シンクロハーモニーこぼれ話

黒猫大和 作
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後編「食後は・・・」

「・・・ホントにやるの?」
美奈がもう何度も口にしたセリフをまた口にした。
「と〜ぜん。・・・なんでも言うこと聞くんでしたよね〜?美奈さん?」
真奈がいたずらっぽくこたえる。
ここは真奈の部屋。
そしてなぜか美奈がマットの上に水着で仰向けに寝転んでいる。
巨大な胸は水着に包まれているため形を保ったまま美奈の体の上に乗っかっている。
その顔は不安そうだ。
対して真奈は美奈の横に膝立ちになっている。そして表情が一言で表すなら「ワクワクしている」という状態になっている。

さてこの状況。
横たわっている水着の美少女、不敵な笑みを浮かべてそばにいるもの・・・
見方によっては黒魔術でも行われそうに見える。
何でこういう状態になったかというと・・・

「え〜〜〜!!!女体盛り!?」
「わ〜〜!!わ〜〜!!美奈、声が大きい。」
大声を出す美奈を真奈が必死で抑えようとしている。
あの後、王様になった真奈は以前からやってみたかった「女体盛り」なるものを美奈にリクエストしたのだ。
当然、王様のリクエストのため断ることは出来ない。
「・・・真奈、そういう趣味あったの?」
美奈の目線に軽蔑の色が混じり始める。
「趣味じゃなくて、一回どんなのか試してみたかっただけだって。」
必死に弁明。
「女体盛りって確かあれでしょ?あの、女の人の体の上に食べものとか乗せてそれらを食べながら女の人をいじるって言う・・・」
「聞いててこっちが恥ずかしいんだけど・・・まあ大体そういうこと。」
改めて認識すると確かにヘンな趣味だ、と真奈は思ったが、やってみたいという気持ちには替えられない。
というわけで美奈を説得。
「ね、一回だけだから。お願い。」
「え〜、でもなぁ・・・」
なかなか美奈は「いいよ」といってくれない。
「裸じゃなくって水着でいいから。」
「う〜ん」
なかなか折れてくれない。・・・強硬手段をとる
「王様命令!」
「ひどっ!」
というわけで本人の了承を(強引に)得て、美奈は真奈の部屋で海に言った時の白いスポーツタイプのビキニに着替え、真奈はキッチンから生クリーム・いちごなどなどを取ってきて細かく切りスタンバイ。
その間、終始美奈は「ホントにやるの?」と聞いていた。

