シンクロハーモニー

黒猫大和 作
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第7話「鉄格子の呪縛」

「で、この状況。どうしよう?」
真奈は困ったように言った。
目の前には、な・ぜ・か!水着で鉄格子に胸を挟まらせて中腰になっている美奈がいた。
「どうもこうも抜くしかないでしょ。」
美奈は結構あせっている。
白昼、プールでこんな状態になっているのだ。当然だろう。
原因はささいなことだった。

「運動不足気味だから水泳しない?」
めずらしく真奈が言い出した。
「別にいいけど。」
あっさりと美奈が承諾する。
思えばコレが始まりといえば始まりである。

家の裏手側には室内プールがある。(まぁ一応金持ちですから。)
ちゃんと5つのコースと児童用のコース一本に分かれている。
児童用のコースとの区分けに鉄格子があった。

「でも真奈?あたし達水着ないじゃん。」
去年のでは、下はともかく胸の部分がまったくといっていいほど収まらない。
「ん〜、でも私達二人だけだから上はなくてもいいじゃない?」
「それもそうね。」
二人にとって胸をさらけ出すことはあまり抵抗はないようである。
しばらくして下だけ去年の水着を付けた二人がプールサイドに立っていた。
準備運動を終えてプールに入る。
「きゃっ!冷た〜い。」
「あはは・・・」
ぷかぷか4つの球体が浮いているが二人はまったく気にしない。
二人はしばらく水を掛け合ったりして遊んだ。

二人は並んでウォーキングをしていた。
前テレビの特集で水中ウォーキングが良い運動になるらしい、というのを見たからだ。
しかしただ歩くのはつまらないので、美奈は前にいる真奈を驚かそうと少しずつ近づいていった。
あと一歩、というときになって突然真奈が振り返ってきた。
「ねー美奈、そういえばさぁ・・・」
ドンッ!
美奈が真奈の胸に振り向きざまの乳ビンタをくらってしまった。
「いったぁ・・・なにするのよぉ、真奈ぁ・・・あれ?」
「あはは・・・ゴメンゴメン・・・ん?どうしたの」
美奈が鉄格子の前から一歩も動こうとしない。
「・・・動けないんですけど?」
「えっ!?」
美奈が格子の前にでて事実を確認する。
・・・
ものの見事に格子と格子の間におっぱいを入り込ませていた。
どうやら美奈のおっぱいが柔らかく変形して入り込んだようだ。
「ホントだね。・・・抜けそう?」
「抜けると思うんだけど、この体勢だと力が入れづらいんだよね。」
たしかに中腰の状態で水中では力がいづらいであろう。
しかしこの体勢。ある意味、かなり刺激的である。
胸を前に突き出しながらの雌豹のポーズである。
真奈は写真に収めたいと心から思った。
「ねー美奈。この状態を写真に「絶対ダメ!!!!!!」だよね・・・」
なんとすばやい反応・
「真奈も見てないで手伝ってよぉ。恥ずかしくて仕方ないんだから。」
美奈が顔を真っ赤にしてうつむいて言った。
「わかった。じゃあこっちから押すから。」
真奈はこの白昼から何やってるんだろう?と思った。

真奈が美奈の前に行って美奈の胸に手を添える。
「ぁん!」
思ったよりも手が暖かいような冷たいような感覚で美奈がピクッとする。
「ちょっと美奈。へんな声ださないでよ。」
「ゴメン。ちょっと手がくすぐったくて。」
やれやれ、と真奈は思う。
「・・・じゃ、やるよ。」
「うん。」
ぐにぃぐにぃ、と真奈が美奈の胸を押し込んでいく。
「ん〜〜〜〜〜〜。」
それにあわせて美奈が格子をつかんで引っ張り出そうと力をこめる。
が。
「・・・ちょっと、コレびくともしないんだけど。」
がっちりと固定されているかのようにまったく動く気配がない。
それどころか、真奈の手の動きに合わせて柔らかく変形するだけである。
「ん〜〜〜〜〜。・・・だね。」
美奈も引っ張ってはいるが、力が入らない上引っ張られて少し痛い。
「抜けないとシャレにならないよ?」
「わかってるよぉ。もう一回やってみよう。」
というわけで再度挑戦。
しかし相変わらず美奈の胸は変形するだけで抜ける気配が一切ない。
だんだん、二人とも事の深刻さがわかり始めてきた。
「抜けるまで!」
美奈があせりだしながら言った。

