シンクロハーモニー

黒猫大和 作
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第五話

9月〇日。今日は沖原姉妹が通う私立欧拝(おうはい)大学附属欧拝女学園高校の始業式である。
二人とも久しぶりに制服に袖を通す。・・・が、特注セーラー服が胸のところでパンパンに張って悲鳴をあげている。ブラジャーもすこし透けて見える。
でもいつものことと、二人とも気にしていないようだ。

欧拝女学園。
広大な敷地と最新設備の整っている私立高校。
校訓は「女性としての豊かさを重んじる」とか・・・
特徴は、名前の通り欧米の文化との交流が盛んなこと。完全男子禁制であること。
そして一番の特徴は女子生徒はほぼ全員Fcup以上あることである。それは教師も例外ではない。
自然と集まってくるのか、それとも入試の時に選別されるのかは定かではないが。
それでも一流校であり学力は全国でも上位に入っている。

始業式の朝。
見知った顔が何人も二人の目に入ってくる。心なしか皆、心が弾んでいるようだ。
それは二人とて例外ではない。
「久しぶりに皆に会えるね。」
「うん、皆、変わってないかな。」
自然と笑みがこぼれる。
久しぶりの校舎に足を踏み入れる。何人か見知った顔に「久しぶり。」と声をかけたりしながら教室へ足を進める。
先に登校していた女の子達が「久しぶり!」と声をかけながらよってくる(もちろん全員巨乳)。
夏休みの思い出話に花を咲かせながら自分の席に座る。
二人が席に座った頃を見計らって4人の女の子達が寄ってきた。皆、制服の胸のところが張り詰めている。
「お久しぶり。相変わらず元気そうね。」
「香織ちゃん。久しぶり〜」
メガネをかけている女の子は岡本香織。学年で上位5位にはいる秀才だ。
だが、決してとっつきにくいわけではなく結構気さくに話し掛けてくれる。ちなみに胸は推定105センチ。
「やっほ〜。夏休み終わっちゃったね〜。」
「あ、鈴ちゃんも。やっほ〜。」
背が低めで少女という表現がぴったりな女の子は小川鈴。元気で活発な女の子。
「背は低いが心とおっぱいは大きい」と本人は言い張っている。ちなみに胸は推定90〜95センチ。
「全く真奈ちゃんたちは変わってないね。」
「恵ちゃん、焼けたね。」
すらっとした長身の彼女は吉原恵子。バスケット部に所属している。
スレンダーな長身に大きい胸がくっついているようである。本人曰く「試合の邪魔になってイヤ」らしいが・・・推定100センチ前後。
「グッドモーニン!美奈ちゃん、真奈ちゃん。」
「あ、シズル。グッドモーニン。」
金髪の日本人離れした顔立ちの女の子はシズル=ウォルシュ。アメリカ人とのクォーター。
その顔立ちと巨大な胸は一流モデルでもかなわないと断言してもいい。
ちなみに胸は夏休み前に130センチ突破したときいている。
この4人とは特に仲が良く、毎日こうやって集まって談笑している。

今日は始業式ともあって、夏休みの話題が尽きない。
・・・が、だんだんヘンな方向に話題が向いている。
「・・・にしても真奈ちゃんたち、また、胸おっきくなってない?」
恵子がさっそく疑惑の核心に迫った。
「そうだよねー。二人とも絶対、前よりおっきくなったでしょ。」
鈴が拍車をかける。
「えっ、それはまぁ一応成長期だし・・・」
「そいう皆だって、おっきくなってるよね。」
二人は質問にたじろぎながらも切り返す。
「でも、私達よりも目に見えて大きくなってるわね。」
香織が的確についてくる。
「う〜、まぁそれはそうかもしれないけど・・・」
「で、実際のところ何センチおっきくなったノ?」
シズルが一番単純でわかりやすいことを聞いてきた。こうなった以上は言わないと皆引き下がらないだろう。顔で分かる。
二人は顔を見合わせて困った。・・・とそのとき
「はーい、ホームルームをはじめまーす。」
(お約束で)担任が胸を揺らしながら入ってきた。というわけで彼女達はしぶしぶ引き下がった。
今のところは。

始業式というものは大概どこでも似たようなことをやり似たようなことをいって終わる。
ここ欧拝とて例外ではない。
長い話を軽く聞き流して、始業式は終わった。
そしてホームルームで提出物を出していざ解散!
というときに、二人はさっきの4人に捕まった。
「今日の帰り、あなたたちの家に行っていいかしら?」
「えっ」
「だから遊びに行っていいかって聞いてるの。」
ふたりはあまりの勢いに押されてしまいつい「いいよ」といってしまった。
「よ〜し、けってーい。さぁ、行こー。」
二人は顔を合わせてため息をついた。それはもう深く・・・

