お風呂

カズロウ 作
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「……………いかがですかー?」
俺は今日勇気を出して、その放送しながらゆっくり走っている軽のバンを手を挙げて呼び止めた。
「どうもありがとうございますー」
運転していたのは二十歳くらいの若い女の子で、放送の声の主らしき(音声はテープだろうけど)人だった。
彼女は車を止めると、ドアを開け車から降りた。
でかい。
車から降りた反動で、彼女の巨大な胸が揺れた。常識では考えられないようなサイズの胸。
スイカ…いや、そんなもんじゃない。抱えきれるのか怪しいぐらいの大きさの胸が、服にシワを寄せながらわさんわさんと揺れている。
「えーと…。ウチのサービスはご存知ですか?」
「ええと、初めてだし聞いただけなんであんまり詳しくはわからないんですけど、お風呂の…」
「はい。まずはお宅のお風呂、拝見させてもらっていいですか?」
「はい」
そう、俺が呼び止めたのは、乳浴屋さん。どうやらこの町では昔からお馴染みらしいが、引っ越してきた俺には衝撃的だった。
なんと、その場で自宅のお風呂に母乳を入れて、乳白色のお風呂を楽しめるというものらしいのだ。
「こっちです。このアパートの2階の…」
「引っ越してらしたんですか?」
「はい」
「じゃあ、ほんとにはじめてなんですね。3代目なんで、母親とかもずっとやってたんで、この町じゃ知られてるんですよ」
「なるほど…すごいですね」
俺は彼女の胸が気になってしかたがない。一歩一歩足を着くごとに、ゆっさっ…ゆっさっ…と上下左右に揺れるのだ。
身体の横幅よりも胸が左右にはみ出していて、その迫力はすごい。
「ここです。すいません、あんまり綺麗じゃないんですが」
「そんなことないですよ」
1Kのアパートで、部屋は狭い。一応アパートは新築で、バスとトイレは別になっている。
「お風呂これです」
「はーい。うーんと…」
彼女は少しお風呂を見つめて言った。
「お湯を浴槽の半分くらいまでにしてくれますか?ちょっと多いですね」
「え、はい…」
言われて、俺はお湯を少し抜いた。
「あ、搾乳体験してみます?+千円の別料金なんですけど…」
「もちろん」
と心の中で思ったが、それ目当てと思われるのは恥ずかしかったので
「じゃあ…お願いします」
と言った。まあ、バレバレな気もするが。
「ど、どうすればいいんですか?」
「待ってください、私じゃないですよ。乳は妹のですから、今連れてきますね」
「えっ」
てっきり俺は彼女の大きな乳を搾るのかと思っていた。
「私はあんまり母に似なかったので、全然胸がなくて。一応母乳は出ますけどね。妹は大丈夫ですから」
胸がないだと。これで?
彼女は部屋を出て、車へ戻っていった。俺は部屋の前の外の廊下で彼女を見てることにした。彼女はバンの後部座席のドアをあけると………胸!
彼女をはるかに超える巨大な胸と思われる球体が出てきた。それに続き、もう1つの房が出てきた。
胸がでかすぎて、ここからではその妹さんらしき本人の姿が頭しか確認できない。
お姉さんにいろいろ世話されながら、妹さんは階段をのぼってきた。
何せ、胸がでかすぎて普通に歩いたのでは階段の幅が狭くて通れず、身体を横向きにしながらのぼっているのだ。
それでも狭くて、胸と彼女の背中は両側の手すりにそれぞれ押し付けられながら、無理やり擦りながらのぼっている。
「お待たせしました、こちらが妹です。先週母が完全引退して、まだ一人で仕事をし始めたのは1週間も経ってませんが、おちちは本物ですんで!」
「は、はじめまして…」
「………」
俺はあまりに驚きすぎて声が出なかった。いったい彼女の胸は何センチあるんだ?いや、何メートルと言ったほうがいい…。
妹さんはまだ二十歳にもなっていなそうで、顔は非常にかわいらしかった。妹さんがペコリと頭を下げると、彼女の胸の下側がズズッと床についてしまった。
妹さんは恥ずかしそうにしている。明るめのお姉さんに対して、妹さんは胸は超巨大だが控えめな性格のようだった。
「すみません、浴室まで入っちゃえば大丈夫だと思うんで、ちょっと妹を通らせてもらえますか」
「は、はい」
風呂は玄関に近いが、家の中の通り道はここにくるまでの階段よりも狭い。
お姉さんが先に中に入り、妹さんは左の胸を玄関に押し当てる。1房がドアの幅よりでかいのだ。
半分ぐらい入った胸の肉を、お姉さんは両腕をめいっぱい広げ、妹さんの胸を抱く。
ただし、お姉さん自身の胸も相当なので、妹さんの胸にぶつかってしまい大した量を掴めていない。
掴んだ胸を引っ張り、両壁に潰されながら胸を家の中へ入れていく。
「な、何か手伝いましょうか…」
「あ、大丈夫です。今他の人が触ると、ミルクが漏れやすくなっちゃうので…。お風呂のドアだけあけておいてください」