で、こういう状況にいたった。

美奈の呼吸に合わせて、巨大な胸が上下に揺れる。
「それじゃ、やりま〜す。」
早速、真奈はケーキを作るときの要領で美奈の大きな胸やおなかの部分にかけていく。
「えっ、あっ・・・ひゃん!」
ひんやりとした感触が肌に伝わって来る。
「次は胸を重点的にかけていきま〜す。」
真奈は美奈の右胸に向かって中心へ円を描くように生クリームをかけていく。
胸とセットで見ると、まるでプリンに生クリームをかけているようにも見える。
「・・・ア・・ぁ・・ァ・・・」
未体験の刺激が美奈を襲い始める。
真奈が胸の頂上で山を作る。
「はい、片方出来た♪じゃあ、もう片方。」
真奈はノリノリだ。そんな真奈に美奈が言う。
「ねぇ、片方だけにしてよぉ。」
「だぁめ、罰ゲームみたいなものだからなされるがままにしてて。」
(・・・なんか思い描いていたのと違う)そんなことを美奈は思い始めた。
そんなことはお構いなしに、真奈は美奈の胸をデコレーションしていく。
グルグルと円を描くように美奈の胸へ生クリームをかけていく。
「・・ァ・・ァ・・・ア・・・」
また、刺激が美奈を襲う。真奈がまた胸の頂上で山を作る。
「よ〜し♪次はおなか。」
「まだやるの?」
「まだまだ、これからだって。」
まだまだこれから、その言葉が美奈に重くのしかかった。
真奈はおへそからまた円を描くように生クリームをかける。
「ヒャン!・・ァ・・」
おへそにかかった瞬間、強烈な刺激が美奈を襲った。
「美奈、ヘンな声出さないの。」
「だってぇ・・・」
「ガマンガマン」
(そんなこといわれても出るものは出ちゃうんだもん)心の中で抗議。
「ァ・・・ァン・・・ァ・・・」
微妙に冷たい刺激が声を出させる。
「っとこんなもんかな」
美奈の体(上半身が)真っ白に染まった。
胸あたりのクリームが急斜面に耐え切れず一部こぼれている。
真奈は美奈の困った顔を見て今すぐにむしゃぶりつきたい欲求にかられたが、まだ完成ではないのでガマン。
「じゃあ、次はフルーツを乗せていきまーす。」
「え?終わりじゃないの?」
「当然、まだ完成してないよ。」
そういってフルーツを美奈の体の上に乗せていく。
「ヒャン・・・ァァ・・・ン・・・」
次々と乗せていく。
おへそのくぼみにぶどうを入れ込む。
「アアン!」
味わったことのない快感が美奈を襲う。
そして仕上げに、胸の二つの山にいちごをしっかりと乗せる。
「ン!」
そして完成。
「で〜きた。フルーツと生クリームの盛り合わせ、題してフルーツ美奈盛り!」
真奈は完成してうれしそうだ。
「それじゃ早速・・・」
「え、食べるの?」
「当然でしょ!料理を作ったら食べる。これは一体でしょ。というわけで、いっただっきまーす。」
「え、ちょっ・・・」
真奈がスプーンおへそにあるぶどうを掘り出そうとする。
「アアァ・・・ァン!」
言い様もない快感が美奈を襲った。不思議な感覚だった。
冷たい無機質なものに無造作におへそをいじりまわされ、美奈の体はピクピクと反応した。
真奈は掘り出したぶどうを口に運び
「う〜ん、あまくておいし〜・・・」
とご満悦。次におへその周りのクリームやフルーツを頂くことにする。
「・・・ァァァ・・・ヒャン!」
最初はくすぐったかったのがだんだん気持ちよくなってきている
美奈の頭はだんだんその快感に侵食し始められる。
スーっとおなかの上をスプーンが踊るように動く。それにあわせて美奈の体も反応する。
「あれ、美奈もしかして感じ始めてる?」
「うぅん、そん・・・なことないよ。」
美奈が声を震わせて答える。それを聞いて真奈は不敵に笑った。
「そっか、じゃあ・・・えい。」
もう一回、おへそを攻める。
「ヒャァン!」
美奈の体がビクンと反応する。
「・・・体のほうは正直なようですね?美奈さん?」
「ぁう・・・真奈のイジワル。」
美奈が顔を真っ赤にしてそむける。
(か、かわいい・・・)思わずいじめたくなる、そんな加虐心をくすぐる表情だ。
ふと、胸に顔を向けると胸の頂上にあるいちごが最初の頃より少し浮いている気がする。
真奈はそこに目をつける。
「じゃあ、次はその大きな胸(にのったクリームとフルーツ)をいただこうかな。」
胸を外周からスプーンでゆっくりゆっくり円を描きながら、生クリームを取っていく。
「・・・くぅん・・・ァ・・・」
だんだん頂上に近づくに連れて美奈の息が荒くなってきた。
でも、真奈は動きを全く早めない。それどころかさらに遅くなってきている。
「真奈ぁ・・・早く・・・」
美奈が消え入りそうな声で懇願する。
それでも、真奈はゆっくりなままだ。
ついに、スプーンがいちごのついている山のふもとまでたどり着いた。
がそこから先はふもとをグルグルなぞっているだけだ。
水着で分からないが多分、乳輪をなぞっているはずだ。
「・・・ふぁ・・・ァ・・・」
だんだんいちごが盛り上がってくる。
「真奈ぁ・・・お願い・・・早く・・・・」
真奈は聞こえないフリをして、くるくるとスプーンを動かす。
「・・・ア・・ァァ・・・」
美奈の息が荒くなる。いちごもクリームごと下から持ち上がっている。
もうそろそろ美奈も限界だろう。
真奈はスプーンの動きを止める。
美奈は物足りなそうに真奈を見る。
「え・・・真奈ぁ・・・早く・・・胸ぇ・・・」
「いくよぉ・・・」
その言葉と同時に真奈は一気にいちごにむしゃぶりつく。その下にある硬い突起を水着越しに突っつくことも忘れない。
「ヒャァン!!アァン!!イイよぉ・・・」
美奈も待っていた快感に酔いしれる。
真奈は片一方のほうにも同様にむしゃぶりつく。
「アァァァン!イイ!!ハァン!!・・・」
真奈が口を離すと、水着を突き破らんとするほど乳首が立っている。
というわけで
(水着越しにやるしかないわね)
また水着の上からむしゃぶりつく。突起を軽く甘くかみ、空いているほうは水着上から突起を人差し指で押し込む。
「!!真奈ぁ、それいいよぉ!!」
美奈の体がビクンビクンと反応する。
だんだん胸の張りが良くなっていく。着々と発射態勢が整いつつあるようだ。
それでも真奈はやめようとしない。
そして・・・
「ああっ!で、でちゃうよぉ・・・」
美奈の体が大きくビクンとなったかと思うと、水着が先端部分からシミが広がっていった。
「・・・美奈、もしかしなくてもイった?」
コクン、と弱々しくうなずく。胸のシミはドンドン広がっていく。
先端部分は飽和状態になったのか染み出はじめていた。
真奈はそこに口付けをするように優しく口を持っていき、美奈のミルクを吸った。

・・・さっきのフルーツよりも深く優しい甘味があった。

その後。
「これできれいになったね」
「うん」
あれから着替えて掃除をしていた。
「ねぇ真奈」
美奈が口を開く。
「なに?」
真奈が優しく答える。
「あれ、・・・結構、その・・・気持ちよかったよ。だからさ、またやろっか?」
思いがけない申し出。
「えっ・・・いいよ!もちろん。こんどはお互いにやろう。」
真奈が快諾。
「うん。」

「あそうだ。美奈。」
「なに?」
「フルーツ美奈盛り。ご馳走様でした。」
合掌

お後がよろしいようで。