女教師タイムスリップ「幕末編」

救急戦士 作
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「第九話」「幕末から、戦国時代へ」
麻美達四人が、来てから何日間かが立った頃だった
何時も通り、食事を運んでいると
「お、お姉ちゃん、消えかかっているわ、如何したの」
「え、何、これ、どういうこと、桜、あなたも」
すると、食事の支度をしていた2人は消えた

一方麗香と麗奈は、不法浪士を新撰組が捕まえていたので
その浪士達に爆乳を飲ませながら、食事を与えていたのだが
「あはん、いや、何消えちゃう」
「お姉ちゃん、私も」
と、2人も消えてしまった

この状況を見た、総司達は「そうか、とうとう帰ってしまったのか」と
ちょっと、残念がったりした

で、この四人、本当に帰ったのか
いや、そうではなく、四人は、何処かの場所に落ちた
「ううん、いたーい、ここ何処かしら」
麻美が先に目を覚ます、雨が降っていた
「やだあ、雨が降っている場所へ落ちるなんて、それより
ここは、いったい」
麻美は、下を見た、下には傷ついた男達いた
そこには死体も
麻美は、青ざめた

幕末の時は、まあそんな場面はいくつも見て来たが
何にせよ、そんな状況を毎日見ても、慣れるはずがなかったのだ
麻美は、自分の服装を見た
どうやら、着物ではなく、現代の服装になっていた
「やだあ、ここって、戦をしていたのかしら
でも、ここは、何処なのかしら
誰か、いないのかな、誰か〜、誰か」

麻美は、人を探す、するとそこに着物を着た男達が離し込んでいた
いや、それは、侍の姿であった
「まあ、誰でもいいわ、あのう」
「何だ、何かようか、貴様変わった服装をしているな
一体何者だ、怪しい奴め斬る」
と、行き成り、刀を振り下ろそうとして来た
麻美は、爆乳で受け止める自信はあった
だが、お腹が透好きすぎて耐え切れない
「だめえ、」と思った時だった

そこを一人の武士が止めた
「大丈夫かい」
「あ、はい、あのう」
「さあ、ここは私に任せて、逃げるんだ」
「え、でも、何処へ、私行く所なんてありません」
「判った、この場を先に離れよう」
彼女は、刀を持ち構えて、侍に立ち向かう
そして、侍は倒れた

「あ、ありがとうございます、あのう私麻美、麻生麻美って言います」
「麻美君か、私は、森乱丸と申す」
「え、森乱丸ですって〜」
「そうだが」
「ひ、ひょっとして、ここは戦国時代なの、へえ、私ったら
こんな所へタイムスリップしちゃった訳なんだ」

麻美の言っている事に理解不可能の乱丸だったが
「所でお主、家は何処だ」
「家ですか、家はないんですよ、って言うか
私の事聞いて、びっくりしますよ、それに多分頭を打ったか
何て言われるかも知れませんが」

「いいだろう、お主は、何処から来たのだ」
「はい、では、信じてくださいね、私はあなた達の未来から来ました
何故、来たかは聞かないで下さい、私だって信じられないんですから」
「うん、まあ、信じよう、それにその服装、私達の時代には、ない物だからな、じゃあ、これからは、そうだな、信長様に会うか
彼なら、あなたを何とかしてくださるでしょう」

「信長様って、織田信長様ですか」
「ああ、そうだよ」
「信じられないけど私って、城に行けるんだ
じゃあ、宜しくお願いします」
「判った、それにしても、女性から見ても判るけど、すごいなその胸」
「え、おっぱい飲みます、いつも出ますよ、おっぱいは」
「いい、女が女のおっぱい飲んでもしょうがないだろ、じゃあ行くぞ」
「はい」

こうして、麻美は、織田信長に会いに行ったのである
ちなみに、三人は無事なのだろうか
安心と不安を余所に、麻美は旅立って行くのであった。