乳忍・成海「真の乳忍」

黒猫大和 作
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「な、成海さぁん・・・どこに逃げるんですかぁ・・・・」
零海は恐怖のあまりがたがたと震えている。
「知らないわよ!・・・とにかく逃げ切らないと確実に私たち殺されるわよ・・・」
成海もわかっていた。
どれだけ香澄の力を奪い取ったところで絶対量が違いすぎるのだ。
と、その瞬間、ドゴォォォーーーンという音と衝撃が城を襲った。
ノンブレーキでダンプカーが突っ込んできたかのようなである。
「!?もう、きたの?」
成海は息を切らしながらただっ広い城を駆け抜けていく。
そして大広間の中央に差し掛かったとき後ろから声がした。
「どこに逃げる気かしら?」
空気が凍りつく。成海の動きも固まった。
零海を降ろしてゆっくりと後ろを振り返ると、外見はさっきとまったく変わっていないが威圧感と雰囲気が桁違いにすさまじい香澄が愉快そうに立っていた。
「追いかけっこはもう終わり。・・・覚悟しなさい。」
成海は恐怖で体がすくみそうになるのをこらえるので必死である。
「安心して。すぐには殺さないわ。・・・イってイってイきまくって快感の海におぼれて、天国と地獄を同時に見ながら死んでいく、そんな風になぶり殺しにしてあげるわ。なんてったって・・・」
その瞬間、香澄の姿が一瞬にして消えた。
成海は辺りを必死に探す。
「あなたは、この私をイかせたんだものね。」
香澄は成海の真後ろにあらわれ、成海の超乳と零海の爆乳にそっと触れた。
「「え?・・・ぁ、あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!!」」
二人は今までで味わったことのない量の快感の波に襲われる。
瞬時に全身の力が抜け、指一本すら動かせない。
そうしている間にも怒涛のごとく快感の波が押し寄せ、二人はその場で倒れた。
「どう、気持ちいいでしょ?いっそ死んでしまいたいくらいに。・・・でもね、まだまだこんなもので済まさないから。」
そういうと香澄は二人の乳首を軽くつねる。
その瞬間
「「ひゃぁぁん!!!!」」
さらに強烈な刺激が二人の全身を駆け巡った。
二人の乳首は限界以上に勃起し、服を突き破るような勢いである。
零海に至っては、巨大な乳首が着物とサラシを突き上げ猛烈な勢いで母乳を噴出させて母乳溜まりを作っていく。
零海は半分意識を失いかけていた。
香澄はそんな二人の様子を見て愉快そうに笑う。
「ほら、まだいくわ。・・・特に成海。あなたにはしっかりとお返しをしないとね。」
そういうと香澄は成海の超乳を優しく揉み始める。
「!!!くぅん!!!はぁん!!!」
体がビクンビクンとはね、のけぞる。
絶え間なく押し寄せる快感に成海は意識が飛びそうになるのを必死につなぎとめていた。
ふと香澄があることに気がついた。
「?おかしいわね。これだけイかされたら母乳が吹き出てもおかしくないんだけど・・・あなた、もしかしてまだ出したことがないのかしら。」
成海は快感に耐えるので必死で話など頭に入っていなかった。
「そう、あなたまだ半人前の乳忍だったのね。それなのにこの強さ・・・気に入ったわ。私があなたの母乳を出させてあげる。」
そういうと香澄は、成海の胸を激しく揉んだり乳首をつまんだりクリクリしたりひっぱたりする。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
成海の喘ぎ声が大広間にこだまする。
「ほぉら、気持ちいいでしょう?」
成海はただ喘ぐだけになった。
体は硬直し弓のようにそり、頭は快感でいっぱいで、意識は吹き飛びそうになっている。
常人ではとっくに死んでいる快感を何倍も成海は耐えていた。
「あなたすごいわ!こんなに耐えた人は初めてよ。ますます気に入ったわ。」
香澄は感嘆の声を上げ、成海の固くなっている乳首に吸い付いた。
「んん!!!ぁぁああん!!!!!!!」
生暖かいものに敏感な乳首が包まれる感覚で更なる快感が成海を襲う。
(先生・・・・)
成海は薄れすく意識の中で、今までの記憶が走馬灯のように流れた。
修行したこと・乳忍になったこと・・・
さまざまな思い出が頭の中を駆け巡った。
最後に先生に言われたことが思い出せる。
「・・・よいか、成海よ。お前の乳忍としての素質は私が見てきた乳忍の中で最高だ。私が教えれることもすべて叩き込んだ。だが、技術は最高でもお前は精神がまだまだ未熟。それはお前のなかの問題なのだ。どんな逆境でもすべてに打ち勝とうとする精神力、それがお前に唯一かけている。・・・それを見つけたときこそお前は真の乳忍となれるのだ・・・」
(先生・・・)
成海の頬に一筋の涙が流れた。
(私・・・負けたくない!!!)
