幕末女教師第二章「全く別の物語」

救急戦士 作
Copyright 2004 by Kyukyusenshi All rights reserved.

「第四話」「捕まった姉妹」
「うう、うん」
目を覚ますと麻美は、紐で縛られ猿轡をされていた
一方桜も、同じ緊縛姿になっていた

目の前には、数人の浪人達が座っていた
どうやら、何処かの小屋に連れ込まれたらしい
麻美は、その浪人達を見て、昨晩自分達を襲った連中であると言う事を察した

麻美に気がついた男が、一人
「ほう、目が覚めたようだな、ようし、猿轡を取ってやるか」
麻美は、猿轡を取りに来た男にキスで窒息させようと考えたが
縛られている為に、動きにくい
それに到底逃げられない、そう考えやめたのだった

猿轡を取った男は、麻美に「さあ、それじゃあ新撰組の事を話して貰おうか」と言う
一方、桜も取って貰ったが、目の前の姉に近寄る男が、怖くて何も出来ずにいた

麻美は、無視を決め込んだ
例え、どんな事だろうと、お世話になっている人達だ
ましてや、この浪人たちは、如何見ても、悪い奴だ
長州では、ないにしても、多分新撰組に負けた、何処かの藩の連中だろう
そんな奴等に屈するほど、麻美はどんな目にあっても負けない
それが、女教師の意地であり、例え戦えなくても、負けるわけにはいかないのだ

「強情な女だな、ようし、まあ、日日はいっぱいあるんだ
たっぷりとその体に聞いてやるよ
それに、その乳にもな」
男達は、涎を垂らしながら、麻美の両手を紐で縛り上げて吊るし
棒で叩く
「あ、あはん、あん」
と、吐息を出しながら、悶える女教師

その状況を男達は見ていた
一方、麻美に注目していた男達は、桜の事を気付いていなかった

桜は、「如何しよう、このままじゃ、お姉ちゃんが殺されちゃう
何とかしなくちゃ」
しかし、何とかするとは言っても、この縛られている姿じゃ立ち上がっても
動くに動きにくい

けど、桜は気がついた、男達は全員麻美に注目している事に
しかも、見張りは二人だけ
「ようし、こうなったら、何が何でも逃げてやる」
と考え、外にいた見張りに

「あのう、」
「何だ」
「お願いがあるんですけど、見張っているのは辛いだけでしょ
この縄を解いて、おっぱい飲まない」

「な、何、ああ、確かに疲れているが、けど」
「ねえ、いいでしょ、それに喉も渇いているんじゃないの」
「うん、ちょっどだけならいいか、じゃあ、斬るぞ」
「どうぞ」

見張りは、桜の縄を斬った
「さあ、どうぞ」
桜は、挑発し、見張りの2人に爆乳を飲ませる
外で、飲ませたので、中からは見えない
「あはん、あん、どう美味しいでしょ
じゃあ、顔を埋めて」

同時に2人の顔を胸に埋めさせて、その後手で引き寄せて窒息させた
ズルズルと堕ちる見張り達
桜は、見張りから離れるとキスをして、そのまま逃げた

逃げた、そして、一人の侍に捕まった
「あ、あのう」
「あ、桜君ではないか、心配したんだぞ」
と声を懸ける一人の男、そうそれは新撰組の一人だった

「あ、藤堂さん、あ、お、お姉ちゃんが」
「どうしたんだ、何かあったのか」

桜は、屯所に行き、さっきまでの事を話す
「ようし、判った、傷は明里さんに治して貰え」
「はい」

「行くぞ、皆、下郎共に麻美殿を渡してなるものか」
「オオー」

沖田を筆頭に、新撰組が怒鳴り込みに行く

で、その頃の麻美はと言うと
拷問され、おっぱいを飲まれ、窒息も出来ずに、ただ疲れていた
「さすがに、強情な女だな、俺達も疲れたし、そろそろ殺すか」
「ああ、そうだな、だいぶ爆乳を飲んで満足したからな」

「く、いつもならこんな奴等は全員おっぱい飲まし捲くってやるのに」
と考えたが、さすがにそんな気力もなかった

そして、刀を抜き、とうとう麻美が、殺されそうなった
「もう、だめえ」

と、その時、刀を刀で受け止める男がいた
「だ、誰」
麻美は、目を開けると、そこには知っている男、沖田総司がいるではないか
「お、沖田さん」

「大丈夫か、桜君から話を聞いて、直ぐにやって来たんだ」
「桜は」
「ああ、屯所にいるよ」
「あ、はい」

沖田と麻美が話し会っていると、拷問していた浪人達が
「おい、貴様ら、俺達を無視しやがって、貴様は、沖田だな」
「ああ、そうだ、我々の客人に、むごい仕打ちをして、
絶対に許さん」
「ふざけるな、かかれ〜」

沖田を相手に、数人の藩士達が刀を抜く
「さあ、麻美ちゃん、直ぐに終わるから、ちょっと外で待っているんだ」
「は、はい」

麻美は、外に出ていた
中では、沖田と激しい斬り合いを浪人達がやっていた

しかし、沖田だけではなく、他の新撰組の人達も加わった
そして、その中で、小屋から吹っ飛んだ男が、麻美の目の前にいた
「おお、あんたは、お、俺を助けてくれ」

「冗談じゃないわ、精魂疲れ果てている私に、助けを求めるなんて
おっぱい飲ませてやる」

彼女はその男を抱きしめ、爆乳を顔を埋めさせて、窒息させた
小屋の中は静かになった
「沖田さん、終わったのですか」
「ああ、何とかな」
「良かった」

麻美は疲れ果てたのか、そのままぐっすり寝てしまったのであった。