幕末女教師

救急戦士 作
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「第五話」「薩英戦争勃発」
月日が変わり、薩英戦争がこの年に起こる
その頃、麻美達は、暇だったので、遊びに出ていた
典膳は、また長州藩の仕事で忙しく頑張っていた
遊び出ている二人は、突如何者か連れて行かれた
「きゃああ、ちょっと何処へ連れて行くのよ」
と喚きながら
連れて行かれた所は、奇兵隊の屋敷内であった
「ここは、何処なの」
と麻美が聞く
「ああ、ここは、奇兵隊の屋敷さ」
「何をするのよ、私達はあなたの味方なのに」
「ああ、そうだな、いやお前達は、敵だ」
「ち、ちょっと如何言う事よ、あなたたちそれでも藩士なの」
「やかましい、あんたはこの前おっぱいを揉ましてもらったけど
あんたには、揉まして貰っていない」
「だったら、好きに揉めばいいじゃないの、ほらほら」
麻美と桜はおっぱいを男達に近づける
「まあな、ただ、あんたたちがいると、新撰組の邪魔になるんだ
それで、死んで貰うよ」
「何、如何言う事よ、あなた達は長州でしょ、それなら如何して新撰組の
肩を持つのよ」
「確かに長州だが、今は、もう新撰組の時代だ、だから貴様達を殺せば
歴史を変えれる筈だ、それに金にもなるしな」
「ねえ、何でこの人達、歴史を変えるなんて知ってるのかしら」
「ちょっと待って、歴史は昨日までスムーズに動いていたわよね
だとしたら、未来から来たもう一人の人間がいるんじゃないのかしら
それで、そいつが歴史を変えようって考えているんじゃないの
だけど、私たちの事を知っているのは、変ね」
「いえ、それは、私達が新撰組をおっぱいで窒息させていたときからじゃないの」
「じゃあ、新撰組の誰かが、未来人だって言うの」
「証拠はないわ、けど、多分」
「うん、そうね」
「おい、何をぐちゃぐちゃ行っている」
「そうだわ、目の前の彼等を、何とかしなくちゃ」
「相手は、結構な数よ、おっぱいだけじゃ無理じゃないの」
「全員を忘れさせる為には、まあ何とかしてみよう」
「それじゃあ、行くぞ」
男達は刀を持ち、彼女たちに迫る
「行くわよ、ブルン、ブルン、ぺチ、ぺチ」
巨乳を振り回し、相手にぶつける、最初は勢い良かったが
さすがに麻美たちも疲れ始めて来た
結構な数の半分は、オッパイビンタとキス攻撃だけで相手を倒したが
「ねえ、お姉ちゃん、疲れたよ」
「私だって、そうよ、しょうがない」
「え、殺されちゃうの」
「いえ、彼等を一網打尽にするには、あの手しかないわ」
「如何するの」
「私に任せて、あのう、その」
「何だ、もう死にたいのか、直ぐにでも殺してやるぞ」
「いえ、私を捕まえて、金でも長州から要求したら如何ですか」
「そうだな、けど、その前にお前達が逃げたら如何する」
「いえ、あなた達と戦うのに、体力を補えなきゃさすがにしんどいですもの」
「それは、ダメだな、この場で殺してやる、またその爆乳が復活したら
さすがの俺たちでも疲れるわい、じゃあ死ね」
「きゃああ、た、助けてえ」
彼女の計画は失敗し、危機を迎えたが、その時だった
「大丈夫ですたい」と一人のどでっかいおっさんがやって来て
タックルをしながら、男達をぶっとばす
「あ、あのう、あなたは」
「いいから、早く逃げなさい」
「このでか男、何をする」
「何をするんだって、あんたたちこそ、なんばしよる、か弱き女を殺そうなんて、それでも長州の奇兵隊かい」
「く、くそう、お、覚えてろよ」
男達は、一人の男に言われて、何処かへ行ったのだった
男は、女たちの所へ来た
「あのう、あるがとうございました、お名前を」
「ああ、ワシは、薩摩藩藩士、西郷隆盛ですたい」
「ええ、あ、あなたがあの西郷隆盛、す、すっごいよ私たち、あの有名な
西郷さんに会っちゃった」
「今は、戦をしている、イギリスとな、けど良かった、無事だった」
「でも、どうして、私達があそこにいる事を判ったんですか」
「実は、ワシはな、倉田典膳とは、親友じゃ、それで助けに行って欲しいと
頼まれたんじゃ」
「そうだったんですか」
「話は、薩摩藩で聞こう、所であんた達は未来から来たそうじゃが
この戦は勝てるのかの」
「この戦は、負けます、そして、薩摩藩は賠償金をイギリス側に払います」
「そうか、それでこの戦は終わるのじゃな」
「はい、そう言うことです」
「判った、じゃあ、薩摩藩へおいで」
麻美達は西郷隆盛に連れられて、薩摩藩へ赴いたのだった