言われた通りドアだけ開けた。そうしてる間に妹さんは全身が入っていた。胸は押し潰され、横や上下にその分が膨らんでいる。
洗面所を通り、風呂のドアを同じ要領でくぐり抜け、ようやく浴室にたどり着いた。
浴室の中で浴槽を向いているので、ようやく妹さんの全身を見れた。小柄で、身長も150くらいで、手足は細い。
お尻はかわいらしく膨らんでいるが、全体的にとても胸とのギャップが激しいほっそりとした身体だ。
顔はお姉さんより丸みを帯びているが、整っていてかわいいところは似ている。
「お、大きいですね…」
「でしょう。18なんですけど、既に母より大きいんですよ。まだ少し大きくなってて。胸囲いくつだと思います?」
「いや……さあ………」
「4mです」
「うええっ」
いや、確かに見た目と数値の一致は納得……なんだがこの大きさはそれ以前の問題だ。
お姉さんは妹さんの首の後ろの金具をカチャリといじると、バサリ…と妹さんの胸を覆う服が剥がされた。胸の白い肌が広大に広がる。
「では、左の胸をお願いしてもいいですか。私は右で見本…ってほどでもないですけど、やってみますので」
俺は言われた通り胸の左側に立った。女性の甘い匂いがしてくる。乳首は胸相応のサイズで、マグカップぐらいの大きさがあるが、きれいな色をしている。
「まずは、全体を揉んであげてください。へこむぐらい押し込んで大丈夫なんで、よく揉んであげてください」
お姉さんが右からぐっと押したらしく、左の胸が俺にボンと当たった。柔らかく、あったかい。恐る恐る俺も撫でてみた。
柔らかいのは表面で、少し押すとものすごい弾力がある。お姉さんはぐいぐい押し込んでいるが、結構な力をかけているようだ。
「もっと強めでも大丈夫ですよー」
お姉さんは平然とやっているが、妹さんの顔は目をつぶり耐えているような顔をしていて、俺は心が心が熱くなった。
「付け根の方から先っちょに向かって押してあげてください。体を押し当ててもいいですから」
ぐいっ、ぐいっ
力を入れて押すと、俺の手を包み込むように周りから肉が漏れてくる。これがたまらなくきもちいい。
抱き着くようにして、大きく掴んでみるが、両腕が片房を1周もできない。だんだん弾力がさらに増してきたようだ。
浴槽に乗り上げてへこんでいた部分も、弾力があがるにつれて胸が元の球形へ戻ろうとしているのか突っ張ってきて、胸全体が持ち上がってきた。
「いいですね、もうそろそろです。先っちょを刺激してあげてください、出ますよ!」
「あっ!」
妹さんが声を出したかと思うと、お姉さんが握っていた乳首から爆発するようにミルクが噴き出した。
とても母乳とは思えないような量と粘り気だ。なるほど、浴槽のお湯をぬいていなかったらあっという間にいっぱいになってしまいそうだ。
「胸全体の刺激も忘れずに…」
お姉さんは右手で乳首を握り、左手で胸を揉んでいる。俺の近くの乳首も、右が出た反動で漏れていて、びしょびしょになっている。
その乳首を握ると、瞬間にボコッと膨らみ、直後にミルクが爆発した。ぬるぬるになり乳首を握る手がすべり、思わず力を入れてしまった。
「あああっ!」
妹さんの全身が跳ね、さらに母乳の勢いが増した。あっという間に風呂はいっぱいになり、どばどばと溢れてしまった。
「では、このくらいで勘弁してあげてください」
触るのをやめても、妹さんはしばらくブル、ブルと震えながらミルクをとばしていた。
お姉さんは鞄からタオルを取り出し、妹さんの胸をふいてあげると、乳首に何かを着け、さっきの服を着せた。
妹さんは顔を赤くしている。途中でやめられて、つらいのかもしれない。
入ってきた時と逆向きに玄関まで向かう。入ったときよりも弾力が増しており、刺激が強そうだ。
たかまった妹さんは、胸が潰され、小さく声が漏れる。きっと、母乳も漏れているんだろう。
さっき乳首になにか着けたなは、このための物だ。
「では、お楽しみください。あ、一つ注意が」
「ん…」
「追い焚きは使わないでくださいね。壊れても知りませんよ。あとはよくまぜて入ってください」
ああ…なんか粘り気があったもんね。
「なんだか大変ですね…。他の家にもまわるんですか?」
「はい」
「なんか途中で止めて…って」
「そう…ですね…、ちょっと、つらいです」
妹さんが答えた。
「今度、最後まで出させてもらいませんか?」
「それはちょっと、商売ですので」
お姉さんがきちんと答えた。心なしか、妹さんの顔は寂しそうだった。
「………これ、連絡先です」
お姉さんが言った。
「ウチ、月曜は定休日なんですよねえ」
お姉さんは妹さんを見つめながら言った。
月曜か。
家の中に戻ると、お風呂に充満したいい匂いが部屋中に広がっていた。
熱いうちに入ってしまおう。