巨乳小学生

カンソウ人 作
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[6] 空いた電車で

地下鉄5号線の車内は空いていた。
しかし、空席は無くて、智那子は立たなければならなかった。
智那子の好きなのは、扉の所に立つことだ。
その巨大な尻肉を、手すりのパイプに食い込ませながら、身体の重みを預ける。
尻を後ろから見られるのは、自分の尻がどんなに肉付きが良くて巨大であるかを知っているだけに、恥ずかしい。
胸に関しては、一応自分の視線で、誰が見ているかを監視できるので、安心できるのだ。

40センチ以上も突き出ている胸は、両開きのドアが開いても、乗降する人の邪魔になる。
自然と、智那子は身体を後ろにとずらす。
智那子には見えていないが、その尻は胸ほどではないが、30センチ以上突き出しているのだ。
176センチで小学生としては長身の彼女の尻は、脚が長い事もあって相当の高さにある。
座席の端に座っている女性の頭よりも高い位置ではある。
智那子の股下は、100センチ近いのだった。
筋肉の塊で、岩のような巨大な尻が邪魔であることは間違いない。

「この子のケツ、こんな高さに。
私の頭の上だよ。
なんてデカイの。
どうなっているのでしょね。
近頃の子は発育が良いと言ってもね、ここまでとはね。
それにしても、スタイルが良いこと。
藤原紀香以上だよ。」

中年の女性は、思っている事が漏れるように言葉になることが多い。
つい、そう言ってしまったのだが、車内に響くほどの大声だった。
そう言われると、誰もがその巨大な尻に注目してしまう。
先程の女性の声は、智那子にも聞えたが囁き声は聞こえない。
一部だが拾い出してみよう。

「本当。」
「あんなにデカイ尻は、見たことが無いね。」
「サイズが分からないよ。120センチ以上はある。」
「幅もあれば厚みもある、まるで女王様だよ。」
「ヒップホップモデルの、バブルズのサイズが119センチだから、もっと大きいんだ。」
「デカイだけじゃ無くて、形もきれい。
自慢しても良い。」
「あんな尻なら、恥ずかしがることは無いよ。」
「盗撮はできても、痴漢はできない。」
「スカートが小さくて、縫い目が裂けそうになっている。」
「背も高いね。」
「きっと、あの子有名になるよ。
芸能界か、モデルか、どちらかだね。」
「あのお尻の突き出し方なら、お尻にペットボトルがおける程の平らさだよ。」


尻の次は胸だった。
視線は勢いよく上に移って行く。
意識しなくても、超乳に視線が突き刺さっている。


「胸も凄い大きさだ。」
「鎖骨の上から、突き出している。」
「ちっとも垂れていないのはどうして。」
「電車の揺れで、ユサユサ揺れる。」
「ブレザーのボタンが止まりそうにないね。」
「ブラウスが、浮いている感じ。」
「あんなまん丸なおっぱいは、仁科百華みたいだ。」
「仁科百華よりもずっと大きい。」
「東京の風俗にも、あんなに大きなおっぱいをした女はいなかった。」
「ネットで見た、Beshineというドイツ人の姿を思い出す。」
「あれは、整形でしょう。」
「Beshineのバストなら、150センチ台だから、もっと大きいってわけだね。」

「先週見た時よりも、尻も胸も大きくなっている感じがする。
身長も、だいぶ高くなっているのじゃないかなあ。
全体的に巨大化している。
間違いないよ。」
その中年の男性の言ういことは正しかった。
智那子にも、そのことに何となく気付いていた。

「篠崎愛をもっと大きくした感じだよね。
あどけないけれども・・・。」
篠崎愛に例えられるとは、この御仁はマザコンと見受けられる。


(得大寺さんと会ってから、少し身体の感覚が違うみたいね。
まさか、急成長したの?
こんな電車の中で、急成長したら・・・。
どんなことに?)
智那子は智那子で、経験から何か有意義な事を導き出そうと、努力している。
いじめには、場所を変えることが一番の有効な手段だとか、学校現場では言われることもある。


智那子には、噂されていること自体が気になるのだ。
噂話が行く所まで行けば次は何だろう。
心配になる。

それと、電車の中で急成長していることに、心配の中心はある。
ブラジャーのひもが切れたのか、それともホックが全部潰れたか。
智那子にはブラジャーが役に立たない状態になっているのは分かっているのだ。
ブラウスも横に引っ張られて、ボタンが飛びそうだ。
ボタンとボタンの間に隙間が出来ているし、その分おへそが見えそうだ。

でも嬉しいことも一つだけあるのだった。
先生から、今度成長してこの制服が合わなくなったら、智那子だけは制服を着なくても良いと云う約束があるのだった。
学園の制服デザイナーの人が、智那子の服を---制服では無くて---ただで私服を作ってくれるのだ。
自分の趣味でだが。

智那子は、堂々と隣の車両にゆっくりと歩いて移動する事にした。

「二匹のカエル」のはなしだったっけ。」
こういう時こそ、堂々としていた方が良いのだ。
今日学校で習った、イソップ寓話にそんな内容のものがあったような気がする。
私立学校の智那子の小学校では、毎朝の『宗教の時間』に牧師からの様々なメッセージがあるのだ。
聖書の言葉以外であっても、イソップ寓話などは小学生には、ふさわしかろう。


目の前を、さっきまでドアの所にいた超乳超尻の女性が、眼の前を歩いて行く。
智那子は、自分の姿を横から見られることになるのは、やむを得ない。
しかし、智那子の横からの画像は、最も刺激的になる。
バストやヒップの大きさや形がいかに素晴らしいか。
どれだけ普通に街を歩いている女性とどれだけ違っているかがわかるのだ。
それは、服を着ていた方が良く分かるのだ。
比較し易いのだから。

隣の車両に移っても、目立ち過ぎるプロポーションは、視線を逃す方法にはなり得なかった。
駅に止まると、智那子は降りることにした。
目的の駅には、まだふた駅あるのだが、もう身体に余りに合わない服を切るのは嫌だった。
縫い目の糸が外れてきているのが、余りに刺激的だからだ。
智那子にもよく分かるのだ。


「得大寺さんって、私にとって特別な人なのかも?
急成長を呼ぶ人なの。」
思わず独り言を言ってしまう。

階段を上がりながらも、着ている服が身体からハラリと落ちたりはしないだろうと思って見た。
スカートなんか、尻肉の増加で上にあがってしまうのは、ブラウスと似た原理だ。
身長も間違いなく高くなっている。
どんな男の人でも、智那子より小さいのだから。
といっても、智那子が大巨人になった訳ではない。

それでも、ロシアのバレーボーラー程度の高さはあるだろう。


智那子はあることに気付いたのだった。
「そうそう、そうだった。」