[1] 出会い
私立小学校校門から近くにあるコンビニで弁当や飲み物を三千円以上も買い込んだ。
レジにいる男性店員リーダーのAに聞いてみた。
「涼しくなったから、アイスクリームは売れ難くなったでしょう。」
「そうですね。今年の夏は暑かったから、アイスが良く売れましたね。
特に、ガリガリ君。
小学生たちが買っていくのね。そこの裏の公園で食べるのでしょうかね。
今は、おでんが売れる季節かなあ。」
そうやって、話しやすい雰囲気をつくってから聞くことにした。
「ここの私立小学校に、巨乳小学生がいるって、噂を聞いたのだけど・・・。
教えてくれない。」
「ここの制服はさ、地味で女の子は茶色の肩掛けのついたスカートと白のブラウスですよね。
知っているでしょう?
名札の色で分かるのだけど、五年生の女の子に、すごい巨乳の子がいるよ。
うちのアルバイトだって知ってるよ。」
「ほう。凄い巨乳なのね。背も高いのか・・・。」
「女子大生のバイトの子が嫉妬するぐらいかな。
お客さん、何かの取材なの。」
そう言いながらも、レジの仕事はテキパキとこなしている。
「普通の大人の男よりも高いぐらい。
コンビニの自動ドアを通るときに分かるのだけど、今や170センチ以上だね。
お釣りは、137円です。
夏休み前は、普通にだった思うけど。
ありがとうございます。」
私がこの店員から聞き出せた事は、この程度だった。
怪しまれるので、ここでの聞き込みはこれ以上できなかった。
コンビニの隣のコーヒーショップで、下校時間を待つことにした。
もちろん、デジタルカメラをテーブルに置いてである。
本人に話を直接聞くのは、ヤバい。
法律的に問題があるだろう。
中学年の下校時間なので、3年生と4年生が校門から次々と出てくる。
私鉄の駅の方向と地下鉄の駅の方向に分かれている。
本来の仕事は、芸能活動をしている人気子役の下校風景を盗撮することなのだ。
目差す子どもの写真をゲット出来た筈である。
小学4年生にしては、脚が長くて背も高い。
バストも、相当に目立つ。
その可愛さは折り紙つきである。
写真撮影は、私には簡単なことで、苦労はあってもミスなどしたことはない。
データは、処理をしてから雑誌社に売るのだ。
この子の他にも、何人かの写真を撮影したが、数人の写真も撮影している。
こう言う盗撮だけでは、飯が食えないと言うか妻子を養うことは難しいので、他の仕事があるのだ。
市井の巨乳小学生や中学生、一番値が張るのは高校生。
販売も闇から闇。
全ては闇の世界なので。
大切な事は、巨乳と制服であり、そうでなくちゃあ私の出番はないのだ。
主戦場は校門と電車で、プールでの撮影はリスクが高い。
そうしているうちに、高学年の下校時間が来た。
相当な巨乳小学生が、下校してくると、反射的にシャッターを押す。
2人は眼を付けた。
1人目は、身長152センチでバストが86センチのDカップはあるだろう。
名札から6年生と分かる。
制服のブラウスを、膨らみ始めたバストが押し上げていて、見ていて清々しい気がする。
購入者と撮影者の感覚は、少し違うだろう。
スキップ気味に歩いていると、もはや小さいとは言えないそのバストは、上がり下がりしている。
しかし、そのストロークは小さくて、しかしそのことが余計にエロチックである。
もちろん顔は出せない。
もう1人は、身長162センチでバストが93センチのGカップはあるだろう。
これ程の大きさになれば、清々しくは無くて、ギャップにかえって萌えるモノを感じるらしい。
クライアントの声なので、私には実感できないが、経験で物を言っているのだ。
ブラウスが、胸の下に隙間があり過ぎて浮いている上に、長さが足りず臍が見えそうである。
相当にポイントが高い。
生写真も相当売れるだろうな。
私は、金にならないことは嫌いだ。
芸術的欲求は無いと言って差し支えない。
2人を撮り終わり、次の瞬間を待った。
校門から出てきたその女子小学生は、今まで私が撮ったことの無いレベルである。
身長は175センチ程度と目星が付くが、バストのサイズが大き過ぎる。
想像が出来ないほどである。
そもそも、身体の幅が他の児童とは違っていて、体格の次元が違うのだ。
2倍はあるのだ。
横向きになると、そのバストの突き出しの物凄いことがわかる。
本人の顔よりも大きくて、ゆさゆさと揺れている。
バストサイズは分からないが、1メートルなんて遙かに超えているのは間違い無かった。
お尻も大きい。
バストと変わらない程、後ろに突き出していたのである。
体格が違い過ぎるので、フレーミングを失敗しないだろうか。
この大物をゲットしたい。
一生懸命に、カメラを操作した。
私の背中には、脂汗がたらたら流れたのである。
儲けになるぞ。