乳忍・成海「天母城侵入」

黒猫大和 作
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二人の人影が山奥の城にあった。
一人は法師、一人は忍者。
どう考えても接点のない職業である。
ただ二人の共通点といえばはるかに常人離れした爆乳を持っていることである。
そんな二人が城の通路を通っていた。
「成海さん、本当にこの道であってるんですかぁ?」
「間違いないわ。このままいけば首領の間に着くはずよ。そこにいるはずだわ。」
二人は小さく会話する。
ここは最近山奥にできたという天母城(あまもじょう)。
なんでも女の盗賊集団が作った城だという。
御頭の話によれば、ここ数年のうちに現れた集団で全員が女性。男性を主に狙い、手口は忍者並み。そしてなにより幹部が全員乳房が常人離れして巨大ということである。
忍者、女、爆乳・・・
成海はそれらのキーワードでここが例の香澄の居場所ではないかとにらんだ。
そして入念の調査の末、この城の位置の特定、構造の把握、首領がカスミと呼ばれていて常人離れしている爆乳の中でも度を越えて大きい超乳であることを調べ上げたのだ。
そして、今、香澄の妹である法師の零海を連れて侵入していた。
目標は、幹部の調査。及び、抜け忍である場合はその場で捕獲または処罰。
そうこうしているうちに首領の間の前の大広間に出た。
ここを抜ければ香澄のいる首領の間である。
「ここで待ってて。」
「は〜い。」
成海は零海に待機を命じる。
この零海、すぐにわかったことだが、かなり猫かぶりであったようで、いったんなつかれた成海には、初対面のときの凛とした部分はひとかけらもなく、従順で甘えてくる。
成海は大広間を壁伝いに渡り首領の間の扉の前に着いた。
そしていざあけようとした瞬間。
ゴゴゴ、とまるで待っていたかのように勝手に扉が開いた。
「!?」
そして、その扉の向こうには一人の女性が立っていた。
「・・・あなたが・・・伝説の乳忍の香澄ね。」
漆黒の長髪・切れ長の鋭い目・青い忍装束・長く美しい脚線・透き通った白い肌・そして何よりきれいな球を保ち前に突き出していながら腰辺りまで隠してしまうほどの超乳。
絵に描いたような美貌がそこにあった。
「ようこそ、私の天母城へ。乳忍・成海。待っていたわ。」
「!知っていたの?」
「当然よ。私たちのことをこそこそかぎまわっているきれいな爆乳の忍者がいればいやでも気づくわ。」
ふと後ろに気配を感じて振り返ると
「・・・成海さぁん・・・つかまっちゃいましたぁ。」
8人の巨乳の女の子らが互いに乳房を寄せ合いながら、零海を捉えていた。
・・・このさい、少し零海がうれしそうなのは目をつぶっておこう。
「というわけでおとなしくしてもらおうかしら。」
「・・・わかったわ。」
二人はあっさり捕まった。

成海たちは外の広間に連行された。
横にはさっきの8人の幹部らしき女の子たち。
そして奥の壇上には香澄が座っている。
「・・・さて、あなたたちの目的を聞かせてもらおうかしら。」
首元に刃が突きつけられる。
「・・・」
「そう、だんまりなのね。忍として正しいわ。任務の秘密漏洩はご法度だものね。」
くすくすと愉快そうに香澄は笑う。
「零海。あなたは?」
「え?私・・・は、姉さんに会いにきたのよ。まったく会ってないし。」
「そう。それはうれしいわ。あなたもずいぶん立派になったのね。教える前まではないに等しかったのに。」
「えへへ・・・」
端から見れば姉妹の感動の再会であるが、なぜか空気が重い。
「さて、成海さん。あなたは乳忍である以上、生かして返すわけには行かないわ。・・・最後に聞きたいことはあるかしら?」
「・・・なぜこのようなことを?」
しばらくの間のあと香澄は口を開いた。
「・・・そうね、強いて言うなら革命かしら。」
「一体何の?」
「ん〜そうね、教えてあげる。・・・あなたはこの男尊女卑の社会に納得できるかしら?命を宿し、生み、育てることができるのは女性であるはずなのに、なぜ世の女性はこうも虐げられるのかしら?私はこのような社会に納得ができない。この子達もそう。中には男に慰み者にされた子もいるわ。こんな社会を覆すために今は力をためている。・・・そんなとこね。どう、これで満足した?」
成海は静かにすべてを聞いたあと、口を開いた。。
「・・・そう。あなたたちの言い分はわかったわ。・・・でも私はその考えには賛同しかねるわ。」
「・・・そう、残念ね・・・零海あなたは?」
「え?わ、私?ん〜〜〜・・・」
零海は少し悩んで。
「私は成海さんについていくって決めたからぁ・・・」
ばつが悪そうに答えた。
「・・・そう、わかったわ。残念ね、あなたたちは力になってくれると期待していたんだけど。」
そういうと香澄は手を振りかざした。
「あなたたち、やってお終い。」
「「「「「「「「はっ!」」」」」」」」
香澄が命令したその瞬間、8つの巨乳が二人に襲い掛かった。
「ひ〜ん。やっぱりこんなことになるんですかぁ。」
「しかたないわね。下がってて。乳忍、奥義。」
瞬時に縄抜きの術を施し、なきそうな零海を後ろに下げて成海は8つの乳の間を風のごとくすり抜けていく。
時が一瞬固まる。
「・・・イキなさい。」
成海がパチンと指を鳴らした瞬間。
「「「「「「「「あぁ〜〜〜!!」」」」」」」」
全員がその場に倒れてしまった。
よく見ると、全員がビクンビクンと快感に打ちひしがれて腰が砕けてしまったようだ。
なかにはあまりの快感で気を失ったものもいるようである。
成海は通り抜けざまに8つの乳をイかせていたのだ。
「ふぇぇ、さすがですね。」
「このくらいは何とでもないわ。」
零海がパチパチと細かく拍手を成海に送る。
成海は自分たちを見下ろしているありえない大きさの超乳を鋭くにらんだ。
「さぁ、今度はあなたの番よ。」
「・・・さすが現乳忍ね。あの子達では太刀打ちできないか。」
そういうと香澄はその胸の大きさからは想像できないほど軽やかに空を舞い、成海たちの前に着地した。
一つ一つの動作があまりにも美しく見るものすべてを魅了するかのようである。
ワンテンポずれて超乳が大きくゆれる。
「では私が相手になるわ。」
青い忍装束が鈍く輝く。
香澄の顔には余裕があふれている。
だが、その鋭い瞳に見つめられると体が言うことを利かなるようだった。
ごくん、と誰かがつばを飲み込む音がした。
空気が異常に冷たい。その静寂がしばらく続いた。
「行くわ!」
成海のその一言が均衡を破った。

続く