「第六話」「その2人は、従姉妹」
その侍は、2人を屯所の中に入れると、「待っていろ」と言った
さっきから、何がなにやらで頭が、こんがらがっている2人は
何故、「新撰組屯所があるのか、いやそれ以前にここは何処なのか」と言う疑問を持った
「新撰組と言えば、映画村、そうか映画村で撮影しているんだな」と
2人は、思った
侍を待っている間、2人はする事もなくボーっとしていた
とは、言え、さっき自分達を襲ったあの姿は、まさに侍そのものだった
麻美は「まさかな、あれが本当の侍だったら、私達本当に幕末へ
来ちゃったのかも」と、一瞬にして不安が襲って来た
桜は「お姉ちゃん大丈夫?」と聞く
「ええ大丈夫よ、所であのお侍さん遅いわねえ」
「ええ、そうね」
2人が、話をしていると、2人の着物を着た女性がやって来た
「え〜と、あなた達ですか、沖田さんが、連れて来たって言うのは」
「ええ、そうです」
そして、四人は顔を合わせてびっくりした
「麻美ちゃん、麻美ちゃんなの」
「え、麗香ちゃん、麗香ちゃんなんだ、へえ久しぶりだね」
「そうね、本当に、麻美ちゃ〜ん」
麗香は、行き成り麻美の唇を口で奪った
「麗香ちゃんたら、もう」
「あら、ごめんね」
それを見た、妹2人は不機嫌な顔で
「お姉ちゃんの浮気者(怒)プンだ」と、頬を染めて拗ねた
「ごめんね、けど、久しぶりね、って言うか、何故ここにいるの」
「え、あのね、台風に吹き飛ばされて、気が付いたらここに来ていたの
それで、男達に襲われて、何とか爆乳を飲ませて逃げて来たんだけど
そこで、ここの侍さんに会って連れて来て貰ったの」
「そうだったんだ」
「ここは、何処なの」
「ここはね、幕末なの、それも本当の」
「やっぱりね、で、2人は今、何をしているの」
「ここで、働かせて貰っているわ、家事をしながら
時には、島原へおっぱいを売りに」
「そうなんだ、ねえ、私達もここに置いてくれないかな」
「それは、私達の一存では、まあ、局長に頼んでみるか」
すると、そこへ沖田がやって来た
「沖田さん」
「あ、そこで聞いていましたよ、お二人の知り合いなんですか」
「立ち聞きなんて酷いですよ、この2人は私達姉妹の従姉妹なんです」
「へえ、さすが、よく似てらっしゃる、所でやはりお2人とも
戦えませんか、できれば剣の使い手が欲しいのですが」
「すみません、姉妹従姉妹そろって、爆乳の技術しか、持ち合わせていないんです」
「そうですか、あ、でも、だったらお2人は、麗香さん達姉妹の
あの技、睡眠術は使えるのですか」
「ええ、それは、私達麻生家は、本来河合家とは好敵手(ライバル)で
いつでも乳の修行をしていましたから
勿論使えます」
「そうか、あ、局長にも挨拶をしとかなくちゃね、じゃあ付いて来て」
「はーい」
2人は、沖田と一緒に局長に会う
「総司、この2人は」
「ええ、麗香さん達同様、未来から来た女の子です
彼女達もまた、戦えませんがいざとなったら睡眠術を使います」
「そうか、所で、この2人は如何するんだ」
「はあ、どうせ、帰れる保障は、何処にもないんです
だから、面倒見ます」
「そうか、では、あ、所で、君達もレズの関係なのか」
「え、あ、姉妹揃って愛し合うなんてやばいとは思います
でも、私は桜を愛しています」
「判った、さあ、下がれ」
「はい」
「では、行きましょうか」
沖田に、言われ、二人はさっきの部屋に戻って行った
「じゃあ、これだけいれば、家事をするのにも、大丈夫だろう」
沖田は、そう考えて、出て行った
で、まあ、後は、この四人、今からする事もないので寝た
「あ、麗香ちゃん」
「何」
「明日さ、いろんな所へ行って見たいな」
「いいけどさ、また襲われたりしない」
「大丈夫、私達には、この爆乳があるじゃない、それに島原へも
行きたいな、興味あるし」
「あ、あそこは、駄目」
「ええ、どうして」
「悪い人に、おっぱいを飲まれたら如何するの、桜ちゃんが悲しむわよ」
「そうね、ねえ、私達って、どんな関係なのかな」
「まあ、いわゆる、女性の四画関係かな、アハハハ」
「そうなのかな、じゃあ、明日ちょっとでいいから付き合ってね」
「いいよ、じゃあ、お休み」
「お休み」
こうして2人は寝たのであった。