。あなたはいったい何者?」
いや、お前が何者だよ。
「私の力が全くきかないなんて、私たちにとって危険な存在。もうちょっと監視させてもらうね」
勝手だよなぁ。
「休日も?」
「なるべく一緒にいる」
ま、いいか。
「せいぜい俺は本物が見えてることを意識するんだな〜」
「いやぁ…頑張ってはやく全部隠せるようにしなきゃ…」
明日は休日。京子と映画を見に行く予定だ。