そのとき、成海が心で抑えていた何かがはじけた。
「な、なにが!!!???」
愛撫に夢中だった香澄が突然の変化に驚き一気に間合いを取った。
成海はゆっくり立ち上がり自分の体をみた。
今までよりもはるかに、香澄をもしのぐ大きさの乳房、その先から流れる純白の母乳、その乳房から全身にいきわたる温かい満ち溢れるような力・・・
成海は生まれ変わったかのような気がした。
何がきても恐れぬ心、すべてを包み込む優しさ。
今の成海は完全無欠だった。
(先生・・・やっとわかりました。)
成海は心の中で今は亡き先生に一礼し間合いを取って構えている香澄を見据える。
「どうやら、目覚めたようね。もう手加減はしないわ。」
勤めて冷静に香澄は言う。
「そう。でも、あなたにはもう負ける気がしないわ。」
「!こしゃくね、覚悟なさい。」
2人の間の空気がきしむ。
次の瞬間、二人の姿は虚空に消えていた。
二人は壁を平行に走りながらお互いの胸に攻撃を与える。
4つの超乳がものすごい速さで変形しあい反発しあう。
そして空中で交わり背を向け合って着地した。
「「あぁ!!」」
二人とも刺激にぐらつくが成海のほうはすぐに回復し、香澄を見据える。
一方の香澄はなかなか回復してこずに悶えて乳首から母乳がたれている。
「くぅ・・・ぁ・・・な、なぜ?」
香澄はもだえながらも立ち上がる。
「残念だけどあなたの攻撃は私にはきかない。」
成海は攻撃されると刺激は走るが、それが胸の中で吸収され母乳に変わり、力がよりあふれてくるのだ。
「はぁん!そ、んな・・・・この私が、伝説の乳忍とまで称されたこの私が手玉にとられるなんて・・・」
香澄は意地で再び攻撃を仕掛けてくる。
怒りで乱れたその攻撃を体勢を低くして成海はかわし、香澄の背後を取って地面に根下付ける。
「きゃっ!」
地面にたたきつけられた衝撃で香澄は一瞬意識が飛びそうになる。
成海は一気に香澄の忍装束の上半身をはいだ。
ぷるんと一気に香澄の超乳が外の世界に顔を出した。
その巨大な乳房はまったく垂れずに香澄の胸の上できれいな球を保っている。
すでに硬くなっている乳首から母乳が少量であるが流れ出ている。
成海は香澄に馬乗りになった。超乳同士がムニュムニュとぶつかり合うがそんなことは関係ない。
「さっきのお礼よ。」
成海は両手をそれぞれ香澄の両の乳房に当てると一気に激しくもみだした。
「なっ!くぅん!!・・・あぁん!!」
香澄の体が一気にのけぞり、乳首はより硬度を増し、母乳の出の勢いが増す。
「あら、ずいぶんと溜まってるのね。いただこうかしら。」
成海はその様子を見て片方の乳首に口を当て垂れている母乳を吸いだした。
「ひゃぁぁん!!!」
香澄は一気に快感のボルテージが増す。
ビクンビクンと体がはねる。気が狂いそうだ。
その間に成海は母乳を飲んでいた。
(甘い・・・それに力がすごく得られる感じ・・・)
その甘美な味に酔いしれ、より吸い出そうとする。
しかし手元がお留守になり、香澄が快感から逃れようとして暴れて巨大な乳房が成海の頭にクリーンヒットした。
「くっ。」
圧倒的な質量の攻撃に成海は吹き飛ばされる。
香澄は何とかよろよろと立ち上がった。
「・・・くっ、まだ元気じゃない。」
「はぁ・・・はぁ・・・私がこんなにやられるなんて・・・絶対にありえないわ!!!!!」
香澄は最後の気力で攻撃を繰り出そうと飛び掛る。
(わかる。今ならアレが使える。私が今まで体得できなかった乳忍法秘奥義が。)
成海は自分の忍装束をはいで、その超乳をさらけ出すと、いきなり自分の乳首をクリクリといじりだした。
自らの快感でおかしくなりそうだが、今の成海はそれに耐え切れた。
「・・・くらえ、乳忍法・秘奥義!」
その瞬間、成海の乳首から母乳が吹き出て、香澄の顔に当たり目潰し効果を得る。
「なんですって!?きゃぁぁぁ!!!!」
香澄は目を純白の液体でつぶされ攻撃目標を失う。
成海は冷静にその攻撃を受け流し香澄を空中に跳ね上げた。
次の瞬間、空中にあった香澄の体の回りに分身した成海が現れ、それぞれが香澄に同時に一撃必殺の攻撃を加える。
乳房を香澄の口などに押さえつけ、体を乳房で挟み押さえつける。そして乳房をもみ、なぶり、こね回し、乳首をつまみ、引っ張り、押し付け、ありとあらゆる刺激を徹底的に与える。
「あああああああああああああぁぁぁん!!!!!!!」
断末魔のような喘ぎ声が大広間に響き渡った。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。ついにできた。」
成海は小さくつぶやいた。
成海の足元には気を失っていまだにビクビクと母乳を噴出し続ける香澄がいた。
あの秘奥儀ができなければ、自分が真の乳忍になれなかったらこの勝利は絶対にありえなかったであろう。
あの秘奥義は今の自分でなければできなかった。
自分の快感で技に集中できなくなるからだ。
成海はあの技は金輪際使わないようにしようと心に誓った。と、そのとき
「成海さぁん・・・え〜ん・・・よかったよぉ・・・」
零海がなきながら成海(の超乳)に抱きついた。
「大丈夫。誰も死んではいないわ。」
成海は優しく受け止める。
「・・・さて、あなたのお姉さんの処罰なんだけど・・・わかってるわね?」
成海が優しく諭すように言う。
「・・・はい、わかってます。抜け忍の運命は。」
「そう・・・」
成海は少しためらって例の笛を鳴らした。
「ところで、成海さん・・・」
零海がためらいがちに言った。
「ん?なぁに?」
「・・・今度、この乳房をいじらせてください。」
「・・・あなたね・・・」
場を読まない零海の一言で成海は力が抜けてしまった。

乳忍成海「伝説の乳忍」編 終