乳忍・成海「乳忍決戦」

黒猫大和 作
Copyright 2005 by Kuronekoyamato All rights reserved.

一気に成海が間合いをつめる。
狙いはその首ただ一つ。
が、香澄は半身をずらして最小限でよける。
成海は攻撃を流されてからだのバランスを崩した。振り返りながら体勢を立て直す。
しかし、香澄は何もしてこなかった。
「・・・ふふ、さすがね。その速さはすばらしいわ。でもね。」
「えっ?・・・あ!あぁぁん!!!」
その瞬間、成海のからだにすさまじい快感が襲う。
体中の力が抜け、脈打つたびに快感が押し寄せ、ひざがガクガクになりまともに立てない。
香澄は攻撃を受け流した際に、目にも留まらぬ速さで正確に成海の胸を揉んでいたのだ。
「・・・そ、んな。私が見えないなんて・・・」
成海はひざがガクガクになりながらも何とか踏ん張り立っていた。
だが、まともに立ててはない。
(たった一揉みでこの威力・・・)
実力の差は歴然だった。
成海の背中に冷や汗が流れる。
そのとき、
「・・・な?」
突如、香澄の体が空中に浮き固まった。
「成美さーん、今ですよー。」
「零海!」
(存在を忘れられていた)零海が法術で香澄を捉えたのだ。
「あれぇ、もしかして私の存在忘れてました〜?」
(ゴメン・・・)
成海は心の中で謝る。
成海は気力で踏ん張り、再度香澄に飛び掛った。
今度はしとめた、と思った瞬間。
「きゃ!」
法術が解けて香澄は自由になり、成海の攻撃を流れるように受け流し片方の手で成海(の胸)を攻撃する。
「!!??・・・はぁん!!」
成海は地面にたたきつけられ、快感に再びビクンビクンと打ちひしがれる。
赤い忍装束の胸の部分に2つの突起が浮かんでいる。
「・・・零海の存在をすっかり忘れていたわ。」
台詞の割にはまだ顔に余裕がある。
「姉さん、ひどいですよぉ・・・」
反対に零海は泣きそうな顔である。
「でも今のでしっかり頭に焼きついたから安心して頂戴。」
「・・・」
「・・・成海。あなたは私には勝てないわ。どうやってもね。あきらめなさい。」
香澄は諭すように言う。
「・・・そ、そんなの・・・まだ、わからないじゃない。」
成海は快感に打ちひしがれながらも懸命に答える。
「いいえ、わかるわ。・・・私はね、抜け忍になったあと各地を回ってさまざまな質のよい乳房を吸収して回ったの。それこそ必死になってね。乳忍の強さはその乳房の質と大きさに大きく左右される。質・大きさともにあなたは私にはかなわないわ。私は乳忍をこえたのよ。」
「くっ。」
成海は悔しいがその理論はあっていた。
自分の力は香澄の力に遠く及ばないであろう。
それは紛れもない事実であった。
香澄の力の何分の一かでも自分にあったら・・・
(あっ!)
成海は一つの希望の光を見出した。
成海は零海にそっと近寄り一言二言伝える。
(えぇ、それ本気でやるんですかぁ?)
(これしかもう考えられないのよ。)
(一度破られてるんですよぉ。)
(足止めになればそれで十分なの。)
(・・・わかりましたよぉ。)
「・・・もう何を相談しても無駄よ。ねぇ、成海。あなた、私と手を組みましょう。あなたのその乳忍としての力、乳房の大きさ・質。どれをとっても今まで私が出会った中で最高の物だわ。おねがい、力を貸して。この国を変えるのよ。」
香澄は最後通牒を出す。
成海は気力を振り絞って立ち上がる。
「・・・残念だけど、それはできないわ。」
「そう・・・残念ね。ではおとなしく殺されることね。」
香澄が構える。
成海の背中に冷や汗がまた流れた。
一か八かの賭けに出る緊張感でつぶれてしまいそうである。
数瞬の間をおいて香澄がとどめとばかりに、飛び込んでくる。
「零海!」
「はーい、いっきますよぉ・・・点縛!」
成海の合図とともに零海が再び呪縛の法術を香澄にかける。
「く・・・無駄よ。」
香澄が術を解こうとした瞬、目の前には成海がすでにいて香澄の超乳に手を触れる。
「・・・それでもいいの。一瞬の足止めになればね。乳忍・奥義!」
「なっ!?」
成海の手が青白く光る。
香澄は呪縛をとくと同時に成海を弾き飛ばそうとする。
が、成海の姿はすでにそこにはなかった。
「ど、どこに。」
「・・・ここよ。」
成海は香澄の背後にいた。
あわてて香澄は間合いを取る。
「どこにそんな力が残っていたの?」
「・・・さあどうしてでしょうね?」
成海はとぼけた。
だが、成海の体の変化にかすみは気づいた。
「あ、あなたまさか。」
「そう、そのとおりよ。」
成海の乳房はさっきよりもふた周りほど巨大化していた。
さっきの隙をついた瞬間、成海は香澄の乳房を吸収していたのだ。
接触時間が短かったためにわずかしか吸収しかできなかった。
しかし吸収した瞬間、乳房から力が全身にいきわたるような感じがし体が軽くなった。
全身に力がいきわたっている。
わずか吸収しただけでこれほどの力があるとは、香澄の超乳はよほど質のいい胸を大量に集め圧縮していたのであろうか。
(今ならいける。)
成海は確信した。
「すこし力を得たからって、いい気にならないで!」
香澄が突っ込んでくる。
が、怒りのためか動きに乱れがあり成海は正確にそれを見切る。
「くらえ!」
通り抜けざまに渾身の一撃を香澄の胸に叩き込んだ。
「・・・ぁ、あぁぁん!!!!」
香澄はそのまま恐ろしいまでの快感に襲われ、体をビクンビクンとさせながら地面にひざまずく。
「く、ぁん!・・・ま、さか、私がこんな娘に当てられるなんて・・・ぁん!」
「あなたの負けよ。」
そういって成海は香澄の胸を指差した。
「ぁ、・・・え?ウソ・・・」
香澄の青い忍装束にはわずかではあるが2つの突起と母乳らしき液体のシミができていた。
イきかけている証拠である。
成海は勝利を確信した。
がその瞬間、香澄から口から漏れる含み笑いの声と異様なまでの圧迫感がにじみ出てきた。
「・・・ふ。・・・ふふふ・・・まさか、この私が。・・・この私がこんな小娘にイかされるなんてね・・・フフ。」
成海はあまりの圧迫感で体が動かせなかった。
香澄はゆっくり立ち上がろうとするが、まだひざがいうことを利かないのかうまく立ち上がれていない。
(やばいやばいやばいやばいやばい)
成海の本能が最大音量で警告音を発している。
これはやばい、絶対かないっこない、逃げるしかない、殺される・・・
成海は零海を担ぎ上げると、全速力で城の中に逃げ込んでいった。