「第二話」「姉と妹」
「お姉ちゃん、お姉ちゃん」と声が聞こえる
「うう、う〜ん、」と目を覚ます麻美
「あ、ここは、あれ、桜、全く、何処に行ってたのよ
お姉ちゃん、あなたがいなくなって、とても心配したんだから」
「ごめんなさい、帰りにね、忘れ物をしていたのに気が付いて
店屋に置いているのを忘れて、取りに行ってたの
その途中、男達に見つかって、乱暴されている所を
あの、沖田さんに助けて貰ったの」
「で、何を忘れたの」
「これよ、これ」
桜が取り出したのは、店屋で売っていた簪だった
「別に、取りに行かなくても、また買ってあげるのに」
「だって、お姉ちゃんからのプレデントなんだもん
これがいいの」
「判ったわよ、あ、それより、ここは何処なの、何故あなたが
ここにいるの」
「ここはね、お姉ちゃん、驚かないでよ
新撰組のね屯所なの」
「は、何言ってるのよ、ああ、判ったわ何かの撮影なんでしょ
それで、あなたが出演して」
「あのね、お姉ちゃん、私を探していた時に気が付かなかった
思いっきり風景が変わっていたのを」
「ええ、確かに、ビルやホテルもなかったわ
それに、昔の江戸時代みたいになっていたけど」
「まさしく、そうなの、私たちは幕末の江戸にタイムスリップしちゃったのよ」
「な、何ですって、そ、そんなあじゃあ、どうやったら変えれるか」
「判ってたら、とっくに帰ってるわよ」
「そ、そうよね」
麻美と桜が話をしていると、さっきの沖田と言う男がやって来た
「気が付いたようだね」
「え、あ、はい、ここは新撰組の屯所なんですか」
「ああ、そうだけど」
「実は、私」
「ああ、知っている、桜君から聞いた、お姉さんなんだってね」
「はい、あ、じゃあ、私達が未来人だと言う事も」
「うん、けど、君に会って貰いたい人がいるんだが」
「だ、誰ですか」
「局長と、副局長だ」
「近藤勇さんと、土方歳三さんですね」
「そうだ、じゃあ、行くか」
「あ、はい」
沖田は、麻美を連れて、局長と副局長のいる場所に行った
「さあ、局長と副局長が待っているぞ」
「あ、はい」
麻美は、近藤勇と土方歳三に会った
「総司よ、こいつが桜の姉だと言うんだな」
「はい、その通りです」
「で、麻美とやら、何か武芸は出来るか」
「いいえ、私達姉妹は、何も出来ません、けど、たまに、この爆乳で
相手を窒息させるぐらいの芸当はしています」
「ほう、美味そうな乳だな、桜も良かったが、お前も美味そうだな」
「あ、あなた、私の桜に手を出したのですか」
「だって、触っていいって言ったから」
「しょうがないわね、あの子は、あ、そうだ、何も出来ないけど
掃除や洗濯、食事を作るぐらいなら
私は、家でいつもしていましたし、ここに置いて貰えるなら
家庭的な事なら、何でもします
けど、戦いは出来ないので」
「判っている、じゃあ総司連れて行ってやれ」
「あ、はい」
麻美は、総司に連れられて桜のいる場所に向った
「お姉ちゃん、何もされていない」
「ええ、で、あんたは、爆乳を触っていいっていったんですって」
「え、ええ」
「全く、あ、それよりこれからどうするの」
「私は、ここに置いて貰うの、それで、食事を作ったりするの」
「まあ、いいか、じゃあ明日から忙しくなるわよ」
「うん」そして寝た
一方新撰組では、彼女達をここにおいとくか如何かで、疑問が集中した
「おいおい、いいのかよ、あんな怪しい奴連れて来て」
「いいじゃないか、あの器量にして、あの弱弱しさ
それに何と言っても、あのどでっかい乳
どうしたら、あんなにでかくなるのか不思議だね」
「まあな、今、揉みにいかないか
どれぐらい揉めるか、楽しみだ」
と、まあ、変態な事を言う男達
翌日、麻美と桜の横では、数人の男が気持ちよく寝ていたという事だった