「第九話」「新撰組の敵達」
麻美と桜は、坂本竜馬のいる土佐藩に向った
「ねえ、お姉ちゃん、私達敵の場所に土足で踏み込みに行くんじゃないの」
「そうかもね、私達は新撰組にいたからな」
実は、竜馬に会って、竜馬の藩が土佐藩だと言う事を聞いてしまったからである
麻美達は、土佐藩に着くと、屯所に手紙を出した
必ず帰るから待っててねとか、書いて
そして、麻美は桜を土佐藩から、二日ほど泊まらして屯所に帰らした
だって、洗濯、食事、掃除が残っているからだ
それと、一応勉強を教える為でもあった
桜は、高校三年生ながら、頭脳明晰、成績優秀である
例え、どんな天才児でも、桜には敵わないだろう
その桜が、新撰組の藩士たちに、勉強を教えるのである
ただし、条件があって、真面目にやる人は、爆乳を後で飲ますが
眠ったりふざけたりすると、その爆乳で顔を思いっきり叩くから
と言う、まあ、どっちにしても嬉しい条件である
一方、麻美も、土佐藩の藩士たちに桜と同じ内容の条件を付けた
まあ、両藩士達共に、真面目にやる事にした
そして、毎日のように、爆乳を飲まれ、顔を叩く日が続いた
そして、テストを出す
成績がいい人には、御褒美にキスを、それも口にしてあげると言う
ありがたい条件をつけた
結果、麻美と桜の唇に、藩士達全ての唇が当たる事になった
「まさか、全員なんてね、まあ後は剣術をやっててね
私は出来ないから」
と言って、土佐藩邸を歩く
それから、数日後の日、あまりにもでかくなった爆乳
まあ、振り向いただけで、男は吹っ飛んでしまうぐらいの爆乳なのだが
今、2人は、困っていた
外に出たいのだが、爆乳が突っかえて、外に出るに出られないのだ
ましてや、後から声を掛けようものなら、振り向いた瞬間
バットがボールを飛ばす如く、ホームランしてしまうだろう
下手に寄れない男達
勿論、麻美達も困っていた
「如何しようかな」
すると、竜馬が「ちょっと待っててくれ、ワシが治療をしてみよう
けど、触っても暴れないでくれよ、ちょっとでも当たるとワシが
天に召されるでの」
「す、すみません」
「何、良いって事よ、では」
麻美の、超巨大爆乳を、針でちょっと突いた
「あん、き、気持ちいい」
いまや、天下無敵のおっぱいは、針で刺されても、痛みが痒みしか感じないのだ
何とか、爆乳を元通りにまでした
「あ、ありがとうございます、では、買い物に行ってきますので」
「ああ、気を付けてな、あのままでもよかったのじゃが
まあ、外に出られなくては可愛そうじゃからな」
竜馬は、そう言った
麻美は、歩いていると、何かにぶつかった
しかし、麻美の爆乳にそれは、対応した
「何、私のおっぱいに、対抗するなんて、ああ、桜」
「あ、お姉ちゃん、大丈夫」
「ええ、あれ、あなた、爆乳普通に戻ったのね」
「それがさ、医者に見せたら、あの医者、いい加減な事言って
揉み捲くるのよ、それは、それでいいんだけど
早くして欲しかったな、で、普通に戻してくれたのはいいけど
また、揉みに来るから、そんな事されたら意味ないからさ
しっかりと窒息させてあげたの」
「なるほどね、金は」
「お代は、おっぱいの窒息で十分よ、あ、お姉ちゃんは元気」
「ええ、まあ、あなたは、」
「うん、元気よ、この前かしら、池田屋事件が終わったの」
「あ、そうなんだ」
「もう、いつもの治療薬ね、これは」
「ねえ、お姉ちゃん、如何したの」
「ええ、何か、大事な事を忘れているはずだけど」
「何かな」
「判らない、まあいいわ」
「じゃあ、帰るからね」
「うん、じゃあ」
麻美と桜は、別々に帰って行った。