「相変わらずおっきいねー」
胸のことではない。家のことだ。4人は沖原家の美奈の部屋にいた。
「で、胸のことだけど。」
真奈が先手を打った。
「皆が言うなら私達も言うよ。」
対等な条件であろう。
「わかったわ。」「いいよー」「当然ネ」「まぁ、いいけど」
いがいにスンナリ納得してもらえた。
「はーい、じゃああたしから。」
鈴が元気良くいう。
「えっと、夏休み途中に計った時は98センチでKcupだったよ。」
鈴の胸が、プルンと胸がセーラー服の中で元気良く弾けている。
「私ね。たしか一番最近計った時は110センチのNcupだったわ。」
香織が自慢気に胸を持ち上げる。
「ワタシは、たしか137センチで日本のサイズで言うとWcupだヨ。」
シズルは少し胸を揺らしたつもりであろうが、実際には大きく揺れているのが服越しに分かる。
「なんかシズルのあとは言いにくいな。あたしは102センチでHcupだったはずだよ。」
恵子が照れくさそうに言う。
「で、二人は?」
香織が催促する。
「私が、168センチで」真奈が先にこたえる。
「私が、169センチよ」美奈も続く。
「すっごぉーい。10センチ以上大きくなってるじゃん。どうやったの?」
鈴が驚いて尋ねる。
「どうやったのって言われてもね・・・」「ねぇ・・・」
((自分達の母乳を飲んでっていえるわけがないじゃない!))ふたりは心の中で叫んでいた。
「ちょっとあなた達の発育はすごいペースよね。もしかしたら母乳とか出るんじゃないの?」
(何でこういうときにまで的確に突っ込むんですか!?香織さん!)とか突っ込む。でも彼女らには届かない。
「あーそうかも。揉んでみようよー。」
いうなり、鈴が真奈の右の胸を服越しにもみ始める。
「やってみる価値はありそうね。」
それに続いて香織も真奈の左の胸をもみ始める。
「オー。楽しそう。美奈も出るんじゃないノ?」
といいながらシズルは美奈の右の胸に手を運ぶ。
「面白そうだね。」
乗り気になった恵子も長い手で美奈の左胸を捕らえる。
「「ちょっ!皆、待っ」」
「やってみたい、故に問答無用ということね。」
冷静に香織が返す。もう皆は止まらないようだ。
「わぁーあったかくて柔らかいねー」
皆、一心不乱に二人の胸をもむ。
ムニュニュン、ムニュニュン、ムニュニュン、ムニュニュン・・・
((やばっ、感じてきちゃったよぉ))
二人は少しずつ気持ちよくなり始めた。胸が張ってきて、乳首も立ち始めている。
セーラー服をより引き伸ばそうとする。
「すごーい、どんどんおっぱい張っていってるね。出してあげる」
そういうと鈴は真奈のセーラー服とブラジャーを剥ぎ取った。美奈のほうも既に上半身裸である。
そこにはあいかわらずきれいで巨大な二つの胸があった。
皆も、暑くなってきたのか上はブラジャーだけになった。8つの乳球がいやらしく動いている。
どんどん皆の手の動きが激しくなっていく。それにあわせて二人の快感も上がってきた。
ムニュムニュムニュムニュ・・・
さらに4人の手は先端に集中し始めた。
摘む、転がす、引っ張る、押し込む・・・
これが相乗効果によってより強い刺激を生み出す。
二人の体は発射態勢に入っている。が、二人は何とか絶えようとする。
そして、
「「あぁん!」」ピュ〜ッ
「あ、」「えっ」「キャッ」「わっ」
すごい勢いで母乳が吹き出た。4人の顔や体に甘い液体が降りかかる。
「ほんとにでるんだ・・・」
香織は唖然としている。シズルや恵子もそのようだった。
しかし、鈴だけはその母乳を舐めて
「あま〜い。いいなぁ二人とも出るんだぁ」
といって乳首に吸い付いた。三人も舐めてみて確認する。
「あら本当。」「デリシャス。」「ホントだ。」
そういって3人も吸い付く。

吸われる刺激で我に帰った二人は射乳の快感の中、反撃に出た。
真奈と美奈は片手ずつ香織と鈴とシズルと恵子のブラの間に滑り込ませた。
一気に指を動かす。
「あん!」「ひゃん!」「キャッ!」「あっ!」
それぞれの動きが止まる。
「お返し」
澪に鍛えられた指技で攻める。こうして直にもんで見るとそれぞれの違いが分かる。
香織の胸は、ふくよかで包み込んでくる。そしてさっき気づいたのだが、
「香織ちゃん。・・・陥没乳首なんだね。」
「いわないでよ。恥ずかしい・・・」
香織が顔を真っ赤にして答える。
「ううん、ステキだよ。立たせてあげるね。」
指の動きを激しくする。
「あぁん!」
乳首が立つのも時間の問題であろう。
鈴の胸は、サイズよりも実が詰まっている感じで弾力性に富み、まだまだ発展途上という感じである。
シズルの胸は柔らかくでキレイである。さわり心地が最高。正直、金髪美女の中でもずば抜けている美女であろう。
恵子の胸はスポーツをしているだけに無駄な肉のない引き締まった感じがする。かっこいいおっぱいといえるだろう。
しかし、4人は感じていたがそれでも搾乳をやめようとしない。
やめようとしないから余計に激しく胸をいじられる。
胸をいじられると悶えてより二人への刺激が強まり母乳が出る。
という不思議な循環が出来ていた。

そしてしばらくそういう循環が続いた後、一人また一人と満腹になって眠り始めていった。

・・・
二人はそんな4人をみながら2学期がたのしみであり不安でもある複雑な気持ちでいた。
長い夏休みがおわり、新たなるスタートをきったところだった。
二人は顔を見合わせていった。
「「どうしよっか・・・」」

シンクロハーモニー夏休み編 終