「第七話」「8月18日の政変」
麻美達は、いつものように歩いていた。人々の笑顔もそこにはある
ちょうど、その頃、長州藩は、京都に迫っていた
それを迎え撃つ幕府側は、長州へ対応を決める朝義を開催した
京都守護職、合津藩主松平容保は、長州討伐を願っていた
幕府の権力者一橋慶善もその一人だったが、薩摩藩に同調する事になった
朝義の結果は、長州の撃退に決まったのだった
麻美達は、何も出来ないまま、戦争が始まる日、麻美達は長州の牢に入れられた
「典膳さん、如何して、私達をここに入れるのですか」
「君達をこの戦で死なすわけにはいかないんだ、頼むそこに居てくれ」
「典膳さん、わかりました、そんな事はしません、けど典膳さんも
生きて帰って来てください」
「ああ、ありがとう、必ず帰ってくるよ」
「絶対に約束ですよ、帰って来なかったら、私たちの爆乳でいじめちゃうから」
「うん、大丈夫さ、じゃあな」
典膳は、麻美達と別れ、戦に赴いた
昨日、彼女達は、8月18日に何が起こるかなんて忘れていた
そして、決まったときに思い出したのだ
「ねえ、お姉ちゃん、この戦って、長州が負けるんでしょ」
「ええ、そうね、すっかり忘れてたから、でも、まだ時間はあるんだし
ねえ、桜、遊びに行ってみようよ」
「うん、そうね、ねえ、典膳さん、遊びに行こうよ、芝居でも何でもみてさ」
「ああ、まあ、そうだな、じゃあ、行くか」
彼女達と彼にとっては、最後の幸せな日々になるのかも知れない日であった
遊びに行く、麻美達、簪を買い「ぷう〜」と膨れる桜
「如何したの、桜」
「だって、典膳さんたら、お姉ちゃんばっかり、もう」
「わ、判ったよ、ごめんな」
「相変わらず、子供よね、桜は、うふふ」
「もう、お姉ちゃんたら、うふふ、」
三人は、仲良く行動していく
ナンパしている奴を見かけては「ねえ、お兄さん、私のオッパイ如何かしら」
と爆乳を見せつけ、乳を吸わしながら、窒息させる麻美達
悪い奴らを、おっぱいで窒息させる、麻美と桜は、典膳に
「典膳さん、あのう、私たち」
「何」
「あのう、その、ごめんなさい、私たち帰ります」
麻美と桜は、帰って行った
彼女達は、別に、典膳に恋をしていわけではない
だが、明日は、戦の前日、それを知っているが為に、彼女達は
走りさったのであった
「おーい、何処にいるんだ、何故、あんなに悲しい顔を二人はしていたんだろう、まさか、明日の戦の事を知っていてか、確かに無理もない
彼女達は、未来から来たんだもんな、だからか、気にする事ないのにな
どうせ、いずれかは散る命だ、戦で死ねるなら本望なのに」
麻美達は、人を殺す為に、おっぱいで窒息させるわけじゃない
人を生かす為に、窒息させるのだ
だが、歴史上に殺害されたり、死んだりした人物の名があれば、
それを歴史どおりにするしかないのだ
麻美達は、寺に住んでいた
「ねえ、お姉ちゃん、私たちってさ、今まで悪人達を更正させる為に
おっぱいを使ってきたじゃない、でも、こんな日が来るなんてね」
「そうね、ねえ、桜、またオッパイでかくなちゃったでしょ
揉んでやる」
「あはん、あん、お姉ちゃんも、揉み揉み」
「あはん、あん、いいわ、桜いい」
姉妹は、二人でおっぱいを揉み捲くっていた
そこへ、扉が開き、五人の侍たちがやって来た
「お姉ちゃん、あれは」
「新撰組じゃないわね、あれは、え、薩摩藩、それにあれは会津藩の
藩士たち、確か、明日戦う事になっている、何の話をしているのかしら」
「隠れて聞いてみよう」
侍たち「そうか、とうとう明日か、いよいよだな、明日とうとう
長州を根絶やしにしてやるぜ」
「ええ、そうですね、本当に、今までやって来たかいがあると言う物です」
「そうだな、それにしても、あの大黒屋、俺達に、京を襲えって言うのは
如何いうわけなんだろうな、まあ、いいけどな、金さえ貰えれば
何でもしてやるって、へへへ」
「準備は、万端、これで京都城を、火の海にしてやるぜ」
「あれは、爆弾じゃないの」
「ええ、そうね、え、きゃああ」
桜が、脚を踏み外しこけた
「誰だ、何だお前達は、長州の犬か」
「違います、ただ、ここにいて、話を聞いてしまったのです」
「なるほどな、けど、話を聞いてしまっては、生かしておくわけには
いかんな」
男達は、刀を抜いた
「桜、逃げて、あなたは爆弾を解除するの」
「お姉ちゃんは」
「私は、後で行くから」
「判ったわ、じゃあ後でね」
桜は、出て行った
「おい、追え」
「待って、あなた達の相手は、私よ、うふん、ブルンブルン」
巨乳が揺れる
「ふざけるな、まるごしの貴様に何が出来る、やってしまえ」
麻美に斬りかかる、五人、だが、麻美はおっぱいを振り回し
五人の刀を一気に落とす
「し、しまったあ」
「じゃあ、行くわよ、あはん、ブルンブルン」
巨乳を振り回し、男の顔を胸に埋めていく
「あはん、うふん、気持ちいいでしょ、堕ちなさい」
男は、窒息した
「くそう、この爆乳女」と叫びながら、殴りかかる男
だが、拳も、爆乳に塞がれた
「もう、終わり、じゃあ、私の番よ、ブルン、」
「うわあ、な、何だ」
「あなたが、殴りに来たから、私もおっぱいで殴ってあげたの
気持ちよかったでしょ、」
「ああ、柔らかすぎて、何にあたったか、判らなかったよ」
「そうじゃあね、はい」
「う、うぶぶぶ、く、苦しい」
二人目、終わり
「後は、まとめて来なさいよ、何とか爆乳の谷間に入れてあげるから」
「この女」
三人は、一気に殴りかかろうとするが、爆乳は彼等を吹っ飛ばした
「まったく、言う事の聞かない人達ね」
彼女は、近づき、男の顔に、股間を押し付けた
「う、うぶぶ、く、苦しい、う、ウン」
男は、窒息した
彼女の股間は、いい匂いがしたそうだ
次の男には、顔に尻を置いた
「う、うぶぶ、く、苦しい」
男は、窒息した
で、最後の男には、おっぱいで窒息させ
彼女は長州藩の下に帰って行った
彼らは、気がつくと、状況を飲み込めないまま、向こうへ行った
桜は、爆弾を解除した
実は、桜は、理数系は大の得意である
だから、爆弾処理の免許も特許しているのだ
歴史どおり、戦は始まったのである
麻美達は、自分のところに飛び込んで来た敵に乳ビンタを食らわせて行く
長州藩の攻撃は、三方向から攻撃していったが、彼らは敗れ、京を追われる事になった