そうしたことが何回か続いたとき変化がおき始める。
ぐにぃ(・・・ぁん。)
ぐにぃ(・・・ぅん。)
ぐにぃ(・・・あん。)
ぐにぃ(・・・ひゃん。)
美奈は自分の体に起こり始めている現象に反応し始めた。
(うそ?・・・私、こんなので感じ始めてる?こんな状態なのに?)
それの反応は胸にも現れ始めた。
「・・・ねー美奈。美奈のおっぱいなんか弾力が強くなってきてる気がするんだけど・・・」
「!!?」
真奈の一言に美奈はビクッとなる。
「な、なに言ってるの!そんなことより早く抜かないと。」
(・・・美奈、わかりすぎ。)
美奈のあわてぶりにあっさりわかってしまった。
というわけで、真奈はわざとこねるように美奈の胸をもみだす。
「ん〜〜〜〜〜〜。(・・・くぅん・・・・)」
美奈はだんだんと力が入らなくなってきた。
お構いなしに真奈は美奈の胸を押し込んで(揉んで)いく。
ぐにぃぐにぃ・・・(あぁん)
ぐにぃむにゅ・・・(ひゃん)
むにゅむにゅ・・・(くぅん)
「ちょっと、美奈ちゃんと力入れないと抜けないよ?」
真奈はわかっててあえていじめてみる。
「わ、わかってるわよ・・・ぅん・・・」
行動再開。
・・・
さらに胸が張ってきた。乳首も御起立し始めている。
そこで初めて美奈は真奈の手の動きがおかしいことに気づく。
「ちょ、ちょっと。真奈?」
「何?」
「わかってやってるわけじゃないよね?」
「・・・なんのこと?もしかして美奈、感じてるわけじゃないよね?」
あえてしらばっくれる。
「そ、そんな・・わけ・・ないでしょ!」
強気に言うが、声が震えている。
(無理しちゃって・・・じゃ、認めるまで。)
真奈も意地になる。
ムニュムニュムニュ・・・・
「あぁ・・・ふぅ・・・ぅん・・・」
美奈は呼吸が荒くなっている。
「真奈やっぱりわざとやってるでしょ・・・ぅん!・・・」
「ばれちゃったか・・・」
ペロッと舌を出す。
「ばれちゃったかじゃ・・・ないでしょ!・・・まじめに・・ぅん・・・やってよぉ。」
「ゴメンゴメン。でもここまでになっちゃうと・・・」
すっかり美奈の胸はパンパンに張ってしまっていて、乳首も完全に立ってきてしまっている。
水中で鉄格子を通して完全な球体を維持している。
その頂点を真奈はクリクリといじる。
「あぁん!」
「出したほうがいいと思うよ。」
「えっ!?やだやだ・・・こんなカッコで出すなんてやだ。」
「でも、ださないとぬけないとおもう。コレは真剣に。」
「でもぉ・・・」
仕方ないので強制。
止まっていた手の動きを再開させる。
「ひゃん!」
ドクンドクンと鼓動を打っている。
もうそろそろ限界のようだ。
とどめとばかりに真奈はうごきを激しくさせた。
「ふぁっ!・・・あっ!・・・ひゃん!!!!」
勢いよくミルクが飛び出した。
もわぁっと水中に白い煙幕が張られる。
真奈は乳首に口を近づけて思い切り吸い上げる。
「あぁぁん!」
さらにミルクがあふれてくる。
(私・・・こんな状態で出しちゃったよぉ・・・・)
ちょっと涙目になっていた。

数時間後。
鉄格子の呪縛からとかれた美奈は半泣きの状態で救出された。
その後必死に真奈がなだめたり、バラエティを見せたりさせて気分転換をさせて落ち着かせた。
それ以後、美奈はあの鉄格子には一切近づかなくなったという。
「まったく事故とはいってもあれにはまいったなあ。」
ある種、ネタになっていた。
美奈が楽天家でよかったと心底真奈は思った。
「真奈もやめてよね。真奈のも硬くしちゃうぞ?」
「え?わ、ごめん。」