「第七話」「花魁姿で大暴れ」
花街に来た、麻美と桜は、修学旅行の始めに来た店で、手鏡を買っていた
土産にと思って買った手鏡だったが、
それが、この手鏡、この時代に来た瞬間、麻美と桜を遊女、いや太夫にした
「じゃあ、行って来ますから」
「危なくなったら、直ぐに戻って来るんだぞ」
「はーい」
早速、中に入って行く
「今晩は、」
「誰だい」
と、そこにいた女将が言う
「あちきは、江戸から来た麻美と言うでありんす、
こっちは、妹の桜
今年からここで働く事になったでありんす」
「そうかい、そうかい、では、名前を書いてくれるかい」
「はい」
麻美は、桜と名前を登録した
「じゃあ、早速だが、長州藩士のお相手をして欲しいんだが」
「判りましたでありんす、で、座敷は何処に」
「では、今から紹介するから、着いといで」
「はい」
女将は、麻美達を連れて、座敷内に行く
「ごめん下さい」と膝を付き、戸を開ける
「おお、待ちかねたぞ、うん、そこにいるのは新入りか」
と、男の声が聞こえる
「あ、はい、あちきは麻美、こっちは桜宜しくお願いしますでありんす」
と顔を上げた瞬間、麻美と桜はびっくりした
なぜなら、その座敷に居たのは、さっきの侍達であったからだ
「じゃあ、後は頼んだよ」
と女将は出て行く
「え、あ、はい」と息を飲みながら、答える2人
そして、2人は、侍達に酌をした
酌をして行く途中で
「おーい、麻美とか言ったな、もう一度酌をしてくれないか」と
その侍たちのリーダー格の男が言う
「ええ、どうぞでありんす」
麻美が、酌をしようとしたその時、男は手を取って、隣の部屋に麻美を投げ飛ばした
「い、痛いでありんす、何をするでありんすか」
「へへへへ、あんたのような上玉をこのままにしておくのは勿体無いからな」
と、男は、麻美の胸に顔を埋めて来た
で、桜も、一人の侍に、麻美と一緒のような格好で胸を埋めて来た
その侍のセリフも同じ
で、顔を埋めようとした男に「あ、あのう、埋めて良いけど
その前に、あなたが持っているあの本は、何処にあるの」
と聞く
すると「何故、その事を知っている、貴様何者だ」と脅えるように言う
「何者って、そうねえ、ただの太夫でありんすと言いたい所だけど
あの本は、私の物なの、だから返して」
「そうか、貴様、新撰組の犬だな、それで俺達に近づいて、情報を聞きだそうと」
「ち、違います、何故、そうなるんですか、ただ、今日来た時に
見てしまったんですよ、
まさか、あの本の歴史を変えようなんて、思っているんじゃないでしょうね」
「あの本は、お前のか、それにしても、年号や年表が書いてあるのは
そうか、お前、いやお前達が、未来から来た人間なのか」
「そう言うこと、判ったら返して」
「そうは、いかんな、だとしたら、お前達を殺して、俺が歴史を変えてやるよ」
「そんな事させない、え〜い」
麻美と桜は、男が逃れられないように、爆乳に顔を埋めて窒息死させた
男二人を落とすと、次は酒を飲んでいた、侍10人だった
「まずい、逃げなくちゃ」
「ええ」
「くそう、このでか乳女〜」
男達が、問答無用で麻美達を斬りに来る
「いやあ、や、やめて〜」
とにかく、走り回りながら、相手に乳事ぶつかって、乳ビンタ
で、逃げる乳ビンタと、窒息させながら、走り去った
遊廓では、何が起きたのか
ただ、そこには、喜びに寝ている12人の侍が、いや窒息している12人の
侍がいた
「ああん、おっぱい、痛いしベトベトだよ」
そりゃあ、そうだろう、12人の侍全部に、おっぱいに傷を射られながら
乳ビンタと、窒息だけで逃げてきた二人、痛くて当然だ
遊廓では、12人の侍が、花魁におっぱいを飲まされ、おっぱいで叩かれ
窒息させられると言う、花魁が暴れ回ったと言うのは忘れる事になるだろう
「ねえ、教科書、どうする」
「多分、島原よね、また行って、おっぱいを飲ませるのも疲れたし
もう、しんどいよ」
「そうね、残念だけど、諦めるか」と言って帰ろうとした時だった
「教科書は、これかい」と声を掛ける人物
「沖田さん、何故、これを」
「あの後、君達の部屋に行ったんだ、激しくやりあったそうじゃないか」
「いいえ、彼等におっぱいを飲ませて逃げただけですよ」
「いやあ、お陰で、皆気持ちよく寝ていた、いや息をしていなかったから
窒息かな、ハハハハ、さあ、屯所に戻るか」
「はい」
沖田は、2人を連れて、屯所に戻った
夜中、爆乳で、擦り傷を癒すのであった。